橘玲のレビュー一覧

  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    はじめに、の中に、タイトルに対しての回答がざっと詰まっているので、ここを立ち読むだけでも意味があると思います。
    私は正直ショックだったのですが、なるほどとも思い残念な納得感を感じました。

    誰もがその所属するなににも縛られず「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい、というのはその通りなのだけれど、結局そのリベラル化が極まっていくことにより社会はどんどん複雑になり、私たちはの首がだんだんと締まっていくという現実。
    ポピュリズム(右傾化)がリベラル化の行き着く先ということは、もうどっちに行っても最終的には地獄に着くってことなのかもしれないですね。悲しき人間社会。。
    日本も近年は平和と自由を享受でき

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    2025年11月29日
  • 人生は攻略できる

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    もうすぐ40代になり、人生について他の人はどんなように考えているのかと思って読みました。

    人生で考えるテーマである幸せ、愛、友達、仕事、お金、仕事について書かれています。

    内容は、中学生くらいなら分かるかなぐらいの言葉使いでとても読みやすく、一つ一つ納得できるないようでした。

    なぜ、これを学校で教えてくれないの?と思うことばかりで早速こどもにすすめてみようと思います。

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    2025年11月27日
  • HACK

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    面白い!著者の過去作『マネーロンダリング』『タックスヘイブン』が令和版にバージョンアップ。時代は幾度となく移り変わり、今やマネロンの最先端は暗号資産に。その手法の描写のリアリティを徹底追求した時点で大半の読者が振り落とされそうなのに、さらにプロットが現実世界を取り込みながら(刊行までのスピード感も凄まじい)二重三重に練られているのだから読むのには相応の集中力を要する。まさに読者の醍醐味。IT小説であり金融小説でありスパイ小説でもある。著者が蓄えてきたパワーが存分に発揮された傑作。

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    2025年11月22日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    本屋でよく目にしていた本ですが、煽り感の強いタイトルが苦手でなかなか手に取れませんでしたが、特にバカと書かれていることが悲しくなるというかなんというか。人を見下すような内容なのでは…と思いましたが,違いましたね。
    時々、主観的かな?ということも書かれてはいますが、男と女の違いは生物学的に証明されているわけだから、それによって価値観も全く違ってくるというような内容にはとても納得できました。その他にも「偏見」について、偏見をもつなと教育されるよりも、無意識であるほうが偏見は少ないのかもしれないということ。それから、記憶は流動的で、完全に完璧にインプットされているわけではないこと。
    など、興味深いこ

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    2025年11月17日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    すごく面白い内容でした。
    一般ではあまり見聞きできないような実験的な事実が色々と書いてあり、何だか人間って愚かだなとかおかしいなとか考えながら読めました。
    内容は行動心理関係が多く、もう忘れてしまっていることもあるので何度も読み返したいなと思います。

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    2025年11月12日
  • HACK

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    前作「マネーロンダリング」が大好きだったので期待して読んだ。内容は違えど同じ雰囲気を醸した作品で大満足。現実と距離を置き感情の上下は少ないんだけど、ロマンティストな主人公の冒険譚。今より少し未来感のあるストーリーが面白い。

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    2025年11月08日
  • 「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する

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    ネタバレ

    【複雑系】
    マンデルブロ、ベキ分布、世界の根本法則とは複雑さにも秩序がある→リアス式海岸、カリフラワー、
    それはフラクタル。自分を次々複製する自己相似により自己組織化、ラフネス(複雑さ)を生み出すことでベキ分布に至る。マンデルブロ集合。世界は単純なものの重なりで複雑になっている、複雑系のスモールワールド。
    【進化論】
    生命の本体は遺伝子であり、身体は乗り物。遺伝子を広めるためには自分が子供を産むだけではなく姉妹に産ませる方が効率的なこともある(アリやハチなどの社会的昆虫)、感情や心も遺伝子を残すために進化して生まれた。ダイエット出来ないのも進化論に通づる。
    遺伝子残したいって思うものなのか、思

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    2025年11月08日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    みんな大好きなお金の話。
    でも、親から教わったことはない。

    子供には、どうやって教えるの?と思いこの本を読みました。

    この本では、お金についてのリテラシーに必要なことをゲーム形式で提示してくれていて子どもと一つずつ実施していくと楽しく学べます。
    小学校高額年くらいからならわかように難しい、一緒にゲームをしてみてその後この本を読むと定着率も上がると思います。

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    2025年10月29日
  • マネーロンダリング

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    面白かったです。
    著者の別作品である「永遠の旅行者」や「タックスヘイブン」と構成や登場人物は似たような感じです。
    2作と比べると、主人公がちょっと掴みづらくてあんまり感情移入できなかったかも。

    麗子が、東野圭吾「白夜行」の雪穂と重なって見えたのは自分だけかな。

    解説が政治家になる前の若かりし玉木雄一郎氏なのも良い。そしてこの解説、とてもわかりやすかったです。

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    2025年10月24日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    SNSで無限に繰り広げられる醜い言い争いやネット上での炎上を1度でも見た事ある人にはぜひ読んで欲しい。

    リベラル化の行き着く先、キャンセルカルチャーが勢力を広げる理由、差別、正義、過度な尊敬表現などを生物学的視点を交えて論理的に説明される。

    世の中の動きを少し離れたところから見ることで自らの立ち回りや思想を確認し、上手く生きていくことが出来るかもしれない。

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    2025年10月21日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    "バカは原理的に自分がバカだと知ることはできない。私も。あなたも。"

    さまざまな科学的知見から、目を背けたくなるような社会の現実をあらわにしてくれます。社会のあり方を考えさせられる1冊です。

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    2025年10月11日
  • スピリチュアルズ 「わたし」の謎

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    自分とは、何者なのか…?
    タイトルだけ見ると、オカルトチックな内容にも見えますが、決してそんな本ではなく、脳科学、心理学、行動遺伝学などを駆使しながら、橘さんらしく淡々と人間のパーソナリティに迫る一冊です。
    人間理解を深めたい人や、パーソナリティを客観的に理解したいと思っている人に強くおすすめします。

    著者は、心理学におけるパーソナリティの5つの因子「ビッグファイブ」をもとにした8つの因子を用いながら、人間の内面を解き明かしていきます。

    ※ビッグファイブ…①外向的/内向的、②楽観的/悲観的、③協調性、④堅実性、⑤経験への開放性。
     著者は、このうち③を同調性と共感力に分け、知能と外見を加え

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    2025年09月30日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    2025/09/30
    p162
    法人設立にあたり
    給与の決め方は、課税対象にならない金額に設定すること。
    個人事業主は小規模企業共済に加入することで、運用利回り3%の元本保証の商品を購入することができることで、最大で年間160万円を非課税で積み立てることが可能になる

    雇用
    そして、家族を所得税の発生しない範囲で雇用することで税金対策となる。従業員雇用に伴い、中小企業退職金共済に加入することができる。加入から2年間下金の3分の1 (最大10,000円を国が助成してくれると言う。おまけ付き積み立て金は年利1パーで運用可能。しかし1年未満では退職金は無し。2年未満では、退職金が積立金総額を下回る

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    2025年09月30日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    これはかなり面白い、子どもに読ませたい。
    理解できると楽しいと思う

    はじめに
    合理的に考える

    子どもがこのゲームを理解するには
    「人生の資源(お金や時間)は有限である」
    ということを自分で体験している必要がある
    子どもにはおこづかいの範囲内で、現金で買い物をさせる、クレジットカードやスマホのアプリの支払いでは、このいちばん大事なルールがわからなくなる

    ステージ1
    なにかを選べば、別のなにかをあきらめなければならない

    ▲トレードオフを理解する レベル1
    ゲーム1-1
    テーブルの上にリンゴとミカンを1つずつ置く。2人のプレイヤー(君とパパ/ママ)はそれぞれ百円玉を1つもっている。リンゴと

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    2025年09月24日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    遺伝と環境の影響についてエビデンスを示しながらわかりやすく解説してくれる本です。
    本書には、誰しも都合のいい解釈で世界を観ているという厳しい指摘があるのですが、確かにその通りと思えるほど世界には欺瞞が溢れていると気付かされました。
    著者の手のひらで踊らさせてる感もありましたが、納得するしかないという気持ちになりました。
    この欺瞞についてこれからも日々考えることになりそうで、考える習慣に影響を与えてくれたという意味で良い本だと思いました。

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    2025年09月24日
  • スピリチュアルズ 「わたし」の謎

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    岡田斗司夫さんやYoutubeの要約を見て、興味を持ちました。
    事例が豊富です。
    実際に読むことで自分が面白いと思える箇所がたくさん見つかります。たくさん発見があるので気がつけば通読してしまいました。
    人と話すネタにも良いです。
    要約の何倍も面白いです。

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    2025年09月15日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    会計とファイナンスの基本的な知識とあるが、難しい部分も多かった。
    マイクロ法人の設立を検討するときにまた読み返してみたい。

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    2025年09月13日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    ガチ現代で言っちゃいけないことだらけだけど、まあ科学的な観点?とか、エビデンスによりこの人類という現時点のデータがいろいろと書かれている。これを見て、そうなんだ、活かそう!にもならんしできないけどね。でも、当たり前だけど世の中はそんな綺麗事だらけの世界ではない。←これだけは真実であり、誰しもが真に幸せを享受してるとは言えないし、人それぞれいろんな悩みやコンプレックスがあると思う。なので、読んだからどう、とかにもならんけど(笑)、ただ、今あなたが抱えているその悩みはあなた1人だけじゃないよ、とは言えると思う。たぶん悩みのない人なんてそうそういないんじゃないかな、。たまにはこうやって、真実を知るっ

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    2025年09月01日
  • しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか?  いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法

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    ・性格や知能は遺伝できまる。努力で変えられない。

    ・現代は物質的な豊かさでなく精神的な豊かさを求められる。

    ・貧困より失業が人を絶望させる。

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    2025年08月17日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    「金融関連の本で誰の本をお勧めする?」と訊かれたら迷う事無く橘玲さんの本を進める程、多くの著書を読んできましたがこの本はタイトル通り「親子で学ぶ」事が出来る一冊。トレードオフ、限界効用の逓減、ギャンブル、金利等、身近な例を使って世の中の仕組みを判り易く解説されており、大人でもタメになる本。私の子供にも、もうちょっと大きくなったら教えてあげたいな。

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    2025年08月13日