橘玲のレビュー一覧
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幸せは目的ではなくて生存或いは繁殖のための道具。何となく、味覚と似ているなー、と思いながら読み進めると、QAの章にまさにそう表現されていました。
あと、幸せは金属探知機のブザーみたいなもので、鳴りっぱなしがいいわけじゃなくて、ちゃんと過去の幸せは忘れてこそ、新しい幸せを感じることができるという。高額宝くじが当たった幸せすら、1年後には幸せ度にあまり影響がない、と。当たったことないから分かりませんし、ホントかなと疑いたくもなりますが。
お金=幸せではないけど、お金を必要以上に重要視してしまったり、これも味覚で言うと人工甘味料みたいなことかもしれないけど、自分が幸せを感じることをしっかりと理解して -
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ネタバレ性別や人種=本人には選べないしるし
社会主義=誰もが自分らしく生きられる社会を作ろうという解釈
リベラル化のデメリット
知識社会の能力には個人差が出る
専門知識やスキルを有する人が社会で有利になるため格差が大きくなる
環境の格差は減るが遺伝によるものは大きい
共同体が無いことで孤独し、他者とアイデンティティが衝突する
人間は何かにアイデンティティ融合することで快感を得てきた。
かつては国や部族が対象だったが、平和になった背景から自分らしいアイデンティティ融合が可能となり、アイドルなどの推しに対する個人へのアイデンティティ融合の傾向がある。
今のリベラルな社会に対する確実な解決策は -
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橘玲さんの本なので難しいだろうとかまえていたが、すごくわかりやすくて面白かった。
大橋さんが素朴に率直に直球で質問してくれて、要所要所にわかりやすいイラストと短い章ごとにまとめが入る親切設計。
投資は「S&P500」か「オルカン」(山崎元さんと同じ!)、
持ち家より賃貸でお金を投資に(マイホームの購入は不動産市場への投資で、得することもあるが、インデックスファンドのほうが儲かる可能性は高そう(p161))というのも良かった。
1億円貯める具体的な方法、としては最後にちょっと大橋さんの考えがのっているが、基本的にはお金との付き合い方全般という感じ。
全部正解が書いてあるともいえる。
橘さんと大橋 -
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この著書は2020年に書かれたものだが「言ってはいけない事」の多くが未だ引きずった日本の環境だと感じた。一つは、知識高度化社会において日本はかなりの理解力(知性)がないと行政が要求する文章を素早く理解することは難であり、申請書等は個人で作成することが難しい、ということ。その背景には、社会が複雑化するに従って様々な利害が対立、だからどこからも文句が出ない異様で複雑怪奇な文章を作成せざるを得ない現実である。その結果、国民は行政の文章が複雑で手間がかかり興味が薄れ、伝わらない現状を生み出している。
若い層では、知識社会の高度化によるドロップアウトが増え、学力競争から脱落、無気力となり、「落ちこぼれ」 -
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ネタバレ初めてハッキングやマネーロンダリングを扱った小説を読んだ。映画ではハッカーもの好きでよく見ていたけれど、小説で触れる機会はほとんどなかったので、今回が初めて。
最初は専門用語が多くて、仮想通貨やネットの裏事情に疎い自分には全部読み切れるのか不安だった。
でも難しい用語は斜め読みにしつつ読み進めていくと、序盤が終わるあたりからかなり引き込まれてしまい、気づけば2日で読破していた。
最近、こうして面白くて止まらなくなる作品に出会えることが多くて、作家さんたちに本当に感謝。
主人公はハッカーとしての才能と地頭の良さからまとまったお金を持ち、東南アジアで悠々自適に、でも退屈に生きていた。そんな中で憧 -
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ネタバレ複雑な思考にはエネルギーが必要なので人間は本能的に帰納的な事実に即した判断よりも演繹的に結論ありきの思考法に快感を覚える。さらに現代では様々な情報が広く共有されているため明らかに答えの出る問題には既に解答が得られている。即ち今の社会で議論されているのはほとんどが解決が難しいものや原理的に解決できない問題がほとんどである。
ウクライナとロシアの戦争は善悪二元論で捉えられがちだが、このような場合でさえも例えばロシア侵攻以前のウクライナの内戦のような多面的な視角がある。逆に善悪二元論にこだわって正義を追求することにより現実的な休戦協定が結べないという負の側面もあるのは事実だと思う。
一般的に戦争 -
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こういったことはすごく苦手分野で、本当はあまり考えたくないけれど、そんなことを言っていたらサラリーマンである私は国家に搾取されるばかりだとわかっているので、なんとか少しでも勉強しようとたまに手を出すテーマの本です。
さすが橘玲さんで、わかりやすかったのですが、私の脳が拒否反応を示すため(笑)、少しずつしか読み進められませんでした。時間をかけてダラーと読んでしまっていつも後悔することは、話の主軸がわからなくなること。一章一章(というか、もっと短い単位)では、書いてあることが理解できるのですが、それが本全体を俯瞰した時、どの地点で何を主張しているか、わからなくなってきます。本書もそれを繰り返しな -
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この本は1章の未来小説的な部分と、2章の現状認識的なもの、3章以降の金融商品の説明で構成されています。1章の小説部分は、極端な脅しなので、真に受ける内容ではないですが、流し読みで適当に読むのでは少し危機感が足りないと思います。
3章以降の金融商品紹介は、著者の他書物でも読むことができます。要するに、著者が今まで主張してきた内容を繰り返しているだけなので、彼の著書を初めて読む方以外は、楽に読めるものになっています。
4章5章が資産運用について書かれていますが、お金をどう守るかを真剣に考える人にとって必要最低限の内容です。
彼の著書の中では、比較的良書になると思いますから、星は4つです。