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Posted by ブクログ 2014年11月14日
タイトルだけ見て、文書を書く教科書みたいなつもり(実際にそういうものを探していたので)で購入したら、中身はまったく違っていた。
現在の大学における諸問題から、入試の変化、社会の変化、数学と国語力の関係等々、普段から漠然と考えていた、すべてのことは独立ではなく全て繋がっているということを、少し具体的...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月21日
自分が受験生だったころは、マークシートは単なる技をもって突破するものだった。またそれが偏差値管理主義の象徴であっても全く気にしていなかった。なぜなら偏差値は、ときにはステータスであり自分の立ち位置をチェックする好材料であったから。しかしいま、教育論を考える側の立場になった改めて思う。技で正答できるマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月01日
思ってたのと違ったな。大学・入試・教育批判の本。
今の数理・データサイエンスゴリ押しの風潮はどのように評価されているんだろう。
日本の未来のために教育に力をいれるべき、かつての日本の水準は…という論調が多いが、政治家の出る家系らしい。道理で。
社会に出てから苦労するだけなので、勉強は無料のとこでしっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月23日
論理的思考の手引きと、それをアウトプットする方法について書かれた本かと思ったが、数学者が現代の大学受験の様相を皮切りに小中高の数学教育について語る本だった。
そうだと思って読めば、マークシート型試験では論理的思考が身についているか判別できない、証明問題で国語力を含めた自らの頭で考え、物事を根本から理...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月31日
今は名前が変わったセンター試験。なんのことかよくわかっていなかったAO入試。揺り戻しが来ているように感じるゆとり教育。これらについて、ある数学者、教育者が考えていること。
大学が増え、少子化が進んでお客様になった大学生。入試はどのような学生を求めているのかを大学が示すメッセージだが、センター試験のよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月06日
「試行錯誤を繰り返し、物事を考える学生が年々増えている」
その原因を、数学者である著者がおおよそ数学的な目線から、今日の大学入試のやり方を批判し、教育と入試のあるべき姿について論じられた本。
まず筆者が最も今日の教育の弊害と訴えていたものは入試の「マークシート方式」である。
本来、「答えを導く」こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
新聞の読書欄で佐藤優が取り上げていたので手にした一冊。
国語の重要性を説く数学者という意味では、藤原正彦と同じスタンス。藤原正彦の主張の多くに共感しているワタシとしては、本書の主張についてもウンウンと頷きながら読み進めることができた。マークシートの問題点を、国語・数学の例を挙げながら解説し、答えを「...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月05日
佐藤優が勧めていたため、本書を読んだ。
芳沢氏の著書は何冊か読んだことがあるが、内容的に浅いものが多く心配であったが、案の定本書も深い内容ではなかった。
本と映画とラーメンは他人の勧めに乗ってはいけない。
佐藤優の勧めだとしても、乗るべきではなかった。
しかし、既知の事柄を確認する意味はあったし、新...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月18日
「論理的に考え、書く力」をつけるための本ではない。「論理的に考え、書く力の危機」について数学教育の立場から記した本。最近、こういうキャッチーなタイトルの本が増えて困る。出版社の方も、タイトルと本の内容の整合性について、論理的によく考えてほしい。
さて、この本の主題である教育について考えてみると、セ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月25日
「論理的に考えること」のノウハウではなく、大切さを説く本。
私立文系の数学オンチ。終始自分のことを客観的に分析されているかのようだった。ゆとりと云われる世代ではないけれど、ゆとりへの道は始まっていたんだな。
社会人になった今、論理力の大切さを思い知っている。
自分の欠点の根源が色々わかる。
それが...続きを読む
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