永遠の旅行者(下)
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永遠の旅行者(下)

627円 (税込)

3pt

まゆは幼い頃に母を殺された未解決事件にまだ苦しんでいた。アメリカで失踪した悠介の居場所はつかめない。麻生の死期は迫る。真鍋には時間がなかった。そもそも麻生はなぜ無税の相続に拘るのか? そして、まゆが何者かに誘拐された――。人間の欲望と絶望、金と愛情、人生の意味までを、大胆かつ繊細に描ききった新世代の『罪と罰』完結!

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永遠の旅行者 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 永遠の旅行者(上)
    627円 (税込)
    元弁護士・真鍋に、見知らぬ老人麻生から手紙が届く。「二十億の資産を息子ではなく孫に相続させたい。ただし一円も納税せずに」重態の麻生は余命わずか、息子悠介は百五十億の負債で失踪中、十六歳の孫まゆは朽ちた家に引きこもり、不審人物が跋扈する。そのとき、かつてシベリア抑留者だった麻生に殺人疑惑が浮上した――。謎とスリルの上巻。
  • 永遠の旅行者(下)
    627円 (税込)
    まゆは幼い頃に母を殺された未解決事件にまだ苦しんでいた。アメリカで失踪した悠介の居場所はつかめない。麻生の死期は迫る。真鍋には時間がなかった。そもそも麻生はなぜ無税の相続に拘るのか? そして、まゆが何者かに誘拐された――。人間の欲望と絶望、金と愛情、人生の意味までを、大胆かつ繊細に描ききった新世代の『罪と罰』完結!

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永遠の旅行者(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今回もスリリングな内容でしたが、面白かったです。ハッピーエンドと言える内容で安心しました。著者の小説は、世界を舞台に物語描くことはもちろん、歴史もそこに絡めてくるので、非常に読み応えのある重厚なストーリーとなっています。だからこそ、登場人物の怨恨の理由としても納得感があります。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ



    現代版『罪と罰』といったところ。

    上巻の20億円を1円の税金も払わずに相続させる手法が詳らかに。
    統合失調症。描かれた描写が戦慄を覚える。
    間近に見たきた人間なら、よく分かるはずだ。

    孤独ゆえの自由か。

    爽やかに終わりを迎えるが、一抹の哀しみは拭えない。

    1
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    上を読んでから、2年も経ってたんで、忘れてしまった部分もいっぱいあったけど、楽しめました。
    でも、解説の最後でネタバレはダメですよ。途中で読んでしまって、呆然としました。編集者も著者もチェックしないんかなぁ。

    1
    2018年10月10日

    Posted by ブクログ

    フィリピンに持っていくようの本を探しにブック・オフへ。これにする、さすが橘氏期待を裏切らない。

    金融コンサルタント的職業の元弁護士主人公。彼のもとに「税金を払わずに孫に遺産相続させたい」との依頼を受け始まるストーリー。

    ハワイ、9.11以降のアメリカの変化、税金対策知識、物語だけではなく、最近の

    0
    2024年09月27日

    Posted by ブクログ

    天使が救われ、最後はハッピーエンドで良かった!超専門的な金融知識が周りの関係者との信頼関係を強く結びつけるパターンも感動ものでした。
    また、hawaii、ニューヨーク等の現地の様子が克明で、観光に行ってみたいですね。特にビッグアイランドへ!
    コーヒーを飲むシーンが良く出て来ましたが、いつもコナコーヒ

    0
    2022年05月24日

    Posted by ブクログ

    おじいちゃんの遺産が 20億円。
    行方不明のお父ちゃんの借金が 150億円。
    その孫へ おじいちゃんは 税金を払わないで、
    孫に 20億円を譲りたいと言う。
    このスキームを 恭一は どう達成するのか?

    150億円は 債券化されて、菱和債権回収がもっている。
    BVI ブリティッシュヴァージンアイラン

    0
    2016年10月25日

    Posted by ブクログ

    星は3.5個といったところ。
    金融専門知識がないので、所々理解出来ない部分もあった。
    上巻での、えーーー、かっこつけすぎ!と笑ってしまう場面を小説と思って我慢して、読み進めて行くと、下巻はかなり楽しめる。
    橘玲氏のマネーロンダリングもおもしろかったので、もっと金融小説を書いて欲しいと思う

    0
    2016年05月04日

    Posted by ブクログ

     アメリカで失踪した悠介の足取りがわかってきて、娘のまゆも回復に向かい、恭一は真相に近づいて行く。本当は、誰が、まゆの母親を殺したか。その答えが、謎のメッセージを送った犯人とともに、物語をクライマックスへと向かわせる。
     税金、金融という無機質な題材を、物語のエッセンスとして取込み、より高いレベルで

    0
    2015年11月22日

    Posted by ブクログ

    (上)に続いて(下)です。
    国家に頼らないで自由に生きていく事を小説内で勧めていますが難しいですよね。

    0
    2014年08月19日

    Posted by ブクログ

    最初は、くどくど説明が長いな、、と思って読み始めましたが、、
    いつの間にかストーリーに引き込まれました。
    永遠の旅行者と呼ばれる国籍を持たない人達。
    税金を払わずにすんでいる彼らの生き方に憧れのようなものをかんじてしまうが、現実的には難しいよね。
    美少女まゆを狙うのは一体誰か、母親を殺した真犯人は誰

    0
    2014年02月10日

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