今野敏のレビュー一覧

  • 特殊防諜班 聖域炎上

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    いやはや、なんでもありになってきましたね。新人類委員会はついに戦闘機まで持ち出す始末。肉弾戦ではことごとく失敗しているから、兵器の力でねじ伏せようということでしょうか。

    しかもハリアーというホバリングできる戦闘機。そんなものがあるんですね、知らなかったです。Googleで検索してみるとちょっと小さめ、ミニチュア感のある戦闘機。

    とはいえ小さかろうがなんだろうが戦闘機は戦闘機、もはや飛び道具を飛び越して反則技ともいえますが、そこは真田持ち前の自衛隊を自らの指揮下におく権限発動で対処。戦闘機同士のバトルは無事撃墜することで決着もパイロットは間一髪のところで脱出しており、なにやら次巻に再登場しそ

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    2021年06月01日
  • 特殊防諜班 諜報潜入

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    シリーズ5作目。雷光教団が再び登場。冒頭で夢妙斎が登場、どっかで聞いたことのある名前だなと思いましたが1作目で新人類委員会に誘拐され命を落としてしまった教団宗祖で、その二代目なんですね。

    真田が教団を訪ねると、どうやら教団は分裂していて、羅門率いる元祖系と二代目率いる新興系が並立しているという状態。このタイミングで登場する新興系は物語のうえでどのような役回りなのか、当然新人類委員会となんらかつながりがあるんだろうな~、と思いながら読み進めてゆくと、案の定モサドの調査でその事実が判明。

    後半二代目教祖と対決へとなだれ込みますが、今回はとどめを刺すことはできず、取り逃がす結果に。シュトルムのと

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    2021年05月22日
  • 特殊防諜班 標的反撃

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    またもや取り逃がしたか、と思ったその刹那、グレネードランチャーでようやくシュトルムを仕留めることに成功の本作。相手の罠にはまったとはいえ、恵理に恋心が芽生えてしまうという、恵理ファンがやきもきする展開に。

    真田の出生の秘密(かもしれない?)も少しづつ明らかになり、芳賀一族とのつながりがあったかもしれない、という運命的な内容は次作への期待を膨らませてくれます。解説にもあるとおり、次巻ではもっとすごい相手が登場するとあるので、必読ですね。

    そして、ラストの恵理の「えーい。隙あり」の真田とのやりとり、いいですね。ニンマリしてしまいます。今野氏の描く女性キャラはこんな感じで非常に魅力的に見えますし

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    2021年05月15日
  • 特殊防諜班 組織報復

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    シリーズ第二弾。登場人物や十支族の血脈を絶やさんと芳賀一族が狙われる展開は前作から継承。それだけに、だんだん自分のなかで物語として馴染んできた部分があり、前作よりも楽しめました。

    とくに自衛隊ヘリの出動要請シーンはデジャブかと思わせる展開でしたが、なんかいいですね。
    「緊急措置令を確認しているか」
    「指令コードをどうぞ」
    「これよりこの機は全面的にそちらの指揮下に入ります」
    っていうやりとり、なぜかニヤリとしてしまいます…。

    それにしてもシュトルムはなかなかしぶといですね、この戦いまだまだ続きそうです。そして恵理の戦闘能力の高さが前作にもましてクローズアップされていて、普段のおっとりキャラ

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    2021年05月15日
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)

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    「スクープ」での敏腕テレビ局記者が警視庁の刑事と組んで1年前の死体バラバラ殺人事件の解明を描く作品。今野敏の作品としてはいまいちの印象。

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    2021年05月04日
  • 特殊防諜班 連続誘拐

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    まだドイツが東西に分かれていた頃のお話しなのですね。主人公の真田の秘密裡な活動と海外からの刺客と追う展開は倉島シリーズを彷彿とさせる部分があります。

    前半はちょっと退屈、後半、まさに”戦争”の様相を呈した場面もあり盛り返した、という印象ですね。前半の雰囲気だけで進むならこのシリーズはスキップしようかと思いましたが、少なくとも次作は読んでみようと思われてくれる読後感ではありました。

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    2021年04月26日
  • 叛撃

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    短編集でした。いずれも武道に関する登場人物を軸とする物語。空手道の内海剛造がよいキャラですね。武道の達人にして少々強情な面もあり、そのギャップが面白かったです。ただ、ちょっぴりディープな裏社会を舞台にした物語が多く、その点では一般人視点では居心地が悪い、早くここから立ち去らねば、と思わせられるシーンも。

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    2021年04月26日
  • マル暴総監

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    今野敏の警察小説のなかでは最弱キャラですかね。しかもマル暴という立場でもあるため、そのギャップが作品の雰囲気づくりに一役買っていると思います。さらに甘糟がなにか依頼するたびにこれ幸いとばかりにたかりたがる刑事も多く、ちょっと気の毒に思えてきます…。

    そんな甘糟ですが、前作同様、いつの間にやら捜査の中枢で事件を解決に導くための鍵を握る立ち位置になっており、ここも最弱キャラとのギャップといえるでしょう。頼りなさげに思わせておき、その実、抜け目なさがある。作中で甘糟と対峙するヤクザたちもそのように申しておりましたね。

    ただ、他のシリーズに登場するキャラ、すなわち安積や樋口、竜崎といった人物と比べ

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    2021年04月20日
  • 神々の遺品 <新装版>

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    2003年頃に書かれた本で、確かにその時期超古代文明が流行ってたなぁという気がする、マイブームだけかも?

    やっぱりピラミッドはロマンがあるよねー

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    2021年04月18日
  • 遠い国のアリス

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    著者初期時代、警察小説で名を成す前の時代に書かれたものですね。まぁ、特に可もなく不可もなくといったところで、とりたててここに書きつけるべきものはありません。今野敏の数ある著作を網羅するつもりで読んだもの。

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    2021年04月16日
  • 渋谷署強行犯係 義闘

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    シリーズ第二弾。基本的な物語の構成は前作「密闘」を踏襲したものといえそうです。恨みを抱えた人物が市中の若者を襲撃する、それを竜門が食い止める、という構図ですね。

    前作では中国残留孤児であった人物が日本人に対する恨みを晴らそうとするものでしたが、本作では恋人を失った恨みからその事件の犯人に復讐を試みようとするという構図。怨恨の元とその行動の向かう矛先が一致しているという点が前作との違いですね。

    あとは竜門と真理の関係がちょっぴり気になる展開になってきました…。

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    2021年04月12日
  • 渋谷署強行犯係 密闘

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    渋谷署強行犯係とタイトルにありますが、どちらかというと整体師・竜門光一の物語ですね。強行犯係の辰巳の影はちょっと控えめな印象です。

    武術にも通じている竜門が市中で若者を襲撃しつづける、これまた武道の達人とあいまみえるシーンがクライマックスです。相当手ごわい相手と思いきや、あっさりと片が付いてしまい、ちょっと拍子抜けの感も。

    事件のトリックや人間関係は複雑ではなく、書籍としてのボリュームもほどよく、読みやすい一冊だと思います。渋谷署~とタイトルにありますが、いわゆる今野作品の他の警察もののように刑事を主体として描いた作品ではないので、原題の「拳鬼伝」のほうがしっくりきますね。

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    2021年04月12日
  • 精鋭

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    新人警察官の成長譚といったところでしょうか。あれよあれよという間にSATの一員に、というストーリー。本人が自分のすごさや良さを自覚していないながらも、なぜか周りからは相当に評価されているという、そのギャップがおもしろかったですが、やはり今野敏の警察ものとしては事件がおきないのがちょっと物足りないかな。ということで星の数は標準の3つとしました。

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    2021年04月07日
  • 臥龍 横浜みなとみらい署暴対係

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    シリーズ4作目。暴力団組織の思惑が絡んだ事件、、、という展開なのは本シリーズでは”デフォルト”なんですが、安積班や樋口シリーズなどの強行犯ものと違い、なんというか、事件そのものの広がりはないですよね…。

    今野作品ですから面白いのは間違いないのですが、事件の行きつく先は暴力団ってことになると、自ずとパターンが決まってしまいますし、神野のところへ話しを聞きに行くのも、もやはお約束の恒例行事という雰囲気すらあります。

    関係者の思惑も今回はなかなか明らかにならず、終盤に一気に解決へ向かうわけですが、合川の身柄確保があっけなく、ちょっと盛り上がりに欠けたように思います。

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    2021年03月19日
  • 残照

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    今野敏の安積班シリーズ。


    今回は、安積&速水が中心のストーリー。
    安積の部下では、須田と村雨が少し登場するくらい。

    毎度のことですが、警視庁の相楽警部補が捜査方針をめぐり安積と対立します。
    そして、いつものように安積の方針が正しかったという結果になります。

    相楽警部補、あんなに無能でよく警視庁の捜査一課がつとまるものです…

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    2021年03月15日
  • 防波堤 横浜みなとみらい署暴対係

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    今野作品では久々に読む短編。シリーズ3作目。田家川が市中にいたり、獄中にいたり、ちょっと話しの前後関係がわかりませんが、前作までの2作にくらべ、小さめの事件を扱った内容になっています。

    今野作品の短編では、捜査班の登場人物それぞれにスポットがあたることが多かったように思いますが、本作はそういった構成ではなく、諸橋・城島コンビを中心に進む文字通りの”短編”で、小さめの事件を次から次へと解決してゆくストーリー。

    サクッと読めるとも言えますし、せわしない気もするちょっと微妙な評価に…。

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    2021年03月12日
  • 禁断 横浜みなとみらい署暴対係

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    シリーズ2作目。横浜を舞台とした薬物戦争とでもいえばよいでしょうか。500ページを超える大作で読み応え十分。著者としてもこなれてきたのか、諸橋と城島コンビの息、また部下4人の立ち振る舞いも一層磨きがかかったように感じ、安定感が出てきました。

    ラストはピンチに陥った諸橋をまたしても倉持による捕り物で救う展開で、スゴイの一言! 監察官である笹本との関係も一歩進みお互いの理解も深まったようでなんだかほほえましかったです。

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    2021年03月12日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    釧路・留萌ラインというものの存在ははじめて知りました。これをめぐる戦後のやりとりがタイトルの「凍土の密約」のことかな?

    読後から数日経ってこのレビューを書いていますが、ちょっと複雑な話しのため、あらためて本の内容を確認しながらになっています。複雑な分だけ話しにのめり込みづらいかなと。最後の捕り物のシーンは緊迫感があってよかったですが、心のどこかで今回はヴィクトルが登場しないことに物足りなさを感じている自分もいました。

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    2021年03月12日
  • 蓬莱 新装版

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    スーパーファミコンのゲームソフトが主題で、20年以上前の作品だが、古さは全く感じず面白く読めました。
    ただ、中盤の大学教授とのやりとりがダルいです。

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    2021年03月09日
  • 変幻

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    やはり宇田川の周りの人たちがいい人が多い。
    今回は蘇我と大石の3人での信頼関係がより見えて面白かった。

    しかし宇田川の閃きなどトントン拍子に進みすぎて安心感がありすぎた。
    何かしらのハプニングすら望んでしまうほど。

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    2021年03月04日