橘玲のレビュー一覧

  • 不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0

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    働き方について色々と考えさせられた。
    最後の方の公務員についての内容が特に印象的だった。
    今あるものが“当たり前”と思わず、時代の変化に柔軟についていけるようにしたいなと思った。

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    2022年04月03日
  • 人生は攻略できる

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    幸福の資本論を先に読んでいたので、一部復習となる部分もあったが、若者向けに書かれた読みやすい集大成。

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    2022年03月21日
  • 「リベラル」がうさんくさいのには理由がある

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    以下、目次と要約メモ。
    <はじめに>
    「リベラル」が嫌いなリベラリストへ
     筆者の立場
      リベラリズム
      パトリオティズム
      世俗的進歩主義
       進化論
       統計学・ゲーム理論・脳科学
      自由>文化・伝統
     非武装中立論
      侵略に対しては降伏?
     市場経済・自由貿易に対するスタンス
     従軍慰安婦問題の誤報
    <パート0 「リベラル」の失敗>
    「沖縄『集団自決』裁判」とはなんだったのか
    小さな島の悲劇
    「歴史」と「記憶」をめぐる争い
    人間としてつぐなうにはあまりにも巨きい罪の巨塊
    極限状況での「弱者の運命共同体」
    軍紀に違反した大量殺人者
    25年目の「同窓会」
    覆される「通説」
    将兵

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    2022年03月19日
  • 80’s エイティーズ ある80年代の物語

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    橘玲の言ってはいけないがかなり辛辣だった印象があるので、身構えて読み始めた。すると、思ってたものと違い、面白かった。僕が橘より近い世代(少し下の世代)ということもあるだろう。たまに何となく80年代って何だったんだろう?と考えることがある。本書に答えが記されている訳ではないし、橘の過ごした個人的な80年代が書かれているに過ぎない。でも、80年代の空気感がリアルに感じることができ、新たな発見もあった。

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    2022年03月09日
  • バカが多いのには理由がある

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    バカとは、ファスト思考のこと。人類はみんなファスト思考とスロー思考を使い分ける。つまり、人類はみんなバカである、けれども、スロー思考をちゃんと働かせて、不都合な真実に目を向けよう、という本(のはず)。

    タイトルは過激だが、内容は気を衒うものじゃない。
    ルワンダ虐殺に関する、人道支援の闇(四肢切断)の話には衝撃を受けた。その事実を炙り出した」クライシスキャラバン」を読みたい。

    また、冒頭の、自由、平等、友愛(共同体)の正義はそれぞれ両立せず、政治的な立場の違いがうまれる点はすごく腑に落ちた。

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    2022年03月08日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

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    日本企業の現状がどの位置付けなのか、今後どういった未来が予想されるかが分かりやすかった。特に、正社員という言葉が日本独自のものということも知識として持っていなかったので、働くことに関する視野を広げる目的でこの本は有用だと感じた。
    ただし、漢字変換が行われていない言葉が多くて中盤は読みにくいと感じる部分もあった。

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    2022年03月04日
  • マネーロンダリング

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    法律をすり抜けながら金を海外に移す方法が、合法的なやり方から非合法のものまであらゆる手法が紹介されている。著者はどのようにしてこうした知識を蓄積したのかが気になる。

    読み初めは、金持ち達が節税や脱税に精を出し、真面目に税金を払うコトがバカらしくなってくる。しかし、スリリングな展開を追って読み進むにつれ、金に翻弄され人生を狂わされ身を滅ぼす者、精神を病む者、更には命を落とす者達の姿が非情なまでに描かれ陰鬱な気分へと変わる。精神状態が不安定な時は読まない方がいいだろう。

    金には色がついている、という登場人物の富豪の言葉通り、黒い金は所詮黒く、黒い人間達が寄ってくるという事である。

    誰もが人生

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    2022年02月26日
  • 人生は攻略できる

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    ・明日はたぶん今日と同じだけど、もしかしたらぜんぜん違うかもしれない
    ・人生は一直線に良くなったり、悪くなったりするわけではない
    ・好きでも得意でもないことはそもそも頑張ることさえできない
    ・人の脳は幸福にも不幸にも慣れて、元の水準に戻る。
    ・加害は100分の1に、被害は100倍に評価する
    ・脳は心理的な距離と物理的な距離をうまく区別できない

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    2022年02月24日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    完璧には理解できてないが、端的に物を言っているので分かりやすくぼんやりと理解しやすい。2014年出版で、中で今後についても触れる部分があり、それと現在を比較するのも面白いかなと思った。また読み返して金融の仕組み?のような物を理解しておきたい。

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    2022年05月03日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

    購入済み

    世の中の不条理と向き合う

    読んでいるうちに何についての本なのか忘れかけるくらい各章ごとに違った切り口で人生のHackを語っていて、純粋に各トピックで扱うテーマが面白かった。恋愛、金融、テクノロジーなどの一見すると別々の話が、人間の合理的行動がもたらす変化という点でつながっているのかなと。淡々と海外の論文や歴史的事実を積み上げて語る語り口は、悲観的な印象を残しつつも客観的信頼性を増している。

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    2022年02月12日
  • 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    納税と言うトピックについて徴収する側と徴収される側の目線で理解した方が良いことについて詳細を記載した良書。

    1.申告納税制度はすべての納税者が税に対する完全な知識を有し正しく納税する意思を持つことを前提としている。よって税務調査では申告税額が本来の税額より少ない場合は納税者の意思を確認する必要がある。
    ①納税者の理解が不十分だった場合は税務署は指導し、過少申告加算税と延滞税を貸す。
    ②税金を払う意思がない場合は国民の義務を怠っているため罰則として重加算税40%貸す。

    2.納税者の行動
    ①説明できない事はしない
    ②説明できるものは全て経費として計上する。
    ③その上で税務調査で否認されたものだ

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    2022年02月10日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

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    ネタバレ

    リバタリアニズムという、考え方を知れたのがよかった。また、社会の悪者とされている人々を経済の視点から養護しているのが新鮮で面白かった。特に印象に残ったのが麻薬を規制する法が麻薬の末端価格を引き上げ、麻薬中毒者が麻薬を手に入れるのを困難にし、そのことが悲惨な事故、事件を引き起こしているという指摘だった。全体的に面白い内容だったがリバタリアニズムには完全には賛成できなかった。もしリバタリアニズムが実践されれば、市場の原理によりある程度は秩序が保たれるだろうが、貧困層や社会的弱者は今より悲惨な目に合うと思う。

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    2022年02月03日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

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    徹頭徹尾「それを言っちゃぁおしめぇよ」という身も蓋もない話が続くが、ストレートな物言いだけに非常にわかりやすい。現代は一部の知識階級しか利益を生まなくなっているから、富が急速に知識階級のリバタニアに集中し、その他大勢はネトウヨを代表とするドメスティックスに分断される。一方で日本はまだその移行期であり、知識も能力もない大卒の中高年(特に団塊の世代)が特権を手放さず、そのギャップが「上級国民」という言葉に凝縮され、それ以外の人々の絶望感とルサンチマンを増大させている。また男性は社会的成功の他にも「モテ/非モテ」の価値観軸があり、20%のモテ枠からはみ出した普通の男たちが幸福感の喪失に寄与している。

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    2022年01月23日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    人生の早い段階で読みたいと思った本の一つ。なぜなら、普通の人間が生活していたらまず、この本に書いてあることは思いつかないだろうし、世の中にそんな世界があるとも思わないだろう。例えばマイクロ法人なんかはその典型だろう。人生の早い段階でお金持ちになるための理論を理解した上で行動できていれば、社会にでてからの結果も違っていただろう。

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    2022年01月23日
  • 女と男 なぜわかりあえないのか

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    とにかくエロい!電車で読んでいて、キョロキョロと。横から覗きこまないで。太字でタイトルに、痴女は存在するのかとか、ペニスは何で長いかとか、男は52秒にいちど性的なことを考える、とか。

    極め付けは、プレチスモグラフィ。タンポン型の機器で膣内の充血度、つまり性的興奮度を測定する試験。これを挿入して、エロ動画の反応を見られる数十名の女性被験者。この機器をリングにしてペニスの勃起度を測定するなど。まいった。世の中広い。

    著者の橘玲がやっている事は、学術論文のオムニバス化だから、彼個人が研究者という事ではないが、その編集能力、日本では、知られぬ面白論文の発掘能力は凄まじい。真面目な話、こうした性的研

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    2022年01月15日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

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    興味深い!
    特にサラリーマンにとっては。

    ・長く働く
    ・どこでも誰とでも働ける
    ・成果主義は反差別から生まれた
    ・戸籍制度は日本独自のもの。親権がなければ自分の子ではなくなるため、養育費も不要。2割は払っていない。
    ・知識や人脈を惜しげもなく共有。なくならない資源。
    ・会社を離れると give できるものがなくなる
    ・自分を理解して自分を売る
    ・ずっと学び、ずっと働き、自分の趣味を全うする

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    2022年01月03日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    投資については勉強したことがあったとしても、節税についてはあまり知らなかったので勉強になった。制度の歪みを突いて合法的に節税するのは、経済的合理性を持った行動であり、何もせずに国から搾取されるのを防ぐことが出来る。
    税務署から税理士への天下りの話、企業は税務調査を避けるために故意的に赤字になるなど知らないことだらけだった。

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    2021年12月06日
  • 2億円と専業主婦

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    子育てを外注するという発想が面白かった。東南アジアに行くのは現実的ではないが、時短家電や家事代行サービスをフル活用するのは検討の余地があると思った。

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    2021年12月02日
  • 「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する

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    読まなくていい本というよりは、オススメの本を噛み砕いて教えてくれる本。
    全部面白そうに感じた。オススメされた本をこれから読んでいこうと思う。

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    2021年11月21日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    橘玲の本はたくさん出ているので、何冊か読んでいれば、焼き直しに感じる部分も多いが、書かれている内容が同じでも勉強になる部分はある。

    本書の肝は、“これからの資産運用は、儲けることではなく、労働市場から富を獲得できなくなったときの保険だと考えるべきだ。”

    “日本のように豊かな国では、ほとんどの人は金融資本よりも人的資本の方がはるかに大きいので、金融資本の運用よりも先に人的資本の運用を真剣に考えなければならない”と言うことであろう。

    利殖法について語った本の結論が、経済合理性に適ったまともな結論であるのは安心できる。

    資産運用の初心者が、ネット情報を元に安易に投資してしまう前に、読むことを

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    2021年11月08日