今野敏のレビュー一覧

  • 真贋

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    ネタバレ

    2023/3/29
    続編。
    そいつやん!犯人そいつしかおらんやん!画像が違うやん!って私が思ってから種明かしまでが長くてちょっとイライラした。
    なるほど。トリックが簡単って批判する人の気持ちがわかった。普段は分からないからね。
    トリックはアレやけど人の感情の機微みたいなのはさすがでおもしろかった。
    泣いちゃう舎人くんかわいかったし。
    リラックスのための読書なので、ちょっと大げさなくらいでちょうどいい。
    私のストレス感情リセットに最適なのでついつい読むんだろうな。

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    2023年04月02日
  • ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル

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    桃太郎伝説殺人ファイルということは、岡山が関係すると思ったら、そうだった。電鉄ゲームかとも思ったが・・・。
    実際の岡山西署は描写されている通りだ。転勤で住んでいたことがあるので、懐かしい。
    桃太郎って、桃ではなくたしかトマトの品種だったような記憶がある。岡山では桃太郎祭りでうらじゃという踊りながら練り歩く祭りがある。これらも関係するのか?

    東京、神奈川、大阪で相次いで殺人が起きる。共通しているのは、死体に「モモタロウ」という文字が刻まれていることで、岡山県警から呼ばれたSTメンバーが解明していくストーリーだ。
    ただ、桃太郎には、鬼退治の善人の側面と侵略者としての悪人の両面の説がある。本作では

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    2023年03月30日
  • オフマイク

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    TBN「ニュースイレブン」の記者・布施と黒田刑事のシリーズ、第5弾。 布施は連日飲み歩いているように見えて、しっかりスクープをものにしている不思議な記者。今回もコミュニケーション力を発揮して事件を解決へと導いていきます。彼みたいな人は得だと思う。親しくなってもべったりしすぎずにちょうど良い保っているんでしょうね。     

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    2023年03月26日
  • マル暴甘糟

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    甘糟さんと郡原さんと本署の梶刑事とのやりとり。読んでいて捜査が進むにつれて犯人が最期まで分からなかい展開。マルBの価値観や警察内部に思考を読み取れた。郡原さんのぶっきらぼうであるが、的確な判断、指示、人情味がある雰囲気が私にはグッときた。

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    2023年03月26日
  • 潮流 東京湾臨海署安積班

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    少し間を開けて読んだ今野敏作品
    書き方の癖が見えてきていたところだけれど、やはり面白い。
    キャラクターがうまくかき分けられていて読みやすいところが楽しく読める。

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    2023年03月24日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    安定の安積班シリーズ。
    高齢者による詐欺についてはこれから実際に増えていくような気がしてならない。
    自分の人生の秋は麗しいだろうか…

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    2023年03月23日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    【隠蔽捜査シリーズ 3.5】
    スピンオフ短篇集の主人公は、伊丹俊太郎だ。

    福島県警の刑事部長から、警視庁の刑事部長へ栄転するところからスタート。

    迷える小心者、人からどう見られているのか常に気になる伊丹は、悩むと竜崎伸也に電話相談するわけ(≧∀≦) シリーズ3の【疑心】で疑問に感じていた答えが書いてあったのは収穫だった。

    伊丹のような、コミュニケーション力が高く、摩擦を回避しようとするキャラは、組織の中で重要だろう。竜崎とはよいコンビ

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    2023年03月18日
  • 最後の封印 〈新装版〉

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    やや唐突なフィナーレに面食らったけどそれぞれ異なった特技を持つ者たちの戦いは面白かった。
    HIVを絡めた微妙なSF小説とでも言うのか不思議な作品。

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    2023年03月14日
  • 憑物 祓師・鬼龍光一

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    今野敏さんの作品群の特徴のひとつにドラマ化の多さというのがある

    すけー多いの

    これはひとえに今野敏さんの懐の深さがあると思う

    すげー深いの

    もう自由にやって下さいって感じのスタンスが丸見え
    もうなんでもあり少々の設定の変更どころかドラマ化で性別が変わったキャラまでいるし
    ドラマから逆輸入されたキャラなんかもいたりします

    そして最近テレビ東京で始まったドラマも凄いよね「機捜235×強行班樋口」だっけ?小説より先にコラボさせちゃうんだもんなぁ
    正直縞さんもヒグっちゃんも自分のイメージとはかけ離れてるんだけど、設定がかなりいじられてるぶん完全に別ものとして見れて逆に良いんだよね

    でも、元

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    2023年03月02日
  • 任侠病院

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    浅田次郎テイスト

    任侠ものになると浅田次郎テイストになるのはもはや仕方のないことなのかもしれない。甘糟が相変わらずいい。

    今回はしっかりヤクザ色もあったけれど、病院が一体になる風景は他のドラマや本でも見たことがあるなぁという感じがした。

    安定して読めてよい。

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    2023年02月24日
  • 継続捜査ゼミ

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    登場人物のキャラクターが濃くてよい。
    主人公の人柄が好きだなぁ・・・。
    それほど生々しくなく軽く読める。
    好き嫌いが分かれるかもしれないが、私は楽しく読めた。

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    2023年02月24日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    安積班シリーズ。今回は短編集。

    事件そのものは地味な、というか、事件にさえなってないような話も中にはあったが、実際の警察官はそういう場面も対応する、対応しなくてはならない大変さをリアルに感じ取れた。もちろん、警察の怠慢とか悪徳警察官も実際には居ないわけではないだろうけれど、それはごく一部であって、プロとしての警察官の正義や信念を改めて感じ取れたかな。
    安積班のメンバーの中では、これまでどうしても須田が一番目立ってたように思うけど、今作は若手の桜井くんにスポットを当てた話があって、いつも村雨さんに隠れてたような彼が意外と行動力がある格好良い様が垣間見れ、私個人としては今作の一番の収穫でした。

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    2023年02月24日
  • オフマイク

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    シリーズ5作目
    継続捜査を依頼された刑事と独自で同じ事件を調べていた記者のそれぞれの切り口から徐々に過去の事件の全容が明らかになっていく。それほどの意外性はないが面白かった。3.5

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    2023年02月23日
  • 罪責 潜入捜査 〈新装版〉

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    2023.02.22 Audibleにて完聴

    今回はしんどかった
    途中でどんだけ辞めようかと
    気分は落ち込む一方で。。。
    だけど、今回は、そういう気持ちが、私だけじゃないんだっていう
    主人公サエキだけだけでないっていうのが、報われた

    以下、ネタバレあり
    前巻のジュンコは、自業自得感あったけど
    リツコは、本当にしんどい
    私が結構いい年齢だからか、子供はいないけど、母親の気持ちで読んでしまって、余計しんどかった。当事者も辛いけど、それに対して、何も出来ずにただ、生きてるだけが1番しんどいと思うから。
    被害者が、被害者なる故なんてなくて、寧ろ、それが普通の行為であって欲しいのに
    それを出来なくさ

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    2023年02月23日
  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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    伊豆、奄美と続けてダイバーの死亡事故が起こる。為朝伝説に絡めてテレビは面白おかしく番組を仕立て上げようとする。その取材をした女子アナも死亡する。事故なのか?関連はあるのか?がこの作品のポイントだろう。

    世間が騒がしくなり、収束させるためSTが登場する。いつもの5人と百合根警部と菊川刑事の7人のそれぞれの味が出ている。事故なのにSTが出動するというのは強引な設定のように感じる。

    色シリーズ6作(黒のモスクワを含め)でも感じたのだが、色が主役というわけでなく、チームが主役で、中心となる人物の色が題名になっているのだろう。
    今回は色が題名にないので、菊川刑事の回なのだろうか?事件性を疑う最初が菊

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    2023年02月20日
  • 防諜捜査【新カバー版】

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    大分先の作品から読んでしまったようで失敗しました・・・。
    でも楽しんで読めました。公安警察というと小説では悪者の事が多いですが、国家の安全を守るという信念で捜査していると思えば必要な事なんだよなあと思ったり。

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    2023年02月20日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    *刑事、公安、交番、警察犬……。あの人気シリーズのスピンオフ、文庫オリジナル最新作まで。7人の人気作家が描く警察小説の最前線*

    もともと警察小説が大好物なので、どの作品もさらっと楽しく読めました。
    未読の作家さんもいましたが、やっぱり誉田哲也氏と長岡弘樹氏が抜群に好き。

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    2023年02月18日
  • 新装版 二重標的 東京ベイエリア分署

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    安積班シリーズ第一作。
    班長である安積警部補は部下に上手く指示をしながら忙しく事件の対応しています。
    捜査対象者はもちろんのこと、部下や他の署員などにも気をつかい事に当たります。
    中間管理職は大変です。
    今後の展開も楽しみです。

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    2023年02月18日
  • 同期

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    どんどん成長していく主人公
    味のある先輩二人
    深まる謎
    なかなかおもしろかった

    最後の事件の背景が少し小難しかったのと登場人物が混じって少し混乱

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    2023年02月18日
  • 機捜235

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    【2023年29冊目】
    機動捜査隊、通称「機捜」の高丸と縞長の話。最初は年の差からぎくしゃくしていた二人が徐々に相棒になっていくところが可愛い。縞さんは絶対秘めたる凄さを持ってるだろうなと思ってたら、案の定で途中からはもう「縞さん~!」って感じでした。いくつかの事件が短編で書かれているので、するすると読めました。

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    2023年02月18日