【感想・ネタバレ】上級国民/下級国民(小学館新書)のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年02月12日

貧困地区の方々が、自分のいる世界しか知らない。そこから脱出する方法を知らないどころか、そんなことを考えもしない。わかっていたこととはいえ、そこに恐ろしさを感じるというか。やっぱ地域から「切り離す」義務教育って大事なのかな、と思いました。

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Posted by ブクログ 2019年12月08日

上級国民が今年の流行語大賞ノミネートだというし、読んでみた。
「言ってはいけない残酷すぎる真実」の橘玲だけに、だって仕方がないじゃない、能力差を受け止めよう位の話かなと思っていたら、もっと深くて、日本だけじゃなく、世界中の分断社会の諸弊害を書いていて、頭の整理になった。
大卒か否かでグルーピングして...続きを読むいたけれど、その違いが学べなかった環境に起因しているのか、学んだ学問の知識によるものか、はたまた学問に耐えた精神力によるものか、ちょっと気になった。

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Posted by ブクログ 2019年11月18日

バックデータを示して説明しているので、非常に理解しやすい。しかし、AIが進化すると、本当に人間が知識で分けられることはなくなるのだろうか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月10日

現代の格差の仕組みを鮮やかに
普段感じていた感覚を見事に明文化してくれた1冊.資本主義やグローバル化が進んできた現状で広がる格差がどういう仕組みでできているのか,しっかりとした論理で言及されている.3つの大きな章からなるが,どこを読んでも面白く,最後まで引き付けられた.
平成で起きたこと,令和で起き...続きを読むるであろうことの中心に団塊の世代があり,数の力によって政治家も容易く手を出せない存在になってしまったというのが読んですごく腑に落ちた.そしてその割を食ってきたのが団塊の世代ジュニアというのもおもしろい.最上級と最下流の人たちが政治的に似た思想をもつというのも新鮮ですごく勉強になった.

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Posted by ブクログ 2019年11月10日

ベーシックインカム全否定
負の所得税もほぼ同じかな
この論を覆すのは無理だなー
そしてナッジか
これ悪用されたらたまらないし
影響力の武器
行動経済学
要熟読だな

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購入済み

上級国民/下級国民

シゲタカ 2019年11月03日

自分の質を高めていかないとこれからは、生きていけないことが分かった。

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購入済み

知識社会の行く末

horitei 2019年08月15日

後期近代にさしかかった現在、リベラルと保守の対立は、前期近代とはまるで違ってきている。先進国における格差社会化は、知識社会に適応できた人とできなかった人の格差だ。こうした認識のもとに描かれる未来像は、いささか受け入れがたい内容にも感じられるが、直視すべき現実であると思う。

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Posted by ブクログ 2020年04月12日

団塊の世代の既得権益を守るために犠牲になった若年世代が痛ましい。排除され二極化が進む世の中が怖い。リベラル化が進み、それとともに知識社会への反乱であるポピュリズムもまた進む…。コロナはそれを助長するのではないか。

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Posted by ブクログ 2020年03月31日

どの主義を持とうとも個人の自由
究極の自己責任社会になるのを感じますね
かつて手にしたことのない異常なまでの自由な
世界はどうなっていくのか
答えは混沌の中・・・・

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Posted by ブクログ 2020年03月07日

池袋での高齢者による自動車暴走事故の際、死傷者が出たにもかかわらず、運転者である高齢者が逮捕されなかったことが、当該運転者の過去の経歴に照らして「上級国民」だから、という巷の風評があった。
そこからにわかに上級国民、下級国民論が論じられるようになったわけだが、本書はその論を著者の過去の話題作「言って...続きを読むはいけない」と同様に、各種統計データを駆使しながら、日本だけでなく、世界での「上級国民/下級国民」問題を深く掘り下げている。
印象的だったのは、
「平成が『団塊の世代の雇用(正社員の既得権)を守る』ための30年だったとするならば、令和の前半は『団塊の世代の年金を守る』ための20年になる以外にありません」と、
「教育の本質は『上級/下級』に社会を分断する『格差拡大装置である」と喝破しているところ。

本書を読むと暗澹たる気持ちになるが、現実は直視しなければならない、と感じた次第。

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Posted by ブクログ 2020年03月07日

講演会の内容をまとめたものらしいが、ブログなどで、読んだ内容とかなり重複している。
進化論と繁殖戦略、遺伝子に拘束される知能の格差が原因となった社会の分断、子供を作ることに対する性によるリスクの大きさの差に起因する高齢男性の孤独と女性の連帯、などが、主要な内容。

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Posted by ブクログ 2020年03月02日

「FACTFULNESS」での楽観的な(平均的な)世界の見方を理解しつつも何か違和感を感じていたのだが、それをここで説明してもらえた気がする。
橘玲からはいつも現実の厳しさを教えられるが、現実にきちんと向き合うことからしか未来は打開できないのも事実。
だが現時点ではその現実を良く把握してる者たちがそ...続きを読むれを利用してかじ取り(誰のための???)がなされているというべきか…。
まだまだ先が見えてこない感じ…平均値と中央値の乖離はもっと進むだろう…

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Posted by ブクログ 2020年02月29日

他の橘玲の書にも似たような主張があり、やや目新しさには欠けるものの、本著で最も印象に残ったのは、現代の一夫多妻制の話。婚姻率が男女で異なるのは、離婚した男性が再婚し、2人目の妻とも家庭や子供を持つのに対し、適齢期を過ぎた女性の再婚率が低いという事実。金や地位をモテる男性は、このように人生で複数の妻を...続きを読む娶る。これこそが一夫多妻制の現代版だと。確かに。そう考えた事は無かったが、金さえあれば、そのような生活も可能だろう。一方でモテない男性が溢れる。一夫一婦制を敷きながらも、複雑な問題である。

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Posted by ブクログ 2020年02月25日

マジョリティーが分裂していくという言葉はひしひしと感じた。

激動の時代をどう生きるのか
自分の好きなことをしていきる、やりたいように生きる、流行りの言葉だが、それこそが上級国民の印というか証しなのだろう

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Posted by ブクログ 2020年02月24日

 最初は正直、タイトルオチの本、ネットでバズっているから急遽刊行した新書だと思っていた。しかし食わず嫌いは良くないことだ、事実読んでみたら実に興味深い話だった。
 最初こそ「上級国民」という単語が散見されるが、それは次第に消えていき、社会の分断や知能の格差という言葉に置き換わっていく。世界で同時進行...続きを読む的に起きている”分断”や”格差”を説いている。それは欧米では反グローバリズムを唱える「極右の台頭」に現れている。…そういえばマスコミはこれを「極右」と騒ぎ立てるが、反グローバリズムという主張は本来左翼の専売特許じゃなかったのか?世界は手のひらがくるくると回っている。
 なんでこんなことになってしまったのか。少なくとも日本国内の軌跡については『日本社会のしくみ』(小熊英二著、講談社現代新書)を補完的に読めばなんとなく雰囲気はつかめる。

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Posted by ブクログ 2020年02月17日

自分たちがなぜこの様な生活をしているか?そしてこれからどの様に生活していくのか?過去の背景及び今後の社会の動きに対して直線的ではあるが筆者の推察が面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

最近流行りのワードを並べた本かと思って読んでみたら、素晴らしい本でした。僕は仕事を通しベーシックインカムは成功しないと思いましたが、ここまで明確に"成功しない"と言ってくれる人がいるとは驚きです。
この本は、"社会を上流国民と下流国民という観点からみたとき...続きを読む、社会構造は変えられなくとも、個人レベルで解決する方法を模索した本"です。ただし、世の中の流れをみていくので直ちに解決できるものではありませんが。
著者は、平成から令和の変化は、人口の比率の最も高い団塊の世代以上を保護する政策に片寄っていたと指摘しています。同じ時代を僕も生きてきましたが、たしかに著者の指摘通り若者の就労対策が置き去りとなり、若者の気質や自己責任に転換されていました。結果的に親の収入に頼らざる得ない状況となり、親と同居し低収入での生活を余儀なくされ、いつしか引きこもりとなっている層が一定数います。著者の指摘通り、特に"高卒の学歴しかない層"の場合は極端に自己責任とされ無視される存在となっていました。これは身分制度ではないが、社会構造として存在しています。更に悪い事に野党も団塊世代以上の味方となっていました。正規労働者以外の道を選んだとしても、非正規労働者実力さえあれば十分な報酬を得られる社会構造の転換を目指しませんでした。これは野党の支持母体が正規労働者の多い連合であり、正規労働者の不利になる改革をする事ができなかったらです。著者は様々な文献の引用を提示しつつ、著者の意見を展開していきます。
またグローバル化により世界は総体では豊かになるが、先進国では中間層が上流国民と下流国民に別れていく流れができていると伝えてくれます。トランプ大統領はアメリカ中間層から別れた下流国民層を発見し味方につけたという論は大変わかりやすかったです。時々、どこまでが引用かどこからが著者の主張か、面白くて一気に読んでしまいわからなくなってしまいました。
著者の橘玲氏は、作家で国際金融小説「マネーロンダリング」や「人生は攻略できる」等の金融・人生設計に関する著作も多数あります。本書を読んだ後、すぐに著者のブログをスマホのホーム画面に常駐させました。
今後、我が国に変化を呼び込むとしたら"若者が選挙に投票しに行く事"と"若者の声を代弁して改革を行える議員"を選出する事なのだと思います。若者の有権者が投票しない限り老人向けの政策が実施され続けます。投票に行っても高齢者の有権者の数が多いのだからと難しいと諦めてはいけないですね。また、できるだけ早い時期に社会構造を見抜き稼ぐ力をつけていく必要があるのだと思います。単純に知識を得る方法は、ネットのおかげで安く手に入るようになりましたし。
現在は安定していたとしても何かのタイミングで収入が途絶える可能性があります。若者同様に多くの国民も不安定になる存在と意識しなくてはいけないと思いました。

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

どうしてあんなにトランプ大統領を支持するアメリカ国民が多いのか、これまでとっても不思議でしたがなるほどなぁと。これが理由の全てではないんでしょうけれども。

ベーシックインカムは成功しない、てか無理!(日本ではまずもって)、と思っていましたが具体的に自分は考えてこなかったなと本書を読んでいて感じまし...続きを読むた。素養が足らんと思い知りました。

基礎知識が足らんので「?」なところも正直ありましたが、2020年をこれから過ごすに当たって読んでおいた方がいい一冊と思います。
次のアメリカ大統領選を、この本を思い出しつつ注目したいと思います。

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

すごく面白い。若いうちに社会の実像として読んでおくと良い。まったく良い未来が見えずに笑えてくる。

1、団塊の世代の雇用維持のために失われた若者の権利。次は社会保障で失われる。票田は高齢層の手に渡ったから、すでに手遅れ。今後はガダルカナル戦のような撤退戦を20年行い、ちょっとした貧乏国家になるのを待...続きを読むつという国家戦略しか残っていないという予想図。
正社員と非正規の待遇の差は差別だったというのが、目から鱗。たしかに基本的人権を無視しているが、今の今まで当たり前としていたことが恐ろしい。
これは日本での分断。

2、性愛から見捨てられる若者。incel。社会への復讐をすれば神格化される。一夫多妻制の復活を求めること。
この世界は、事実上の一夫多妻であること。男女の未婚率の差から。離婚を繰り返すことができるのは、上流の者に限ること。年収が低いと、未婚率は上がる。これは世界規模での分断。

グローバル化と知識社会化が中間層を減らす。中流階級が少ない社会は活気が落ちる。階級の固定だからだ。没落中間層ができる。
実は戦前ドイツも日本もファシズムに走ったのは没落中間層と、フランクフルト学派で出ている。彼らのルサンチマンが、全体主義に向かった。つまり、今は超危険。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月03日

ITの出現で便利になり、誰もが情報発信できるようになったことで知らん人からのネガティブシャワーを浴びるようになったなぁ。自分の周りで時間をうまく使っているなと思う人がFBやSNSをやっていなかったので、自分も真似して少しずつ離れてみた。すると本を読む時間が取れ、資格も2つ取れた。自己責任の世界なら、...続きを読む自分の時間を確保し知識を付けることに時間に使うことは成果は不明だけれどもやって損はない気がした。

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