橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・言ってはいけない残酷な真実。人種や進化論に触れ差別としてタブーとされてきた領域にたくさんの統計と根拠をもとに語られていく。
・現実を見ないようにするのではなく、現実を知ってその上で自分に何ができるかを考える方が有意義だと私は思ったので、とても勉強になった。
以下ネタバレ
・アイデンティティとして最適なのは自分は最初から持っていて、相手がそれを手に入れることが絶対に不可能なものだ。黒人は白い肌を持てないし、男であることはミソジニーを生み出した。
変更可能なアイデンティティもあるが、自分たちが本物で奴らは偽物という別の問題を引き出す。ISやキリスト教原理主義はそれの最たるもの。国籍も変えること -
購入済み
非常に興味深かった
天才の考えていることが、少しわかった気がします。そして、民主主義が危機にあることも。
その段階まで行き着いていない日本人はどうなるのだろう? -
Posted by ブクログ
リベラル化の潮流 自分らしく生きられる
社会が複雑に 孤独に 自分らしさが衝突 格差拡大
リベラル化の帰結、その一部としてのポピュリズム
キャンセルカルチャー 反倫理 反道徳
小山田圭吾 東京パラリンピックテーマ曲
ロッキングオンジャパン記事 和光学園 高機能自閉症
地位についた者が攻撃の対処、キャンセルできる地位になければ無視
資格がないと辞退すべきだった・・・
ポリコレ political correctness ~グローバル空間での適切なふるまい方
身分制から生まれた日本語 相手のとの距離を調整 上下/内外
大きな差別がなくなり 小さな差別へ 言葉づかい 過剰な -
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Posted by ブクログ
久しぶりの満点レビュー。
橘さんの本は、いつもインフォーマティブで良いのだが、時に身も蓋もないことがある。この本では、もう少し常識人よりの安藤先生との対談の形をとっているので、いつもながらの的確な情報提供をしつつも、多少常識よりの結論に落ち着くことが多いのがよい。
最先端の研究者との対談でも、ぜんぜん位負けしないところは、さすが橘さんと思わせるが、それに対して実に誠実に議論を進めていく安藤先生も、尊敬に値する。
帯の煽り文句は、煽りすぎ。売れるかもしれないが、品位を落としていると思う。
タイトルの「運は遺伝する」というフレーズは、この本の中心的な話題である「知性が遺伝する」というのとはズレてい -
Posted by ブクログ
大学卒業後の1982-1995までを中心にした、橘玲の自伝。(彼が元編集者だと知らなかった)
当時の出版業界の勢いや破天荒さが面白い。
そして過ぎ去った時代に対するノスタルジーも心地良い。
今のスーパー売れっ子の彼がどうできたかが興味あったが、大学卒業までは適当であり、その後出版業界で多くの経験を積んだことで成長したようだ。
かなり仕事に打ち込んでいたようだ。
でもそれまでの仕事の経験と、彼の処女作『マネーロンダリング』やその後の著作に強い関係性があるわけではなさそうであった。つまり、その後の読書と執筆の生活によって数多くのヒット作を生み出したのである。
長い間の編集生活によるスキルはあるだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ上級国民/下級国民と言うと抵抗を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、これは2019年に池袋で発生したひき逃げ事件をめぐり、ネットに飛び交った言葉だそうです。
本書は社会学系の本で、日本やアメリカに限らず全世界的に等しく起こっている、持つ者と持たざる者の分断について解説しています。
著者曰く、その引き金となったのは「リベラル化、知識社会化、グローバル化」の3つでした。
最後まで読み進めると、なぜ(数々の問題行動や問題発言があってもなお)トランプ氏が人気なのか、反日・嫌韓・反中を謳う人はいったい誰なのか、といったことが感覚的に理解できるようになります。 -
Posted by ブクログ
徐々に言説はボルテージを上げ、本書のクライマックスでは「人生の意味」に辿り着く。ミッシングリンクをまた一つ見つけたような気分。または、人類の設計図の1ページを手に入れたような興奮が得られた。
ホモサピエンスが自分たちより優秀なネアンデルタールに勝ち得たのは集団化する力であったとか、人間には利己的な合理主義だけではなく、最後通牒ゲームに象徴されるような非合理性も持ち合わせているとか。孤独は身体に悪いとか。つまり人間は、社会関係構築を前提に作られて(あるいは、そうした性質が生き残り)、良好な関係性や作用は、人に生きがいを齎すのだ。
生きがいにまで踏み込んで解説したのは、私にとっては本書が初めて -
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Posted by ブクログ
# 丁寧に説明された、カネに関する本
## 面白かったところ
* 出版業界の例を挙げて、新書がどの本屋さんにも並ぶ理由が具体的に説明してあるところ
* 簡単にカネを生み出す方法に関するリスクと、築き上げた資産を守る方法が割と現実的に書いてあるところ
## 微妙だったところ
* 仕方無しかもしれないが、かなり抽象的な温度感で書かれており、ピンと来る人にしかわからない書き方をしている
## 感想
橘玲先生の特徴として富者と貧者の対比が印象的だが、当書ではそのような描写が少ない。
若かりし頃の先生が奮って筆を走らせた本だからかもしれないが、とにかく制