あらすじ
前著『幸福の「資本」論』にて、幸福を「金融資本(資産)」「人的資本」「社会資本」の3つの資本で定義づけし、「幸福な人生」のモデルを提示した著者・橘玲氏。
今回は、「幸福」な人生を最適、効率的に達成するための「成功」へのアプローチについて「合理性」という横軸を3つの資本に加えることで新機軸を打ち出した。
人生はトレードオフの連続でそれ故に選択が重要になる。同じ成果ならリスクが少ないがよいという「リスパ」など魅力的なキーワードを配しながら、制約の多い現代社会を生きていく上での「合理性」と「幸福」について追及する書籍。
感情タグBEST3
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文句無しで星5つ!人生をその場の気分や感情に振り回されず、人生の資本を合理的に設計するための良書。人生の主要な3資本(社会、金融、人的)を最大化するための原理原則が丁寧かつ統計的に語られている。ありきたりな合理性を押し付ける雑本ではなく、人間の原始的な幸福と論理的な合理性を融合させた点が素晴らしい。
この手の人生訓のビジネス書は和訳が多く事例がピンと来ないものも多いが、本書の著者は日本人のため、国内の事例や有名人の例が多くイメージしやすいのが好印象。
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感情論ではなく、現実的かつ合理的な選択を重視しており、自分にとって重要なものを明確化し、それに基づいて自分を設定し、行動することができるかどうかだと思いました。
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著者は冷酷なリアリスト的なイメージがあったが、本省勤務からは所々優しさを感じた。
自由な人生と幸福には社会資本、人的資本、金融資本があるというのは前にも言ってて、投入した資源に対して多くの利益を得るという合理性のために何が必要かというのが主題。
短期的な最適化は進化的合理性、長期的な最適化は論理的合理性で、幸福は進化的合理性からしか得られない。原理的に解決することができない問題を重力問題という。解決できない問題に悩むのは無駄で、現実を受け入れるしかない。選択には処理コストと機会費用が生じるので選択の必要が少ないほど人生は豊かになる。お金がないのも時間がないのも脳は食べ物が欠乏しているのと同じと判断する。満足度を最大化するのではなく後悔を最小化するのをサティスファイサー戦略と呼び、人生の土台設計に重要な示唆を与える。
睡眠と散歩は最強の自己啓発で、カフェインやアルコールは良くないし適度な運動はよい。
期待値が同じならリスクが小さい方が優れた選択肢。あらゆるギャンブルには手を出すべきではない。大きな考えを信じるハリネズミよりたくさんの小さな考えを信じて異なる意見にも寛容なキツネのほうが予測が確か。
幸福感はおおよそ生得的なもの、長期的には生まれもった幸福感に収斂する。人生は幸福の資本の数です8つのパターンに分類される。幸福とは人生をよい物語として語れること、なので終わりよければ全てよしだが、目の前の積み重ねが人生なので短期的な物語がどうでもいいわけではない。
金融資本といかに付き合うか、マイホームをどうするか、いずれにしてもウマい話などはない。
大きな人的資本は安全性をもたらす。成功者とは自分の能力を効率的にマネタイズしている人。尋常ならざる努力ができるのが天才で、成功するには努力が必要だが遺伝的な才能が努力できる環境をつくりだす。10000時間の法則は否定されている。オンラインポーカーの話のように、自分の能力が優位性をもつ市場を見つけることが重要。競争の本質は競争しないことで、ナンバーワンになれるオンリーワンの場所を獲得する。サブジャンルのフラクタルにも注目する必要がある。大事なのはゆっくり成功すればいいということで、SNSなど若いうちに成功した人が目に入るが、厳しい競争を何十年も勝ち続けることは難しく、人生の最後に成功者すべき。
友達5人の平均が自分。愛情や友情は時間資源で測れる。5人のチームの中でもキャラが決まる。パフォーマンスが測定できるなら実力で勝負、測定できないならネットワークのハブにいくべし。レベルの高い競争では無意識の要素が結果を決める。最初の評価が重要だが結局は実力がものをいう。テイカーでなくギバーになるべし、情報と知り合いの。
幸せになろうとするほど幸せから遠ざかるので、目指すは幸福の土台をつくること。コップに水か半分入っているとマインドセットを変えるのでなく、半分のコップに水を移す。たとえば優先順位の低いものは定型化して選択しない。未来の自分に優しくすると長期的には良い結果になる、ホス狂いは合理性のある選択とも言えるが、未来の自分に優しい選択か。認知能力が高い人ほど機械を上手に利用する。SNSの魔界に迷い込まないためにも人的資本に投資して実生活での社会的ステータスをあげる。
などなどなかなか内容はいい。
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幸せの定義を「人的資本、社会資本、金融資本」の3要素で説明し、それらを達成するための方法を説明している。
個人的に著者は好きなものの、著者の本はエッセイのまとめ的な構成が多くて読みにくい印象なのだが。
この本は比較的読みやすく構成されていた。
著者の過去の本を読んだことがある人なら、さらに理解しやすいかもしれない。
金融資本の構築に対する考え方など、随所に過去の主張が出てくる。
読み手が3要素の何が足りないか考え、人生で補完していけるように計画・行動する参考になると思う。
私自身はfireを達成し、会社を辞めてしまったため、社会資本・金融資本はあるが、人的資本が皆無な状態。
何をやっていこうかなぁ、と思っていたため、本書は参考になった。
人的資本を好きなことやって増やしながら、社会資本を適切に維持していきたいと思いました。
Posted by ブクログ
他の人が書いた色々な本や考え方に、橘さん独自の色をつけて、自分の意見としてこの本をまとめていふ。橘さんのオリジナル論ではなさそうだが、エビデンスがしっかりとしていて論理的で分かりやすい。
徹底的に合理性を追求して、論理的に記述されており、合理性をテーマにした本の総まとめ的に読める。特に20%の努力で80%の能力は獲得できるという言葉は響いた。
Posted by ブクログ
自由に生きるためには、人生の土台を合理的に設計せよと説く本。
1日は24時間ではなく10時間しかない。
幸福とは自分の人生を良い物語として自分や他人に語れること。
選択の結果は累積し、対処不可能な問題は状況であり現実。
複雑系の世界では最適な選択等は存在せず、妥当なものしかない。
未来の自分に優しくすると長期的には良い結果になる。
【関連書籍】
幸福の資本論、エッセンシャル思考、スマホ脳、筋トレが最強のソリューションである、進化しすぎだ脳
幸福になるために合理的に対策していくにはどうすればよいのか、要素を金融資本・人的資本・社会資本に分解してその対応方法を説明している。多くの書物を渉猟していて興味深い論点をいくつも提供してくれる。もっとも効果的に幸福になる方法はお金持ちになること…など、いつもの安定の橘節。金融資本についての話では、マイホームへの投資の評価が面白かった。もっと若い時分にこのような本を読んでおきたかった。
Posted by ブクログ
タイトルの通りの内容が書かれていておおむね満足ですが、おじさんがおじさん向けに書いてる(ダイヤモンド社なので当たり前と言えば当たり前なんだけど)な〜という部分がちょこちょこある。20代女性は読み飛ばしてもよいかも…というページが何ページかあった。でも、ためになることがたくさん書いてあった。
参考になったこと↓
◎人的資本、社会資本、金融資本を最適化することが合理的な人生設計といえる。
◎人間の脳は原始時代に最適化されている。現代には適応し切れない。原始時代にどんな暮らしをしていたか?考えながら生活することが合理的。
◎人間は生得的に人と比較をして自分の幸福を測る。SNS時代に脳は適応していないが、環境が変わるわけではないので、自分自身がうまくSNSとの付き合い方をコントロールすることが必要。
◎シンプルな生活やミニマリズム×AIやインデックス投資による自動化が合理的な戦略となる。
◎大体のことにシンプルで合理的な人生設計を応用できるが、親になること(とりわけ母親になること)は不可逆であるため、合理的な選択は不可能。
Posted by ブクログ
唯一平等な時間を何に割くか。
健康に気を使いつつ、働き、余暇を楽しむことが人生であるのだが、
よく寝て(8時間)働いて(8時間)、食事など(5時間)で残りは3時間ほどしかありません。
そんな限りある時間で、ぼくは“善”について考えていました。
でもそれは、“善”について「考えたくないから考えていた」という側面があったと思います。
「人生の解」「人とは」「善」…答えのない問いですが、それらの(考える)土台がなければ、「社会」「お金」「ビジネス」等は考えられないと(直感で)感じており、しかし、働いて食事をしなければならないジレンマが人生でした。
働いて食事をするために、「人生」や「善」の解をさっさと出して終わらせて次に進みたいのです。
しかし、ご存知の通り名だたる哲学者たちでさえその解に辿り着いていません。
結局、「人による」ものなのでしょうか。
「いま、ここ」に集中して楽しめと言えど、
やはり将来が不安(仕事があるか、お金があるか)で、余暇を楽しめないこともままあります。
けれど今は、非常に良い時代であることは確かで、質量ともに不自由なく過ごせることが多い。情報も悪質なものもありますが、学べば確かなことにいつでも届きます。
つまり、「人による」そして、「何をしたいか(好きか/得意か)」に収斂されるのだから、余計なことはAIにでも任せて、考えたいことを考え続ければいいのでしょう(か)。
“善”についてもまた考えます。
Posted by ブクログ
正直なところ、この著者の本は当たり外れが多いと感じてたのですが…著書は当たりだと思います。
資源が有限だからこそわたしたちは選択しなくてはならない。これをトレードオフという。
例えば、恋人ができると他に恋人をつくれない(浮気という手段があるけどおすすめしない)
1日24時間だけど、実際【睡眠、食事、着替え、片付けあるいは子供の世話】などどうしてもやらなければならない時間を差し引けば1日のうちに自由に使える時間は10時間程度になる。(睡眠を極端に減らすのは認知症になるおそれがあるためおすすめしない)
だからこそ、人生の優先順位を決めようねって1冊。
また、コップ理論に納得する1冊でもあります。
コップに水が半分しかない(入ってるという捉え方)って話だけど、これその水をさらに小さなコップに移せば満タンになるよね。と著者の視点。
これ何が言いたいのかというと、やり方を変えることでうまくいくことがあることを知りましょうってこと。なんて合理的な本なのだと思いました。
Posted by ブクログ
タイトルの通り、各人にカスタマイズ可能な人生設計の作り方について説明されている。
ベイズ推定の話など、おそらくほとんどの人は意味不明だろう。とはいえ”妥当な確率の推定”は非常に難しいので、ゼロイチ思考は捨てようくらい思っておけばオーケー。
ワンミスするたびにハードルがだんだん上がっていく現代において、この本は卒なく過ごすためのバイブルとしてとても良い。
Posted by ブクログ
橘玲さんの本は相変わらずおもしろい
友達を維持するのに、自分の時間を使い続ける必要あり。歳を重ねると、自分の好きなことややりたいこと増えてくると、そっちに時間使いたくなる。
結局、人間関係も含めて、限られた時間を何に使うか、だよね。
Posted by ブクログ
幸福の資本論、人生の経営戦略と合わせて読むとかなり解像度が上がる。面白い。まずは金融資本から作る。
そして散歩と睡眠が全ての基本にして最強。本当にそれ!!!
1日25分の早歩き(orジョグ)+7-8時間の睡眠
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イデオロギーのハリネズミは失敗する
ベイズ理論とか。チンパンジーのダーツとか。主観の幸福とか。
そんな具体的な面白い話で説得させる。幸福な人生とは「隣の芝生は青く見える」に流されることなく、自分で後悔のない選択をする。つまり、最小後悔選択である。
Posted by ブクログ
◯感想
人的資本に関する考え方は非常に実践的で、特に若年期に自分の強みを極め、一極集中する重要性が説かれており、キャリア形成において有益な視点を得ることができた。
全体的に有益な情報が多いが、時折冗長な表現が目立ち、その結果重要な内容がやや曖昧になる印象を受けた。もっと簡潔に表現されていれば、より深い理解と洞察が得られるだろう。
◯幸福の土台の3つの資本
1.金融資本
•資産運用は「ほったらかし投資」で簡素化。
2.人的資本
•若いときは体験に投資し、経験を重ねる。
•好きなこと・得意なことに集中し、自分の強みを極めるエッセンシャル思考が鍵。一極集中でライバルに勝てる。
•高度化した知識社会では、高い専門性を持たない者は会社での居場所を失い、心の健康を損なうリスクがある。
•大きな人的資本は自尊心を高め、心の余裕を生み、心理的安全性をもたらす。
3.社会資本
•金融資本と人的資本を基盤に、家族や友人、社会とのつながりを築く。
◯人生の捉え方と戦略
•若年期は人的資本と金融資本の基盤作りに集中。
•現代社会の複雑さに対応するため、エッセンシャル思考で不要な要素を削ぎ落とし、集中と効率を最大化する。
•高度な知識社会では、専門性を深めることが心の健康やキャリア安定のカギとなる。
•これらを実践することで幸福な人生を実現できると考えられる。
Posted by ブクログ
対処不可能な問題は問題ではなく 状況、環境、現実。
コスパ と リスパ=リスクは小さいほうがいい。
関心経済 コンテンツの氾濫。
サティスファイサー戦略
満足度人間=まずまずでよしとして、それ以上は考えない。後悔を最小化する。
適度なリスクを取り、一歩ずつ成功に近づく。
限界効用の逓減 良いことも悪いことも慣れていく=幸福度の限界
上手な予測 総合的、柔軟、自己批判的、複雑さを受け入れる、用心深い、経験的
脳は物語として私を生み出す
幸福=良い物語 不幸=物語の破綻 成功=良い物語を作れる人生の設計
長期的な物語=日々の物語の累積 終わり良ければすべて良し
人的資本を活用するのが重要 仕事や体験
日本人で大学卒業時点では人的資本は1億円以上 金融資本よりずっと大きい
人生のコスパ ほとんどの人は 富は人的資本からしか生まれない
保険 損をすること(=ひどいことが起こらなかった)に意味がある金融商品
年金生活者は病気になっても収入は減らない=医療保険は要らない
エッセンシャル思考 人的資本は一極集中する 能力が劣っていても集中して効果
人的資本=高い専門性 =対立する相手の意見を尊重する余裕 =心理的安全性
人的資本≒マネタイズできるか?
自分に適したニッチ 複雑化の社会 人生の最後に成功する
成功の法則
1. パフォーマンスが計測できるときは実力で勝負
野心を持ち続ければ、自分のいるべき正しい場所に到達できる
客観的指標がない時は 一流のネットワークに位置することで決まる(デュシャン)
2.一流の域では わずかなパフォーマンスの差が格差につながる(大谷翔平)
3.過去の成功×適応度=将来の成功 最初の評価からノード拡大するが最後は実力
4.リーダーの貢献が大きいほど成功する
女性がいるチーム 集団的知性、共感力が高い
5.成功=斬新なアイデア × かたちにすること 自分に適正があるか?
人間関係のコストを最小化 浮いた時間を小さな愛情空間に注ぐ
良いチーム:能力の劣るものを排除、対等の立場で自由に、多様性を高める
SNS:誰とつながり誰を排除するか 自分で決められる 友情ではなく契約
半分の大きさのコップに水を移す戦略
選択しないという選択 優先順位の低いものは定型化し、高いものに資源を投じる
未来の自分に優しくする
機械の提案に依存し 自由に生きる
評判を維持することに必死 →人的資本から実生活の社会的ステイタスをあげる
自分だけのニッチ ~ 人的資本で評判を最大化
複数の選択肢 最低限の金融資本と人的資本とネットワーク
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「シンプルライフ」「FIRE(投資術)」「仕事術」などあらゆるテーマに通じつつ、かといって上辺だけの内容ではない、データや論文に基づいた論が展開されていて、非常に読みごたえがあった。多岐に渡る内容ではあるが、話の軸はタイトルにある「シンプルで合理的に」生きることであり、限られた時間の中で選択コストを最小化して資源を集中し、複数の選択肢を用意しながらトライアンドエラーを繰り返して成功に近づくという論は、腑に落ちるものだった。冒頭のキーワードに感心があって既に色々と読んでいるような人でも(むしろそういった人こそ)、頭が整理されて得るものが大きい本だと感じた。
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進化的合理性ではなく論理的合理性を目指せば「幸せ」になれる? という問いから本書は書き起こされた。いつも驚くのは、引用書籍に見られる著者の博識だ。あとがきでは「日本人は合理性を憎んでいる」らしい。私の職場で感じることは、もう少し合理的に働けないのかな~ということ。しかし、最近では不合理、無駄があっても良いかと思っているところで本書に出会ってしまった。もう一度、論理的合理性を目指してみようと思う。p.249の『大事なのは「若くして成功する」ことではなく、「人生の最後に成功する」こと』という一文が心に残った。
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前著で触れられた3つの資本(金融資本、人的資本、社会資本)をどのように最大化していくか、という続作。
示唆になるヒントが体系的に羅列されている印象。
・極力コストを発生させず(余計なことをせず)、人的資本を一極集中させること。
・2割の努力で8割の実力を身に付けることが最も手っ取り早いこと
・8割の実力を10割に引き上げるには、効果が逓減されること
・8割の実力を手に入れたらフィールドをずらせば(しばらくは)無双できること
芦田愛菜さんの”人生で重大な決定をする時に1番大切なことは『間違えないこと』じゃなくて『後悔する余地を無くすこと』”という考え方は、本著のサティスファイサー戦略とも繋がる。
沢山時間をかけて全ての選択肢を明確にしておけば結果がどっちに転んでも後悔する余地がなくなる。
なお、平和が続けば格差は一向になくならない(むしろ増大する)。格差を是正する世の中の様々な取り組みは、一時しのぎに過ぎないのではないか。とすら感じてしまう。
確率の問題も、機会を増やすこと(反復すること)で平均への回帰を果たすことは面白い。100万円を1回ベットするよりも、1万円を100回ベットしたほうが、結果として期待値に収斂する。
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幸福度を測ることはできないけど、お金があれば自由度が増す。いつもキリキリしてる人よりも、余裕がある人の方が幸福度は間違いなく高い。
コスパよく生きなさいというわけではない。幸福になるために、コスパよくその土台を作りなさい、というのが本書の主張。
自由は幸福の絶対条件だけど、自由度が多ければ選択肢も広がる。結果として、選択したことによる後悔も多くなる。
それを回避する為には選択肢をあらかじめ決めておく、というのは合理的だと思った。
選択肢を決めると言っても、いつ何時どんな選択を迫られるかはわからない。答えを決めるというのは、自分の生きる指標を決めておくということが一番有効かと思った。
「短期的な幸福より長期的な幸福を優先した方がトータル的な効用は大きい。というのは心に留めておこう。
依存症なんてまさにこれ。
例えばスポーツでがんばって優勝した時の幸福度と薬物に溺れている時の幸福度。どっちが幸福度が高いかといえば、もしかしたら瞬間的な気持ちは後者の方が高いのかもしれない。しかし、人生の幸福度においては絶対的に前者。これは考えれば誰でもわかること。
しかし、瞬時の幸福度に溺れてしまうのがまさに依存症だと思う。
これにおいても、人生の指標を作り自分の選択を定めていれば回避できるのかもしれない。
コップに水が半分入ってる。半分しか入ってないと思うか、半分も入ってると思うか。これはよく言われていること。しかし、考え方を変えるのはなかなか難しい。
著者は、考え方を変えるのではなく、水を大きな器に移し変える作戦をとる。と提言している。
どういうこと??と一瞬考えたけど、幸福に生きる土台作りが大事ですよ、ってことかな。
Posted by ブクログ
寝る時間増やす
友達増やす
8時間寝たい、まずは7時間から
橘さんの本は主張はいいんだけど、眠くなる例とか例え?事例?がいっぱい入ってて読み物としては飛ばしながら読むのが良いかもという感じ
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SNSに迷い込まないために近い人に時間を使って実生活での社会的ステイタスを上げる。未来の自分に優しいほうを選ぶ。ギバーになる。変えられないものを受け入れて変えられるものを変える。愛情や友情は時間をどれだけ使うか。リスクを適度にとってトライアンドエラー、サティスファイヤーよりサティスファイザー、後悔の最小限化。ベイズ。毎日25分の散歩、ぼーっとする。
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人によって幸せの定義は異なるのでこの考え方を取り入れていこうと思えた。
自分の限りある資源を金融資本、人的資本、社会資本にどう振り分けるかを考えていきたい。
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幸福は相対的なものだから、現在の状態よりも少しでも改善すれば、客観的にはどれほど不幸に見えても、主観的には幸せを感じることができる。
REIT検討?
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幸福度合を測る尺度として、金融資本・社会資本・人的資本の3つの資本に分ける考え方を提唱してきた橘さんによる、いわば集大成本。
これら3つの資本を合理的、つまり投入コスト<獲得報酬かつ短時間で達成するための具体的なノウハウや考え方を示している。
話題は健康、働き方、金融投資など様々で、紹介されている参考文献もこれまた多種多様。
これまでの橘さん本をギュッと集約したような内容。
第4の資本?として女性限定で漸減していくエロス資本という考え方があるというのが示されていて、今どき言いづらいことだけど、それはありそうだなと思った。
Posted by ブクログ
作家である著者が合理的な生き方について
金融資本、人的資本、社会資本という3つの資本の観点から解説した一冊。
タイパやマルチタスクなどについての効用についても解説されていることや睡眠と散歩についての効果や幸せの定義など私たちの生活において感じる疑問を本書を読んで多くの研究結果などから知ることができました。
またギャンブルが割りに合わない理由やソックパペットなど本書で知ったこともありました。
金銭資本ではF X、ビットコイン投資の真実など著者でしか知り得ないことも知ることができました。
また不動産や保険についてもどのように向き合うかも理解することができました。
また、人的資本では高い専門性を持ってそれを仕事にすることや1万時間の法則の真実、認知を変えるより環境を変えること、オンリーワンの場所を見つけることなどを知り、人間関係である社会資本では5人の法則や男女での友情の違いや友だちと仲間の違いを理解することができました。
本書を読んで完璧な選択を目指すのではなく自分が満足できる選択をすることを目指して人生を魅力的にする方がいいということを感じました。
本書での知識を活かして自分が輝ける場所を見つけて合理的に生きていきたいと感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
最近はタイパやリスパが前面に出過ぎている気がする。良い面はもちろん分かるが、悪い面が大きすぎると思う。
前半は面白く読んでいたが、後半、だれてしまった。