今野敏のレビュー一覧

  • 蓬莱 新装版

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    ネタバレ

    安積さん目線ではない始まりに少し戸惑う。余り知られていない「徐福」について、これほど詳しく読む日が来るとは思わず、難しかったけれど読むスピードは落ちませんでした。事件を解決するには頭を使うんだなぁと思った読後。興味が無かったり、全く知らない世界の話でも、頭が良し悪しに関係なく、その世界で事件が起きれば知らなきゃ解決できないんだから。結局「蓬莱」に隠されていたのは政策だったわけだけど、巻き込まれた会社の人達には気の毒としか言いようがない。派手な殴り合いのシーン、歴史の解説、政治、と盛りだくさんな作品でした。

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    2019年02月17日
  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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    ネタバレ

    安積さんは、本当に部下の事を思いやっているというか、勘繰りすぎているというか、過保護というか・・・。でも、少しプライベートに明るい兆しが見えた最後は微笑ましかったです。芸能界を舞台にした物語。実際はどうなのか知りませんが、華やか過ぎるだけに「そんな事もあるのかなぁ」という感想。ブランド名や服装にやっぱり時代を感じますが、それもまた、このシリーズを追いかけるうえで楽しみになってきました。これでベイエリア分署はおしまい。次にいきます。

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    2019年02月21日
  • カットバック 警視庁FCII

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    人気シリーズを持ってるとこういうことができるからなあ。隠蔽捜査とのコラボなんて。もっと戸高が活躍するかと思っていたけど、まあそこは隠蔽捜査シリーズではなく。客演なので仕方ないか。

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    2019年02月11日
  • デビュー

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    19歳で、カリフォルニア大学の理論物理学と哲学の修士号を持つアイドルが、色々な事件を解決していく浮世離れした話。
    娯楽で気軽に読みました。

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    2019年02月05日
  • マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6

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    面白かったです。
    「警視庁捜査一課・碓氷弘一」シリーズはパートナーとの絡みで時に現実離れした展開になっていて、あまり好きではなかったのですが、今回の心理調査官との絡みは落ち着いていて、話の展開も楽しく読めました。
    また犯人のキャラクターもなかなか興味深く、またどこかで登場してほしいです。
    ラストもホロリとさせられました。

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    2019年02月01日
  • ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル

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    熱量が下がったけど、山吹のキャラ設定を考えると激アツになるようなストーリーにはならないか。

    2019.1.27
    18

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    2019年01月27日
  • 欠落

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    きっと実際はこんなことないんだろうな、っていうながれ。事件の背景が、ではなく、警察内部の動きが、ないんだろうな、と。
    きっと公安は現場の刑事を巻き込まない。

    でも、蘇我というスパイスのおかげでそれなりに楽しく読めました

    2019.1.25
    17

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    2019年01月25日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    警視庁科学特捜班シリーズ。
    今回は青山という人がメインの話。
    心霊現象か殺人事件のどちらかという、よくあるストーリー。
    色んな特殊能力のあるメンバーが、個々の能力を発揮して事件を解決する。
    安定の面白さ。

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    2019年01月24日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    今野サンの他シリーズのキャラが濃厚過ぎて、
    樋口くんはボヤけてしまう(^^;; リオに惚れちゃう?トコも、何だかなぁ~。←←基本、警察モノに女が絡むのが嫌い(笑)

    でも、一作目だから!次からに期待♪

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    2019年01月20日
  • 琉球空手、ばか一代

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    今野敏さん、1955年生まれ、空手道が大好きな作家さんの自伝的エッセイです。「琉球空手、ばか一代」、2008.5発行。著者は小学生の時は大山倍達に、中学生ではブルースリーに憧れ、空手道を始めたそうです。私は、自分の体と心を鍛えるため、大学で一番厳しいと言われていた空手道部に入部しました。動機は違うように見えますが、たぶん、「克己」と言う意味では同じではないかと思っています。本の内容は、空手に関してかなり専門的な感じがします。

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    2019年01月18日
  • 同期

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    公安絡みだからかちょっと話が複雑だった。
    クスッと感もあまりなかったー。
    今野サンのシリーズは二作目からどんどん面白くなっていくのですぐに欠落読みまーす。

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    2019年01月16日
  • 特殊防諜班 連続誘拐

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    出だしの雰囲気に比べてアクション要素が物足りない印象。
    シリーズの最初だから、もう少し派手でも良かったんじゃないかな。
    ジャンルとしては伝奇ものなので、近作の警察小説ものから入ったファン層には受けないんじゃなかろうか。
    伝奇の要素も流石に古くさい感じのしないでもないし、相当に読者を選ぶ感じですかね。

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    2019年01月14日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    メインの登場人物のキャラ付けは良かったけど、短編だったからかストーリーはなんか簡単だなぁと感じてしまった。シリーズ2作目に期待。

    住専スキャンダルと渋谷コネクションは面白かった。

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    2019年01月13日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    モスクワでの事件を現地の警察、ではなく特殊捜査員といっしょに解決していくー
    的な。
    可もなく不可もなく。でもキャラの個性はより一層でてきたなぁ、という印象。

    2018.1.8
    7

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    2019年01月09日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    今野敏のスクープシリーズ第三弾。
    新幹線での移動時に、ちょうどいい読み物。
    中身よりも、解説に、今野敏が音楽ディレクターとして働いていた過去を持ち、さらに「TM NETWORK」の前身「SPEEDWAY」を手掛けていたことが記されており、そっちのほうが印象に残った。

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    2019年01月03日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    前半で犯人の目星がついてしまう展開と、少々出来すぎた終盤のトリックが興ざめである。
    切り立った崖の上で犯人を追及し、追及された犯人がすべて必要以上にベロってしまうかのごく絵に描いたようなストーリー。
    昼間にお茶の間で放送している刑事ものそっくりだと思ったら実際にシリーズがドラマ化されていることを知る。

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    2019年01月02日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    隠蔽捜査シリーズで今野サンにハマってしまったので、別のシリーズも読んでみることに。
    樋口さんもなかなか個性的なお方です。
    でもまだイマイチかな。。
    引き続き、二作目も読んでみます。

    そうそう、田端捜査一課長が登場したのは嬉しかったー!
    こういう繋がりあるともっともっと今野作品読みたくなるー!

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    2018年12月13日
  • 継続捜査ゼミ

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    ネタバレ

    あまり、前知識もなく(期待もせず)読んだけど、なかなか面白かった。
    ただし、捜査上の関係者に会わせてよいのか、疑問は残りました…
    継続捜査だからよいのか?
    逆に本当に、正式に外部に依頼もあり?

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    2018年12月10日
  • ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版>

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    百合根がちょっと能力低すぎ設定な気もしますが、自分に自信のない普通の人設定だからなんでしょうかね?読者の疑問を拾う役所だからなんでしょうかね?
    とはいえ警察官ならもう少し会話を理解できてもいいような、と思いました。

    2018.12.9

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    2018年12月09日
  • マル暴甘糟

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    マル暴甘粕が主人公、任侠シリーズのスピンオフ作品。

    いつもふんわりしていて、マル暴には向かないと本人は言う・・・樋口 顕シリーズもそうだが、氏は、この手の主人公を書くのがとても巧い。
    スーパーマンではなく、どこにでもいそうな人物を描くことで、等身大の主人公として会社員目線で物語に入っていけるところが好感を持てるのかも。

    甘粕に対して最後にアキラが言う、立場が違えば一緒に飲めたのかと訊ねる場面・・・とても良かった。

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    2018年12月02日