今野敏のレビュー一覧

  • 任侠梵鐘

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    今野敏さんの任侠シリーズの第七弾。

    阿岐本組の組長と心配性の代貸が地域の問題を解決するシリーズ。

    今回は神社と寺の存続をかけた地域で阿岐本組が活躍する物語。

    お寺の鐘の音がうるさいとの苦情や神社のお祭りの露店から暴力団を排除するなどの話から、中国マフィアが怪しいことを狙っているなどの大きな話につながる。

    阿岐本組の構成員も相変わらず特殊能力があり面白い。

    一気に読み終える一冊でした。

    次作も楽しみです。

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    2025年11月21日
  • 任侠梵鐘

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    ネタバレ

    連載していた婦人公論.jpって何だろう?~神社からテキ屋が閉め出されたので神社で話を聞き、自治会が出店を出すと聞き、寺の鐘が煩いと苦情が寄せられていると聞き出す。自治会の顔役で氏子総代と檀家総代に名乗りを上げている地元の不動産業者の裏には宗教法人ブローカーが噛んでいると踏んで調べると西の組織の直参の高森というヤクザが絡んでいると解った・・・~「婦人公論.jp」で検索しても表示されなくて「婦人公論.jpとは」で漸く毎日配信しているwebマガジンだと解ったが、これが無料なんだね。阿岐本のシノギは野球賭博とか競馬の呑み行為じゃないのかねぇ。生活感がない。世直しじゃ喰っていけないんじゃないの?

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    2025年11月20日
  • ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版>

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    シリーズ2冊目。早くもST存続の危機!
    今回は山吹が結構前に出てきた。青山もいつもよりやる気?最初女子アナの話と殺人の話が交互に出てきてどこで繋がるんだろー?と思っていましたが、なるほど。
    今は全くついていけてない百合根が少しずつメンバーを理解して溶け込んでいくのかな?続きが楽しみ。

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    2025年11月18日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊丹氏視点の短編集。もし伊丹氏が主人公だったら、「隠蔽捜査」シリーズはちょっと面白い普通の警察小説レベル止まりだったと思う。やはり竜崎氏という合理の化身と、伊丹氏という人情・感情の二人による二極構造がおもしろいのだ。竜崎氏の思考の軌跡や心の声がないと、なにか物足りない。とはいえ、本書では「隠蔽捜査」シリーズ1〜3巻までの裏側が見れるという点では楽しめた。

    ただ、伊丹氏には少し嫌悪感を覚える。小学生時代に竜崎氏をいじめていたことを思い出したにも関わらず、謝罪もなければ反省もしない。「忘れていたというより、罪の自覚がなかったのだ」とまで言う始末。いじめとはいつもこうではないか。加害者側に罪の自覚がなく、被害者は受けた傷を一生忘れない。伊丹氏は警察官という立場にありながら、なぜ被害者側の気持ちを汲み取れないのだろうか。これを思い出した後でもなお、彼は「俺とおまえの仲じゃないか」と言い、竜崎氏と普通に言葉を交わすのだ。

    その鈍感さというか自己中心さは、いかにも普通の人間らしくもある。竜崎氏という少し現実離れした役のそばで、もっとも人間臭くて読者の心に近い役が伊丹氏なのかもしれない。

    以下、本書より抜粋。
    「みんな、自分が組織の一員であることを忘れて、できないことを背負い込むから悩むんだ。手に余る事柄は上の者に任せる。それでいいんだ。」

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    2026年01月17日
  • マル暴甘糟

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    3.5

    面白く読めた。
    任侠シリーズのマル暴甘糟さんが主人公に。

    傷害事件が発生、被害者が暴力団関係ということで組対の甘糟も捜査に参加することに。

    コワモテ先輩の郡原もいいキャラでなかなかのキレモノ。

    文庫の後ろの説明で、阿木本組の面々も登場と書いてあったが、どこに出てきた?出てきてないんじゃ? わからんかった

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    2025年11月16日
  • 遠火 警視庁強行犯係・樋口顕

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    こういうタイプの犯人系は好きになれないなー
    いつものことながら樋口さんの自己評価が低いのもイラッとする

    「普通の人が迷い、悩み、悲しみ、そして、感動し、笑うように…。そんな警察官でいるのは、意外と難しい」

    こんなカッコいいこと言えるのに。

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    2025年11月13日
  • 職分

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    捜査一課の事件が絡んでくると盗犯は子悪党くらいに思えてくる。しかも良い情報提供もしてくれるからつい肩入れしたくなる。そろそろ相棒がひとり立ちして大事件を解決してほしい。

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    2025年11月09日
  • 雨水 東京湾臨海署安積班

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    単行本「夏空」の小説版。タイトル変わってるから違う本かと思って読んでみたら、読んだことのある記憶で気づいた。

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    2025年11月09日
  • 任侠梵鐘

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    ネタバレ

    3.5

    祭のテキヤを追い出されてしまったとの相談が。

    組長一家は神社や寺が現代社会から不必要になりつつあるとの現状に直面する。除夜の鐘が騒音などなど

    裏に関西系のヤクザが糸を引いてることがわかり、組長は対決もじさない構え、そこはちょっとドキドキした。いよいよ対決かと。

    相手は組長が盃を交わした組の2代目ということがわかりいつものパターンに、

    このシリーズを一気に読んだせいか、ちょっと飽きてきている自分がいる。

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    2025年11月09日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    TBNテレビの看板番組「ニュースイレブン」の遊軍記者の布施京一。六本木で朝まで飲み歩き、会議には普通に1時間は遅刻する布施は、数々のスクープを物にしてきた。
    ただ飲み歩いているだけに見えるが、確かに実際に楽しむ術を心得ていて、周りの人間に安心感を与える不思議な雰囲気をもつ。
    警視庁の黒田刑事とはギブアンドテイクの関係で取材源でもあり、情報提供もかかせない。
    サクッと読めて面白い。

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    2025年11月08日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    3.5

    シリーズ第2章開幕。竜崎が神奈川県警刑事部長として着任。

    東京との境で他殺体が発生。
    警視庁との合同捜査に。

    被害者が中国人とわかり公安との関わりも厄介に。
    加えて妻、冴子が自動車学校で事故を起こし、車と柵の損害賠償を請求させられる。

    「警察外」の凶悪事件、「警察内」のきな臭い事情、「家庭内」のトラブル

    三つ巴の事情を竜崎が捌いていく。

    冴子の為に警察に乗り込んで、自動車学校所長と対峙する場面はカッコ良かったなぁ

    事件は被害者が中国人ということもあり、関係者に中国人が何人か出てくるが誰が誰だか一瞬わからなくなり自分は何か読みづらい場面があった。

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    2025年11月07日
  • 赤い密約 <新装版>

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    まだ自分が幼い頃のロシアを舞台にした実際の事件を基にしたストーリーから物語が始まった。読後に解説を読んで93年の出来事と知ってロシアという国の歴史、変遷を少しだけ知ることが出来た。ストーリー性は面白かったが、格闘のシーンが多く文字ではなかなかイメージが湧きづらかった。

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    2025年11月02日
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)

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    初読みの作家さん。
    伏線があって謎が解けて爽快!というよりは、仮説を立ててその裏付けを探していくという感じ。話の筋はもう布施さんの仮説で大体読めてるので、先が気になるような、大どんでん返しは無い。まったり読めました。
    布施さんのキャラが良くて、シリーズの他の話を読みたくなりました。

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    2025年10月30日
  • 任侠梵鐘

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    感想
    今回はちょっと緊張感があったが、いつも通り阿岐本の伝手で解決。

    中盤はちょっと中弛みっぽかった。


    あらすじ
    永神が、テキヤの親分が暴対法の関係で神社での露店から締め出された問題を阿岐本組に持ち込んできた。日村が事情を聞きに行くと、住民からの要望でテキヤを追い出すことを決めたという。

    近くの寺では住民からの苦情で鐘すら突くのに気を遣う始末だ。詳しい事情を調べるため、阿岐本が立ち上がる。調べるうちに地元の不動産屋の原磯が、氏子総代と檀家総代になりたがっていると聞きつける。阿岐本は原磯が宗教法人の取得と土地を狙っているのではないかと推論する。

    原磯の裏には関西の大きい団体のヤクザが絡んでいることが分かる。神社は宗教法人を売るように迫られる。阿岐本たちは神社を救うべく関西のヤクザの高森と対決を覚悟で出向くも、兄弟分の子分と分かり、そのヤクザが中国マフィアから脅されて、実施していたことと分かる。

    高森は中国マフィアの情報を警察に提供し、警察が検挙して一件落着。お寺の方も原磯が気を取り直して抗議活動が止んだ。

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    2025年10月29日
  • マル暴甘糟

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    任侠シリーズのスピンオフ的な作品(任侠シリーズ読んだことないけど…)
    本格的なミステリーは楽しめないものの
    キャラクターがいきいきと活躍してる
    楽しい作品だった。好みは郡原。

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    2025年10月26日
  • 職分

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    萩尾警部補シリーズは警視庁捜査三課が舞台
    今回は短編集となっております

    捜査三課は窃盗犯が専門、そして窃盗犯の多くは複数回の犯行を手掛け高度な専門技術を操るプロたち
    そんなプロたちに相対する捜査三課もプロ
    プロVSプロいや職人VS職人の戦いが描かれる短編集となっており、萩尾警部補の相棒若き女性刑事秋穂も自らを「ハギさんの弟子」と称します
    うーん職人

    他のシリーズとはやっぱり趣きが違うんよね
    三課の特徴がよく描かれている?実際をよく知らんのでもう敏さんを信じるしかない
    うん、もちろん敏さんを信じる

    ということで、捜査三課ならではの特色がよく出ていた短編集でした!おわり!

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    2025年10月26日
  • 職分

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    ネタバレ

    警視庁捜査第三課の萩尾警部補シリーズ第4弾の短編集

    「常習犯」
    「消えたホトケ」
    「職分」
    「正当防衛」
    「目撃者」
    「粘土板」
    「手口」
    の6編収録。
    「常習犯」は他の短編集で読んだ覚えがあり15年前の作品なのに今年の短編と比べても古臭さがない。
    逆にずっと同じ年齢設定なのだが違和感を抱かせないのは、ある意味すごい。
    第三課単独の事件捜査ではなく他の課や署の事件に駆り出されるパターンはマンネリだが応用展開しやすそうだ。
    また、二つ名の盗犯たちの個性がわかりやすくなっていてよいです。
    このシリーズは長編よりも短編がいいのかな。

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    2025年10月26日
  • ニンジャ 公安外事・倉島警部補

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     組織構成はもとより、活動なども秘密に覆われた公安警察を舞台としているが、かなりリアルな描写で、著者の取材力と描写力の高さを感じた。公安警察の中でも善悪という意味では、善なる日本国と国益を害する外国スパイと、割と白黒が付けやすい外事警察の活動が描かれており、感情移入しやすい設定で物語が進んでいく感じに、著者のセンスの良さを感じた。純粋に物語を楽しむというよりは、公安警察の日常を垣間見るような内容であった。

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    2025年10月25日
  • 連写 TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 新装版

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    白バイは公務をいいことにスピードの出し過ぎ。覆面パトカーがスピード違反で捕まったニュースがあった。車の性能を試したかったと自供。

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    2025年10月24日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    安積班シリーズの短編集でした。この作品で村雨、須田の人となりがよくわかりました。そして速水は相変わらずカッコいい!笑

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    2025年10月24日