今野敏のレビュー一覧

  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

    購入済み

    隠蔽捜査

    さらりと読めて中々面白かったです。
    関連書籍も読んでみたいと思いました。

    1
    2014年03月02日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    いつもと同じように班長の部下たちに焦点があたります。
    短編集なので、ミステリーではなく、青春ドラマの様相も呈しています。
    (但し今回は桜井君の話はありませんでした。)

    短いながらも一遍々々が面白く、(こちらもいつもと同様)読後に爽快感を味わえます。

    次作も読みます。

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    2014年03月02日
  • 残照

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    神南署から湾岸に戻ってからの第一弾(のはず)。

    カーチェイスの描写が、非常にスリリングでした。

    ただ、巻を追うごとに、速水さんがかっこよくなっていくのが気になります。
    (安住班長の影が薄くなる・・・)

    今回も一気に読める良著でした。

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    2014年03月01日
  • 烈日

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     この烈日からドラマオリジナルキャラだった水野が加わった。安積ばかりではなく、読者としても水野が安積班にどのように溶け込んで行くのかが心配だったが、彼女でなければ務まらない役割があるようだ。
     『隠蔽捜査+2~3.5』が面白かったので、今年(2014年)の一月末から読みだした安積班シリーズ。Bookoffで手に入れることが出来た11冊を3週間かけて読んできたが、最後を飾る?烈日は、良い意味でドラマ向けの物語りで、是非、原作に忠実な脚本でドラマ化して欲しい作品だった!
     とにかく登場人物の人間関係が清々しく、俄か安積班ファンにとってはたまらない。いつもは、安積が一人称の主人公として進む物語りが、

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    2014年02月24日
  • 烈日

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    新しく庁舎が建てられた東京湾臨海署の刑事課に、新たな刑事が配属された。安積班にやって来たのは水野真帆という鑑識課出身の女性だった。歪に膨張した水死体を前にしても、怯む事なく捜査を進める水野。しかし、初任課で同期だった須田は彼女に対して何か思う所があるらしい。新顔の女性刑事は、安積班の一員として活躍する事が出来るのか―――(「新顔」より)。安積、村雨、桜井、そして東報新聞社会部の女性記者・山口、それぞれの物語を四季を通じて描く、安積班シリーズ、待望の文庫化。 (内容紹介より)

    新顔
    海南風
    開花予想
    烈日
    逃げ水
    白露

    厳冬

    この短編集、刑事ものというより、それぞれの登場人物の思いが綴ら

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    2014年02月23日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

    購入済み

    面白かったです!

    最初は、単純な展開で「こんなもの」と読んで行くうちに引き込まれ、一気読みでした。

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    2014年02月22日
  • 花水木

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     不可解な謎もない、最後の最後でのどんでん返しもない。ピッチャーに例えれば、ストレートが速いわけでもなく、変化球のキレもない。でも、読まずにはいられない。なぜなら、そこには、人間臭いドラマがあるからだ。

     安積班シリーズは、1988年に書かれたという第一作目の『二重標的』から、2007年に刊行された『花水木』までの間に、実に20年近い歳月が流れています。それにも関わらず、『二重標的』を2月1日に読み終えて、今日(2月21日)『花水木』を読み終えるまで3週間、私の中では全く違和感がありませんでした。

     『花水木』の巻末にある西上心太さんによる解説にを読むまで気がつかなかったのですが、舞台が東

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    2014年02月21日
  • 半夏生

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     私にとっての『安積班シリーズ』の9冊目は、2005年に刊行された『隠蔽捜査』の丁度1年前になる2004年に刊行された『半夏生(はんげしょう)』だ。『安積班シリーズ』は、作品を重ねる毎に面白さが増して来ている。

     東京お台場のビルの狭間で、アラブ系と思われる外国人男性が倒れているのが発見された。事件性はないと考えられたが、男性は原因不明の高熱を発し、まもなく死亡したため、海外からウィルスを持ちこんだ自爆テロの犯人である可能性が疑われた。本庁の公安部外事三課からやって来た警視 岸辺の指示で地域や道路を封鎖することになり、ベイエリア分署の警察官たちは奔走するのであった。

     安積警部補の周辺を固

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    2014年02月20日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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     ベイエリア分署復活後2作目に当たる『陽炎』も良かったが、3作目に当たるこの『最前線』も面白い。人間がどうすれば清々しく生きれるかを登場人物達の背中が示している。
     『陽炎』も良かったけど、『最前線』も素晴らかった!何がって末國善己さんによる解説が素晴らしい!読後の感動が倍返しで蘇る。この解説を読んでしまうと、とても自分の感想・レビューを書く気になれない。それでも書いておきたい感想がある。
     一つ目は、村雨と組んでいた大橋が、桜井に言ったことだ「俺が何か目立つことをやったら、ムラチョウは俺のことを半人前だと思っただろうな。刑事の仕事っていうのは、とにかくこつこつやることだ。それを教えてくれたの

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    2014年02月18日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    ネタバレ

    田舎から上京した大学生の青年がかねてから憧れていた秋葉原で次々と巻き込まれるトラブルでストーリーは進んでいきます。ただ、少年の視点だけではなく、外国のスパイ、日本のヤクザ、女子大生、電気機器の店員、ハッカー、秋葉原にすむ老人、いろんな人の視点から1つの出来事が書かれています。その1つの出来事は、スリルな感じで最初はともかく途中から読むのに夢中になってしまう小説です。

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    2014年02月17日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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     『陽炎』は、ベイエリア分署復活後の2作目で安積と部下達や速水らを丁寧に描いた短編集。安積班シリーズを読み始めるのなら、この作品からが良いかもしれない。と思う作品だ。そして、この短編集の最後には表題作『陽炎』という心暖まる作品が据えられている。

     この作品が刊行された2003年がどんな年だったかは忘れてしまったが、今野敏さんは、若者達にとって夢や希望が持てない社会になってしまっている。と感じていたのだろう。自暴自棄になってしまいそうな若者に、懸命に職務をまっとうしようとする安積警部補の姿はどのように映ったのか?

     安積班シリーズを7作読んで来たが、この『陽炎』が一番好きだ!今野敏さんが、い

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    2014年02月16日
  • 殺人ライセンス

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    ちょっとうまくいきすぎのご都合主義だなって感もないわけじゃなかったけど、読後感は良かったのでそれもまた良しというところかな。

    エイキチくんが一番好き。
    彼がメインの話(ただし、視点は彼以外)の話を読んでみたい。

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    2014年02月07日
  • 流行作家は伊達じゃない

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    エッセイ部分は、ちょっとマジメだ。
    前のヤツの調子を想像していたので・・・・・。

    短編は、あの人たちの警察学校時代。
    ここに出てくる同期の仲間たちも、いずれ登場したりなんかするのでしょうか?
    あるいは、もう出てたりなんかして。

    んで、この本のタイトルって、元ネタはやっぱアレですか?

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    2014年02月05日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

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    このシリーズのなかでは一番面白かった

    心理捜査官・藤森紗英のキャラクターも好き
    また登場してほしい

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    2014年01月23日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    爆弾テロに立ち向かう話

    立場の異なる人達のいろんな角度から話は進む

    生々しくていい

    最後の解体場面は、思わず息を止めるような臨場感

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    2014年01月15日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

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    シリーズ4作目。
    このシリーズ、主人公はサポート役・引き立て役なんだな。影が薄い、薄いと思っていたけど。
    犯人との攻防は面白かった。前半やきもきした分、終盤一気に事件が解決していく様子にスッキリ。
    人の記憶は自分が思っている以上に結構曖昧なのかもしれない。

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    2014年01月10日
  • 神南署安積班

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    ドラマ化もされた安積班シリーズ。
    本書は神南署へ移ってからの第2弾になり、最後の神南署シリーズ。

    色々な人物に焦点を当てつつ、安積と部下達を中心に描かれる短編集。
    相変わらずの気持ちの良い面々で、読んでいて実に気持ちが良い。

    本シリーズは長編ものも良いが、短編集こそ魅力を発揮できるのかもしれない。

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    2014年01月06日
  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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    文庫で安積班2個目のはず(自信がない

    安積係長の欲のない正直な気持ちがいいな。
    自分は部下を持つほど長く働いたことがないけれど、部下を理解してまとめたり伸ばしたり気を配ったり苦労が絶えないんだな。自信のなさも、心の中でちょっとだけ毒を吐くのも、好感が持ててしまう。
    何冊も読んで来たら、班のみんながそんな安積さんを信頼し尊敬してるのがチラ見えしてうれし。

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    2013年12月21日
  • 二重標的 東京ベイエリア分署

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    文庫では安積班シリーズの初めのはず(自信がない)
    1996年に頚文社文庫で出ていて、2006年にハルキ文庫でもう一度。
    よそから取り寄せていただいてやっと読めました。

    動きがあってからのスピード感は期待通り。
    いつものメンバーも、また憎まれ役も鮮やか。
    速水隊長がまたいい!!
    (速水隊長でスピンオフとか、あるのかな。)

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    2013年12月17日
  • 半夏生

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    安積班シリーズ。
    バイオテロの疑いに右往左往のベイエリア分署。
    半分を過ぎても核心に到底たどり着けない感じがして、これいったいどうなっちゃうのかと!
    後半ぐっと動いて結末へ。
    ほんと、このシリーズは終わりのここぞのセリフがいい。

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    2013年12月02日