今野敏のレビュー一覧

  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    久々に読む安積班シリーズの短編集。
    「暗殺予告」「被害者」「梅雨晴れ」「最前線」「射殺」「夕映え」の6編。
    懐かしい仲間の大橋が、すっかり立派な刑事になっていて少々戸惑ったが、どれも面白い短編。

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    2012年09月30日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    反抗する子供にどう対処していいのか親として迷うのは当然だ。でも、どんなことがあっても信じてやることだ。腹が立っても、憎たらしくなっても喧嘩しても、子供に対する愛情を忘れないことだ。面白くて一気読みしてしまったが、もう少しスリムにした方がテンポ良く読めたと思った。樋口シリーズ、この本から読んでしまったが、前作、前々作も読んでみたい。

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    2012年09月30日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    ミステリー小説ではいつも刑事部に蛇蝎のごとく嫌われている警視庁公安部員が主役である。立て続けに4人もの殺人被害者が出るが、それぞれの関係がほとんど結末近くまで分からない。これでは読者が推理を働かせる楽しみが半減する。最後に判明する殺人の動機もやや荒唐無稽ではないか。それはそうとして一気に読ませる筆力は十分認められ、面白く読めた。

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    2012年09月14日
  • 奏者水滸伝 古丹、山へ行く

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    シリーズ第三弾。謎の獣による連続惨殺事件が起こり・・・
    箸休め的な感じで読み始めたシリーズだったけれど、格闘技・音楽・仏教・超能力・諜報戦と色々な要素がテンコ盛りで、それでいて違和感無く読めるのってスゴイ。

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    2012年09月06日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    体育会系で思い込んだら一筋のオヤジは捜査二課の刑事だが、相容れない次男の息子はダンスに熱中。
    自分と長男を脅していた銀行員が殺され、次男が容疑者に・・・

    今野さんも、とうとうダンスの世界にまで手を拡げてきた。本書を読んでから、街頭でダンスを練習する若者達を眺める心境が少し変化したような感、

    (2012/8/10)

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    2012年08月25日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    ネタバレ

    空手(もとは唐手と呼ばれていた時代)を、沖縄から本土に広めた船越義珍の伝記的小説。カラテの歴史が学べて面白かった。

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    2012年08月18日
  • 同期

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    今野敏警察小説初読です。
    内容紹介にもあるように、一人の刑事「宇田川」が同期の刑事「蘇我」に命を救われますが、その後蘇我は消息不明になります。彼の消息を尋ね、宇田川は、警察上層部や公安、組織犯罪対策部等々に挑みます。警察と反する日本の暗部の長「八十島」をマークするうちに宇田川は、蘇我の存在を感じるようになりました。

    警察を舞台に同期の絆を描いた小説です。
    同級生でもなく、友人でもない、特殊な同期の関係をうまく取り入れ、警察の内部確執も見事に描かれていました。

    心配事や楽しいことをわけあって新人時代を乗り越えてきた同期は、お互いに特別な思い入れがあります。知人よりもアツく、友人の中でも親友に

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    2017年11月09日
  • 残照

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    ネタバレ

    ずっと前に読んだと思ってたけど、初めてでした。
    いろいろと気にしぃな(笑)安積警部補は相変わらず。

    今回の感想としては、速水高機隊長はもとより容疑者側の風間智也が
    えらくかっこいい人として描かれてるなーと。
    事件解決云々よりも、本庁と所轄の対決姿勢だったりとか
    軌道修正(この場合は容疑者を変えること)の難しさだったりとか
    そういう部分に重点を置いて話が進んでいったように思う。
    相楽警部補の突っかかり方は相変わらず苦笑するレベル。
    今野さんの作品では多くの場合こういう人が話を回してくんだけど。

    事件が解決した後の安積さんと速水さんの遣り取りが
    如何にもこのシリーズだな、という結び方。
    警察小

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    2012年07月29日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    元KGBの殺し屋、プロ野球選手崩れのヤクザ、警視庁公安部の警部補、三人の男が絡むノンストップアクション小説。結末はどうなるか、ページを繰る手が止まらない、さすが今野敏のエンターテイメント、解説の読後「どっしりとした物語を堪能したという満足感を覚えるだろう」に偽りはない。

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    2012年07月19日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    公安捜査官シリーズ第3弾。今回は、元KGBの殺し屋は登場せず、倉島の活躍がメイン、相変わらず読み出したら止まらない、ノンストップアクション。「隠蔽捜査」シリーズとともに、今後の続編を期待!

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    2012年07月04日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    今野敏の警察小説シリーズはやはり面白い。
    主要登場人物の心の葛藤を丁寧に描いており
    共感できる部分が多々ある為か、グイグイ話に引き込まれる。
    特に島崎刑事と息子の英次の心の動きや葛藤描写が秀逸。
    物事を見かけで判断せず本質を見極める重要性を訴えている。
    が、しかし外見で判断される事が多い事も表現されており、
    内容が説教臭くならずにすんでいる。
    世代間の価値観のギャップはなくならない。
    自分の子供が自分と違う価値観を表現したとき、
    その本質を見極めて息子と向き合えるか考えさせられた。
    しかし、価値観は変われど、原理原則は変わらず
    真剣に向き合えば世代間格差など関係ないとも教えられる。

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    2012年06月26日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    ネタバレ

    何故か今まで縁がなかった碓氷刑事シリーズにトライしてみた。
    自衛隊から警察庁へ出向するのが異例なのかは判断できないけど
    先ずは設定が魅力的でした。

    書き出しの爆発現場の描写がグロいとか
    戸上や岸辺三等陸曹(警部?)や若林助教授の主張の押し出し振りとか
    良くも悪くも今野さんの初期作品の匂いがプンプンする感じ。
    とはいえ、薀蓄よりも主張が勝ってたのがこれまでの印象とはちょっと違う。
    登場人物もいい感じに熱い人たちが揃ってて
    その熱さがまた読み進む愉しさに繋がりました。

    事件が進んでいく中で挟まれる大学でのやり取りが最初はものすごい違和感で
    なんでこれが間に入ってるんだろうと思ってたんだけど

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    2012年06月22日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    公安シリーズ第三段。まとめ読みでしたが、楽しくあっという間に読み終わってしまいました。
    公安舞台なので仕方が無いですが個人的にはアクション欲しかったですw

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    2012年06月21日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    複雑さがほとんど無い、いつもの今野ワールド。ただ、変な技巧に拘らないから違和感なく読める。
    公安ネタでは、意外性よりも、その処理過程に如何に魅力を散りばめられかが大事かもしれない。

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    2012年06月04日
  • 任侠学園

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    今回は荒廃した学校の立て直し。
    相変わらずの阿岐本親分の人を食ったような大物ぶり、それに対する代貸・日村は苦労が絶えません。
    昔の青春ドラマを読むようだけど、さすがに今野さん、読ませますね。
    続きを読むのが楽しみです。

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    2012年06月02日
  • 硝子の殺人者 東京ベイエリア分署

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    ネタバレ

    今野敏の作品としては私の中で高得点
    だが犯人がアイドルじゃ重みがでない。もう一ひねり、母親でも登場させて犯人に仕立てても・・・などと思う。物わかりの良い安積さんもいまいち戴けない。

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    2012年06月01日
  • 武士猿(琉球空手シリーズ)

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    何かに真摯に向き合い、しかも継続する人は、たとえ小説の主人公であろうとも尊敬に値する。どうやらこの主人公は実在した人らしい。
    本当にあった事かどうかは自分には証明しようがないので棚に上げておき、とにかく「読み物」としては多少地味ではあるモノの大変おもしろいものだった。ワクワク感というのとは違う、なんというか、落ち着いた?ん~、よくわからないが、とにかく浮ついた感じがないのだな。

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    2012年05月28日
  • 獅子神の密命

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    ネタバレ

    気鋭のミュージシャン、橘章次郎のもとに出演依頼が舞い込んだ。アメリカの新興企業が主催するそのコンサートには、ある巨大な計画が隠されていた。日米両政府を巻き込む陰謀の行方は!? 警察小説の旗手がおくる、現代アクション巨編。

    ジャズ、内閣調査室、CIA、KGB、アレイ人、ウォニ人、黒服、UFO・・・キーワードを挙げても何のことか分からない不思議な作品です。

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    2012年05月26日
  • 警視庁FC

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    ネタバレ

    実は3度目の再読。

    最初は楠木のやる気のなさにイライラしながら読んでました(笑)。
    そのうち地の文の突っ込みが快感になってくる不思議(爆)。
    やる気のなさが災い(幸い?)して事件を転がしてく様は面白かったです。
    捜査員に興味がないからこそ気づくポイントに鍵が潜んでいるという構成は考えたなと。
    意外とこういう平穏に務め終えたいと思う警察官もいるかもよ(笑)。
    だからこそ最後のどんでん返しのどんでん返しはいらなかったんじゃないかな。
    最後のがホントに事件だったら全く違った読後感だったと思います。

    読み進むにつれて変わる印象は隠蔽捜査を読んだときによく似てる(笑)。
    楠木くんもうまく転がせば竜崎

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    2012年05月23日
  • 夕暴雨

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    もともと好きで読んでるシリーズだけど、パトレイバーが出てくるとは思わなんだ。

    さすがのリアル感が損なわれないギリギリな使われ方で唸った。

    しかし今後の話ではなかったことに、だろうな(笑) 長いシリーズはゆるやかなサザエさんワールドで。

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    2012年05月17日