橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内容は誠実で前向きで、根拠に基づいていて、とても好感の持てる内容。支持できる。
ただ書名や副題等が「売らんかな」の意欲満々で好きになれない。原題「Plays well with others(他の人とうまく付き合うには)」とはだいぶ離れている。
大きくつぎの3つの質問に答える形で進められる。
・「頼れる友だち」は実在するのか
・愛こそすべて?
・人はひとりでは生きていけない?
自分の直感や経験から思うところと、統計上の結果がちがうことが多く提示されていて面白くてためになる。自分はよろしくない判断と行動をしてきたと気付かされた。
必要なときの友だちは本当の友だち?、他人の身になって考えることの効果、結婚生活の長短と喧嘩の関係、愛を科学的にあたためなおす「四つのR」、の辺りはメモを取りながら読んだ。
それ以外にも面白かったのは、警察のプロファイルの信頼度、共感能力の低下とその理由、など。
そしてなんといっても処置方法の違いによるプラセボ効果の度合いと発生する理由。なるほどなあと深く頷いたというか、うるっときた。 -
Posted by ブクログ
汚い金に手をだすと、必ずその報いを受ける この言葉は心に響いた
資本主義社会では、金さえ払えば極論どんな事でも出来てしまう
しかし、お金で本当の幸福を買えるかという事は、、未だ答えが出ない謎であろう
生まれてから26年
お金で人生が狂った人はあんまり見てきてないが、この資本主義社会の日本でも、そう言った人達はいっぱいいるんだろう。
そして、自分も、そうならないように
努力をしていくんだ。
誰もが人生をやり直すことはできる訳ではない、だか、努力する事は誰でも出来る。
久々に小説を読んだが、久々に心がえぐられた感じがまだ止まらない。
面白かった、、
おやすみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ法律にはボロがあり、その穴をつくだけで大きい利益を得ることができる。それが黄金の羽。
マイホームを買うのは、ただの不動産投資だという話が印象的。
30年経った時にのこる家は売れづらいボロボロの家であり、この時価値が下がっていれば、損をする。
買った家を貸そうが、自分で住もうが、代わりはなく、それは不動産投資である。
実家がまさにそうだが、30年近く住んでるとボロがでてきて、たくさんリフォームしていた。クーラー買ったり、コンロ周り、風呂あたりをリフォームしていた。そのお金があれば、掃除も楽な小さめの部屋に引っ越して、新築に住むことも可能だったかも。
また、土地の価値が下がれば、賃貸は得をするが、マイホームは損をする。
子供に合わせて部屋を変えたり、引っ越したりもできる。
ポートフォリオで見ても、家に占める割合が高すぎて、家に何かあった時に一気に資産がなくなってしまう。
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Posted by ブクログ
橘玲の本を読むと、社会の「事実」を突きつけられる事が多い。
今回の本は2019年3月にポプラ社刊から刊行した単行本に加筆・修正を加えていれば新書化したものだ。
タイトルに使っている「リスパ」とは、「リスクパフォーマンス」のことだ。
「同じリスクならリターンの大きな方を選ぶ」あるいは「同じリターンならリスクの小さい方をを選ぶ」ことを言うと説明している。
著者は「人生をロールプレイングゲーム」だと例えている。
ゲームには攻略法があるが、人生に攻略法なんてあるかと思う人もいる。
良く考えると著者の言う通り、人生にもしていいこととしてはいけないことがある。
そう考えると人生=ゲームと捉えるのは自然なことだ。
会社、学校、社会にまつわる様々な「現実」について取り上げている。
おわりにどうすれば幸福になれるのかと著者は考える。
幸福の研究を行うと「モノよりもコトの方が幸福感は長く続くことを明らかにした」と述べている。
楽しいことやきれいな景色を見た体験は、高級ブランド品を持つよりも心の中に残り続ける。
橘玲は、本書でもブレることなく、社会の「事実」を浮き彫りにしていく。 -
Posted by ブクログ
<目次>
プロローグふつうの奴らの上の行け
part1恋愛をHACKせよ
~モテ格差という残酷な現実
part2金融市場をHACKせよ
~効率よく大金持ちになる究極の方法
part3脳をHACKせよ
~あなたも簡単に依存症になる
part4自分をHACKせよ
~テクノロジーが実現する至高の自己啓発
part5世界をHACKせよ
~どうしたら残酷な現実を生き抜けるか
あとがき
P159 チクセントミハイのゾーンに入る条件
①短期の小さな目標
②明確なルール
③即座のフィードバック
④制御(自己コントロール感)と挑戦が同時に起こっている
という感覚
P172 オルターの行動依存の6つの要素
①目標;手を伸ばせば届きそうな目標
②フィードバック;報われる感覚
③進歩の実感;向上していく感覚
④難易度のエスカレート;徐々に増す難易度
⑤クリフハンガー;解消されそうでされない緊張感
⑥社会的相互作用;社会的結び付き
P184 ギャンブル版のSDGs
予測生涯価値
P262 富から評判へという巨大なパラダイム変換が
さらに加速 -
Posted by ブクログ
・男と女が社会的に幸福になるには、異なるKPIがあるのを理解できた一冊。
・現代は格差社会が構築され、それは知能の差である。特に男は持てるとモテるがイコール。
・男性と女性では、女性の方が幸福度が高いというのは歴史や文化に関わらず世界共通。
・男性、女性に両方とも、年齢に限らず学歴が低い人は幸福度も低い。
・若い女性はエロス資本を持っているため幸福度が高い。壮年でも女性の方が男性よりも幸福度が高い。女性の方が繋がりを作るのがうまいから?男性は年を取れば孤立していく。
・男の性的戦略は、純愛の欺瞞。女性はこれに振り回されないために、噂話で対抗した。また物理的にも女性一人で男性には勝てないので、共感能力を発達させ、グループとして男性の暴力を抑えこもうとした。
・女性がモテる要素は若さ。男性は金と権力、要は共同体内での地位。
・近親婚を避けるために、女性は他の集団のオスに興味を持ち、集団内の女性が入れ替わる。冒険的になる。だから女性は新しい集団での関係性構築がうまく、また緩いつながりとなる。一方男性はいつまでも一つの集団のそのヒエラルキーに属する。女性はいくつになっても友達を作れるが、男性は作れない。
・米国では時給14$で働く人が、10億円のボーナスを受け取るCEOには価値があり、自分には価値がないことを受け入れている。リベラル社会は全てが自己責任。知能格差。