橘玲のレビュー一覧

  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

    Posted by ブクログ

    とにかくサラリーマンは損。マイクロ法人を設立して節税しようぜ。あと、投資はインデックスで放置すればいい。賃貸か持ち家かは結構慎重に考えるべき。安易に持ち家を買わない。

    ここら辺がテイクホームメッセージ。法人の話や税金、社会保険の話がかなり詳細に書かれていたので社会人になってからまたこの本を開こうと思う。

    0
    2025年03月30日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

    Posted by ブクログ

    国内の銀行にドルでお金を預けたことがないので、コレスポンデント現行やコルレス口座なんて仕組みがあることは知らなかった。アメリカがテロ組織や北朝鮮のドル預金を凍結できるのもコレスポンデント銀行の存在によるものなのだ。資金凍結にはもっと複雑な仕組みがあるんだと思っていたけど、実際は国内の銀行に命令すればすむことだったんだ。

    ドラマのタイトルで聞いたことがある程度だったプライベートバンクのことも知ることができた。そもそも個人所有(プライベート)の銀行であるからプライベートバンクと呼ばれるらしい。日本と海外ではプライベートバンクに違いがあるということもわかった。このあたりは20年以上前の本の情報であ

    0
    2025年04月04日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

    Posted by ブクログ

    「あなたにとって現代日本に生まれたことが最大の幸運」というのに共感。
    資本論についてはあまり理解は深まらなかったが、橘玲先生の他の著者からの引用などもあり、全体的に一貫したメッセージを受け取れる。

    0
    2025年03月21日
  • 人生は攻略できる

    Posted by ブクログ

    橘氏が過去に出した本の内容を抜粋し、学生でも理解出来る優しい言葉で書き直したもの。真新しい事は書かれていないが、これから社会人になる人へ向けたメッセージが込められている。勿論大人が読んでも十分に楽しめるので橘氏の言いたいことのエッセンスを味わってみるのも良いだろう。

    0
    2025年03月17日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    新書ってあまり読んだ経験なく、ところどころ自分には落ちなかったが、想像以上に面白かった。
    倫理的推理能力では、下位4分の1の学生は自分を過大評価、上位4分の1は過小評価しているらしいが、私は自分でダメダメ人間だと思っているので、もしかしたら自分って能力か高いかも?って思ってしまった(笑)
    そのうえ、能力の低い人は自分が能力が低いことを正しく認知できてないらしい。これはホントにクセが悪い。
    また、社会を動かしているのが高学歴のエリートばかりで、日本の人口の6分の1にあたる偏差値40以下の人たちは様々な公的機関での手続きさえ自力でできない。
    それに、どれだけ投票率があがっても政治的無知な人が多けれ

    0
    2025年03月16日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    橘玲が新自由主義のリベラル社会について書いた本。

    格差が生まれ、確実に生きづらくなることを感じた。
    そして、そんな生きづらい世の中でも希望を捨てずに生きていきたいと思った。

    0
    2025年03月15日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

    Posted by ブクログ

    黒色人種は遺伝の影響で持って生まれたバネが違うから、短距離走で勝てないのは当然、などと普段耳にしていましたが、なるほど確かに身体能力について遺伝の影響が話題に上がることはあっても、知能については遺伝の影響だと話題に上がることはあまりありません。
    「努力すれば東大に行ける」などと言いますが、「努力できるかどうか」も含めて遺伝で決まっていると言われると、最初から決まっているのかもしれない。
    生物学を専攻していても、少し内容は難解でしたが、結局ほとんどが遺伝で決まってしまうという内容で、なぜかそれを声を大にして言うことはタブー視されている。でも、だからこそ、遺伝の影響は無視しちゃいけない、念頭に置い

    0
    2025年03月15日
  • 不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書で推奨されていたフリーエージェントとしての働き方は、まさに自分が求めているスタイルであり、自分の目指す方向が間違っていないと背中を押されているようでした。

    世界と比べた際の日本型雇用の歪さ(性別や年齢、正規非正規による差別)や、それがなかなか是正されない理由となっている社会構造について知ることができました。非正規の公務員は最低賃金が保障されていない、という事実にはショックを受けました。

    働き方よりも先に取り組むべき課題だと感じます。

    0
    2025年03月11日
  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

    Posted by ブクログ

    昨今のAIをはじめとするテクノロジーの凄まじい進化の中で、知らないうちに大きな変化の中にいるような気配は感じていたが、実のところはよくわかっていなかった。思想バックグラウンドを含め、わかりやすく解説してあって大変勉強になった。

    0
    2025年03月08日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

    Posted by ブクログ

    知識社会を生き延びるための裏道を紹介した本。
    内容は、恋愛のモテ格差、金融市場での成功戦略、依存症の克服、自己啓発、厳しい現実を生き抜く考え方など。自分は現役世代ではないので、もう恋愛は関係ないし、依存症、自己啓発のテーマもあまり興味が無かったけれど、それ以外のテーマは読み物として面白かった。ただ、裏道が今後の短い人生の参考になるかどうかは判らない。

    0
    2025年03月05日
  • スピリチュアルズ 「わたし」の謎

    Posted by ブクログ

    性格はビッグエイトで構成され、それぞれの要素は遺伝と非共有環境(家庭以外のコミュニティとの関係)で決まってくる。

    社会において成功しやすいパーソナリティはあるものの、意志の力でこれに抗うことはかえって寿命を縮めるなどの悪影響がある。

    結局、自分に合った生き方をするのがベストなんだなと受け取りました。

    0
    2025年03月01日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

    Posted by ブクログ

    相変らず橘節炸裂で面白い。

    特に最後の特別ステージの内容がよい。

    自分も社会人になって立場が変遷するにつれて付き合う人達は変わっている。全員と付き合い続ける事は時間制約があり出来ない。そんなに全ての事にエネルギーを注ぎ続ける事は出来ない。合理性というのはそう言う事だ。そして最初から恵まれて金持ちからスタートするより、「成り上がり」の方が面白いのもその通り。

    子供に理解出来るかどうかは分からないが、おじさんが読んでも面白い。

    特別ステージ 人生で役に立つ7つの法則
    ☑これを知っているだけで人生は楽しくなる【レベル∞】
    1 100倍の法則
    2「奇跡(きせき)は起きない」の法則
    3「君は友だ

    0
    2025年03月01日
  • シンプルで合理的な人生設計

    Posted by ブクログ

    イデオロギーのハリネズミは失敗する
     ベイズ理論とか。チンパンジーのダーツとか。主観の幸福とか。
     そんな具体的な面白い話で説得させる。幸福な人生とは「隣の芝生は青く見える」に流されることなく、自分で後悔のない選択をする。つまり、最小後悔選択である。

    0
    2025年02月23日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

    Posted by ブクログ

     行動遺伝学の専門家の対談形式で話が進んでおり、かみ砕いて説明しているにしても頻出する専門用語と科学的なロジックを理解しながら読み進めるのに、かなりの労力を要する本であった。
     知能やパーソナリティのかなりの部分は遺伝によって決するということや、遺伝子解析から個人の将来をある程度予測できるだろうという衝撃的な見解を、エビデンスを示して説明している。キリスト教が地動説を感情的に否定したように、行動遺伝学を感情論だけで否定や批判することの社会損失についても、合理的な説明がなされている。
     結局は、人間の自由意志も遺伝の支配から脱却できないといわれると寂しくも感じるが、人間である以上その事実も含めて

    0
    2025年02月22日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

    Posted by ブクログ

    「解決できない問題」には理由がある。

    物事は、単純化できないですね。

    社会問題の複雑さに切り込んだ内容で、自分の思慮の浅さに気付かされる。
    ディープな内容もあり、「どっちもどっち」というタイトルが軽々しい印象すら受けた。

    「言ってはいけない」けど、言っちゃう橘玲さんは、貴重な作家さん。

    0
    2025年02月16日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

    Posted by ブクログ

    橘さんと安藤さんのスタンスの違いがくっきり描かれていて面白い。
    行動遺伝学をタブー視せず、楽観的に捉えてゆく、そんな姿勢で良いと思う。に確認

    0
    2025年02月08日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

     私たちは自分の知識を過信しがちだ。だが本当に理解していることはどれほどあるのか。橘玲は『ばかと無知』で人は知らないことにすら気づかない「無知の壁」があると指摘する。
     学び続けなければその壁に閉じ込められたままだ。知識を得るほど「自分はまだ知らない」と気づく。この逆説が成長の鍵となる。  
     無知を認めることは恥ではなく知への第一歩だ。自身の「無知の壁」を越えるため今日も新たな学びを重ねたい。


    0
    2025年02月04日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    日本人(東アジア系)はムラ社会に適応するために、睾丸を小さくし、内向的になったところの、論拠が明確で読んでいて楽しかった。
    再読したい。

    0
    2025年02月01日
  • スピリチュアルズ 「わたし」の謎

    Posted by ブクログ

    「本当の自分とは何か」。この問いに答えを求め自己啓発やスピリチュアルに惹かれる人は多い。そんな「自分探し」の旅を現代心理学の視点から読み解く。
     人はなぜ自己を探し求めるのか。心理学が明かすのは私たちの「自分」という感覚が脳の働きによって生み出されたものであり揺らぎやすい存在だということだ。
     しかし不確かだからこそ人は意味を求める。宗教、神秘体験、自己啓発——そこには科学では説明しきれない「生きる意味」を見出そうとする人間の本能がある。
     自分とは何者か。科学とスピリチュアルの狭間で揺れる私たちは8つの要素の組み合わせで決まる。人間理解に新たな視点をもたらしてくれる。

    0
    2025年02月01日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

    Posted by ブクログ

    コラム集という感じで、議論が発散。
    雑事発表時の記事を既に読んでいる橘玲読者としては、新鮮味があまり無い。

    0
    2025年01月26日