無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
めちゃめちゃいい本だと感じた。
もちろん、科学をベースにしながら、
作者の推論だったりまだ未確定な部分も多分に含んでいる。
ただ、十分に「私とは何か」に関して大きな示唆をくれるほんだと思う。
# ポイントメモ
- FBの「いいね」から、機械学習で、配偶者の理解度ぐらいのレベルであなたがわかる。(選挙戦などで利用された。)
- ビッグファイブで
Openness(開放性)
Conscientiousness(誠実性)
Extraversion(外向性)
Agreeableness(協調性)
Neuroticism(神経症的傾向)
でわかるあなたの性質
- 本書では、「協調性」を「同調性」と「共感力」に分けると同時に、「外見」と「知能」を追加
明るいか、暗いか(外向的/内向的)
精神的に安定しているか、神経質か(楽観的/悲観的)
みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性)
相手に共感できるか、冷淡か(共感力)
信頼できるか、あてにならないか(堅実性)
面白いか、つまらないか(経験への開放性)
賢いか、そうでないか(知能)
魅力的か、そうでないか(外見)
- 自分の性質は、変えるというよりマッチする場を選ぶ
- 1,遺伝、2.親、3親以外の共同体の影響を受けるが
重要な割合を占めているのは、遺伝と、親以外の共同体だったりする
- 無意識は、意識より圧倒的に大きい
- 男女で、共感力のベースの差はあったりする
- 浮気するのも、自然の摂理?
- 意識も、性格も進化の過程で生まれ、淘汰されてきて残っている産物
Posted by ブクログ
自分とは、何者なのか…?
タイトルだけ見ると、オカルトチックな内容にも見えますが、決してそんな本ではなく、脳科学、心理学、行動遺伝学などを駆使しながら、橘さんらしく淡々と人間のパーソナリティに迫る一冊です。
人間理解を深めたい人や、パーソナリティを客観的に理解したいと思っている人に強くおすすめします。
著者は、心理学におけるパーソナリティの5つの因子「ビッグファイブ」をもとにした8つの因子を用いながら、人間の内面を解き明かしていきます。
※ビッグファイブ…①外向的/内向的、②楽観的/悲観的、③協調性、④堅実性、⑤経験への開放性。
著者は、このうち③を同調性と共感力に分け、知能と外見を加えた8つの因子を本書で示す。
各章でそれぞれの因子が説明されるのですが、例えば外向的なのに悲観的で、共感力は高いが堅実性は低い、という(私のような)パーソナリティも存在するわけで、自分の姿を実に客観的に捉えられたような気がします。
一方で、ちょっと自分とは違う、あるいは相容れない行動を取る周囲の人々に対しても、ああ、そういう性格なのか、というこれまた客観的な理解が深まった気もします。(そうすることでいちいち腹を立てずに済む!)
驚いたのは、博愛主義者の共感力が低いのだということ。
これはつまり、博愛主義者はより広い視野で人々の幸福を考えるため、周囲の人にはかえって冷淡である(偏狭な仲間意識がない)ということだそうで、マザー・テレサやガンジーらがその例として挙げられています。これは意外!
最終章では、成功/失敗するパーソナリティについても述べられているのですが、現代を上手く生き延びるためには、「自分のパーソナリティを前提にして、それがアドバンテージをもつ場所(ニッチ)を探」し、「自分のパーソナリティに合った人生を設計する」ことが大事なようです。
橘さんの本はどれも面白い。
「自分を知ることが大事なのは、結局、自分がもっているものでなんとかやっていくしかないからだ」という著者の醒めた視点を理解することが、自分への理解につながっていくのだと強く感じました。
Posted by ブクログ
「性格」や「私」と言った曖昧な概念を最新の脳科学の観点から解き明かしてくれる良書。橘玲さんは、日常社会の曖昧な概念を合理的な観点から説明する本を執筆する印象があるが、今回の本もまさにその手のものであった。近年のビッグファイブの研究から導き出されることには、性格にはかなり遺伝的な要素が強く、そう簡単にパーソナリティは変わらないということである。無理して自分が自分らしさを発揮できない環境にいるよりは、スパっと適した環境に行き、自分らしくストレスを溜めずにいるのが1番なのかもしれない。現代の知識社会で成功するパーソナリティとして求められているのは、高い知能、高い現実性、低い神経症傾向であり、これにさらに高い外交性と魅力的な外見が加わると、政治家として一国のトップに立つことができるほどの人材かもしれないという。
内容は難解だが....
進化心理学や行動遺伝学の知見を敷衍し、自我という不可侵の領域をビッグファイブや遺伝率という指標で解剖する野心作。
意識は後付けの錯覚に過ぎず、パーソナリティ空間における無意識のアルゴリズムこそが我々の本性であるという主張は、自由意志を根底から揺さぶる。終盤には霊魂の終焉が宣告されており、その徹底した還元主義的構成は難解ではあるが興味深い。
INTP型を自認する私にとって、この決定論的な人間観は陳腐な精神論の虚妄が払拭される点で面白い。
自他の情動や非合理な振る舞いすらも、進化の淘汰がもたらした適応の帰結とされているが、さて冷徹に俯瞰し最適化を図る、
それが真に合理的な人生なのかといわれると虚しさも残る気がする。
Posted by ブクログ
「本当の自分とは何か」。この問いに答えを求め自己啓発やスピリチュアルに惹かれる人は多い。そんな「自分探し」の旅を現代心理学の視点から読み解く。
人はなぜ自己を探し求めるのか。心理学が明かすのは私たちの「自分」という感覚が脳の働きによって生み出されたものであり揺らぎやすい存在だということだ。
しかし不確かだからこそ人は意味を求める。宗教、神秘体験、自己啓発——そこには科学では説明しきれない「生きる意味」を見出そうとする人間の本能がある。
自分とは何者か。科学とスピリチュアルの狭間で揺れる私たちは8つの要素の組み合わせで決まる。人間理解に新たな視点をもたらしてくれる。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用