橘玲のレビュー一覧
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購入済み
出版と取次
出版社と取次、書店の実情について書かれていたのが良かった。
なぜ街の書店が閉店していったのかを知ることができた。
それだけでもこの本には価値があると感じた。 -
Posted by ブクログ
【気づき】
・進化論的にも男性性と女性性の違いについて説明されている事は納得。
・更に日本では取ることが難しそうなエビデンスデータも、豊富で、男女の性差について説得力がある。
・読めば読むほど、男女の違いについて唖然とすることが多くて、わかりあえなくて当然なのかもしれないと言う気にもなる。
1男と女の欲望はなぜすれちがうのか?
女性が魅力的だと思う男性はほぼ年齡相当。
対して男性が魅力的に思う女性の年齢は20か21歳
20代の女性は一定の条件を満たせば、年上の男性と付き合ってもいいと思っているが、
20代の男性は同年代の女性にしか関心がない。
ニュースキャスターの若い女性& -
Posted by ブクログ
えぐい。最近の注目されている研究や概念のメタ分析。
一つのトピックに対して、複数の論文を出しながら、成功に紐づく行動様式を分析していく。
メタ分析は精度が高いと言われるが、本当にその通りだと思った。たとえば、外向性と内向性で外向性が良いという研究結果が多いので、まずはそれをメタ分析して、結論を出していく。その上で内向性のメリットも出して、両方をフラットに見ることに成功している。
おおよその研究はポジションをとって、ある特性のメリットを中心に描かれるので、本質的な理解が難しい場合がある。というか思考が偏る。
ただしこの本ではメタ分析という手法を通じて、フラットにニュートラルに研究結果を分析 -
Posted by ブクログ
橘さんの本は好きで、よく読んでます。その博識ぶりから察するに、橘さん自身もものすごい読書家なのではないかと思います。そんな橘さんが、『現代の知を語るならこれくらいは知ってなきゃダメ』という内容を整理し、それらを学ぶために最良の書籍のリストを作ってくれました。内容は完全に『読むべき本』の読書案内です。タイトル後半部分の、『知の最前線を5日間で探検する』の方が内容をよく表しており、まさにこの書籍は知的探検のための最良の指南書です。本文中に、『古いパラダイムでできている知識をどれほど学んでも、なんの意味もない』と書いてあり、古い知識のいくつかが紹介されていますが、それらも歴史として学べばさらに自分の
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Posted by ブクログ
日本は世界でもっとも豊かな社会の一つである。たいていの場合、残された家族は、夫婦どちらかの実家や親族の経済的援助で、これまでと同レベルの生活を維持できるだろう。遺族年金や死亡退職金も含めれば、こうしたケースでは生命保険はほとんど必要ない。
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百万ドル(約一億円)の資産があれば、世界中のどの国でも富豪の仲間入りができる。日本はもうすぐ、ミリオネアでなければ生きていけない国になるらしい。 人々がふたたび年金制度を信頼するまで、この荒唐無稽な 法螺 話が効力を失うことはないだろう。不安ビジネスの黄金時代はまだまだ続くのだ。
黄色のハイライト | 位置 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の強みを見つける効果的な方法として「フィードバック分析」がある。仕事を始める時、自分が期待する成果を書き留めておき、後日実際の成果を書き込んで見比べる。これを繰り返すうちに、自分が得意なこと、不得意なことがわかるようになる
得意なことに費やす時間が多ければ多いほど、ストレスが軽減され、よく笑い、周りから敬意を払われているとより強く感じると証明されている
仕事を選ぶときには、一緒に働くことになる人びとをよく見ることですね。というのは、あなたが彼らのようになる可能性が高いからで、その逆はない。
面白いゲームに含まれる共通要素は、勝てること(Winnable)、斬新であること(Novel -
Posted by ブクログ
これは、正社員をやめる前に読みたかった(笑)
専業主婦めっちゃ損やんけ。まじかよ。
金ない、自己実現できない、自由がない、最貧困のリスク高い、子育ては報われないなどなど、とにかく専業主婦になるな的なことがズバッと書かれている。
でも全く悪い気にはならなかった。むしろ勉強になった。
先進諸国との比較、エビデンスもしっかり書かれてあり、幸福についてもパターン別に書かれていて、読みやすいしわかりやすい。納得できる。今後の為になる。
結婚前の人は絶対読むべき。結婚後の人も読むべき。
女性としての生きがい、やりがいを教えてくれる!
ま、あくまで選択肢だけど、読んで損はないかと!