今野敏のレビュー一覧

  • 花水木

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    新ベイエリアシリーズの短編が5作品。

    最近テレビドラマ化されたものを何本か見てしまったものだから、登場人物に対する印象というか、思い込みがずいぶん食い違ってきてしまいました。

    (2009/6/9)

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    2009年10月07日
  • 花水木

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    2009/4/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2010/1/15〜1/16

    安積班シリーズの短編集。相変わらず安積班の面々と速水が良い味を出している。「花水木」、「入梅」、「薔薇の色」、「月齢」、「聖夜」の5編が収められているが、3作目のちょっとしたお遊び的作品の「薔薇の色」がこの中では一番気に入った。

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    2010年01月16日
  • 花水木

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    新ベイエリア分署シリーズも、今作でもう5作目?なのだそうだ。
    安積班シリーズ自体だと、12作にもなるそうだけど、何故か飽きが来ない。
    大きな事件が起きる訳でもなく、12作も続いているのに、登場人物はほぼ変わりない。
    それでも、それぞれの登場人物が色あせず、それぞれの個性を存分に発揮してくれる。
    そして、何と言っても、小さなことでも、努力し、反省する安積班長の姿。
    その姿に首ったけな女性も多いはず。
    今週からドラマが始まったそうだが、ドラマのハンチョウはどんな感じなのか?
    少々気になる。

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    2009年10月07日
  • 硝子の殺人者 東京ベイエリア分署

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    初代ベイエリア分署の3冊目。
    安積さんと同期の鳥飼さんの心境にちょっと涙でした。

    この話後に、大橋さんが異動になったのは悲しい。

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    2009年11月17日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    日本の公安警察官と、ロシアの元KGBの腕ききが主役のシリーズ2作目。終盤近くまでは、なんかアリガチのストーリーかと思いきや、二転三転のどんでん返し。前作から4年後(だったっけ?)の設定ということもあり、主人公の成長が巧みに描かれていておもしろかったです。今野氏、さすがロシア通ですね。

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    2011年09月28日
  • 渋谷署強行犯係 宿闘

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    2009/3/7 ジュンク堂ダイエー三宮店にて購入
    2010/1/12~1/13

    渋谷署強行班の辰巳シリーズの2作目。筆者の安積班ものなどの警察シリーズと思うと肩すかしをくらう。このシリーズの主人公はどう考えても整骨院を営んでいる竜門である。どちらかというと氏の空手・格闘技シリーズであろう。今回は、東京で起こった芸能プロからみの事件を追って対馬に向かった辰巳、竜門ら。どんな格闘技が対馬にあるのか。しかし、竜門はかっこよすぎるなぁ。次作では私としては竜門のアシスタント真理をもっと書き込んで欲しいところだが、どうなっているのだろう。

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    2010年01月13日
  • 半夏生

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    東京湾臨海署安積班シリーズ第3弾。
    久々の長編。
    平和な臨海署管内でテロ事件発生!?
    と、今までにない大事件発生かと思いきや・・・
    相変わらず、個性豊かな登場人物が魅力的です。
    そして、やっぱり安積班、最後は優しい気持ちにさせられます。

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    2009年10月07日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    イコンに続いて読んだ安曇班シリーズの短編集。部下に慕われる上司がうまく部下を動かして事件を解決するほんのりと心温まる話という感じだった。

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    2011年09月17日
  • 渋谷署強行犯係 義闘

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    暴走族を相手に素手で戦って叩き潰す謎の大男の正体、その目的は?

    本書は『賊狩り 拳鬼伝2』の改題復刊だったんだと、購入したあとで気がつきました。
    原版は1993年に読んだいたので、あらすじは覚えてました、、、というよりも、この登場人物なら予定調和の結末しかあり得ませんね。お話のディテールまでは記憶になかったので、それなりに楽しめはしましたけど。

    それにしても改題復刊版であることを知っていたら購入しなかったでしょうね。これも、2006年、2008年と、なんとか賞の効果というやつでしょうか。今野さんの本はこの手の復刊版が最近非常に多く出回るようになりました。タイトルだけで判断しないようにせね

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    2009年10月07日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    元KGBの腕きき、元プロ野球選手の極道、いささかプロ意識に欠ける公安(外事課?)警察官。これらの人々が己のプライドをかけて闘い、どこかでは理解しあう。以前から狙っていた本で、やっとこさ読むことができました。人物造形の巧みさは相変わらずですね。テンポもよくて面白い。

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    2011年09月28日
  • 特殊防諜班 組織報復

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    2009/2/14 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2009/11/26〜11/29

    チベット仏教の高僧が芳賀舎念に会いに来日する。その機会を利用して、新人類委員会が芳賀一家の殺害計画を練り上げる。それを阻止せんと動く真田とザミル。重武装した相手に対しほとんど丸腰の二人は果たして芳賀一族を守りきれるのか?
     こういう世界にのめりこめない人は辛いかもしれないが、私は大好きなので問題なし。次作も期待。

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    2009年11月29日
  • ナイトランナー ボディーガード工藤兵悟1

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    作者本人が格闘技を嗜んでいるので、アクションの描写がいい感じです。
    文章自体は癖も無いので、サクッとしたのが読みたいなーなんて時に引っ張りだします。

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    2009年10月04日
  • 武打星

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    大学を卒業したばかりの青年が単身香港に渡り、身につけた空手でアクションスターを目指すストーリー。香港映画もカンフーもあんまり興味はないですが、この本は面白かったです。直接ストーリーには絡まないものの、駆け出し中のジャッキー・チェンやユン・ピョウなど、香港映画スターの知ってる名前がいくつも出ています。好きな人にはたまらないのかも。

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    2011年09月28日
  • 特殊防諜班 連続誘拐

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    2008/12/13 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2009/11/21〜11/23

    自衛隊員の真田は団体行動のとれない問題児であったが、首相の代理人としてスカウトされる。請け負った最初の仕事は宗教団体の教祖の連続誘拐事件であった。教祖達は誘拐された後、皆無事解放されていたが、雷光教団の東田夢妙斎だけは殺害されてしまう。この事件を追う真田はやがて失われたユダヤ10支族にからむ全世界を揺るがすような背景にでくわす。

     一歩間違えればトンデモ本になる内容であるが、得意の格闘技話を交えて楽しめるエンターテインメントになっている。20数年前に初出とは思えない。まあ、私自身こういう内容が好きなので

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    2010年08月04日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    どちらかと言うと、今野敏は警察組織の官僚の心情を描くシリーズのイメージが強いので、今作では派手なアクションもあり、新しい一面を発見した感じ。
    公安vs元KGBの因縁を描いているので、若干、いつもの警察物の感じで読み出すと、最初関係図を頭に描くのが大変だったけど、中盤からは息つく暇もない展開で、一気読み。
    竜崎シリーズ、樋口シリーズ、安積シリーズと愛すべき警察官が多い今野敏作品だけど、たまには、こういう正統派アクションものも面白い!

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    2009年10月07日
  • 宇宙海兵隊 ギガース2

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    宇宙海兵隊シリーズの第2巻。荒唐無稽なはずの空想上のストーリーなのに、今野氏の手にかかるとなぜか地に足のついた、リアリティあふれる物語になってしまう。読み応え十分。巻末の解説(皆川ゆか氏)は、今野敏の作風を的確に表現していると思います。だれでも書ける文章ではないのだなぁ、と改めて認識することしきり。

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    2011年09月28日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    都内で起こった爆弾テロに対し、警視庁の刑事と陸自隊員の連合チームが活躍するストーリー。こんな切り口の警察モノ(?)もあったのか、という面白い設定。今野氏はいったい、頭の中にどれだけの引き出しを持っているのだろうと、思うことしきり。まあ、この程度の作品なら自在に書ける実力者、ということなのでしょう。すごいなぁ。他の作品でも思いましたが、これも続編が読みたいな〜。

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    2011年09月28日
  • バトル・ダーク ボディーガード工藤兵悟3

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    工藤兵悟シリーズの三作目。集大成的なストーリーで、主人公の持つ能力が今回はフルに発揮されている印象です。舞台のスケールもシリーズ中もっとも大規模です。今野作品のストックが底をついてしまいました。次は何を選べば良いのやら(今野作品で)。

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    2011年09月28日
  • チェイス・ゲーム ボディーガード工藤兵悟2

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    ボディーガード工藤兵悟シリーズ第2弾。

    傭兵時代の戦友との再会、別れ、追跡、マフィアとの戦い。

    宝探しの隠し場所は、最初からほとんどバレバレでしたね。


    (2008/10/9)

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    2009年10月07日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    新ベイエリア分署第3弾にして、またまた短編集。
    これだけシリーズが続いていても、安積警部補が謙虚なのが、何とも言えない。
    そして、何となく、登場人物の年齢が進んでないような・・・
    このシリーズ、何がすごいって、初めて書かれたのは、「踊る大捜査線」より前なんですよね。
    解説によく書いてありますが・・・
    1990年前半台に書かれている作品とは思えないくらい、すんなり楽しめます。
    この後、「半夏生」とかに続いていくようですが、私は文庫で揃えているので、安積班はしばらくお休みです。

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    2009年10月07日