今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公の興した流派をやっていたので、純粋な創作作品として読めなかった。
パワーとスピード重視の流派になったのはそういう経緯があったのね、とか。
主人公が柔軟に試合を取り入れていれば、かえって本来の琉球空手を試合で生かすことができたのでは?と歯痒い思い。
全空連系寸止め空手のスポーツ化、これへのアンチとしてのフルコンの隆盛、そして格闘技ブームの中での空手の失権。
根本に、主人公の保守性、優柔不断さ、本質を見失う安易さがあったのではないだろうか。
いやそんなことはいいたくないんだ船越先生に対して。先生の写真を拝見して鉄騎の練習してるんだ俺は。
心が引き裂かれそうになる、しんどい小説。。。 -
Posted by ブクログ
今野 敏(こんの びん、1955年9月27日 - )は、日本の小説家、元漫画原作者、武道家。本名は敏(さとし)。血液型はO型。長年の空手の経験から武道や格闘技の描写に優れる。裏社会や登場人物の心理描写も特徴的で、上品でポジティブな作風から女性のファンも多い。ジャンルとしては警察小説、SF、バイオレンス、アクション、伝奇、オカルトといった分野の作品が多い。2013年、日本推理作家協会理事長に就任し、のち、2014年から2019年まで代表理事を務める。
1999年より空手道今野塾を主宰(常心門から独立。現・少林流空手今野塾)。本部は東京。支部は大阪、広島、モスクワ、サンクトペテルブルクなどにある。(ウィキペディア)
空手も使える硬派な小説家のイメージがあるが、この本では抱腹絶倒な自伝エッセイという裏芸を披露。本書に、突然割り込んでくる編集長T、元編集長Y、体育会系女子編集Oなどのユルユルコメントに返事する形で話は進む。特に、体育会系女子Oの武勇伝(本人は武勇伝ではなく普通のことと思っている)が面白い。
本書にあるように、筆者は中学生の時見たブルース・リーに憧れ(「グリーン・ホーネット」のカトー役)空手を習い始め、気がつけば自ら新しい空手塾を主催し、指導の合間に執筆という立派な空手バカだが、沖縄空手(首里手という古流)への愛と忠誠心は本物です。 -
Posted by ブクログ
今野敏さんデビュー二作目の長篇だそうです
今野敏さんといえば元々は東芝EMIの社員だったことで知られていますが、会社を辞めて専業作家となった第一作目でもあるみたいなんですね
そんな記念碑的作品ですが、うんまあね自分の「これだ!」ってのを全部詰め込んできた大力作ってのは感じるけど、うんまあね
で、今思うのは出版業界が今野敏さんを諦めなかったところが凄いな〜って思うのよ
この当時から将来の大々ベストセラー作家の片鱗を感じでたんかな〜?
だとしたら凄いな出版業界!まさにプロ集団やな
今でこそ大ファンだから全部読むを目指してるけど
わい当時普通にこれだけ渡されたら、まぁ2.3冊読んで終わってたと思う
ぜんぜん見抜けませんわ -
Posted by ブクログ
2024.3.20〜BSTBS放送
「国会議員誘拐!」
与党大物議員が大森署管内で姿を消した。運転手の遺体を残して――。
一署長に過ぎぬ竜崎が反目しあう警視庁・神奈川県警の合同捜査を指揮することに。
スリリングな第五弾!
「まったく、あきれたやつだ。刑事部長に逆らう署長なんて、おまえくらいなものだ」(本文より)
衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと本庁に入電が。発信地が横須賀市付近という理由で、警視庁・神奈川県警の合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。反目する二つの組織、難航する筋読み。解決の成否は竜崎に委ねられた! 解説・池上彰