橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ知らぬ間に、自分の戸籍に知らぬ外国人女性が
「妻」として載っている。
さらには「身に覚えのない」息子まで。
しかも元々「普通に結婚した」妻と娘がいるので、
完全に「重婚」状態となっている。
これが、実際に起こりうる、いや起きていることとは。
法律の盲点を突いたような、
なんとも言えない不気味な事件に巻き込まれ...
...と思ったら、以外とその後の展開が
「しょーもない」感じに流れていって(^ ^;
息子には覚えがないが、妻として記載された女性とは
思いっきり「身に覚え」があったとは(^ ^;
夫婦の不仲、親子の確執、意外な裏切り者、
娘の意外な「恋心」と行動力などなど...
内容的には結構「これでもか」のてんこ盛り感(^ ^;
でも基本が「しょーもない」ので、
あまり同情したりする気にならない(^ ^;
周りから人間のクズと思われていた男が、
意外と優しい一面もあり...と思ったら、
やはりただのクズ人間だったり(^ ^;
前半の「戸籍のトリック」がインパクト大きい割に、
ストーリーのメインはそこではないし(^ ^;
なかなかな肩すかし感(^ ^;
最後の最後も、あっけない展開で
ぐだぐだなまま終わるし...(^ ^;
全体的な印象は、やはり「しょーもない」ですな(^ ^; -
Posted by ブクログ
あんまり好きじゃないけどすごい楽しかった!
自分ではぜったいに読まないジャンル。金融小説というか、金融や政治ネタ満載という感じで、ひたすら週刊誌をばーっと流し読みしてるような読感があった。
「お金がすべて」みたいな価値観を押し付ける内容なのかな?と思ったけど、金融を客観視している視点もあったのが興味深かった。金融ビジネスが新しい価値を創造できない、と言っていた若者の言葉。まさに、金融って有効なビジョンや将来図を示すことができない、過去にしがみついた業界なんだな、と読みながら思っていたので、おお、と思う。
女性が男に惚れるところの文脈が不明すぎて、アイリスの朝チュンで吹き出してしまった。女性観が古い。でも人間の側面という意味では、間違っちゃいない。労力をかけずにお金を作ろうとする男と、労力をかけずに生活を安定させたい女と、価値観が似てるんだろうと思う。ここで男女の論を持ち出すことは有益でないのでしない。でも、男性として育てられた人間が特に感じやすい「勝ち組、負け組」の感覚は、男女差が激しいほど強くなると思う。競争は疲れる。走り続けなければいけないと思っている男性、走らせている女性、この図は社会全体が疲れるだけだから、変える方向に動くべき。誰にもメリットがない。男女の優劣を論じるのではなく、双方にメリットがあるようにするための、仕組みを論じたい。
最後のオチが、なんか国家や国家間の競争やいざこざが黒幕だったのも、面白くて金融の問題と似てるところだと思った。国だって誰かが作ったものだから絶対じゃない。国が正義じゃない。最近思うのは、なぜ国同士が争う必要があるのか、ということ。みんな抱えている問題なんて似たり寄ったりなんだから、頭を揃えて知恵を出し合えばいい。国のなかに他国の介入が必要なら、奪いあうのではなく補いあうようにすればいい。やってることは同じで、姿勢の問題なんだったら。私はその方が効率的で楽しいと思う。でもそうじゃない方が効率的で楽しいと思う人もいるのかもしれない。そういう価値観こそ、戦わせたらいい。でも他に方法を知らないだけだったら悲しい。
この本は、自分と違う価値観が味わえたのが面白かった。夜の動物園のシーンで、シカの描写で高級革が作られる、という何気ない説明が出てきて、そんなこと私なら書くことすら思いつかない!と思って面白かった。動物の気持ちとか表情とかを書くと思う。でも動物の革の方が気になる人だっている。モノやお金ではない、その人が世の中をどう見るかが、圧倒的にその人の人生を左右するのだと思う。 -
Posted by ブクログ
15年以上前の本であり、税制及び環境が変化したことで現在ではできない(もしくはしづらい)ことも増えてはいるが、お金を手元に残す上で必要な知識を得ることができるのではないかと感じた
制度の抜け穴は今も昔もあるのだろうが、その知識を得るには自ら行動しなければならない
サラリーマンとして一生を過ごす際に負担しなければならない税負担は今後も増加していくことになるのだろう
ただ、個人でできることには限界もあり、サラリーマンはサラリーマンでなければ出来ない仕事もある
何をリスクと感じ、どの点でリスクを取りつつも、どのような生き方を模索するかは、個人個人で常に考えていなければならないと強く感じる一冊であった