今野敏のレビュー一覧

  • 陰陽 祓師・鬼龍光一

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    2009/10/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2010/6/16~6/17

    今野氏の鬼龍光一シリーズ。元々学研M文庫から2001年に出ていた「陰陽祓い」の再文庫化。主人公の鬼龍はさらに遡って1994年の「鬼龍」で初登場している。
     祓師を名乗る鬼龍光一が警視庁の富野と連続強姦殺人魔を追う。警察小説と伝奇小説を融合した、今野氏得意の展開。主人公の鬼龍光一はなかなか良いキャラである。氏のいつもの作品より、エロ部分が強調されているが、初出を考えるとしかたないか。
     このシリーズは続く「憑物」と「パラレル」で終わっているらしいが、人気が爆発した現在、是非続編を書いて欲しいものである。

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    2010年06月17日
  • 奏者水滸伝 阿羅漢集結

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    2009/10/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2010/5/3~5/7

    今野敏氏の奏者水滸伝シリーズ第一作。オリジナルは1982年で「ジャズ水滸伝」という名前であった。今回、2度目の文庫化。
     北海道の自然が生んだ巨人ピアニスト、古丹神人、沖縄が生んだ拳法の達人でもあるドラマー 比嘉隆晶、茶道の家元の跡取りであるベーシスト 遠田宗春、学級肌の天才サックス奏者 猿沢秀彦の4名が、謎の僧 木喰に導かれ、東京に集結。ジャズの一大ムーブメントを引き起こす。そこに、彼らを支配下に置こうとするマスコミの魔手が。コルトレーンやキース・ジャレットを彷彿させる人物も出て来て彩りを添える(コルトレーン

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    2010年05月07日
  • 茶室殺人伝説

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    安積班シリーズの第一巻が発売されたのと同時期に書かれたらしいのですが、これ、作品以上に「県警」の「安積刑事」に色々ツッコミ入れたいです(笑)速水ヘッドと安積係長を足して2で割ったような人。安積班ファンの方ならこれだけで読む価値あります。
    内容も昔の作品の割りに今読んでも然程違和感はありません。むしろ女性が主人公という点で、今野先生の作品の中では珍しいと思います。

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    2009年10月07日
  • 秘拳水滸伝(1)如来降臨篇(新装版)

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    2009/9/17 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2010/3/8〜3/9

    総合武術「不動流」の宗家が何者かに惨殺される。その現場を目撃してしまった娘の久遠はショックのため極度の自閉症になってしまう。内弟子の飛鳥やジャクソン、宗家とともに皆伝を受けた白燕たちは、警察とともに犯人を捜しはじめるが。
     今野氏得意の空手と黒組織をからめた壮大なスケールのアクション活劇。気楽に読めて楽しめる。「不動流」という名前はそういうことだったのね。4巻まであるので楽しみだ。

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    2010年03月10日
  • 茶室殺人伝説

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    2009/9/17 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2010/4/22~4/24

    相山流茶道の家元の家で次期家元の婚約発表の場である茶会である男が胸を刺されて死体で発見される。次期家元が疑われるが、事故として処理される。その場に居合わせた弟子の小高紅美子は次男秋次郎とともに真相を探りはじめるが...
    今野氏には珍しい正統派Who done itの推理小説。茶道部であった経験を活かした内容で、正統派ミステリでも力を発揮する今野氏の実力をさらに見直した作品。

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    2010年04月25日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    2009/5/23 アミーゴ書店ブルメール神戸店にて購入
    2010/2/5〜2/7

    沖縄の唐手を空手として普及させた富名腰(船越)義珍の生涯を描く伝記小説。今野塾をひらく今野氏ならではの作品であろう。伝統を受け継ぐことの難しさをかんじさせる。今野氏の空手ものを読むたびに思うのだが、もし今自分が中・高生くらいの年齢だったら絶対空手を習いたくなるだろう、ということだ。

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    2010年02月07日
  • バトル・ダーク ボディーガード工藤兵悟3

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    2008/10/30 7&y にて購入
    2009/8/18〜8/19
    イスラム教に対して批判的な本を書いたジャーナリスト磯辺が、「イスラム聖戦革命機構」に誘拐され、身代金を出版社に対して要求してきた。出版社から依頼を受けた「バックラー警備保障」の、工藤の傭兵時代の友人ジェイコブが工藤に人質救出作戦を手伝うよう依頼してきた。果たして工藤達は無事人質を救出できるのか?

     ボディーガード工藤兵悟シリーズの最終巻。今号もかっこいいぞ、工藤。しかし、これでこのシリーズ最後なのが残念。今野さん、人気作家となった今、続編を望む!
     今度、ブッシュミルズを買いに行こう。

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    2009年10月07日
  • 特殊防諜班 凶星降臨

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    2009/8/12 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2009/12/18〜12/20

    特殊防諜班シリーズの4作目。前作で宿敵カール・シュトルムにとどめを刺した真田とザミルだが、こんどはパレスチナを支持する日本人がフェニクサンダー財団のエージェントとしてテロ活動をしかけてくるのに出くわす。ザミルは西ベルリンで消息を絶ち、新人類委員会の真のボスと対決することに。いやあ、よく考えるなぁ、こんなストーリー。面白い。

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    2009年12月20日
  • チェイス・ゲーム ボディーガード工藤兵悟2

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    2008/10/10 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2009/8/11〜8/13

    ナイトランナーに続く工藤兵悟シリーズ第2弾。前回のヒロイン亜希子は黒崎の経営するバー、ミスティの従業員として登場。
    工藤の元傭兵仲間のイタリア人、アルがミスティに現れ、マフィアに追われているので、ある荷物を預かり、自分を逃がして欲しい、と依頼する。アルが山の専門家であったので、工藤は地図を持たせて群馬県の山中に逃がしてやるが、ミスティに戻ると黒崎と亜希子がマフィアの人質になっていた。マフィアのボスはアルを3日以内に捕まえろ、と脅迫するが...
    時間の限られた中での山中でのチェイス・ゲームが始まる。
     前回に

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    2009年10月07日
  • ナイトランナー ボディーガード工藤兵悟1

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    2008/8/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2009/8/7〜8/9

    バーの奥の一室に住む工藤兵悟は、CIAに追われる美女亜希子にボディーガードを頼まれる。期限はとある重要人物に出会うまでの3日間。CIAのみならず、警察まで敵に回した工藤たちは果たして目的を達成できるのか?

     いやあ、私はやはりこういう冒険活劇ものが大好きだ、ということを再認識した一冊。工藤は格好良すぎるなぁ。このシリーズはあと2冊あるようなので、読むのが楽しみである。

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    2009年10月07日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    秋葉原を舞台に様々なバックグラウンドを持つ登場人物達が偶然ある一つの出来事をつむぎだしてゆく。割と面白い。純粋に、休日の暇つぶしとして最適です。ただ、こんなに不運(?)が重なるものかよ・・・ と思うが、それは小説だからってことでしょう。

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    2009年10月07日
  • 硝子の殺人者 東京ベイエリア分署

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     失敗。調べもせず読み始めたら、東京ベイエリア分署シリーズの第3弾だった。シリーズ第1作は『二重標的(ダブルターゲット)』だそうだ。背表紙見開きの既刊本を見ると、『神南署安積班』、『陽炎−東京湾臨海署安積班』というのもある。わかりにくいなぁ、と思った。表紙にシリーズ名とナンバーも入れてあればわかりやすいのに。でも、物語の面白さを削がれることはなかった。一癖ある刑事たちがとても魅力的で、すぐ惹き込まれた。この作品は、刑事たちの捜査活動を丁寧に描く、いわゆる<警察捜査活動>小説。昔観たテレビの刑事ドラマ「太陽にほえろ」を思い出した。主役の安積剛警部補が人の目を気にしたりして、意外と小心を感じさせ、

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    2011年09月30日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    明治から大正、昭和の時代に、琉球の下級士族出身で、琉球の「唐手」を極め本土に「空手」を普及させた富名腰義珍の生涯。なんていうか、今野氏の琉球空手に対する強い思い入れが、ヒシヒシと伝わります。『琉球空手、ばか一代』と一緒に読むと、理解が増してより効果的かと。琉球=沖縄の近代史も、ちょっとばかり知ることができました。しかし、物語の最後の方は、ちょっとさびしかったなぁ・・・。

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    2011年09月28日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    2007/8/24 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2009/6/14〜6/21

    安積班シリーズの短編集。
    「暗殺予告」:香港映画界のスター、サミエル・ポーが台場のテレビ局にやってくることになったが、そこに暗殺予告が届く。不審船の密航者が一人海に飛び込み行方不明になったが、海岸で不審なウェットスーツが発見される。密航者が暗殺者の可能性が高まり、現場に緊張が走るが...
    「被害者」:安積は久しぶりに娘と食事の約束をする。平穏な一日が過ぎ無事娘との食事に間に合いそうであったが、発砲事件の報が入り、出動することに。無事事件が解決し、食事に間に合うのか?
    「梅雨晴れ」:うるさ方の鑑識の石倉係長に若い

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    2009年10月07日
  • 花水木

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    新ベイエリアシリーズの短編が5作品。

    最近テレビドラマ化されたものを何本か見てしまったものだから、登場人物に対する印象というか、思い込みがずいぶん食い違ってきてしまいました。

    (2009/6/9)

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    2009年10月07日
  • 花水木

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    2009/4/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2010/1/15〜1/16

    安積班シリーズの短編集。相変わらず安積班の面々と速水が良い味を出している。「花水木」、「入梅」、「薔薇の色」、「月齢」、「聖夜」の5編が収められているが、3作目のちょっとしたお遊び的作品の「薔薇の色」がこの中では一番気に入った。

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    2010年01月16日
  • 花水木

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    新ベイエリア分署シリーズも、今作でもう5作目?なのだそうだ。
    安積班シリーズ自体だと、12作にもなるそうだけど、何故か飽きが来ない。
    大きな事件が起きる訳でもなく、12作も続いているのに、登場人物はほぼ変わりない。
    それでも、それぞれの登場人物が色あせず、それぞれの個性を存分に発揮してくれる。
    そして、何と言っても、小さなことでも、努力し、反省する安積班長の姿。
    その姿に首ったけな女性も多いはず。
    今週からドラマが始まったそうだが、ドラマのハンチョウはどんな感じなのか?
    少々気になる。

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    2009年10月07日
  • 硝子の殺人者 東京ベイエリア分署

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    初代ベイエリア分署の3冊目。
    安積さんと同期の鳥飼さんの心境にちょっと涙でした。

    この話後に、大橋さんが異動になったのは悲しい。

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    2009年11月17日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    日本の公安警察官と、ロシアの元KGBの腕ききが主役のシリーズ2作目。終盤近くまでは、なんかアリガチのストーリーかと思いきや、二転三転のどんでん返し。前作から4年後(だったっけ?)の設定ということもあり、主人公の成長が巧みに描かれていておもしろかったです。今野氏、さすがロシア通ですね。

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    2011年09月28日
  • 渋谷署強行犯係 宿闘

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    2009/3/7 ジュンク堂ダイエー三宮店にて購入
    2010/1/12~1/13

    渋谷署強行班の辰巳シリーズの2作目。筆者の安積班ものなどの警察シリーズと思うと肩すかしをくらう。このシリーズの主人公はどう考えても整骨院を営んでいる竜門である。どちらかというと氏の空手・格闘技シリーズであろう。今回は、東京で起こった芸能プロからみの事件を追って対馬に向かった辰巳、竜門ら。どんな格闘技が対馬にあるのか。しかし、竜門はかっこよすぎるなぁ。次作では私としては竜門のアシスタント真理をもっと書き込んで欲しいところだが、どうなっているのだろう。

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    2010年01月13日