橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小説しか普段読まないですが、この手の本も読んでみたくなり、手に取りました。
人間を生き物として冷静に捉えて考えると言う視点を持つのにこの本はいいと思います。
遺伝や、本能などロジカルに感情の原因を理由づけしていくので、読んでて腑に落ちたり、奇妙ですが安心する自分もいました。
やっぱ人間ってそんなもんだよね!みたいな感覚で。
子供の時に読むと変な影響を受けそうなので、色々な人と出会って、色々な経験をした大人になってから読むのがいいのかなと思います。
この本の全てが正しいかはわかりませんが、自分を省みるきっかけにはいい本だと思います。
自分が感情に押し流されそうな時、この本を思い出します。 -
Posted by ブクログ
2024年秋から2025年春にかけて、日本と東南アジアを舞台に、暗号資産で得た利益への課税を逃れ、バンコクで暮らすハッカーの樹生(たつき、30歳)、五年前のスキャンダルで失踪した元アイドル咲桜(さら)、伝説のハッカーHAL、検察(公安調査庁)の榊原、北朝鮮のハッカー集団ラザルス、バンコクで暮らす日本人の情報屋・沈没男、特殊詐欺グループなどが繰り広げる「冒険ミステリー」。
ビットコインなどの暗号資産、ハッキング、東南アジアの街と高級ホテルなど、情報量は豊富だが、エンターテインメントとして面白くできている。
特殊詐欺グループや北朝鮮のラザルスなど実際に知られている組織が出てくるところもリアルさを醸 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界はなぜ地獄になるのか ─ キャンセルカルチャーと「構造との付き合い方」をめぐる読書メモ
この本を通して浮かび上がってきたのは、「悪」を設定して世界を単純化しようとする人間の認知の省エネ本能と、それがネット空間で野生化したときに社会全体を地獄化させるメカニズムだと感じた。小山田圭吾や会田誠、イェール大学のハロウィン騒動、ドッグパーク論文、woke文化やナイス・レイシズムといった具体例は、すべて「悪を確定し、文脈を捨て、二元論に還元する」という同じパターンをなぞっているように見える。
自分自身の経験と重ね合わせると、この本は単なる「現代社会批判」ではなく、「いま自分が立っている足場の説明書 -
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非科学的な社会通念を否定してくれる意味で本書は有意義なものであることを前提に言いたい。
子育て中の親として。
才能がほぼ遺伝で決まっているなら、親の不得意なことを習わせる意味がないと思った。自分のようになって欲しくないという親心や何か才能に芽生えてほしいという親心は無駄なのだろうかと思うと寂しい。
親がどう子育てしようが子供の成長に関係ないというのは親の肩の荷が下りるという面ではありがたいとは思う。
犯罪を起こす確率を脳検査でスクリーニングし、陽性だった人を収容するというのはなんというディストピアであろう。自分はサイコパスというアニメを想起した。
顔の特徴で攻撃かどうかが判断できると聞 -
Posted by ブクログ
言ってはいけないことだらけの本。
みんながうっすら感じてるけど、言葉にしちゃいかんだろ、ってことをあえて言語化していく、そんな本。
また、この本ではあらゆる苦しみの根源がリベラルであると論じている。
筆者曰くリベラルとは、「この世に生を受けた以上、自分の人生は自分で決めたい」「自分らしく生きたい」という価値観のこと。
これの“おかげで”人生が豊かになったという捉え方をする人が多いと思うが、筆者はこれの“せいで”生きづらさが出てきたという。
(こちらの詳細は改めて記載予定)
▼言ってはいけないことの一例
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「女は男より数学が苦手だ」というのは典型的なステレオタイプで、ずっと批判されてき -
Posted by ブクログ
ネタバレ限界効用の低減
→楽しさは少しずつ低減していく。
努力の限界効用の低減
20%の努力で80%まで達成することができるが、最後の20%は80%の努力が必要となる。
ロングテールの仕事とベルカーブの仕事
ロングテール
→一旦成功して端まで行くと、成功者となることができる。しかし、ほとんどの人がその前に脱落していく。
ベルカーブ
→専門家となると平均以上の稼ぎを稼ぐことができるが、大成功者となることはできない。
大学や大学院などの学歴があると専門家となりやすい。
ベンチャーは失敗した時のリスクが限定されているが、勝った時の利益がものすごく大きくなる可能性がある
エントロピー増大の法則
→自 -
Posted by ブクログ
会社に所属しなくてもやっていける、手に職(スキル)がある人が強い。
しょっいゅう異動がある人事システムはやめた方がいいと思います。著者の言うとおりどのスキルも中途半端で終わりそうでもったいないです。
⭐️学んだこと
•スピリチュアルが拒絶するもので、妥協するな。
•好きなことをやりながら、自分のキャリアをレベルアップしていくのがキャリアビルディング
•自由を経済的に定義するなら、国家にも会社にも家族にも依存せずに生きていくのに十分な資産を持つこと、これが経済的独立
•働きながら、世界を旅する若者たち
•クリエイティブクラス
クリエイター(拡張可能な仕事)
スペシャリスト(拡張不可能な -
Posted by ブクログ
『バカはバカであることに気づけない』
自分の常識だけでなく、自分の経験からなる記憶にまで疑いを向けなければいけない。脳はそのくらい適当らしい。
だけれどその欠陥を認識しているのとしていないとでは天地の差だろう。自分の意見ではなく時に真逆の他人の意見にも耳を傾けることが出来るようになればまずバカであることに気づくための1歩かもしれない。
他にも本書では差別はなぜ生まれるのかについて生物学的に説明される。だからしょうがないとはならないがこの世界の地獄について整理されたひとつの補助線を引くことが出来る。
この世界に事実はなく、解釈があるだけだと誰かが言っていたが物の見方のレパートリーを増やし