橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.仕事ばかりする人は成功者といえるのか、証拠が欲しくて読みました。
2.成功の法則と名付けられている本書では、成功する人との共通点を科学的に調査した本です。一流が皆幸せな生活を送っているのか、家庭との付き合い方や仕事との付き合い方はどうなっているのか等を調査しました。
3.仕事のみの生活をしていると家庭は崩壊するうえに、退職した後は孤独感に苛まれて終わります。現に、バリバリ仕事をしていた人が退職をしたら、急に認知症になったという話は良くあります。これは、フル稼働していた脳が急に稼働しなくなったことで異変が起こると言われています。私の周りでは、仕事ばかりに目を向けている人は大抵離婚してます -
Posted by ブクログ
人生は攻略できる。
お金と仕事と幸せの授業とあるが、本当にその通りだった。
お金が大事なのは、お金から自由になるから。
お金があればお金に困ることはない。
好きなことを好きなようにできる。
だからお金は大事であると書かれていて、その通りだと思った。
お金があれば人生の選択の幅が広がる。
あるに越したものではないと改めて感じた。
また、幸福の土台には、金融資本(お金)、人的資本(仕事)、社会資本(愛情・友情)のバランスが大切だとわかった。
どれかが突出していては、他が崩れてしまう。
このバランスを意識していきたいと思った。
100倍の法則。
これは子どもたちにも伝えたいと思った。
加害は1 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今の時代は人生がながく、80歳ぐらいまであるていど働かなくてはいけない。
ただ、体力、知力ともに落ちていく。
そんな中で、やりたくない仕事、自分に合ってない仕事は続けたくても続けられない。
多くの会社は55歳で管理職を離れ、
65歳の再雇用では同じ仕事でも大きく給与が下がる。
そんな安い給料で仕事を続けるには、
その仕事が好き、合っているものでなければ、
続けられない。
では今から新しいITスキルを学び直すのがいいのか。それはムリです。
大学から専門で勉強してる意味彼らに敵うわけがありません。
①たくさん稼げぐ
②長く稼ぐ
③家族みんなで働く
選べる選択肢は3つで、現実的なのは②と -
Posted by ブクログ
1960年代、平和で豊かな時代が続いた中、アメリカ西海岸で「自分らしく生きる」というリベラルな社会の新たなルールが生まれ、世界中に浸透する。そのなかで社会的・経済的に成功したものが評判と性愛を獲得するという困難なゲーム(無理ゲー)を一人で攻略しなければならない。誰もが知能と努力で成功できるという建前ではあるが、上下の格差が大きくなった社会が生まれている。
[無理ゲー社会とは超格差社会のこと]
この本で描かれている無理ゲー社会とは大きく広がった格差社会のこと。昔から格差は存在しているけれども、現在はその格差が上下で大きく開いている。ここでは格差として知能格差社会、経済格差、性愛格差としてそれ -
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以下、目次と要約メモ。
<はじめに>
「リベラル」が嫌いなリベラリストへ
筆者の立場
リベラリズム
パトリオティズム
世俗的進歩主義
進化論
統計学・ゲーム理論・脳科学
自由>文化・伝統
非武装中立論
侵略に対しては降伏?
市場経済・自由貿易に対するスタンス
従軍慰安婦問題の誤報
<パート0 「リベラル」の失敗>
「沖縄『集団自決』裁判」とはなんだったのか
小さな島の悲劇
「歴史」と「記憶」をめぐる争い
人間としてつぐなうにはあまりにも巨きい罪の巨塊
極限状況での「弱者の運命共同体」
軍紀に違反した大量殺人者
25年目の「同窓会」
覆される「通説」
将兵 -
Posted by ブクログ
法律をすり抜けながら金を海外に移す方法が、合法的なやり方から非合法のものまであらゆる手法が紹介されている。著者はどのようにしてこうした知識を蓄積したのかが気になる。
読み初めは、金持ち達が節税や脱税に精を出し、真面目に税金を払うコトがバカらしくなってくる。しかし、スリリングな展開を追って読み進むにつれ、金に翻弄され人生を狂わされ身を滅ぼす者、精神を病む者、更には命を落とす者達の姿が非情なまでに描かれ陰鬱な気分へと変わる。精神状態が不安定な時は読まない方がいいだろう。
金には色がついている、という登場人物の富豪の言葉通り、黒い金は所詮黒く、黒い人間達が寄ってくるという事である。
誰もが人生 -
購入済み
世の中の不条理と向き合う
読んでいるうちに何についての本なのか忘れかけるくらい各章ごとに違った切り口で人生のHackを語っていて、純粋に各トピックで扱うテーマが面白かった。恋愛、金融、テクノロジーなどの一見すると別々の話が、人間の合理的行動がもたらす変化という点でつながっているのかなと。淡々と海外の論文や歴史的事実を積み上げて語る語り口は、悲観的な印象を残しつつも客観的信頼性を増している。
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Posted by ブクログ
納税と言うトピックについて徴収する側と徴収される側の目線で理解した方が良いことについて詳細を記載した良書。
1.申告納税制度はすべての納税者が税に対する完全な知識を有し正しく納税する意思を持つことを前提としている。よって税務調査では申告税額が本来の税額より少ない場合は納税者の意思を確認する必要がある。
①納税者の理解が不十分だった場合は税務署は指導し、過少申告加算税と延滞税を貸す。
②税金を払う意思がない場合は国民の義務を怠っているため罰則として重加算税40%貸す。
2.納税者の行動
①説明できない事はしない
②説明できるものは全て経費として計上する。
③その上で税務調査で否認されたものだ