橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
橘さんのデビュー作にして代表作の小説。
金融の知識は難しくて理解できずほとんど読み飛ばし。
物語の大筋としては面白かった。
50億ものお金が絡めば当然ヤクザも出てくるし死人も出る。
人の一生を台無しにする破壊力が十分な金額である。
お金に色はついている、汚い金に手を出すと必ず報いを受けるという大富豪の言葉は心に響いた。
本当の幸せはお金では決して買えない。
でもお金がない生活は不幸である。
ほどほどのお金で家族仲良く暮らしていくこと以上の幸せはないと今の私は確信している。
主人公とメイは全てを忘れて、新たな人生を新たな地でやり直してほしいと願う。 -
Posted by ブクログ
1.仕事ばかりする人は成功者といえるのか、証拠が欲しくて読みました。
2.成功の法則と名付けられている本書では、成功する人との共通点を科学的に調査した本です。一流が皆幸せな生活を送っているのか、家庭との付き合い方や仕事との付き合い方はどうなっているのか等を調査しました。
3.仕事のみの生活をしていると家庭は崩壊するうえに、退職した後は孤独感に苛まれて終わります。現に、バリバリ仕事をしていた人が退職をしたら、急に認知症になったという話は良くあります。これは、フル稼働していた脳が急に稼働しなくなったことで異変が起こると言われています。私の周りでは、仕事ばかりに目を向けている人は大抵離婚してます -
Posted by ブクログ
人生は攻略できる。
お金と仕事と幸せの授業とあるが、本当にその通りだった。
お金が大事なのは、お金から自由になるから。
お金があればお金に困ることはない。
好きなことを好きなようにできる。
だからお金は大事であると書かれていて、その通りだと思った。
お金があれば人生の選択の幅が広がる。
あるに越したものではないと改めて感じた。
また、幸福の土台には、金融資本(お金)、人的資本(仕事)、社会資本(愛情・友情)のバランスが大切だとわかった。
どれかが突出していては、他が崩れてしまう。
このバランスを意識していきたいと思った。
100倍の法則。
これは子どもたちにも伝えたいと思った。
加害は1 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今の時代は人生がながく、80歳ぐらいまであるていど働かなくてはいけない。
ただ、体力、知力ともに落ちていく。
そんな中で、やりたくない仕事、自分に合ってない仕事は続けたくても続けられない。
多くの会社は55歳で管理職を離れ、
65歳の再雇用では同じ仕事でも大きく給与が下がる。
そんな安い給料で仕事を続けるには、
その仕事が好き、合っているものでなければ、
続けられない。
では今から新しいITスキルを学び直すのがいいのか。それはムリです。
大学から専門で勉強してる意味彼らに敵うわけがありません。
①たくさん稼げぐ
②長く稼ぐ
③家族みんなで働く
選べる選択肢は3つで、現実的なのは②と -
Posted by ブクログ
1960年代、平和で豊かな時代が続いた中、アメリカ西海岸で「自分らしく生きる」というリベラルな社会の新たなルールが生まれ、世界中に浸透する。そのなかで社会的・経済的に成功したものが評判と性愛を獲得するという困難なゲーム(無理ゲー)を一人で攻略しなければならない。誰もが知能と努力で成功できるという建前ではあるが、上下の格差が大きくなった社会が生まれている。
[無理ゲー社会とは超格差社会のこと]
この本で描かれている無理ゲー社会とは大きく広がった格差社会のこと。昔から格差は存在しているけれども、現在はその格差が上下で大きく開いている。ここでは格差として知能格差社会、経済格差、性愛格差としてそれ