橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
風俗で働く女性のセーフティネットが介護業界になってきている
デリバティブ
幸福を三つの指針で定量的に測る賢さ
過労死の本質的な原因は長時間労働ではない。むしろメンバーシップ雇用故の不適材不適所によるもの。能力不足
オンリーワンかつナンバーワン
小さな土俵で勝負
変化を好む
複雑にする
俺の未来展望的にも、社会的にも、20代のうちになにかしら会社を立ち上げて大手に買収されるのが戦略として正しい気はする
ひとは、自分と似ているひとからの助言が最も役に立つ。これは本当にそうだと思う。
幸福の意味は自分で見つけよう、みたいななんの薬にもならない言葉ではなく、主観も入れつつ根拠を持って進めて -
Posted by ブクログ
橘玲さんの本は、以前にも斜め読み的に読んだことがありましたが、この本、ふと手にして、小山田圭吾炎上事件に関する詳細を読んで、その後は、止まらなくなって読みました。取り上げられているテーマは、キャンセルカルチャー、ポリティカルコレクトネス、表現の自由への萎縮的効果、評判格差社会、リベラルの終焉というか、リベラル化のもたらしたもの、リベラリズムとリバタリアン、コミュニタリアン、エガリタリアンなど、優れて現代的なもので、その議論は、極めて素面の、真摯なものです。
リベラリズム(自分らしく生きるという価値観)が格差拡大、メリトクラシー、社会の複雑化と個々人の孤立、自分らしさに関する価値観の相違による衝 -
Posted by ブクログ
橘さんの本はこれで4、5冊目かな
だから、わかっていたけど、、やはり暗いよぉ
話が暗い。リアリストすぎる。
で、も、
だからこそ、楽観的な自分としてためになる本だった。
心理学の話は実験者の恣意性が入ったり、完全に対照実験でなかったり、データ数が少なかったり、バイアスがあったりして信頼性に欠けている中、ビックデータを用いた性格診断には驚かされた。まさか、SNSでの行動で性格が分かるなんて、、
ここに書かれている性格の8つの軸の分類を自己に当てはめて確認し、それに沿った生き方を選択できるかどうかで人生はかなり好転すると思った(しかし、リスク回避志向的でそこはあんまり好きじゃない点ではあるが現実 -
Posted by ブクログ
MBTIって当たってるよな〜と思ったので読んでみた。本書のビッグファイブとは違うと思うけど。
よくこの手の引用の多い本は翻訳書が多いけど、てっきり翻訳書かと思って読み進めたら日本人著者で珍しいな、と思った。多少、主観が入っているような文章は散見されたが、ヒトリの人から聞く話として面白い。
読んでる途中は、脳の話スピリチュアルズってタイトルとあまり合ってないなぁと思ったけど、最終的には納得。人の心理に付いて書かれた本なのに、意外と登録者数は少なくて驚き。多くの読者を得ることも、脳の働きを理解していればできそうだけど、と思った。
「自分のパーソナリティを前提にしてそれがアドバンテージになるエリア -
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Posted by ブクログ
ネタバレいやあ、強く響きました。本当にこんな未来でよいのか。
ほんの一回の通読であり十分咀嚼しきれていませんが、誤解を恐れずに要旨をまとめれば、
・自由でリベラルな社会が(多数にとって)ディストピアを生む。
という事なのだと思います。
・・・
筆者は冒頭で、1970~80年代生まれの所謂就職氷河期の方々(まさに私!)の生きづらさ等を例にあげて、彼らの苦境をどうやってもクリアできないゲーム、いわゆる「無理ゲー」にたとえます。
その「無理ゲー」に放り込まれてしまった現代(日本)人は「競争の条件が公平ではないと感じ」、そして「競争の結果は受け入れるとしても、自分がその競争をさせられているのは理不尽だと