ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ 2020年10月13日
短編集でしたね。6つのはなしでした。
どれもかっこよかったです。諸橋さんはヤクザに嫌われていて、いつも命を狙われているんですね。警察官も大変です。でも 城島さんや浜崎さん、八雲さん 倉持さん 日下部さんそして笹本さんが 助けてくれますね。表題の防波堤はよかったです。
Posted by ブクログ 2020年03月29日
今回は短編集。一話一話に登場人物の説明があるので、鬱陶しさを感じたが短編集なので仕方ないですね。神野のとっつぁんや組員の岩倉、今野先生の『任侠シリーズ』を思い出させます。任侠シリーズをまた読みたくなりました。
Posted by ブクログ 2017年01月13日
今野敏『防波堤 横浜みなとみらい署暴対係』徳間文庫。6編から成る連作短編集。
諸橋と城島の同期の二人の刑事を主人公にした警察小説。降格人事により係長として、みなとみらい署に赴任した諸橋とその煽りで係長補佐となった城島。『ハマの用心棒』と呼ばれる堅物の諸橋に対して、ラテン系の城島という二人の活躍が面...続きを読む白い。この対照的な二人の構図が後の『隠蔽捜査シリーズ』につながったのかも知れない。
このシリーズで重要な役割を演じる神風組の組長とたった一人の組員・岩倉を忘れてはいけない。この二人は事件の発端となったり、重要な場面で諸橋と城島に協力したりするのだ。
『防波堤』『噛ませ犬』『占有屋』『ヒットマン』『監禁』『鉄砲玉』を収録。
Posted by ブクログ 2021年03月12日
今野作品では久々に読む短編。シリーズ3作目。田家川が市中にいたり、獄中にいたり、ちょっと話しの前後関係がわかりませんが、前作までの2作にくらべ、小さめの事件を扱った内容になっています。
今野作品の短編では、捜査班の登場人物それぞれにスポットがあたることが多かったように思いますが、本作はそういった構...続きを読む成ではなく、諸橋・城島コンビを中心に進む文字通りの”短編”で、小さめの事件を次から次へと解決してゆくストーリー。
サクッと読めるとも言えますし、せわしない気もするちょっと微妙な評価に…。