今野敏のレビュー一覧

  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    面白かったです。警察小説苦手なのですが、自衛隊員が出向で来たりとフツーっぽくなくて、楽しめました。テロとか、無差別殺人とかホント嫌だけど・・・。
    ラストとかもよかったので、今野敏さん、また読んでみたくなりました♪

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    2013年11月24日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    公安、倉島警部補の一冊目。
    ようやく。間違って3冊目からはいっちゃったので・・・

    倉島警部補が、プロ意識を持つきっかけとなる初めての事件。
    ロシアンマフィアとのつながりもこうして作られたきっかけなのか。

    その奥の闇も、壮絶な環境も・・・
    さらに季節は冬で、とくにロシアの厳しい冬のところ
    日暮れ近い寂しい夕方に読んでいたら、
    一層寒くなりました。

    だけど、こんなにあたたかな結末を嬉しくかみしめました。

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    2013年11月20日
  • ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル

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    うむむ、正直桃太郎と引っかける事が必要だったのかなぁと思うのは私だけでしょうか。軽い気持ちだったのか当人にしかわからない事ですし、郷土史が趣味だからと言えばそうなのかもですがあまり理由などに入っていけませんでした。昔話のなりたちとか嫌いではないんですが。

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    2013年11月17日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    シリーズなのに、最新を読んでしまった。失敗だ。
    面白かったです!
    公安の倉島警部補シリーズ。
    現場百篇とか足で捜査するとか、、、そういう刑事とは違い
    事件そのものではなくその裏に潜む大きな組織や計画と戦う。
    かっこいいけど、これは単身じゃないと難しいだろうな。
    そして実際にこういう働きをしている人がいるんだ。

    ああ、、どうして順番に気づかないで読んじゃったんだろう。

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    2013年11月10日
  • デビュー

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    19歳のアイドル・高梨美和子、実は理論物理学と哲学の修士号をもつ才女である彼女が、芸能界を舞台に事件を解決していく短編集。
    1992年「25時のシンデレラ」改題、21年を経て初文庫化。

    麻薬、枕営業、暴力団との繋がり等わかりやすい設定、勧善懲悪で単純に面白かった。
    シリーズ化はされてないようで、一冊で終わってしまったが残念。

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    2013年11月18日
  • 半夏生

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    ネタバレ

    アラブ系の男が行き倒れ。
    東京湾臨海署安積班が捜査に乗り出す。
    アラブ系の男ということで、テロの疑いが濃厚な中でも原因不明の病名での行き倒れということで、バイオ・テロ疑惑が深まる。
    介抱したり、接触の疑いのある人間の割り出し、追跡。お台場という一過性の強い現場での捜査は難航する。
    あれやこれやの勘違いが緊迫したなかでもおかしい。
    極めつけは・・・
    問題の病原菌とは、警視庁のキャリア、の仕掛けた・・・
    えっ? そんなこと有り?という結末。
    現場を知らないキャリアというのは何を考えるのやら、という典型という終わり方。

    バイオ・テロ・・・恐ろしいです。炭疽菌や天然痘やワクチンが常備されていない伝染

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    2013年12月06日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    ニュース番組の遊軍記者である布施ちゃん(布施京一)。始終やる気なさげで遊び人。飄々と遊んでいるように見えながら、スクープに鼻が利く。そんな布施ちゃんのスクープ録の短編集。

    主人公の布施がいいキャラクタだった。
    そして、そんな布施の内に秘めた信念に惹かれている(本人はそう思ってないかもしれないが…)警視庁捜査一課の黒田とのコンビの、付かず離れずの距離感がいい。

    シリーズになってるんですね。
    続き読もう。

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    2013年10月22日
  • 禁断 横浜みなとみらい署暴対係

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    シリーズ3作目。2作目が待てなくてフライングだけどこっちを先に。
    ※シリーズ2作目であっていました。フライングじゃなかったです。

    今回は中国警察部隊も登場しての、大掛かりな仕掛けに挑む。
    確証が持てず何度も迷子になりそうになるが、
    今野さんは一つ一つ立ち止まって確認してくれる。
    今野さんの筆は、急かさないし、独りよがりに暴走しない。

    逮捕劇の緊迫を経て、、、そして、読後、あったか。
    マル暴の話なのにね!?

    個人的に神野&岩倉が好きなので、要に登場してうれし。
    諸橋がお茶を飲んでくれて、またうれし。

    防波堤がやっと貸出し可になったのでやっと読めます。
    雨降りなので、明日まで我慢。

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    2013年10月23日
  • 渋谷署強行犯係 義闘

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    密闘の続編です。
    少年犯罪の刑の軽さと、とある格闘家。

    匂わせて進むのでなく、要所要所で登場人物の心の中に立ち止って
    読者の疑問点であろう点を再確認してくれるところ、
    今野さんの読みやすさと思う。

    竜門が真理の言葉によって視界が開けてくるところが
    一番印象に残りました。

    続編では真理ちゃんとの関係も気になるところです。

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    2013年10月09日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    日和銀行の証券取引法違反の調査の最中に、殺人事件が。
    捜査の途中から話は思わぬ方向へ・・・
    いやぁ、盛りだくさんでした。
    捜査の大詰めの緊張を終えたら
    読後ほんわりあたたかく、光が見えた。
    思春期の子育てのヒントが思いがけずあちこちにちりばめられていました。
    胸に刻みたい言葉もたくさんありました。

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    2013年09月25日
  • 渋谷署強行犯係 密闘

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    渋谷署強行班係の辰巳刑事と相棒の整体師・竜門のシリーズ。
    (あとがきによれば、1991年出版「拳鬼伝」を改題したそうです。
    全然売れなくて絶版になったのですが、2作目3作目が売れこの1作目は?と問い合わせが相次ぎ、1作目であるこれを改題して出版したそうであります。)
    警察っていうよりも、武闘がメインかな。
    今回はあなたたちのプロフィールがわかった!って感じ。
    情報が揃ったところで、2作目3作目を読んでみたいと思います。

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    2013年09月23日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル

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    ネタバレ

    STシリーズ、黒崎編。

    色シリーズもこれで最後。頑なに無口な黒崎さん。武道も極めてるし、確かに潜入捜査にはうってつけなのかもしれない。最後の赤城さんが話した黒崎さんに対する人物評が良かった。無口だけに他人をよく見ていて、事前調査も怠らず、綿密な戦略を立てる。武道の達人は、戦略家でもあるわけですね、さすが空手道を極めてらっしゃる著者さんならではの言葉です。
    警察側の人間以外のキャラが総じてしょぼい感じを受けたのは残念なところだけど、STの特性を生かしたトリックの看破、プロファイリングはさすが。黒崎さんの潜入捜査がどう事件と絡んでくるのかしらと思っていたが、なるほど別件逮捕に使われたのか。組対と

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    2013年09月19日
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)

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    「スクープ」第2弾。今回は長編。
    ニュースイレブンを舞台に報道に携わる人間達の生き方を描く。

    未解決のバラバラ殺人に興味を持った記者の布施。
    捜査担当である刑事黒田と協力体制を取る。果たして結末は?

    報道を舞台にして新しいジャンルの小説であった前作。
    今作は著者得意の警察小説にかなり内容は寄ってしまった。
    但し、それでもその内容・展開スピードと申し分なく、
    400Pに近いボリュームでも、苦もなく、一気読みできる良作小説。

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    2013年09月18日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

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    空手の原点、ここにあり。琉球空手を極め、日本本土に広めた人物、富名越義珍。明治から昭和まで、激動の時代を駆け抜けた、伝説の空手家の、波瀾万丈の生涯を描く。
    義珍は、子供のときに、体を鍛えるために、空手をはじめる。以来、「空手は、心身を鍛えるために、修業を積むものだ」という新年を貫き、決闘や、試合を好まなかった。そこが、「武士猿」こと、「本部朝基」と異なる。古典的琉球空手を、重要視した義珍。しかし、日本本土で広まりつつあった空手は、時代を経るごとに、その形を変えていった。そんな状況の中、義珍は、晩年、何を思ったのだろう?

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    2013年11月17日
  • 人狼

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    フルコン系空手の選手が試合から引退した後の明暗がかいま見えるような話し、そして格好や言葉遣いだけで偏見を保たず話せば理解出来ずとも意外と意思の疎通が出来るから気に入らないからと言ってキャンキャン吠えて絡むなという話しかな

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    2013年09月09日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    ヘッドラインのときと、布施さんの印象が違った~!これもシリーズ化してるのかなぁ??竜崎シリーズ同様、続きが読みたいキャラクターたち♪

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    2013年08月23日
  • 残照

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    ネタバレ

    おもしろかった。臨海署に戻っての最初の話。速水・須田大活躍。速水・安積コンビはいいなぁ^^

    少年グループの抗争と黒のスカイラインGT-R

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    2013年08月23日
  • 武士猿(琉球空手シリーズ)

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    実在した空手家、「本部朝基」を主人公にした、小説で、ノンフィクションではないが、「本部」が、生きていた当時の資料を、もとにしている。琉球貴族の家庭の、次男である朝基は、長男とは違い、十分な空手の練習を、させてもらえず、身分が邪魔して、試合相手をしてくれる人も、少なかった。そんな青年時代をおくった朝基も、立派な空手家になり、沖縄から、日本本土にでて、空手の指導者にまでなった。そのころ、琉球空手は、形を変えて、本土に普及しつつあった。そんな状況に心悩ませつつ、彼は、「自分は、本来の姿の、空手を伝えていくことに、一生を捧げよう」と誓うのだった。薩摩に占領された琉球で、名ばかりの武士に落とされた人々に

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    2013年11月17日
  • 武士猿(琉球空手シリーズ)

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    空手の話です。今野さん、なんと空手道場もやってるらしい。。

    時は廃班置県後の沖縄。まだ武士が、武士の魂を捨てられず、時の流れに流されるまま、どうやって生きていくべきか悩んでいたあの頃。
    一人の琉球王朝の末裔、本部朝基、通称サルが主人公。

    手(てぃ)と呼ばれる武術にたけ、その技を磨くことだけを志とし、今日もサルは掛け試し(今で言うストリートファイティング?)に出かける。。。


    私、全く空手の事は知りません。沖縄が発祥の地だということも知りませんでした。。。中国から伝わって、手→唐手→空手と。。。
    朝基の、身のこなし、息遣い、技、どれをとっても読んでるだけで手に取るように分かる。思わず型をポ

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    2013年08月08日
  • 神南署安積班

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    安積班シリーズ、神南署編の最終巻らしいです。

    今回も、安積班長から見た、仲間たちへの心情がいろいろな場面で吐露されています。
    須田さんなんかはほぼ準主役級です。
    桜井君は、ちょっとあれ?なところもありましたけど、(安積班長から見た)村雨さんとの関係も良好なようで、読後感は最高でした。

    細川さん、ぢゃなかった速水さんもいい味出してました。(かっこいいです。)
    TVを見てから安積班を読んだので、読んでる時は俳優さんがかぶって
    、かえって、とても楽しく読めてます。
    唯一被らないのは、

    班長

    です。
    (TVは全く影がありません・・・)

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    2013年07月26日