今野敏のレビュー一覧

  • 台北アセット

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    このシリーズは、今野さん小説には珍しく、主人公倉島警部補の成長物語でもあるようだが、あまりにトントン拍子でうまく行ってしまうところが、ありえへんという感想。、

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    2026年05月22日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    3泊4日の旅行に持って行った2冊の内の1冊。
    シリーズもので3冊纏めて購入したのに、持って行ったのは3冊目だった。
    樋口係長の性格が良く分からず、今回の主人公の島崎刑事と同様に苦手意識を持ってしまった。
    表題のビートとはダンス音楽のことだろうか。事件を通して樋口係長と島崎刑事の2つの家族の子供との関係が描かれている。優秀な兄と比較され、ドロップアウトした弟。島崎刑事と弟との会話は無く、何を考えているか分からない。樋口係長は娘を理解するため、娘の友達含めて深夜のディスコに一緒にいく。島崎刑事は弟との断絶により、最悪寸前まで追い詰められる。読んでいて犯人の想像が付いてしまうが、だいぶ警察にとって都合の良い結末になってしまったようだ。「隠蔽」の言葉が頭に浮かぶ。樋口係長も最後は善人に描かれている。やはり、1巻目から読まないと分かりづらいかも知れない。

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    2026年05月21日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    短編すぎて手応えがない。トクリュウは現実世界では話題だが、人の繋がりから犯人を探していく警察小説とは相性悪そう。SNSで知らない人から指示されたでは小説にならん。

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    2026年05月20日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    “竜崎伸也”と言う人物の描き方が 魅力的でこのシリーズを読んできた。

    今回はどうだろう?
    私も慣れてきたのだろうか?
    もう一つ いつもの“竜崎節”?が 感じられなかった。ちょっと寂しい。

    県警、警察署からの登場人物が多く 頭の中がこんがらがりそうでした。階級も 警察の中では重要な役割を。上下関係の厳しさ 改めて感じました。

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    2026年05月20日
  • 遠火 警視庁強行犯係・樋口顕

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    気が弱くて、人に嫌われたくないと、自己評価の低い警視庁強行班係の樋口顕を主人公にしたシリーズ。
    奥多摩山中で見つかった他殺体を調べることになり、身元確認されたのは売春の噂もある女子高校生。
    青梅署・渋谷署との合同捜査となるが、一部の刑事から反感を招く。そんな彼らをも手なずけてしまう樋口に感心する、同期の氏家は「樋口マジック」と揶揄する。
    そんな樋口であるが、ある行為によりあらぬ疑いを掛けられてしまう。
    その行方は・・・。
    相変わらず安定した面白さの、このシリーズ。

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    2026年05月19日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    臨海署安積班シリーズは、警察捜査の行方というより人間関係に重きを置かれて書かれていると思う。警察内部の力関係などがわかるし、安積班のチームワークが微笑ましくてさらりと読めてしまう。謎を突き止めたい、という推理好きにはこの本は向いていないが、私は安積班シリーズが好きだ。星3.5くらい。

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    2026年05月16日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    安積班のメンバーとの再会は嬉しいが、本当に短編の集まりなので、私には物足りない。やはり、長編がいいな

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    2026年05月14日
  • 任侠学園

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    任侠の世界しか知らない男が、学校の理事となり、学校内の問題を解決していく話です。
    正直、内容はベタだとは思いましたが、気軽に読めるという点に関しては良かったです。

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    2026年05月14日
  • 熱波

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    今野作品の中で シリーズ化されてないものをと。

    内閣情報調査室の調査官が視察で沖縄を訪れ、知事と沖縄の比嘉補佐官と出会う。台湾マフィアに拉致されかけたり アメリカのCIAと知り合ったり。
    20年ほど前の作品ですので、今読みますと、台湾さんも沖縄の事考えている暇はないかもしれないですねと思ったりしまして。熊本の 台湾企業が入った地域はなかなか盛況の様子です。

    マフィア等に詳しくないので どのくらいの現実味があるのかわからないのですけど、こんな沖縄での駆け引きがあっての現在なのでしょう。

    これじゃなかった感は 多少は あります。
    いろんな作品を書かれている事は すごいなって
    思います。この多作作家さんを コンプリするのは プロ読者だと認識してます。

    ひま‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥ すんごっ!

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    2026年05月09日
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―(新潮文庫)

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    主人公竜崎の周りの人々にスポットを当てたサブストーリ集的な位置づけですが、
    楽しく読ませて頂きました。

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    2026年05月09日
  • 任侠楽団

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    時代遅れのヤクザの世直し劇場。今回は楽団員同士の仲裁。変わらずスラスラ読めて
    すこしジャズバーなんかにも挑戦してみようかなと思ったりしました。

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    2026年05月09日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「黄落」安積の先輩の退職にあたっての心残りとは。
    「心得」署員のファッション問題。
    「社交」職員のコミュ力問題。
    「軋轢」鑑識vs.強行班
    「我慢」捜査一課の佐治に対する不満。
    「願望」ロマンス詐欺。
    「取説」取説を読む派と読まない派。
    「夕凪」地域課の緊配に協力。
    「憂慮」教師に対するモンペ問題。
    「明鏡」「芸能人(や関係者)に会わせる」詐欺と恐喝。

    身近に見聞きする現代社会の出来事を取りあげているが、問題提起したあとはあっさり解決。短編集なのでこのくらいのノリがちょうどいい。

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    2026年05月09日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    シリーズ4作目。今回は3.5ってことで、主人公竜崎の同期である伊丹視点でのスピンオフ作品です。

    自分なりに分析し、考え尽くされた処世術ともいえる伊丹の人物像は、竜崎からは見破られていて、さすが同期、さすが幼馴染、さすが親友(笑)、と言う感じでした。
    逆に伊丹から見た竜崎も当たっているけれど、こちらは分かりやすいから当たり前か。

    息抜き的な巻でたまにはいいけど、やっぱり1.2巻の本編の方が面白いかも。今回はファンサービス的位置づけだな。

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    2026年05月06日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    ネタバレ

    安積班シリーズ24弾の短編集。

    「黄落」
    「心得」
    「社交」
    「軋轢」
    「我慢」
    「願望」
    「取説」
    「夕凪」
    「憂慮」
    「明鏡」
    の10編収録。
    安定のシリーズで、長編も面白いが短編の方も複雑でない分読みやすくて解りやすい。
    タイトルの2文字縛りはいつまで続けるのだろうか?

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    2026年05月03日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    さらさらっと1〜2時間で読める長編ストーリー。多様性、外国人への差別(意識的、無意識的に関わらず)への警鐘が鳴らされていて個人的に興味深かった。犯人は、途中からもしや、、、と鈍感な私にでもわかってしまった伏線回収だった。後半は、SNSへの警鐘を鳴らしていて、現代の問題を捉えている展開で、いろいろ考えさせられた。

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    2026年05月02日
  • 任侠病院

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    前作2つと比べるとストーリーがあまり盛り上がらず大きな事件も起こらない感じで終わったんですが、一定の面白さはキープされていたと思います。
    相変わらず組長はすごい人だし、日村さんは苦労性ですね笑

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    2026年04月30日
  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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    ネタバレ

    為朝伝説を話した里見。滝沢馬琴繋がりで里見八犬伝から取ったのかな?って思ったら、これまでもそういう遊びあったのかもって。

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    2026年04月29日
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)

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    判断に迷った時の竜崎の全部本音が気持ちいい。神奈川県警の課長を庇うのは意外な気もしたけれど、誰にでも平等な人だと思う。293ページの『全員の責任というわけじゃない。責任は俺と伊丹が取る』が格好いい。こういう上司に当たりたい。

    教習所が奥さんに嫌がらせした理由が謎のまま終わった。所長の嫌がらせ?阿久津参事官もよく分からない人物のままだった。大森署の副署長のような人では無さそう。

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    2026年04月26日
  • 明鏡 東京湾臨海署安積班

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    生徒と触れ合えない教師。部下を叱れない上司。訓練で気を使わなければならない教官。。。と言う言葉が出てきて、これがこの短編集に流れている作者の思いかなと思いました。そのわりに短編集のタイトルが明鏡(最後の一編のタイトル)なのはどうして?(笑)

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    2026年04月25日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    鳩村さん(頭が固く、もし自分の上司だったら本当に嫌。若い世代はもれなく嫌いだと思う。)が語り手で進んでいくので、爽快感のある展開ではない。

    そんな簡単に変わらないよ、世の中のおじさんは。プライドを傷つけられ、自分が曲がることは許さないんじゃないか〜、なんて思ってしまった(シリーズは未読ですので、解釈違いであればすみません)

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    2026年08月19日