橘玲のレビュー一覧
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購入済み
キャッチーな表題
無理ゲーという言葉を使うしかない今の日本やアメリカの現状を観察し分析している今作
何処か漠然とした不安が揺蕩っている今の不安から叫ばれている言葉達を甘えや思い込みと断ぜず根拠があるのはないか
ほとんど顧みられない無差別殺人容疑者の発言を寄り添い推察する形は確かに危険かもしれないが貴重かもしれない
そこから導き出される現代の絶望を見つめる事で今後の対応策を模索するのは良いことだと思う
あの一律給付金の評価について全く同じことを思っていたので溜飲が下がった
完全に個人資産もデジタル化すればここら辺のばら撒きもなくなり寄りきめ細やかのニーズ別に対応出来るって提案はなるほ -
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「マイノリティの尊厳を大切にしたい人ほど能力の優劣を否定する」って確かにそうだよなあと思った。「みんな同じだから差別はだめ」ではなく、「みんな違うから差別はだめ」なのだろう。
ゲイの遺伝子が受け継がれる理由の考察が面白い。「男から見て魅力的」な特徴を持つ遺伝子が女性に受け継がれれば、その遺伝子を持った女性は男性から魅力的に見えるのではないかという考察。芸能人にゲイが多いのも、人目を引く特性をもともと持ってるのではないかという。
うつになりやすい人の見解も面白い。てっきり悲観的な感情を持ちやすくポジティブな感情が控えめかと思えば、ネガティブなものにもポジティブなものにも敏感なのがうつになりや -
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1.持っている課題と、この本を読んだ理由--------------------------------
【課題】幸福とは?現状を鑑みて未来に向けての志向の整理が必要だったため
2.得た知識・気づき----------------------------------------------------
▼幸福の資本①~③
・①金融資産(自由) : FIに必要、①は必要だが時間をかけるものではない。
・②人的資本(自己実現) : 仕事からやりがい・生きがい ⇒ アーリーリタイアは定着しない、仕事は社会資本(評価)と結びついているので、人的資本を失えば人間関係や生きがいもなくなる。
・③社会資本 -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝日嫌い 2018
2022/01/03(月)記述
朝日嫌い よりよい世界のためのリベラル進化論
橘玲氏による著作。
2018年6月30日第1刷発行
題名に朝日と出している。
これは日本のリベラルの象徴として朝日としているだけだ。
リベラル嫌いという題名でもある。
その理由を考察した本だ。
今(2022/01/03)レビューを書いているけれども、
もしもっとこの本の指摘する所を立憲民主党が意識していれば
2021年10月の衆議院選挙でももう少しマシな結果になったのではないか。
今更ではあるが・・・
それだけに本書の指摘をもう少し正面から受け止め改善しないと
日本のリベラルに未来は無いと思う -
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ネタバレ国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版 2013/3/14
日本の財政がたとえ破綻に向かっているとしても、当分は金融資産は 普通預金でもっていればいい
2015年7月25日記述
橘玲氏による著作。
題名にあるように日本の財政破綻の混乱から自分の資産を守るには何をしたら良いのかを示している。
①日本の財政がたとえ破綻に向かっているとしても、当分は金融資産は普通預金でもっていればいい。
②日本の財政が破綻したとしても、手近にある金融商品だけで資産のかなりの部分を守ることが出来る。
③たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金で十分だ。 -
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ネタバレ「読まなくてもいい本」の読書案内 2019
「読まなくてもいい本」の読書案内
知の最前線を5日間で探検する
古いパラダイムでできている知識をどれほど学んでも、何の意味もない。
橘玲氏による著作。
2019年5月24日初版発行
本書は、2015年11月筑摩書房より刊行された。
本書は橘玲氏の「言ってはいけない」や「もっと言ってはいけない」のオリジナルとも言える本だ。
「言ってはいけない」は本書からのスピンオフなのだという。
橘玲氏によると世の中で出版される本の数は凄まじく多い。
人生で読めるのはその内のごく一部に過ぎない。
それが多少多かろうが少なかろうが、そこまで意味は無いのだという。 -
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ネタバレ新書大賞受賞の「言ってはいけない」の続編?で、こちらでは日本人が「自己家畜化」された民族であることを説明する。その過程で知能と遺伝の「もっと言ってはいけない」話、出るは出るは・・・衝撃的な内容の故に、著者のエビデンスに拘った姿勢が印象的。問題は「事実」を突きつけられた読者の方にあるでしょう。必読の書。以下、目次(ネタバレあり)。
<まえがき 日本人は世界でもっとも「自己家畜化」された特別な民族>
<プロローグ 日本語の読めない大人たち>
日本人の3分の1は日本語が読めない?
先進国の成人の半分はかんたんな文章が読めない
無意識は高い知能をもっている
知能とポピュリズム
知識社会に適応できるのは -
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ネタバレ2021年5月30日記述
80s エイティーズ ある80年代の物語
橘玲氏による著作。
2020年7月発行。
この作品は2018年1月太田出版より発行されたものです。
橘玲氏の過去に関して振り返った本。
橘玲氏の主張、文章を初めて読んだのは小林よしのり氏がかつて運営していたわしズムという雑誌に投稿していた文章だ。
あれからいくつかの著作を読み、自由になるには経済的独立を果たす必要があること。
闇雲に保険に入ってはいけないこと。
自動車は最高の贅沢品であることなどを学んで実践してきた。
(要するに買わなかった。その分を貯金できたと言える)
それからも橘玲氏は参考にする著者の1人として見てきた