【感想・ネタバレ】幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」のレビュー

あらすじ

「ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない」「金融資産」「人的資本」「社会資本」という3つの資本の意味と、その組み合わせによって生まれる8つの人生パターンを解説し、あなたが目指すべき「幸福な人生」を考えます。

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Posted by ブクログ

過去の著作をアップデートするかたちでまとめられた幸福論

残酷なほど明確で興味深い本を書き続けている著書の、幸福な資本についてのコンピレーション的ベストアルバム的な内容
お金と幸福の関係、若いうちに読んでおきたいような仕事論、人付き合いのポートフォリオ、日本人の特性など、やはり面白い。

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2025年03月14日

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おもしろかった~。
現代の人の生き方とかお金のサイクルの実情が知れる。
これを読んだからといって、さあ明日から私は幸せ!となれるわけではないけど、幸せになるってやっぱりそういうところよね、と再確認。
この本を称え奉り言ってることがすべて正しいとは思わないけど、今自分が向かおうとしている方向性で合ってるかもと思わせてくれた。
結構容量大きめで読むの時間かかるけど、これくらいのが読み応えあって好み。また読みたい。

特に印象に残ったテーマ
・介護業界が水商売人の受け皿になっている
・ダイエットが成功しないのは、成功してしまうと成功しなくなってしまうから
・日本人が鬱になりやすいのは遺伝子レベルの原因がある

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2024年05月15日

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読んでよかった。

幸福になるための具体的な方法(考え方や戦略といったほうが適切かも)が書かれている。
一部難しいところもあったが、全体的には読みやすかった。

好きなこと(幼少期の自分のキャラからわかるとのこと)を突き詰めて仕事とするのが大事とのこと。
むしろ、そうしないと幸福になるのは難しいくらいまで書かれていた。

また読みたい。

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2023年06月14日

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ネタバレ 購入済み

幸福の土台とは

とても面白く読みやすい本でした。
こちらの本に書かれていることは幸福の土台になり得る要素は何かということです。
土台になり得る要素は多くの人にとって感覚的に正しいものであると私は感じました。
幸福とは何か、幸福になるための人生の生き方に悩んでいる方におすすめです。

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2023年02月16日

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人的資本・社会資本・金融資本の3本柱から8つのパターンと各種の状態について解説した一冊。そもそもの各個人の状況や方向性について理解することができた。社会学的な観点からのアプローチもあり、人間の生態系について非常に勉強になった。

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2023年01月30日

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人的資本は好きなことに集中投資
社会資本は小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散
会社以外で新しいコミュニティに参加したいな

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2023年01月21日

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幸福は以下の三要素からなる。
・金融資産
・人的資本
・社会資本

それぞれを運用することで、幸福の絶対値を増やしていくのが人生。

それぞれの要素は一部相反するため、全てを満たすような超充になることは難しい。

一般的に人間は社会資本からくる愛情に最も幸福を感じるため、一定の金融資産の礎を築いた上で、社会資本にフォーカスすると人生の幸福が最大化しやすい。

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2023年12月26日

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1.持っている課題と、この本を読んだ理由--------------------------------
【課題】幸福とは?現状を鑑みて未来に向けての志向の整理が必要だったため

2.得た知識・気づき----------------------------------------------------
▼幸福の資本①~③
・①金融資産(自由) : FIに必要、①は必要だが時間をかけるものではない。
・②人的資本(自己実現) : 仕事からやりがい・生きがい ⇒ アーリーリタイアは定着しない、仕事は社会資本(評価)と結びついているので、人的資本を失えば人間関係や生きがいもなくなる。
・③社会資本(共同体=絆) : 幸福を考える上で一番重要。理由は人間は共同体の仲間から評価されたときに幸福感を感じる

・お金に換算(プライサブル)、お金に換算できない(プライスレス(愛・友情))

3.ひらめき・アクション------------------------------------------------
・時間を①~③に分配する
・②から①を増やす

4.新たに持った疑問----------------------------------------------------
なし

5. 以下メモ------------------------------------------------------------
なし

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2022年03月12日

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幸せな人生にしたいな。と漠然に考えていたが、
『幸せな人生を目指して頑張っているときが、もっとも「幸福」なのかもしれません。』
という締めの言葉に腑に落ちた。

幸福を手に入れる上で重要な人生の軸は①経済的自由②生きがい③友人,仲間だと感じた。
株や不動産など投資の勉強や、熱中できる好きな仕事に就くことを目標に人生設計を見直したいと思う。
それから、特に私の周りで支えてくれてる家族や友達を大事にしていこうと強く感じた。

著者のアイロニカルな文章が好きで読んでみたが、おもしろかった。

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2025年12月14日

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常々、幸せって何だろうって思っていたのでこの本を手に取りました。幸せの内訳は「健康なのかお金なのか人間関係なのか」この本を読むまで分からなかったのですが、この3つのうち2つ以上満たすことができればそれは幸せなのではないかなって自分の中で解釈できました。
3つ全てを充実させる“超充”は中々厳しいですが、そこを目指して努力してる今も実は幸福なんだよなってことを考えさせられます。
“しわあせ”を感じながら生きていきたいです。

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2025年11月17日

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金融資産・人的資本・社会資本。これらを充実させれば人生は幸福になる。人によってどれかに偏りがあるが、これからの人生の指針になると感じた。

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2025年08月02日

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「あなたにとって現代日本に生まれたことが最大の幸運」というのに共感。
資本論についてはあまり理解は深まらなかったが、橘玲先生の他の著者からの引用などもあり、全体的に一貫したメッセージを受け取れる。

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2025年03月21日

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本書が執筆されたのが第1次トランプ政権の時だった。なんという偶然だろう。『シンプルで合理的な人生設計』の前に読むべき本だったのを読メレビューで知った(汗)。件の本やこれまでの著作と重複する内容が多かったが、それでも得るものが多かった。日本と欧米の働き方=マックジョブとクリエイティブクラスの構造が示された。日本の働き方が、改善が困難なほどガラパゴス化していることを再認識。間人(アジア的)と個人(欧米的)という考え方も面白いな。幸福資本の最適ポートフォリオは参考になった。

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2024年11月24日

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とても体系だっていて論理的で読みやすい。「幸福」だとか「幸せ」を定量化することは難しい。なのでそれらに関する本ではエビデンスを示すことが難しく、机上の空論になりやすい。
そんな中、本書では数多くの定量的な研究結果や調査結果を示しながら、現代(2017年時点)の資本主義における幸せな人生の理論上の正解を導き出そう試みている。

思考検討のベースが経済学のようで、経済的な観点から論理を積み重ねていくのが特徴的だが、同時に性風俗業界に関する情報の引用や脳科学研究からのアプローチなどもあり、多面的に主張の根拠を固めていっている点に面白く、また好感が持てる。

本書での答えはあくまで理論上の結論であるから、マジョリティに向けての、そして可能性として有望な答えを提示しているに過ぎない、ということは常に念頭に置く必要があるわけだが、それを加味しても説得力がある。

本書では、最初に幸福の条件を3つに集約している。それが、
1、自由
2、自己実現
3、共同体=絆
である。
本当にこの3つに絞って良いのかな?という疑問が早々に上がった。

「自由」に関しては、私個人としては疑いようがない。自分で自分の人生を決定できるという、人権や権利としての自由なくして幸せであるとは思えない。思想、行動、職業選択、食べ物の選択、パートナーの選択、行動の選択、そして行動の選択ともつながる健康など、自由なしには幸福を実感できる気がしない。

ただし日本とは違う一部の国家などの思想では、むしろ国家なり共同体なりがなんらかの制限をつける方が幸福度が高いと考える考え方もあるし、またアナーキズムのような極度の自由主義も存在する。そのため自由という概念を絶対視は出来ないが、まだ自由論に関しては私は見分が狭いのでここでは妄信することにする。

「自己実現」はマズロー的な考え方で、その欲求階層説には現代では批判もあるが、頭脳や社会が成熟した高等生物たる一ホモサピエンスとしては、確かに主観的に自らを幸せだと実感できる枠組みは必要だと思うので、個々人に合わせた最終段階を設定できる「自己実現」は幸福条件として適切だろう。

「共同体=絆」については、社会的生物である人間は、恋人、家族、友人のほか、共同体との関係性が幸福に直結することは納得がいく。
社会は、自由や自己実現を達成するための物理的な条件ともなる。

その社会というのをもう少し私に近づけた共同体、その共同体への所属や互恵関係、取引関係は、生きるために必要な物資の調達やリスク軽減のための仕事というものを安定化させることで生き物としての幸福度を上げるだけでなく、仲間意識による心理的安全性も高めてくれる。
適切な組織サイズ、適切な結合度合、適切なターンオーバーのある組織であることはさらに細分化した条件となるが、いずれにしてもその共同体組織に所属し、貢献し合うことは幸福の条件として違和感がない。

これら3つの条件以外にも細かい部分は出て来ようが、論議をまとめるためにはどこかで枝葉末節を端折って断裁する必要があるので、3つにまとめるのは適切だろう。

本書の最終的な結論として、エピローグにその3つの条件に対応する戦略をまとめている。
そのうちの、「共同体=絆」に対応する「社会資本」の適切な戦略は、以下のように要約されている。
『社会資本は小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散する』。
この点が、自分にとっては一番大きな収穫物だった。

その空間の小ささ・大きさは、人によってボーダーラインの引く位置が異なるに違いないが、その位置を自分の心の満足度に従って適切に見計ることが出来、実現できたとき、幸福な生活はグッと現実化するように思う。

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2024年05月31日

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風俗で働く女性のセーフティネットが介護業界になってきている
デリバティブ

幸福を三つの指針で定量的に測る賢さ

過労死の本質的な原因は長時間労働ではない。むしろメンバーシップ雇用故の不適材不適所によるもの。能力不足

オンリーワンかつナンバーワン
小さな土俵で勝負
変化を好む
複雑にする

俺の未来展望的にも、社会的にも、20代のうちになにかしら会社を立ち上げて大手に買収されるのが戦略として正しい気はする

ひとは、自分と似ているひとからの助言が最も役に立つ。これは本当にそうだと思う。

幸福の意味は自分で見つけよう、みたいななんの薬にもならない言葉ではなく、主観も入れつつ根拠を持って進めていく橘さんの書き方は本当にタメになるよねえ

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2024年03月06日

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今後ずっと会社員でいるつもりだった、今の選択が最適だと思っていたが、働き方への考えが変わった。35歳までに自分の「好きなこと」を明確にする!

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2024年02月01日

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ネタバレ

YouTubeで岡田斗司夫が激賞していたので、その前にマイケル・サンデルの「実力も運のうち」を読み始めたが「これから正義の話をしよう」ほど納得できなかったので途中で放棄して本作を読み始めたが、経済学書ははっきり言って読みにくい。しかし日本人は日本で生まれたことで半分勝ち組で、セレトニンの話になると日本人は人類の究極進化ではないかとも思えてきた。本書で言いたいのは「金融資本」「人的資本」「社会資本」から幸福の土台を設計しろと言うことだが、今一応公務員の職業を退職してもうそれだけで幸福なことなのだと納得した。

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2023年10月12日

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幸福とは何か、自分の人生は果たして幸福なのだろうか、はたまた自分の人生設計は幸福に向かっているのか...。

そういう漠然とした気持ちに対し、指針を与えてくれる本だと思った。

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2023年07月31日

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最近続編が出たみたいですがようやく読んだ。人生のポートフォリオを、金融資産、人的資本、社会資本の3つで考えるってのはわかりやすくて面白い。世の中金やで、と言いつつそれだけでは幸せになれないというような事を説明出来る。こういう考え方を提示する橘玲氏は本当に頭がいいんだなあと思った。自分は金融資産はほとんどなくて、サラリーマンだから人的資本もしょぼい、社会資本は家族いて愛情空間は充実してるけど他は貧弱というところ。幸せではあるが、仕事失ったら一気に厳しくなってしまう。なんとか金融資産を充実させたいところだから、子供の教育費とか支出ばっかりでなかなかむつかしいね。今からでも出来る事をやるしか無いなあ。

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2023年04月30日

Posted by ブクログ

誰しもが人生設計に悩む中で、一つのチャンスやきっかけを与えてくれる一冊です。

人が生きていく中で重要なものがあります。
①金融資産
②人的資本
③社会資本

お金がなければ何もできませんし、働くには自分の適性をわかるように努めなければいけません。
人との繋がり、自己実現はとても重要で幸福を目指すには必須です。

後半は少々イメージのしにくい内容だったので咀嚼が必要ですが、前半部分はとてもわかりやすい内容でした。

日本社会があまりよろしくないですが、その中でも自分の幸せとパートナーや大切な人たちを守るためにも必読な一冊ですね。

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2023年03月31日

Posted by ブクログ

幸福な人生とは
金融資産(経済的独立を目指す 分散投資)
人的資本(自分の好きなこと得意なことに集中投資)
社会資本(小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散)
これを土台として生きていく。
自分は金融資産と社会資本はある程度理解して行動出来ている。人的資本はまだまだ探してる最中。
人的資本を探す旅はまだまだ続きます。

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2023年03月08日

Posted by ブクログ

人的資本を好きなことに集中投資して、自営業者になることこそ幸福な生き方への近道
・やりがいは搾取されずに自己実現できる
・お金、時間、人間関係を選べる
・生涯現役なら老後問題そのものがなくなる
→最強

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2023年02月23日

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幸福の3要素。
①金融資産:お金
②人的資本:仕事を通してのやりがい。自分の好きな事を仕事にできるのがベスト
③社会資本:家族を中心に考えて、友達は広く浅い方が分散できてトラブルになりにくい

・逆境が最終的には幸福に繋がる

自分には何が足りて無いかを考えるきっかけになった。家族はやはり大切にするべきと学んだ。

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2023年02月02日

Posted by ブクログ

むむむ。そこそこぐっときた。これが最適な整理のしかたかはわからないけど、結構納得感ある分類。金持ちになっても幸せになれないケースって聞くけど、確かにこういう説明だと納得できるかも。知らんけど。でも、同じぐらいの金持ち同士で社会資本が維持できてるケースってのも、ベンチャー界隈なんかではあるような気もするけど。しらんけど。

P90 同じ結果を得られるのなら、安ければ安いほどいい。

P132 しかしメンタルヘルス専門家として彼の話を聞いた見波氏の判断はちがいます。本当の原因は「営業担当者として製品に対する業務知識と営業スキルのレベルが低い」ことにあるというのです。要するに、仕事に対して自分の能力が見合っていなかったのです。・・・彼がうつ状態になったのは、プレゼンに出ないことで自分の能力不足がクライアントや役員などプロの前で暴かれることを避けるためだったのです。-これがメンタル不調を訴えるサラリーマンのいちばん多い悩みだといいます。

P138 ところが日本の会社ではスペシャリストとバックオフィスの仕事が一体化していて、専門的な仕事をする社員と、マックジョブしかやらない社員が全く同じに扱われるという奇妙なことになっています。

P151 そうだとすれば、定年までの20年以上を、なにひとつ「スペシャル」なものを持たない一介のさラリー万として、「拘束されて電気ショックに耐えるだけの無力なイヌ」のように伽藍の会社生活を耐えたなければなりません。こんな悲惨なことになるとしたら、人生設計が根本的に間違っているのです。


P194 お金は欲しいけど、お金を贈られたら怒りだす。-それは私たちの社会に「愛情や友情に金銭が関与してはならない」という暗黙のルールがあるからです。
彼女との関係がプライスレスである証として、セックスのあとに愛情を込めた指輪を贈ります。それに対して、3万円の現金を渡すのはセックスに値札をつけることですから、彼女をプライサブルなもの、すなわち売春婦にしてしまうのです。「君とのセックスは、ぼくにとって3万円の価値だよ」というように。

P238 そのためには、日本人の遺伝的特徴を前提として自分の人生を設計しなければなりません。よりわかりやすくいうならば、ストレスのない環境を設計できれば、私たちは「楽天的」とされるラテン系やアフリカ系のひとたちよりもさらに楽天的になれるかもしれないのです。

P250 そこで、「会っていてどれくらい楽しいか」「どれくらい頻繁に会っているか」で友達を評価し、楽しい友達とは近づき、楽しくない友達とはきょりを置くよう物理的に最適な場所を見つければいいのです。「幸福」への近道は、相手の幸福度によって「友達ノポートフォリオ」を最適化することなのです。

P265 ところが大人になると、リーダーキャラでないひとが上司の役割と担わされたり、本来は道化キャラなのに公務員などかたい仕事をすることもあります。そしてこのような「キャラちがい」が起きたとき、ひとは「本当の自分じゃない」と感じるのです。
「ほんとうの自分」とは、幼いころに友だちのグループのなかで選び取った「役割=キャラ」の別の名前です。

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2023年04月08日

Posted by ブクログ

人生を『金融資本』『人的資本』『社会資本』という3つの資本(=資産)で把握する。ここが基本。

風俗の話とか正直必要あるだろうかとか思ったけど、個人と間人の話は面白い。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

☆3.5 まあいつもの橘本ではあるんですが
 実證的、理窟的、非倫理的。この三拍子が揃った説得的な本で、甘いことは書いてません。
 人間には資本が3つあり、それぞれ人的資本、社会資本、金融資産である。その前提から話が始まります。
 で、橘本特有の、遺伝の話や統計の話が出てくるわけであります。セロトニンホルモン遺伝子の多寡で日本人民族が鬱傾向か、など興味深いはなしも。

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

人の資産は「金融資産」「人的資本」「社会資本」に分けられる。
金融資産→分散投資。経済的に自立する
人的資本→好きな事に集中投資。子供の頃のキャラが本当の自分。
社会資本→小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散

・好きなことに人的資本の全てを投入する。

・「自分だけのニッチ」を見つけた種だけが生物の進化の過程で生き残れる

・ルールがシンプルなゲームは強者に有利。
弱者の生存戦略は「小さな土俵」「複雑」「変化」

・時間と人間関係が選べれば、幸福度は大きく上がる

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2024年11月18日

Posted by ブクログ

橘さんのサラッとしつつも確信をつく語り口が好きで読みました。
ジェファーソン高校のセックス相関図なるものは、なかなか奥深くよく調べたならとある意味感心する。
確かに、なるほど、そう思って読んだ。
さて、最終章、幸福の資本というタイトルであるにも関わらず、それでも幸福になるのは難しいとある。
幸福の分散投資というフレーズまで飛び出した。

この本に限らず、幸せは人それぞれだと言うことを考えれば、身の丈にあった日々の幸せを探して満たされることがごきげんな自分でいる幸福の資本(資産マイナス借金)になるのではと勝手に結論づけました。

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2024年10月08日

Posted by ブクログ

「幸せの3つのインフラ」斬新な視点であるが3つのインフラによって決まる8つの人生パターンはそれぞれとても現実味があるように感じた。長い人生で起きる問題はこの3つのインフラのいずれかが失われるために起こるのだろう。

本筋から少し外れるがアメリカと日本の働き方の違いについて書かれているところが面白かった。日本式の働き方のメリットとデメリットがよくわかった。

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2024年10月05日

Posted by ブクログ

前半の金融資本については前提知識がなく流し読みしてしまったが、後半の社会資本以降は面白かったのでぜひ最後まで読んでほしい
交友関係を浅く広く保つことを意識してソロ充を謳歌している私にとっては納得のいく一冊であった
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幸福な人生の最適ポートフォリオは強い繋がりを恋人や家族にミニマル化して、それ以外の関係はすべて貨幣空間に置き換えること

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2023年08月30日

Posted by ブクログ

幸せとはどういう状態なんでしょうか。

そこには、3つの柱が必要と言うことでした。

人的資本、社会資本、金融資本。
自分と仲間とお金。この3つのバランスで幸せの状態が決まる、という話だと思いました。

考え方自体は、アンドリュースコットのライフシフトを著者なりに噛み砕いたような感じの本なのかな、と

自分が何を持ってるか、どこを手入れすべきか、色々考えるきっかけになりました。

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2023年02月01日

ネタバレ 購入済み

目新しい発見はない

人生における幸福を「金融資産(資産額)」「人的資本(労働力)」「社会資本(家族や友人職場の人間関係等)」の3つに分けて考える本です。要するにこれらを底上げしたり、どれかひとつでも持っていれば人は幸福だと感じるという内容です。

あなたはいま勢いで仕事をやめても安心できるくらいのお金がありますか?
事にやりがいはありますか?
愛する人、平等関係のある友人はいますか?

ひとつでもあれば幸せを感じられます。ふたつあればなお良いです。三つ全部は合わせ持てません。この本の内容はこれでほぼ全てです。

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2021年06月05日

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