武士マチムラ(琉球空手シリーズ)

武士マチムラ(琉球空手シリーズ)

770円 (税込)

3pt

3.0

幕末の沖縄を生きた空手家・松茂良興作。一度見た「手」をほぼ記憶するという特異な才能を備えた彼は、刀を振るう薩摩藩士に手ぬぐいで立ち向かうなど、数々の武勇伝を持ち泊手の達人へと成長する。やがて明治維新の荒波が沖縄を襲い、琉球王国がヤマトに消滅させられると、興作は反ヤマト派の活動を始めるが――。空手の真髄と沖縄のあるべき姿を追い求めた男の、波瀾の一代記!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

武士マチムラ(琉球空手シリーズ) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    沖縄は、日本の一部であると言う認識しか持っていなかったが、この小説から思うに、江戸時代末期からの沖縄の置かれていた状況は宙ぶらりんな植民地のようで、現代の基地問題まで同じように時が流れてしまっている様に感じた。
    ひとりの偉大なテイの使い手の一代記でありながら歴史的な問題を考えさせられた。

    0
    2024年06月25日

    Posted by ブクログ

    お馴染みの空手達人シリーズ。幕末時代が舞台。既に小説化された義珍や朝基なども登場して、そのあたりは記憶にあったが、本書では随分虐げられた沖縄の歴史が強調されていた感があった。
    初出が「琉球新報」での連載とあったので納得。

    0
    2021年02月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幕末小説(但し沖縄)ウチナーンチュが親国(清国)
    に親近感を持ち、王国が沖縄県になる事で誇りを傷
    つけられるなか、沖縄の手を追求する意味が人生と
    重なる・・・失われる事が多い大きな時代の転換期
    に未来に残したい技と心

    0
    2024年11月18日

武士マチムラ(琉球空手シリーズ) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

今野敏 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す