橘玲のレビュー一覧
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『ゴミ投資家のための人生設計入門』(メディアワークス)の文庫化。年金とか医療保険とかの社会保障制度や公的教育は遅かれ早かれ崩壊し、今後は政府を頼ることの出来ない時代が来る。そのためにはきちんと人生設計して政府に頼らなくても済むだけの資産を作っておこうよ、というのがこの本の趣旨。人生設計をするのに重要な要素である不動産と保険について考えられてる。結論は「家は買うな、保険はなるべく入るな」という驚くべきものだけど、結論を丸呑みにするのではなく、そこに至る議論の過程を注意深く追って欲しいなと思う。バランスシートに基づく賃借住まいのメリットや割引率を元にはじきだす土地の本当の価値のあたりは興味深いな。
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【書籍の要旨】
お金を作っていくためには?といった本かと思って
手に取って読んだ本だが、
意外とフリーランスになることの良さを知る
きっかけにもなった。
フリーになったときの節税方法等を色々学べ、
チャレンジに繋がるような情報が得られます。
【主なトピックと学びになったこと】
・世間的に成功者とされる人たちの性格を見ると、
外向的な人が圧倒的に多い。
・宝くじも保険も同じ仕組み
集まった保険料の半分は経費。
上記仕組みをライフネット生命が初めて公開。
・北欧だとフルタイムとパートで差はない
働いている時間が違うだけで条件は同じ。
これを同一労働同一賃金の原則という。
一方で、 -
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ネタバレ幸福の資本論で知った橘令の著書ということで読んでみることに。
あらすじからハッカー無双系かと思っていたら、ハッキングとクリプトを絡めたノワール寄りの小説だった。
コロナ後の東南アジア情勢を描きつつ、公安や検察の裏事情などをあまり違和感なく盛り込まれていておもしろい。
さらに少し前に話題になったトクリュウや闇バイトといった社会問題を絡めており、今でなければ十分に楽しめないのではないだろうか。
主人公のキャラクターはそこまで好きになれなかったが、元検察の榊原と北朝鮮の工作員であるソニョンがとても良かった。
特に榊原に関しては、ドラマ半沢直樹の市川愛之助をイメージすような頭がキレて、どこかおかしな役 -
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橘玲氏の本はビジネス書しか読んだことがなかったので初めての小説。
といか小説と知らずに借りた一冊。
橘氏と言えば経済や金融の印象が強かったが、想像以上に本格的にITや犯罪、国際情勢などについて踏み込んでいてその博識さ、深さに驚かされた。
とはいえ、ハッキング関連の描写についてはどことなく既視感があるなと感じていて、巻末の参考書籍にCheenaなどの著名なハッキング関連本が並んでいて納得。
新宿周辺の様子、音楽事務所、バックパッカーの習性、サーバのローリングアップデート、ディープな裏社会事情等々、私の経験や興味、知識と重なる部分がとても多く、とても臨場感を持って楽しむことが出来た。
違和感があ -
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“21世紀のリアルな国際金融情報”と言う言葉に釣られて 一番“国際金融”に疎い私が どこまで読み応えられか挑戦にも似た気持ちで 読み始めました。
「PART 1」は かなり難関でした。 “マネーロンダリング”や“ハッキング”などなどに関するインターネット用語?!経済用語が続出。
“えー読めるかな”とちょっとたじろぎました。
「PART2」ぐらいから 元アイドル、元ヤクザ、北の工作員、堕ちた情報屋、そしてハッカーたちと
登場し物語らしく展開。
あとは 少々の難解なことばをスルーしても 充分に楽しめました。いまの世の中というか 世界はこんなふうに回っているのかと 世間知らずの私には とっても -
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ネタバレ橘玲さんの「テクノ・リバタリアン」を読みました。話の中心は、4人の天才。ピーター・テイール、ビタリック・ブテリン、サム・アルトマンそしてイーロン・マスク。橘さんは以前から「リバタリアン」「リバタリアニズム」についての話はいろいろな局面で書いていたけど、テクノロジーで巨万の富を築いた彼らが目指す世界は・・・リバタリアニズムなのかなと何となく説得力のある話でした。文中、ゴルトン、ピアソン、フィッシャーなど現在の統計学の基礎を作った人たちの話が出てきたのはとてもうれしかったです。最後の方にワイルが提唱する共同所有自己申告税(COST:Common Ownership Self-assessed Ta
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遺伝がどの程度ヒトを形成する要因になっているかが科学的な観点から記されていた。
研究の対象者数や条件も比較的信頼度の高いものだと感じ、遺伝が人格や能力に影響を与えている影響が想像よりも大きいことを学んだ。
今まで無意識下で、能力の低さや反社会的な人格については、本人の努力や環境のせいにしていたことに気づいた。確かに、秀でた才能については親が優秀だからだと遺伝の影響を考慮していたのに劣性の才能について目を向けていなかったのは盲点だと感じた。
本書の目的はこの不都合な真実についての認知を拡げ、本当の意味での平等な社会を設計していくこと(本書の中では限りなく難しいと言及されているが…)だと読み取 -
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タイトルの通りの内容が書かれていておおむね満足ですが、おじさんがおじさん向けに書いてる(ダイヤモンド社なので当たり前と言えば当たり前なんだけど)な〜という部分がちょこちょこある。20代女性は読み飛ばしてもよいかも…というページが何ページかあった。でも、ためになることがたくさん書いてあった。
参考になったこと↓
◎人的資本、社会資本、金融資本を最適化することが合理的な人生設計といえる。
◎人間の脳は原始時代に最適化されている。現代には適応し切れない。原始時代にどんな暮らしをしていたか?考えながら生活することが合理的。
◎人間は生得的に人と比較をして自分の幸福を測る。SNS時代に脳は適応していない -
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Posted by ブクログ
十数年前、黒木亮と橘玲ばかり読んでました。
海外・金融・ビジネスという小説かっこいいなーって。で、洋書では意外とそんな本が見つからない。
で、黒木亮はなんか自分の経験値の貯金なくなったのか国内でのインタビューをもとにしたような、少しスケールが小さくなったように感じ、橘玲は金持ち指南書みたいなんで、なんかつまらんなーと思ってたら、
出ましたよ、11年ぶりの小説。
ストーリーに目新しさはないし、
仮想通貨のうんぬんは全く知識が追いつかないし、
マッチョイズム的なスタンス(男は知識すごい、ビジネス成功、武力あり。女は男に付き従う的な)は、令和に全くフィットしない。
ラストもヒネリゼロ。
だが、や