橘玲のレビュー一覧
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橘さんが本書でデビューしたのは約20年前だけど、その時に越境金融の制度の穴は指摘されていたんだなと思うとなんとも悲しくなるし、バブル崩壊の残滓の影響の大きさというのは日本の失われた30年の体たらくから明らかなように思う。
そして日本と香港をはじめとする中華系の金融に対する意識の差は日本列島を中国資本に買い漁られてることに表れているようにも思った。要は彼らにとってはゲームなんだろう。この20年対応を怠っていたとしたら失われた30年の責任は政治にあるだろう。
倉田老人の言うとおり全ての金に色があるなら渋沢栄一の論語と算盤がいうように倫理があってこその経済だなと思う。ミステリーとも経済小説とも読 -
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『ティッピング・ポイント』とは、社会が大きく変わる転換点のこと。小さな変化の積み重ねが、突然大きな変化を引き起こす。2000年に出版された同書では、「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の三原則が働いており、複雑系の世界ではそれが重要な要素だ、という話。
2025年に出版された本書『超新版 ティッピング・ポイント』、原題は『Revenge of the Tipping Point』では、世の中を動かす裏の三原則として、「空気感」「スーパースプレッダー」「ソーシャル・エンジニアリング」が提唱されている。
それぞれの詳細について、面白エピソードと科学的エビデンスで説明される。
最後に、
「第4 -
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ネタバレ著者の『逆転』は10年くらい前に読んでいて、ダビデとゴリアテのように逆転劇はどのように成し遂げられるかについてなどあり、企画書に使わせてもらっていた。本書は、25年前に書かれてヒットした前作を同じタイトルながら、全く書き直している。いかにマイナーなことがメジャーになるかについてさまざまな事例を挙げながらそのポイントを解説しているが、25年前は「少数者の法則・粘り・背景のチカラ」だったが、本書では「空気感・集団構成・スーパースプレッダー」と説く。登場する事例が面白く、銀行強盗だったり、コロナだったり、麻薬だったりする。ちょっと馴染みがない事例も多いがデータを踏まえていて納得させられる。今の言葉で
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ネタバレ「自己家畜化」というパワーワード
・農耕社会では、温厚な気性が選択的に優遇された
・工業社会や知識社会では、農業を経験した人種の方が適応度が高かった
科学とテクノロジーの進化に、ヒトの遺伝子が適応できていない。
絶賛進化中なんだが、そして進化の速度は早まってはいるのだが、
一度プログラムされたものを上書きするには、それなりの年月を要する。
今世紀中、もしかしたら30世紀になっても、私たちはこの不愉快な世界で
いきていかなばならないだろう………あとがきの要約です。
分断、格差、相互監視、SNS依存などがもたらす不愉快な世界。
あるものを、ありのままに受け入れることができない、型落ちしつつある -
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ネタバレこの本は全体として伝える内容はさておき、それぞれのエピソードが魅力的で、一気に読み進めてしまった。
第一章人の心は見た目が2割ー犯罪プロファイリングは統計的には実はあまり役に立っていなかった。第一印象が強烈に記憶に残るのは事実。それを修正することを心がけよう
第二章頼れる友達は実在するのかー友達には定義はない。友情は選択であって義務ではない。友達とはもう一人の自分だ。全員が友達に見えてしまうウィリアム症候群の人々は孤立してしまってなかなか幸せにはなれない。
第三章愛こそすべてーEd治療薬は狭心症の治療薬を開発する途中で副次的に得られた効果で製薬会社は当初このような薬がヒットするとは考えていなか