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Posted by ブクログ
泊手の名人──松茂良興作が示した沖縄空手の真髄
【読んだきっかけ】
今野敏先生の『義珍の拳』『武士猿』『宗棍』『チャンミーグワ』を読んでいる中で、たびたび登場する松茂良興作に興味を持ちました。
『武士猿』の本部朝基や『チャンミーグワ』の喜屋武朝徳の師匠であり、『宗棍』の松村宗棍を師匠に持つ人物ということで、これまで読んできた沖縄空手の主要人物と深くつながっている点に惹かれました。
【内容を一言で】
沖縄空手の「泊手」を広めた第一人者である松茂良興作。
一度見た型をすぐに覚えるという稀有な才能を持ち、横暴な薩摩武士を成敗したことから「武士マチムラ」として人々に尊敬されました。その後は本部朝基や喜屋武朝徳といった、明治期に空手を日本中に広める人物たちの師匠としても名を残しました。
【得られた学び】
・実戦では蹴りはほとんど使わず、やはり手技が主体となる。
・ただし両手を取られた時、あるいは相手の両手を取った時には蹴りが有効である。
・恐れずに前に進み、横から入って肋骨へ鈎突きを入れる戦術の重要性を学んだ。
【自分への影響】
・手技の大切さを改めて理解した。
・手技あってこその蹴り技であり、両者を連動させる重要性を再確認した。
【最後に一言】
松村宗棍や本部朝基、喜屋武朝徳といった先人たちを師にも弟子にも持ち、ちょうど「中間」に位置する松茂良興作の物語は、沖縄空手史を総括するような面白さがありました。
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小説・文芸
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