橘玲のレビュー一覧

  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    引用が多くて筆者が本当に伝えたいことが見えてこなかった。
    が、日本の行く末や各国の政治、なぜ無理ゲーなのかをマクロ視点から解説していてなるほど?となった。

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    2024年03月29日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    行き過ぎたポリコレ、誰もが振り翳し幸福感を感じる社会正義、ターゲットになるとキャンセルカルチャーが蔓延し、正義を讃美するかの様な風潮が世界に溢れる。SNSやネットにより情報は取りやすく広まりやすくなったが、世界はユートピアどころではなくディストピアに向かっているのではなかろうか。

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    2024年03月27日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    うーん、すごい怪作。ゲームを支配し相手より先に制するしかない。かっこいい!もちろん古波蔵も牧島タスクも紫帆もみんなかっこいい!私もタックスヘイブンを利用し…する特に資産無いわ

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    2024年03月27日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

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    風俗で働く女性のセーフティネットが介護業界になってきている
    デリバティブ

    幸福を三つの指針で定量的に測る賢さ

    過労死の本質的な原因は長時間労働ではない。むしろメンバーシップ雇用故の不適材不適所によるもの。能力不足

    オンリーワンかつナンバーワン
    小さな土俵で勝負
    変化を好む
    複雑にする

    俺の未来展望的にも、社会的にも、20代のうちになにかしら会社を立ち上げて大手に買収されるのが戦略として正しい気はする

    ひとは、自分と似ているひとからの助言が最も役に立つ。これは本当にそうだと思う。

    幸福の意味は自分で見つけよう、みたいななんの薬にもならない言葉ではなく、主観も入れつつ根拠を持って進めて

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    2024年03月06日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    途中まで読みましたが、個人的な事情によりギブアップです。

    個人の自由が重視されるがために世界は無秩序になっていく。

    ステイタスゲームに勝つためには道徳的であることが万人に残された唯一の道だが、その手軽な手段として不道徳的な他人を攻撃することが挙げられる。このあたり、解決法が無いというのが辛い。

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    2024年03月05日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    橘玲さんの本は、以前にも斜め読み的に読んだことがありましたが、この本、ふと手にして、小山田圭吾炎上事件に関する詳細を読んで、その後は、止まらなくなって読みました。取り上げられているテーマは、キャンセルカルチャー、ポリティカルコレクトネス、表現の自由への萎縮的効果、評判格差社会、リベラルの終焉というか、リベラル化のもたらしたもの、リベラリズムとリバタリアン、コミュニタリアン、エガリタリアンなど、優れて現代的なもので、その議論は、極めて素面の、真摯なものです。
    リベラリズム(自分らしく生きるという価値観)が格差拡大、メリトクラシー、社会の複雑化と個々人の孤立、自分らしさに関する価値観の相違による衝

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    2024年02月27日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    倫理観から離れて物事を考えてみることができた。自分らしさや、心理コストによる友だちの消滅など今を生きる人達の悩みへの手がかりとなる1冊だった。

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    2024年02月24日
  • スピリチュアルズ 「わたし」の謎

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    橘さんの本はこれで4、5冊目かな
    だから、わかっていたけど、、やはり暗いよぉ
    話が暗い。リアリストすぎる。
    で、も、
    だからこそ、楽観的な自分としてためになる本だった。
    心理学の話は実験者の恣意性が入ったり、完全に対照実験でなかったり、データ数が少なかったり、バイアスがあったりして信頼性に欠けている中、ビックデータを用いた性格診断には驚かされた。まさか、SNSでの行動で性格が分かるなんて、、

    ここに書かれている性格の8つの軸の分類を自己に当てはめて確認し、それに沿った生き方を選択できるかどうかで人生はかなり好転すると思った(しかし、リスク回避志向的でそこはあんまり好きじゃない点ではあるが現実

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    2024年02月17日
  • 不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0

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    日本は欧米に一周遅れている。
    新卒一括採用や終身雇用など。
    働き方改革がよく言われるが残業削減だけではダメなようだ。
    また、正規、非正規社員についても触れていた。
    小学校の担任教師の多くが非正規採用者であると友達から聞いたばかりであったが非正規公務員と言うとは。色々と衝撃的な本でした。

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    2024年02月11日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

    購入済み

    読後感は良くないが読むべき本

    読むと軽く絶望しかけるが、それを乗り越えて読むべき本。自分を含めた人間のバカさ加減を受け入れた上で、さあどうするか?が問われていると思う。知のパラダイムシフトが起こっていることを感じられる本でもある。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年02月08日
  • スピリチュアルズ 「わたし」の謎

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    MBTIって当たってるよな〜と思ったので読んでみた。本書のビッグファイブとは違うと思うけど。
    よくこの手の引用の多い本は翻訳書が多いけど、てっきり翻訳書かと思って読み進めたら日本人著者で珍しいな、と思った。多少、主観が入っているような文章は散見されたが、ヒトリの人から聞く話として面白い。
    読んでる途中は、脳の話スピリチュアルズってタイトルとあまり合ってないなぁと思ったけど、最終的には納得。人の心理に付いて書かれた本なのに、意外と登録者数は少なくて驚き。多くの読者を得ることも、脳の働きを理解していればできそうだけど、と思った。

    「自分のパーソナリティを前提にしてそれがアドバンテージになるエリア

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    2024年02月02日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

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    今後ずっと会社員でいるつもりだった、今の選択が最適だと思っていたが、働き方への考えが変わった。35歳までに自分の「好きなこと」を明確にする!

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    2024年02月01日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    少し内容が難しく、経済学や経営学を学んでいないと理解できない章があった。(好きな人は好きといった感じ)
    しかし、基本的には面白く、金融リテラシーを向上させるようなものであったのでとても満足しています。

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    2024年01月23日
  • 人生は攻略できる

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    キャリア迷子になって手に取った一冊。

    太字になってた部分は他でも聞く話だったが、なんで?の部分が腑に落ちることが多く読みやすかった。

    『「好き」を維持したまま、そのときに1番適したプラットフォームに移動していく』は実践していきたい。

    そのうえで太字にはなってなかったけど、
    『「いろいろやってきて、その結果、この生き方・働き方を選びました」を言えないといけない』を肝に銘じたいと思う。

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    2024年01月20日
  • スピリチュアルズ 「わたし」の謎

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    自分の性格が8つの要素に分解できて、それが全て脳の働きや進化論で説明できる。

    様々な論文や書籍を援用して
    根拠のない性格診断や心理テストとは異なる説得力を持った1冊となっていた

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    2024年01月11日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    ネタバレ

    知性/能力/性格といった個人の特性。
    それらは遺伝の影響を大きく受けており、また歳を重ねるたびにその割合は上昇する。

    この事実を直視せず、育児や教育あるいは政治や社会の方針を展開しても、意味は無い。

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    2024年01月04日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    運についての話だと思ったら、遺伝の話だった。確かに、遺伝的な話で解決できるところはありと思いますが、実態がわかっていないのも事実。今後の研究に期待する。

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    2023年12月23日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    知性と豊富な表現力を備えた方々の対談というのは、本当に面白い。
    橘さんが自説や過去の著作で披露してきた知見を縦横無尽に展開するのに対し、安藤さんが防戦的に対応している様子が目に浮かんだのですが、あとがきを読むと、それが安藤さんのスタイルだと理解しました。
    安藤さんが説く行動遺伝学の理屈や概念は、私には理解が難しい点もあるのですが、読者の立場から橘さんが確認、言い換えをしてくれるので、助かりました。今後、安藤さんの著作にも挑戦したいと思います。

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    2023年12月21日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    ネタバレ

    いやあ、強く響きました。本当にこんな未来でよいのか。

    ほんの一回の通読であり十分咀嚼しきれていませんが、誤解を恐れずに要旨をまとめれば、
    ・自由でリベラルな社会が(多数にとって)ディストピアを生む。
    という事なのだと思います。

    ・・・
    筆者は冒頭で、1970~80年代生まれの所謂就職氷河期の方々(まさに私!)の生きづらさ等を例にあげて、彼らの苦境をどうやってもクリアできないゲーム、いわゆる「無理ゲー」にたとえます。

    その「無理ゲー」に放り込まれてしまった現代(日本)人は「競争の条件が公平ではないと感じ」、そして「競争の結果は受け入れるとしても、自分がその競争をさせられているのは理不尽だと

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    2023年12月18日
  • 2億円と専業主婦

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    著者もあとがきで言ってるけど「ニューリッチのススメ」を切り口を変えて主婦向けに書いたもの。脳の働きには今また新しい考えもあるみたいだけど古い作品の焼き直しなのでそこは仕方ない。そこはいいんだけど炎上に怯えてタイトルを変更したのが良くない。

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    2023年12月11日