橘玲のレビュー一覧

  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    非合法で稼いだ金がどのように合法的な金に生まれ変わるのか、イメージではわかっているような気がしても、実際にどのような取引が繰り返されるのかを知っている人は少ないだろう。そんな、知っている人だけが知っているマネーロンダリングの実体を、さまざまな経済事件を題材にわかりやすく解説している良書。
    アメリカが北朝鮮マネーを封鎖できた理由や、高度なマネーロンダリングを駆使していたと思われたライブドアが、実はただ行き当たりばったりなだけだったことがわかったりして、事例も興味深い。

    驚いたのは、どんな悪党が行っているにせよ、マネーロンダリングの手段のすべてが必ずしも違法というわけではない、ということ。
    むし

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    2010年02月09日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    目からウロコ 
    国の制度による歪みは黄金の羽である それを有効活用するもしないも本人しだい
    知識は力 知ってる人は得をする 知らない人は損をする(機会費用を失う)

    あれ 感想かいてたらなんか作者がひどい人みたいになってしまった でも良い本なのでお勧めです

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    2013年11月24日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    著者は至って簡単な手法と思っていらっしゃるが素人には難しい。ただし、ライブドア事件の手法は他の手口よりも優しいようで分かりやすかった。もしこの著者がもっと簡単な手法の解説本を出していたら読んでみたい。

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    2009年11月08日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    この本の後半が相当いいです。BCCI(イスラム発の国際銀行)やバチカン銀行などのマネロンについてが丸分かりです。

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    2009年11月08日
  • 「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計

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    さてさて、橘玲さんの本を読みました。
    橘玲さんは本名は分からないですが
    大好きな経済小説家です。

    経済小説だけでなく、資産運用法などに関する本
    なども書いています。

    この人の意見は突拍子もないものの私は多くの
    部分で共感する事ができます。
    リバタリアンな方です。

    印象的だったのは二つ。

    ・やっぱり、家を購入する事にはデメリットが多い。
    日本の家を購入しようという風土にはいろいろと
    問題が多そうです。家も投資といった考え方で
    見られるような世の中が来ると良いなと思っています。

    ・税金
    合法的に税金を払わない方法がかなりたくさんあるようです。
    特に印象的だったのが、会社員それぞれが自分と

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    2009年10月04日
  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    自立した自由な人生を送り、経済的に独立するために、不動産・生命保険・年金・医療保険という「負債」に対して、いかにきちんとした知識を持ち対処すべきか?ということが書かれています。特に生命保険や年金などの普通に生活していると見えない一面が書かれており、とても興味深い内容です。
    かなり昔に出版されたものですが、とてもおもしろい本です。

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    2009年11月22日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    なんとなん感じていることが言語化されて行く面白さ。人類が長きにわたって夢見た安定した平和で飽食の世界はユーディストピア。

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    2025年11月24日
  • シンプルで合理的な人生設計

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    ネタバレ

    タイトルの通り、各人にカスタマイズ可能な人生設計の作り方について説明されている。
    ベイズ推定の話など、おそらくほとんどの人は意味不明だろう。とはいえ”妥当な確率の推定”は非常に難しいので、ゼロイチ思考は捨てようくらい思っておけばオーケー。
    ワンミスするたびにハードルがだんだん上がっていく現代において、この本は卒なく過ごすためのバイブルとしてとても良い。

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    2025年11月21日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

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    常々、幸せって何だろうって思っていたのでこの本を手に取りました。幸せの内訳は「健康なのかお金なのか人間関係なのか」この本を読むまで分からなかったのですが、この3つのうち2つ以上満たすことができればそれは幸せなのではないかなって自分の中で解釈できました。
    3つ全てを充実させる“超充”は中々厳しいですが、そこを目指して努力してる今も実は幸福なんだよなってことを考えさせられます。
    “しわあせ”を感じながら生きていきたいです。

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    2025年11月17日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    非科学的な社会通念を否定してくれる意味で本書は有意義なものであることを前提に言いたい。

    子育て中の親として。
    才能がほぼ遺伝で決まっているなら、親の不得意なことを習わせる意味がないと思った。自分のようになって欲しくないという親心や何か才能に芽生えてほしいという親心は無駄なのだろうかと思うと寂しい。

    親がどう子育てしようが子供の成長に関係ないというのは親の肩の荷が下りるという面ではありがたいとは思う。

    犯罪を起こす確率を脳検査でスクリーニングし、陽性だった人を収容するというのはなんというディストピアであろう。自分はサイコパスというアニメを想起した。

    顔の特徴で攻撃かどうかが判断できると聞

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    2025年11月16日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    タイトルが過激で気になり読みました。

    内容は、きれいごと社会の残酷な現実が書かれています。

    三人集まれば文殊の知恵という諺があるが、これには、新たな知恵が出てくるのためには条件があることなど今までに知らなかったことを科学的環境をつけて説明されていて、非常に納得させられることばかりでした。

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    2025年11月10日
  • 新・臆病者のための株入門

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    内容はまあ参考になる。

    本筋とは関係の薄いところで「金融の仕事はつまらなそうだなあ」と思ってしまった

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    2025年11月09日
  • しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか?  いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法

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    人生をどう捉えるか、やはり物事の考え方で幸福度は大きく変わると思わされる本だった。

    その中でも特に35歳以下はまず人生の土台作りをすること。
    スキルもしっかり貯めて後半レバレッジを効かせれるように能力を高めていくこと。
    そして実際お金持ちとライフルスタイルにそんな差はないということ。
    それを踏まえて幸せだったと思える経験を積んでいく。
    それが大事

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    2025年11月08日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    言ってはいけないことだらけの本。
    みんながうっすら感じてるけど、言葉にしちゃいかんだろ、ってことをあえて言語化していく、そんな本。

    また、この本ではあらゆる苦しみの根源がリベラルであると論じている。
    筆者曰くリベラルとは、「この世に生を受けた以上、自分の人生は自分で決めたい」「自分らしく生きたい」という価値観のこと。

    これの“おかげで”人生が豊かになったという捉え方をする人が多いと思うが、筆者はこれの“せいで”生きづらさが出てきたという。
    (こちらの詳細は改めて記載予定)

    ▼言ってはいけないことの一例
    --
    「女は男より数学が苦手だ」というのは典型的なステレオタイプで、ずっと批判されてき

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    2025年11月05日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    バカの問題は、自分がバカであることに気づいていないことだ。
    ほとんどの人がほとんどの分野において「たいていの人よりは上である。すなわち平均より自分は上だと思っている」
    たいていのことは人よりうまくできるというアンケートに、とてもそう思うと答え続けてきた自分も危ないなと思った。
    様々な研究を根拠に自説を述べている。
    集団に対してえこひいきしてしまう習性を利用するために、何が何でも身内側になったほうがいいということが分かった。
    壁シリーズとか似たようなことを多く読んできたため、特に新しい発見はなかったように思える。

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    2025年11月03日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    ネタバレ

    限界効用の低減
    →楽しさは少しずつ低減していく。

    努力の限界効用の低減
    20%の努力で80%まで達成することができるが、最後の20%は80%の努力が必要となる。

    ロングテールの仕事とベルカーブの仕事
    ロングテール
    →一旦成功して端まで行くと、成功者となることができる。しかし、ほとんどの人がその前に脱落していく。

    ベルカーブ
    →専門家となると平均以上の稼ぎを稼ぐことができるが、大成功者となることはできない。
    大学や大学院などの学歴があると専門家となりやすい。

    ベンチャーは失敗した時のリスクが限定されているが、勝った時の利益がものすごく大きくなる可能性がある

    エントロピー増大の法則
    →自

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    2025年11月02日
  • HACK

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    暗号資産の利益が雑収入扱いになり、日本国内では60%の税金。海外に移住すると税金なしに法改正があり、バンコクでふらふらと退屈に暮らす若者が主人公。
    カンボジアにある北朝鮮が運営する詐欺集団に挑む。
    面白い

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    2025年11月01日
  • 人生は攻略できる

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    会社に所属しなくてもやっていける、手に職(スキル)がある人が強い。
    しょっいゅう異動がある人事システムはやめた方がいいと思います。著者の言うとおりどのスキルも中途半端で終わりそうでもったいないです。

    ⭐️学んだこと
    •スピリチュアルが拒絶するもので、妥協するな。

    •好きなことをやりながら、自分のキャリアをレベルアップしていくのがキャリアビルディング

    •自由を経済的に定義するなら、国家にも会社にも家族にも依存せずに生きていくのに十分な資産を持つこと、これが経済的独立

    •働きながら、世界を旅する若者たち

    •クリエイティブクラス
    クリエイター(拡張可能な仕事)
    スペシャリスト(拡張不可能な

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    2025年10月31日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    もっと言ってはいけない 橘玲 新潮社
    身体的遺伝は70%前後で
    心に関する遺伝は90%に近いと言う確率で証明されているらしいが
    日本の社会では禁句のようだ
    つまり中学以上の成績は遺伝によることが多くやればできると言う考えは残酷だと言う
    行動遺伝学によればIQの遺伝率が77%だと言うから猛勉強で何とかなるわけがない
    人種による認知能力に違いがあるのも地域による遺伝率の差によるのであるらしい

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    2025年10月29日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    『バカはバカであることに気づけない』

    自分の常識だけでなく、自分の経験からなる記憶にまで疑いを向けなければいけない。脳はそのくらい適当らしい。

    だけれどその欠陥を認識しているのとしていないとでは天地の差だろう。自分の意見ではなく時に真逆の他人の意見にも耳を傾けることが出来るようになればまずバカであることに気づくための1歩かもしれない。

    他にも本書では差別はなぜ生まれるのかについて生物学的に説明される。だからしょうがないとはならないがこの世界の地獄について整理されたひとつの補助線を引くことが出来る。

    この世界に事実はなく、解釈があるだけだと誰かが言っていたが物の見方のレパートリーを増やし

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    2025年10月29日