【感想・ネタバレ】龍の哭く街のレビュー

あらすじ

暴力と金が全てを支配する街、歌舞伎町。氷室の勤めるバー『ハイランド』でも中国人マフィアの抗争話が絶えない。そんなある日、彼の元を一人の男が訪ねてくる。「入国管理局の第二庁舎に勤務されていましたね?」――にわかに慌しくなる周囲。元同僚の死、恋人の襲撃未遂、自宅の火事。氷室の身に一体何が迫っているのか。捨てたはずの過去が明らかになるとき、組織との孤独な戦いが始まる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2023/2/25
わ、私今月全然本読んでないやん。
電車でツイッターばっかり読み過ぎた。
読む本も用意してなかったので安心の今野敏。
こちらも携帯電話登場前。
日本が豊かで中国の物価がめっちゃ安かった時代。
いやー日本は貧乏になったね。と変なところに目が行く。
武術の解説が今野敏らしくてニンマリする。

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2023年02月25日

Posted by ブクログ

元入国管理局で働き、今はちょっと冴えないバーテンバーとして働く主人公・氷室。入管時代におこった”事件”がもとで命を狙われるハメに。持ち前の武道の力を発揮して難局を乗り切る、というストーリー。パッとしない割には美女と同棲しているという男からするとちょっとうらやましくなる境遇。

このところ初期の今野作品ばかり読んでいるが、成熟期のように一人ひとりの登場キャラを魅力的に掘り下げる展開は(この頃はまだ)みられず、命を狙われるハラハラドキドキを楽しむというか、そこに感情移入しつつ楽しむ作品、とったところでしょうか。

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2021年12月07日

Posted by ブクログ

久しぶりに読んだ今野敏の本。
新宿が舞台なので地理的なイメージがつきやすかった。
日本に住んでいる中国人の知り合いは1人もいないけど
こういう気質なのかなーと想像できた。

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2020年07月10日

Posted by ブクログ

新宿歌舞伎町を舞台にした中国マフィアの話。

実際、アジア圏の不法入国者は多いわけで。しかしながら、そのおかげで動くアンダーグラウンドマネーもまた多いわけで。

今野敏らしい一冊。
武術好きにも、相変わらずポイント抑えてくれている。

今の日中関係を思うと、なにやら夜更けまで悶々とする一冊でした。

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2012年10月28日

Posted by ブクログ

クライマックスへの入り方が唐突で無理があるが、暇つぶしには程よいかとも思う。主人公は土門さんのような気がする。各人の心理描写に欠けた感が否めない。中途半端な社会派気取りは止めたほうが良い・鼻につく。

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2011年09月19日

Posted by ブクログ

2011/8/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2013/5/3〜5/4

今野氏の初期作品の定番、格闘技、美女、中国人、ヤクザが登場。リーダビリティは高いが、最後の締め方がちょっと残念。

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2013年05月04日

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