橘玲のレビュー一覧
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ネタバレ限界効用の低減
→楽しさは少しずつ低減していく。
努力の限界効用の低減
20%の努力で80%まで達成することができるが、最後の20%は80%の努力が必要となる。
ロングテールの仕事とベルカーブの仕事
ロングテール
→一旦成功して端まで行くと、成功者となることができる。しかし、ほとんどの人がその前に脱落していく。
ベルカーブ
→専門家となると平均以上の稼ぎを稼ぐことができるが、大成功者となることはできない。
大学や大学院などの学歴があると専門家となりやすい。
ベンチャーは失敗した時のリスクが限定されているが、勝った時の利益がものすごく大きくなる可能性がある
エントロピー増大の法則
→自然に乱雑さが増していくことをエントロピー増大の法則という。
これは物理の法則なので、家の中だけではなく、宇宙のあらゆるところでエントロピーは増大している。
人的資本
①実績になる仕事をする
②同じ仕事を長く続ける
③好きなこと、得意なことに全ての資源を投入する
仲間を集めて強力なチームを作る能力が大事。
評判がないことが存在しなことと同じ。 -
Posted by ブクログ
会社に所属しなくてもやっていける、手に職(スキル)がある人が強い。
しょっいゅう異動がある人事システムはやめた方がいいと思います。著者の言うとおりどのスキルも中途半端で終わりそうでもったいないです。
⭐️学んだこと
•スピリチュアルが拒絶するもので、妥協するな。
•好きなことをやりながら、自分のキャリアをレベルアップしていくのがキャリアビルディング
•自由を経済的に定義するなら、国家にも会社にも家族にも依存せずに生きていくのに十分な資産を持つこと、これが経済的独立
•働きながら、世界を旅する若者たち
•クリエイティブクラス
クリエイター(拡張可能な仕事)
スペシャリスト(拡張不可能な仕事)
•マックジョブ
バックオフィス(拡張不可能な仕事)
•伽藍とバザール
•ギバーGiver
①面白い情報を教える
②面白い知り合いを紹介する
• 100倍の法則
加害は100分の1に、被害は100倍に評価する=人の本性
⭐️TO DO
•日本人は、世界の中で1番ネガティブ度が高い。みんながネガティブな社会では意識的にポジティブになって考えた方がうまくいくことが多い。
•好きなことと得意なことが違っていたら、得意なことを選んだ方がうまくいく。
アメリカではビジネスで成功してから好きなことをやると言うライフスタイルが定着しつつある。 -
Posted by ブクログ
『バカはバカであることに気づけない』
自分の常識だけでなく、自分の経験からなる記憶にまで疑いを向けなければいけない。脳はそのくらい適当らしい。
だけれどその欠陥を認識しているのとしていないとでは天地の差だろう。自分の意見ではなく時に真逆の他人の意見にも耳を傾けることが出来るようになればまずバカであることに気づくための1歩かもしれない。
他にも本書では差別はなぜ生まれるのかについて生物学的に説明される。だからしょうがないとはならないがこの世界の地獄について整理されたひとつの補助線を引くことが出来る。
この世界に事実はなく、解釈があるだけだと誰かが言っていたが物の見方のレパートリーを増やしたいと思う人にはおすすめの著書です。
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Posted by ブクログ
橘さんが本書でデビューしたのは約20年前だけど、その時に越境金融の制度の穴は指摘されていたんだなと思うとなんとも悲しくなるし、バブル崩壊の残滓の影響の大きさというのは日本の失われた30年の体たらくから明らかなように思う。
そして日本と香港をはじめとする中華系の金融に対する意識の差は日本列島を中国資本に買い漁られてることに表れているようにも思った。要は彼らにとってはゲームなんだろう。この20年対応を怠っていたとしたら失われた30年の責任は政治にあるだろう。
倉田老人の言うとおり全ての金に色があるなら渋沢栄一の論語と算盤がいうように倫理があってこその経済だなと思う。ミステリーとも経済小説とも読めて素直に面白かった。 -
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『ティッピング・ポイント』とは、社会が大きく変わる転換点のこと。小さな変化の積み重ねが、突然大きな変化を引き起こす。2000年に出版された同書では、「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の三原則が働いており、複雑系の世界ではそれが重要な要素だ、という話。
2025年に出版された本書『超新版 ティッピング・ポイント』、原題は『Revenge of the Tipping Point』では、世の中を動かす裏の三原則として、「空気感」「スーパースプレッダー」「ソーシャル・エンジニアリング」が提唱されている。
それぞれの詳細について、面白エピソードと科学的エビデンスで説明される。
最後に、
「第4部 結論
第9章 空気感、スーパースプレッダー、集団構成」でアメリカのオピオイド危機を例に取り上げて、社会的伝染病がいかにして起こるかを、裏の三原則を引き合いに出して解説している。
まず、アメリカの州ごとにオピオイド使用にかなりの差があることを見ていく。異なる医療政策(三枚複写かそれ以外か)がそれぞれ別の空気感を生み出した。
p.350「空気感はとても重要だ。それは人間が生み出すことができる。広く拡散することがある。協力で、数十年にわたって持続することもある。」
そしてほんの一握りの医師が、スーパースプレッダーとなって、大量のオピオイドの処方箋を書いた。「圧倒的少数者の法則」が、オピオイド危機という社会的伝染病を引き起こした。
p.376「社会的伝染病には原則がある。境界がある。伝染病は空気感に影響を受けるが、その空気感を生み出すのは私たち自身だ。
伝染病がティッピング・ポイントに到達すると、規模や様相が一気に変わるが、ティッピング・ポイントにいつどこで到達するか予測できる。伝染病は様々な人が拡散させるが、彼らを特定することは可能だ。伝染病をコントロールするための手段はある。私たちの手の届くところに。それが不道徳な輩の手に渡ることもある。だが、私たちが手を伸ばし、より良い世界を作るために活用することができるのだ。」
前作では、ティッピング・ポイントの法則をビジネスに活かせば大流行を生み出せていいね!という感じだとすると、本作では、パンデミックやオピオイド危機や自殺の流行など、起きてほしくない伝染病を防ぐには?または介入して被害を抑えるにはどうするか?という観点がメインだろう。
本書は、社会的差別解消など、より良い社会を目指す人々にも価値ある洞察をもたらしてくれる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の『逆転』は10年くらい前に読んでいて、ダビデとゴリアテのように逆転劇はどのように成し遂げられるかについてなどあり、企画書に使わせてもらっていた。本書は、25年前に書かれてヒットした前作を同じタイトルながら、全く書き直している。いかにマイナーなことがメジャーになるかについてさまざまな事例を挙げながらそのポイントを解説しているが、25年前は「少数者の法則・粘り・背景のチカラ」だったが、本書では「空気感・集団構成・スーパースプレッダー」と説く。登場する事例が面白く、銀行強盗だったり、コロナだったり、麻薬だったりする。ちょっと馴染みがない事例も多いがデータを踏まえていて納得させられる。今の言葉でいうとバズらせる方法なので、仕事でも参考になるかも。