橘玲のレビュー一覧

  • 2億円と専業主婦

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    ○専業主婦は以前はメリットが多かったが今ではデメリットしかないということを生涯賃金などのデータをもとに説明しながら、共働きをしたとしても女性と男性の賃金に格差があることを現状や原因を含めて分析している。面白いと思うし、事実は想像とは違うことも示してくれるので、これからの参考になると思う。

    なるほどなと思う部分は

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    2019年12月04日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    自分がリベラルであると自認するならば、論理的帰結はこうなるという事が示された本です。
    最新の生物学、経済学の理論をベースに書かれており、非常に面白いです。
    が同時に毒があります。
     
    リベラルであるか、保守であるかは、遺伝学的に決まる部分があるのではないかという事を示唆しています。
    遺伝学的な要素が自分の行動を決定する範囲が大きいという事は、部分的にはマーケティングでアプローチする層を特定できるかもしれない、という結論に至りそうです。
    将来自分の遺伝子情報からマーケティングが行われているかもしれません。

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    2019年11月11日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    あんまり好きじゃないけどすごい楽しかった!
    自分ではぜったいに読まないジャンル。金融小説というか、金融や政治ネタ満載という感じで、ひたすら週刊誌をばーっと流し読みしてるような読感があった。

    「お金がすべて」みたいな価値観を押し付ける内容なのかな?と思ったけど、金融を客観視している視点もあったのが興味深かった。金融ビジネスが新しい価値を創造できない、と言っていた若者の言葉。まさに、金融って有効なビジョンや将来図を示すことができない、過去にしがみついた業界なんだな、と読みながら思っていたので、おお、と思う。

    女性が男に惚れるところの文脈が不明すぎて、アイリスの朝チュンで吹き出してしまった。女性

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    2019年10月19日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    タイトルが誤解を招きやすいが、朝日新聞を糾弾する本ではない。
    日本のリベラルと称する勢力が、実はグローバルな視点からは既得権益にしがみつく保守層である、ということ整理してみせている。
    p.232「今必要なのは、すべての労働者が身分や性別、国籍に関係なく「個人」として平等に扱われるグローバルスタンダードのリベラルな労働制度に変えていくことだ」との意見に賛同する。

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    2019年10月04日
  • 専業主婦は2億円損をする

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    橘玲さんの本初めて読んだ。
    自分が抱えてた悩みやモヤモヤをズバッと言葉に置き換えられた内容で、わかりやすかった。
    具体的にグループに分けたり、これからどうすればいいかということまで書いてあり、あっという間に読めた。

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    2019年09月26日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    15年以上前の本であり、税制及び環境が変化したことで現在ではできない(もしくはしづらい)ことも増えてはいるが、お金を手元に残す上で必要な知識を得ることができるのではないかと感じた

    制度の抜け穴は今も昔もあるのだろうが、その知識を得るには自ら行動しなければならない

    サラリーマンとして一生を過ごす際に負担しなければならない税負担は今後も増加していくことになるのだろう

    ただ、個人でできることには限界もあり、サラリーマンはサラリーマンでなければ出来ない仕事もある

    何をリスクと感じ、どの点でリスクを取りつつも、どのような生き方を模索するかは、個人個人で常に考えていなければならないと強く感じる一冊

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    2019年08月18日
  • 専業主婦は2億円損をする

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    この本によると専業主婦は

    - 専業主婦はお金がない
    - 専業主婦は自由がない
    - 専業主婦は事故実現できない
    - 専業主婦はかっこ悪い
    - 専業主婦になりたい女子は賢い男子に選ばれない
    - 専業主婦には愛がない
    - 専業主婦の子育ては報われない
    - 専業主婦は幸福になれない
    - 専業主婦は最貧困のリスクが高い
    - ぜんぶまとめると、専業主婦にはなにひとついいことがない

    子育てを終え、職業人生も半分を過ぎた自分の経験をふりかえってみてもその通りだと思う。

    上記に納得してそれでも専業主婦になりたいのであればなればいいと思うが、嫌だと感じるのであれば、もう少し考えてみた方がいいのではないかな。

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    2019年09月08日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    1冊目としては難しかったけど、雰囲気は分かりました。システマチックな内容の本をもう一冊読めば、なんとなく理解出来そう。

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    2019年08月06日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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    福祉国家とは、発展途上国からの移民を閉ざす差別国家である。
    福祉国家を目指せば、必然的に差別を内包する。
    福祉とは、国家権力をもって、社会的弱者と認定した者に対して、制度の歪みを作用させる事で金銭を与える事である。

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    2019年07月10日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    自己啓発というフレームワークは何故誕生したのかを考察した本です。

    ↓↓↓


    自己啓発は現代社会においては、財を稼ぐための技術であるが、残念ながら全員が可能な手段ではない。
    何故ならば、現代社会では、評価させる能力が限定されており、その能力の低い人はその恩恵を受けにくいからだ。

    現代の仕事は3つに分かれる。
    1.稼げる仕事
    2.誰にでも出来る仕事、マックジョブをして生活をする
    3.自分の好きを仕事にして、生活する

    稼げる仕事に就けなければ、マックジョブか、好きを仕事にするかの二択となってしまう。
    これは残酷な世界である。

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    2019年07月09日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    政治とは、税金として集めたお金を元にして、合法的に市場に歪みをつくりだす一面がある。
    補助金とは市場の歪みの表れである。
    もちろん、市場の失敗をカバーする場合もあるだろうが、自らつくりだしている面もある。

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    2019年07月02日
  • 不愉快なことには理由がある

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    連載が開始されたのは2011年は、民主党政権下で東日本大震災や福島第一原発の事故があり、原発ゼロに代表される、本質的には解決不可能な問題に対する意見が世間には溢れていた。素人の集合知が専門家の判断よりも正しいということがわかっており、集合知を活かすには多様な意見が重要とされることから、本書は主流派と違う一見風変わりな意見を提示している。「不都合な真実」でもふれられた、ヒトの知能は遺伝が主要因で子育てなど環境の与える影響は相対的に小さい、ことも紹介されている。
    週刊誌の連載をベースにしているので1話ずつが短くて読みやすい。紹介される参考文献の中にも面白そうな本が多い。

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    2019年06月28日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    ネタバレ

    うーん、イイね。
    持ち家とマンションの比較は、この説明が一番しっくりきた、

    P281 法人の損金を増やす方法に、中小企業基盤整備機構が運営する経営セーフティ共済があります。掛け金の全額が損金になるうえに、40カ月以上の納付月数があれば、任意解約で積み立てた掛け金が全額戻ってきます。現在は月額上限20蔓延総額800万円?(今は?) 年間最大240万、通算で800万損金。任意解約のときは解約金が利益。黒字の時に掛け金を積み増し、赤字の時に解約すれば法人の損益を調整できます。

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    2022年01月03日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    読み友さんにもらった本。
    面白かったけど、難しい〜!!

    コバはカッコいいね!
    ホントは好きであろう女性にも、友人と結ばれた方が平穏で幸せだろうと背を向けちゃう。
    確かに、惚れ合ってても一緒になるとダメってことはあるしねー。
    ある程度大人になったら、平穏が一番かもねw
    …ってことで、やっぱりコバはいい男だわ〜♥

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    2019年06月08日
  • 「リベラル」がうさんくさいのには理由がある

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    橘玲さんお得意の「不都合な真実をあからさまにする」本。こういうことは、たとえ思ったとしても言語化しないのが無難なのだが、著者のキャラクターなら許されるか。

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    2019年05月30日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    「安部政権はリベラル」だという主張にのっけからガツンとやられる。そして、その強さの秘密に納得。「リベラル」や「保守」というものを如何に理解していないか、単なるイメージでしか捉えていないんだな、ということを思い知らされた。
    政治思想をもっとよく勉強しよう。
    そして、橘玲氏は、やはり好きな書き手である。

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    2019年05月29日
  • 国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版

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    タイトルはおどろおどろしいが中身はまとも。
    1.国家破綻は急には起きない。ゆっくりと進む。
    2.当面は普通預金で十分。
    3.破綻が進んできても、手近な金融商品(国債ベアファンドなど国債の下落をスワップする商品、FXなど円安をヘッジする商品、日経平均オプションなど株価下落をヘッジする商品)で十分
    4.海外投資をするとしても、ネット銀行の外貨預金で十分

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    2019年05月21日
  • 臆病者のための裁判入門

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    12万円の保険金の不払いをめぐる2年間の本人訴訟の記録。
    大変含蓄がある。法律関係者以外が読むべき。

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    2019年05月21日
  • 国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版

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    国家破産がどのようにくるかは分からないが、明日突然くるわけではないから備えができる。必要な備えは、高金利対策=国債ベアファンド、円安対策=外貨預金、インフレ対策=物価連動国債ファンド。

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    2019年05月13日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    世界でも日本でもひとびとの価値観は確実にリベラルになっている。リベラルが退潮しているように見えるのは、朝日新聞に代表される日本のリベラリズム(戦後民主主義)がグローバルスタンダードから脱落しつつあるからだ。

    朝日新聞出版が発行しているのは、とりあえずはえらいと思いました。由来は、戦後の非愛国リベラル教育+人口不均衡+男性支配、あたりか。

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    2019年04月14日