橘玲のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読書録「世界はなぜ地獄になるのか」5
著者 橘玲
出版 小学館新書
p270より引用
“ この世界が地獄になるのは、得体の知
れない「陰謀」のせいではなく、その方が
都合がいい者がいるからなのだ。”
目次より抜粋引用
“小山田圭吾炎上事件
ポリコレと言葉づかい
会田誠キャンセル騒動
社会正義の奇妙な論理
「大衆の狂気」を生き延びる”
評論家・作家である著者による、昔に比
べて平和で穏やかなはずなのに生きにくい、
現在の状況が生み出される原因について
記された一冊。
有名人の炎上から社会正義の動きや流れ
について、現実の息苦しさの実例を挙げて
論じています。
上記の引用は -
Posted by ブクログ
ネタバレ金融、税金、法律、IT、北朝鮮、中国、人間心理。
表社会の仕事では型にはまる事を求められます。
犯罪というものは、表社会とは違い、型があるものの抜け道を探す事を求められます。
型にはまりきった頭がよいと言われる人たちが作った制度が、破られていく様子にスカッとしてしまうのは、型にはまる事から抜け出したいという気持ちがあるからなのでしょうか?
最後の2文は、ITシステムと人間の心について語っていると考えました。
帯の文と合わせて読むと、「対になってるじゃん!」と気が付きます。
きちんと全文を読まなければ、最後の2文はただの文章にしかなりません。
全文を読むことで色がつきます。
それに気が付き「綺 -
-
Posted by ブクログ
不思議なタイトルだが、中身は定年後の独立自営を目指す私にぴったり!
橘さんは定年後だけのことを言っているのではない。
サラリーマン、サラリーウーマン全員に言っている。マイクロ法人がいいぞ、と。
それも2009年に。
この本は2009年本を新しくしたもの。
税制などの変化で内容が変わってしまったものもあるが、
根本的な考え方、橘さんが言いたいことは変わっていない。
「法人」という不思議な概念を活かし、国や自治体の融資、さらには補助金を活かし
賢く生きなさい、と言っている。一所懸命まじめにやるだけではだめと。
そして国に頼るな、国を使えと。
私はたまたま今年10月末で定年を迎える。今は部長職の -
Posted by ブクログ
ネタバレ・お金持ちになると、経済的自由(好きなことを好きなときにできる生活)が得られる。
・タワマンや高級車といった「派手なお金持ち」は時代遅れで、シンプルで自分らしい暮らしが新時代に合った生き方。
・ある程度まではお金があれば幸福になる。だからといって、お金はあればあるほど幸福というわけではない。
・お金持ちになるというのがもっとも早く幸福になる方法だが、年収で800万、資産で1億円くらいで頭打ちになる。
・外食や海外旅行に行くことは、最初は楽しいが回を重ねるごとにうれしさは減っていく。(限界効用逓滅の法則)
・マイクロ法人で節税する
会社員は税金や社会保険料の負担が大きいので、マイクロ法人を使った -
-
Posted by ブクログ
・幸福の条件は、①自由、②自己実現、③共同体=絆(p.23)
→この条件は、①金融資産、②人的資本(仕事)、③社会資本のインフラに対応している
・日本では、大卒の平均的なサラリーマンが生涯に得る収入は3億~4億円(p.61)
→共働き夫婦の生涯収入を総額6億円として、そのうち15%を貯蓄すればそれだけで9000万円
→10%としても、年率3%で運用すれば退職時の資産は1億円を超えている
→特別な才能などなくても、勤勉と倹約、共稼ぎだけで誰でも億万長者になって経済的自立というゴールに到達できる
・お金と幸福に関するシンプルな法則(p.69)
①年収800万円(世帯年収1500万円)までは、収 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ橘玲さんの「HACK」を読みました。タイトルの通り、ハッカーが主人公。もともとITと金融の親和性は高いし、暗号資産が出てからはなおさら。つまり、高いリテラシーがあるということは、必然的に金持ちを意味する。あるいは、お金に不自由しない生活といった方が良いかも。そして、金のあるところには必然的に女とドラッグがあって、裏の世界にも繋がっている。当然、それを監視する諜報機関は身近な存在。そして、そんなダイナミズムが展開する拠点は日本ではなく、ダイナミズムが満載の東南アジア。そんな全てが詰まった作品。昔々、村上龍さんの「愛と幻想のファシズム」を読んだときのような興奮を覚えた作品。
-
Posted by ブクログ
橘玲の著作を読み慣れた者にとって、本書に新しい情報はさほど多くない。しかし、同氏の他著書と比較しても、読後の感覚は驚くほど鮮やかである。
それは、担当編集者のサラリーマン時代におけるドロップアウトの経験が、絶妙なアクセントになっているからだろう。数々のヒット作を世に送り出す編集者の手腕が光る。
特に「自分に合っていることの見つけ方」の記述は、橘玲にしては珍しく自己啓発的なアプローチであり新鮮だ。
サラリーマンという働き方が、人生において有利な選択肢であり続けるかは不透明な時代である。絶滅危惧種とまでは言わずとも、将来を見据える上で一度は頭に入れておくべき一冊である。 -
Posted by ブクログ
橘玲さんは心の師匠。
されど私に出来ていないのは、フリーエージェントとしての生き方。マイクロ法人も魅力的だと思いながらも、そもそもの仕事を見つけることができなく、サラリーマン人生継続中。
サラリーマンという生き方の不自由さ。その解決策としての中小事業者を守るための税制を活用した生き方。この話自体は、過去の著作で何度も何度も繰り返し出てきた。その度に、そのムーブに取り組めない自分に残念な気持ちになってた。
副業と言われても、特に趣味もないし、なんか面倒で現状維持。マイクロ法人作って税制を上手く使うのは魅力的だけど、サラリーマン人生も悪くないし、まだ大丈夫かなと。
しかし、サラリーマン人生も