今野敏のレビュー一覧

  • [新装版]リオ 警視庁強行犯係・樋口顕

    購入済み

    樋口顕は、一度、YouTubeで見た事があって、内藤さんのイメージが抜けない。
    なのに、自分に自信がないって、何となくだけど、違和感。
    団塊の世代とその次の世代。
    確かに、考え方に差がある気がする。
    でも、私も、親が親の責任を放棄した事で、子供達が、心を閉ざしたり、歪んだりしていった事は否めない。

    #共感する #切ない

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    2026年02月13日
  • 新装版 神南署安積班

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    ネタバレ

    今までの流れで出てきた主要人物のスピンオフのような短編集であり、心の動きによりフォーカスがあたっていた感じがしました。

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    2026年02月13日
  • 任侠楽団

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    夫と本屋さんに行った時に選書してくれた一冊!

    初めて読んだ作家さんでこれはシリーズものの第6弾とのことですが、はじめに登場人物のひととなりの説明がありすぐに話に入り込めました。

    会話が多いのでとても読みやすかったです。今回は楽団の問題解決を担うというお話しでしたが他の作品も気になりました(^^)

    それにしても任侠の世界って知らないことばかりだからわからない言葉が出てきて勉強になりました。

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    2026年02月11日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    警視庁の刑事・樋口の妻が誘拐された。別件で警備部長を脅迫する手紙が届いたため、樋口はその捜査本部が立ち上げられるまでに何としても誘拐事件を解決しなければならない。普通の感覚ではそんなことそっちのけで警察の力を使って誘拐事件にリソースを注ぐべきだと思うところだが、樋口には刑事故の葛藤があるため、孤独な捜査に臨むことになる。それを助けてくれるのは、以前捜査で協力したことがある生安課の氏家。どこかシニカルなところがあるものの、頼れる相棒となって身内の事件に心を乱される樋口を支える。まるで問答のような二人のやり取りが面白い。ところどころに挟まれる誘拐された妻恵子のパートから、犯人のパーソナリティが明るみになっていき、それが読者にとって樋口たちが追う犯人象のヒントとなっていく。
    誘拐されて初めて、自分は妻のことをよく知らなかったのだと気付かされる樋口。公式には動けないからこそ心許ない細い線を辿るような捜査。そこにミステリーの醍醐味が詰まっている。たとえそれぞれに問題を抱えていたとしても、家族はやはり家族で、それも一つの形。
    登場人物がしっかりキャラ付けされており、その時代を捉えた視点が強調されているのがこのシリーズの特徴。主人公の樋口も体育会系のいかにもな刑事ではないところも一風変わっている。隠蔽捜査シリーズの竜崎とはまた違った魅力がある。
    個人的に前作の『リオ』はあまりハマらなかったが、この作品は面白かった。

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    2026年02月10日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    この「アンカー」は久しぶりに出た「スクープシリーズ」の第四弾なのだそうだ。知らなかった。 この文庫は2020年2月刊。初出は2016年4月だが、業界の事情は現代でもあまり変化がないようでわかりやすかった
    今野さんは、少し前に嵌った「隠蔽捜査」や、ドラマでも好評の「安積署」「リオ」等々、書ききれないほどたくさんシリーズがある。あれこれチラ読みだが随分楽しませてもらっている。



    報道番組のアンカーマンから題名をとっているが、キャスターの女性は、今時はアンカーパースンというのだと反論している。報道社会の最先端で活躍するこの美脚で頭の冴えた女性がいるので、むさくるしい話がスマートで新鮮に読める。
    報道番組の今後についての悩み、視聴率へのこだわりなど内部の事情も面白い。

    一日の最後を務める東京キー局の「ニュースイレブン」のメンバーはそれぞれ報道の将来については姿勢の違いがある。
    ネット社会が広がるにつれてテレビ離れも見え始めている中、政治経済の今を見据える報道の将来をどうするのか。
    キャスターと報道デスク、その中でも新旧の意見は少し違っていたりする。

    そこに局長の一声で関西から来た栃本という肌違いの男が来る。報道番組も「関西ローカルのバラエティー化」を少しは参考にしたらどうかという彼の提案も、新風というよりも異物のようなあつかいで、なかなか受け入れてもらえない。そこなどは関西人としては興味深い。
    栃本は地域に拘らないおおらかさで、会議などでは報道の根本姿勢について、視聴率偏重について今必要なことをぽつぽつと発言して、次第にメンバーに受け入れられていくのだが。

    一方、「ニュースイレブン」のスタッフで、このシリーズを牽引する遊軍記者でもある布施が、どうもなにかを嗅ぎつけたらしい。彼は拘らない人柄であまり秘密を待たない、そんな性格から人脈が広い。

    テレビ局でも、布施の規律破りの勤務態度を好意的に憶測する。彼はスクープを飛ばしてきた敏腕なのだ。また何か大きな事件を持って帰るのではないか。


    布施は駅前でビラまきをしている夫婦が気になっている。大学生の一人息子が刺殺され、犯人は上がっていない。夫婦は事件のあった駅の近くに引っ越し家を売り退職金をつぎ込んで10年間一日も休んだことがない。

    布施に訊くと、ただビラまきの夫婦が気になって、何かできないかと思った、ただそれがこだわりの源だという。

    今では事件当時の捜査本部は解散になり、警視庁特命捜査対策室で二人の刑事(黒田と平田)が引き続き担当している。

    記者と警官、職種の違いがあり仕事の規制はあるがどこか気を許し合う、阿吽のつながりがある。
    当時同じような事件が起きていても警察の管轄が違えば関連付けが薄くなる、まして事件から十年も経過している。
    布施は未解決事件を調べるうち、同じ沿線で半年ごとの事件が線になって繋がってくる。
    ビラまきの夫婦の息子はこの連続殺傷事件の被害者なのか。

    死亡しなかった被害者から手がかりがつかめ。刑事と記者の畑違いの捜査は光が見えてくる。

    ふたたび迷宮に踏み入り、未解決箱に入りそうなところで、やる気も勘も実績もある先輩の黒田と、閑職めいた未解決事件の捜査係になり少しいじけ気味の若い平田のコンビも事件に近づいてくる。
    黒田の影響もあって、この新人の相棒が仕事に目覚め、体力勝負に出る。

    若い体力を生かして走る。こういうコンビは爽快で話が面白くなる。今野節に泣くところ。
    コールドケースの溶け具合がいい。老夫婦の執念にほだされた無欲の布施がいい。
    つかず離れずの警官と記者という関係がいい。

    犯人は誰でどこにいるのか。

    今野さんは期待通り面白かった。

    私の推測した犯人は見事に外れた。もし当たっていたら話が悲惨すぎて、へこむところだった。今野さんはこんなイヤミスは書かないでしょう、そこがいい。

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    2026年02月07日
  • 台北アセット

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    警察の公安の中でも特殊な0(ゼロ)研修を受けた男2人のじゃれ合わない友情的な物語。
    台湾を舞台にして2人が成長していく中で、自分も負けてられない気持ちが必要と感じた

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    2026年02月05日
  • レッド(新装版)

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    ネタバレ

    自衛官齊木が隠蔽捜査竜崎さんの前身のようで、好感度が高かった。それ以外の人物はちょっと紋切り型な感じが否めない。
    冷戦時代の核の遺産を、アメリカにおもねった日本の政治家が山形県にこっそり廃棄した事件をめぐる話。スケールの大きさのわりに話が短く、あっさり終わってしまった印象。もう少し長い小説が好みなので、そう感じたのかもしれない。

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    2026年02月05日
  • 殺人ライセンス

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    ネタバレ

    掲示板全盛期の頃の話。メインの視点はネットとコンピューターが大好きな男子高校生、男子高校生の同級生の父親でリストラされて探偵になろうと奮闘しているおじさん、その同級生で若手と組んで捜査に難航してるいる刑事の3人。
    殺人ライセンスという神出鬼没なネットゲームのターゲットにされた人が現実で殺されたことから話は進んでいく。犯人は誰なのか、連続殺人なのか、推理が進んでいく中で探偵志望のおじさんや男子高校生の同級生の家族との関わり方の変化も描写される。
    タイトル読みだったが結構面白かった。

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    2026年01月30日
  • 署長シンドローム

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    大森署の話を読めるのは嬉しいし、事件に2段階のオチがついて面白かった
    竜崎は困難を蹴散らす、藍本は困難をすり抜けると巻末に書いてあったけど、どちらかといえば好みは蹴散らすタイプかも笑
    次回作に期待!

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    2026年01月26日
  • 署長シンドローム

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    サスペンスじゃなかった。
    警察の組織内部情報を詳しく記述してあるがストーリーはシンプル。
    含蓄はない。

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    2026年01月23日
  • 職分

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    萩尾警部補シリーズの短編集。
    短編なので、事件はすぐに解決します。
    相棒の秋穂がすごく頼もしい存在になったなぁと思いました(久々に本シリーズを読んだからかもしれませんが)
    ちょくちょく過去の話が出てきますので、これまでの萩尾警部補シリーズをお読みになってからの方がよろしいかと思います。
    中には探偵石神が出てくる話もあります。
    「おっこんなところにも出てくるの?」と思ってしまいました。

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    2026年01月21日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    関係者が最初から話してくれれば50ページで終わったのに系のストーリーだった。SNSと外国人問題で膨らませた感は否めない。もっと骨太な事件に期待したい。

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    2026年01月20日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    推理小説なのか、社会の流行り、世相紹介なのか。後者の比重、ますます重くなる。そこが面白いところでもあるが、肝心な捜査が疎か淡白に。「働き方改革はいったい誰の為。働きたい人、働かなければならない人の労働時間まで制限してしまう。こんなところにも日本経済弱体化の原因が」「外国人排斥の傾向はやっぱりインバウンドの増加に従って強まっているように思う」そんなことないと思うが…。「非正規の若者が増え、一方で深刻な人手不足だといういまの社会はどこかアンバランス」「SNSは厄介。確信犯的に反社会的に投稿。それやめさせる手段がない」SNS活用で世論形成しようという選挙が、また。うーむ。

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    2026年01月19日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    アンカーを読んでからこの作品を読みました。
    各章は独立した同じ構成の短編となっており、シリーズ初期の作品ということもあってか、少々粗い感じがしました。

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    2026年01月12日
  • カットバック 警視庁FCII

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    ネタバレ

    面白かったけどイマイチかな。
    映画のロケ現場で殺人事件。あの大森署が舞台。
    署長が女性でしかも美人でスタイル抜群。
    どんな署長なのか見てみたい。
    FC室の若手捜査官楠木肇が主人公でやる気が全くないがときどき鋭い。もう少し彼の魅力を全面に出して欲しかったなあ。

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    2026年01月12日
  • 昇華 機捜235

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    久しぶりの更新。本は読んでいるのだが。シリーズ第3弾。好みの作品だけに続けていって欲しい。今回は総選挙前の慌しい世間の中、現役の大臣に殺害予告の投稿がSNS上でアップ。同僚の大久保実乃里と一緒に潜入捜査が命じられるという内容。本作では高丸、縞長コンビの活躍というより聞き手の天才女史、大久保の活躍がクローズアップされている。また他の作品とのリンクが見られ今野ワールドの広がりがみえて楽しい。犯人の絞り込み、展開などは分かりやすくあるがサクサク読めるので安心出来る。

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    2026年01月09日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    あの竜崎が恋!?いらないなーと思ったがそれほど違和感はなく読めた。乗り越え方が意外で竜崎らしい。でもやはり恋愛は理解に苦しむという竜崎でいてほしい。

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    2026年01月05日
  • 職分

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    短編集なのでサクッと読める。その分私には物足りない。深い話(つまりは長編)が好きなのよね。でもハギさんと弟子の秋穂の関係がほっこりでよかった。

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    2026年01月03日
  • ニンジャ 公安外事・倉島警部補

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    ネタバレ

    倉島警部補シリーズ第8弾。
    シリーズ初の短編作品。

    case.1 アテンド
    case.2 ケースオフィサー
    case.3 ニンジャ
    case.4 ペルソナ・ノン・グラータ
    case.5 アベンジャーズ
    case.6 ノビチョク
    case.7 テロリスト
    case.8 スピンドクター

    台湾の女性公安や、作業に呼ばれる公安機動捜査隊や総務課の目立たない事務員、ロシアの情報提供者など、いつも出てくる面々が登場。

    読みやすい。

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    2026年01月02日
  • 処断 潜入捜査 〈新装版〉

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    シリーズ三作目。また別の組との闘い。戦闘シーンは非常に面白かったです。最後は少し呆気なさもあったように感じました

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    2026年01月01日