あらすじ
ほんの少しの工夫と知識で、人生は劇的に変えることができる! 誰にも語られず隠されてきた人生を合理化するさまざまなノウハウを、金融を知り尽くした経済小説の旗手がついに公開した!!
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Posted by ブクログ
2025/09/30
p162
法人設立にあたり
給与の決め方は、課税対象にならない金額に設定すること。
個人事業主は小規模企業共済に加入することで、運用利回り3%の元本保証の商品を購入することができることで、最大で年間160万円を非課税で積み立てることが可能になる
雇用
そして、家族を所得税の発生しない範囲で雇用することで税金対策となる。従業員雇用に伴い、中小企業退職金共済に加入することができる。加入から2年間下金の3分の1 (最大10,000円を国が助成してくれると言う。おまけ付き積み立て金は年利1パーで運用可能。しかし1年未満では退職金は無し。2年未満では、退職金が積立金総額を下回るため、3年以降で活用するのがお勧め。元金利息ともに国が保証しているため使用しない手はない。
生活費
年間2,000,000程度は、生活費を法人経費に移転することができる、
古い本なので時代に注意
Posted by ブクログ
法人を設立して経費をうまく使う事や節税の方法など多岐に渡り無駄なお金を使わない方法が書いてある。「金持ち父さん貧乏父さん」をより専門的に解説した内容となっており、内容が非常に深い。国民年金と厚生年金の不公平な還元率や健康保険の不公平な内容もサラリーマンとして他人事では無かった。
Posted by ブクログ
久しぶりに☆5評価です。資産形成や節約術に関する本はよくみかけますが、資産形成術とファイナンスの考え方をハイレベルに混ぜ込んだ本は、お目にかかったことがありません。これが20年近く前に書かれた本だということに、尚更驚きです。内容中~後半は税制度の裏を付いた方法の記載が多いので、書籍内の情報全てを活用できるかは不明です。
しかしPart1~4は必読です。何度も読み返したくなります。特にPart2内の「不動産という呪縛」は目から鱗でした。自分が長年違和感をもっていた『持ち家』に対して、ファイナンス観点で解を得ました。この本に払った金額の20倍ぐらい、新たな知見を得た気がします。※中古で320円で買ったのは内緒です
Posted by ブクログ
日本人が日本人のために書いたファイナンスリテラシー入門書。『金持ち父さん』について冷静な分析を下している点が気に入った。
やや古い情報もあるし、やたらと自営業者を有利に書いているのは偏見を招く怖れもあろうが、一読しておいて損はないだろう。個人的にはリスクを取ろうとしないのならば、サラリーマンのほうがいいと思うけどね。
ちなみによくある事業主の小規模企業共済は退職金もしくは死亡保険金代わりになるが、20年以上掛けないと元本割れするし、掛け過ぎてキャッシュがなくなってしまうというリスクもあることに注意したい。
教育投資や消費者金融に関する話、税金、そして海外投資。雑学的だが知っているとためになることが、わかりやすい(が、あまり砕けすぎてはいない)文体で説かれてあるのでよみやすい。国税局OB税理士に対する指摘はするどい。
海外へ資産を分散するPTのような生き方は望むべくもないが、今後のマネープランについて一考させてくれる。
Posted by ブクログ
目からウロコ
国の制度による歪みは黄金の羽である それを有効活用するもしないも本人しだい
知識は力 知ってる人は得をする 知らない人は損をする(機会費用を失う)
あれ 感想かいてたらなんか作者がひどい人みたいになってしまった でも良い本なのでお勧めです
Posted by ブクログ
株式価格や住宅価格(賃貸、持ち家)の決まり方や考え方、また税金の仕組みや節税の方法などを細かく説明してくれている。よく言われることだが、サラリーマンがノーガードで税金や社会保険料という形で搾取されていることがよくわかった。お金の勉強をしていると、やはり副業からでも初めて個人事業主として稼げるようになっていかないと、もったいないなとひしひしと感じられた。
Posted by ブクログ
「日本の税制は大きく歪んでいるため、ちょっとした工夫で合法的に節税できる」
本書はいかに自分に有利な制度を使って節税していくか、に焦点を当てた解説書である。20年前の本なので今と変わっているところはあるだろうが、基本的な枠組みを理解するには最適だと感じた。
税金や自治体の制度を調べるのは面倒くさいし、面白くもないが、知らないと損していることは多くある。それらについて勉強しようと思わせてくれる一冊。
Posted by ブクログ
マイクロ法人を使った節税方法と低利子での融資の受け方についてを主に書いている。
同年収代のサラリーマンに比べて、法人を持つ自営業者は税収上で有利な立場にあり、かつ低リスクで融資を受けることが出来るから、サラリーマンに比べてかなり多くのキャッシュをある程度自由に使うことが出来る。
Posted by ブクログ
市場は効率的。
ただし、利害関係、社会システムの経年劣化と伴うルールの複雑化。これらにより市場に合法的な歪みが形成され、この歪みを活用することでお金持ちになれるという話。
例としてはマイクロ法人はじめ税負担を合法的に回避したり、制度を使った資金調達を行なったり、世界各国の税法を活用することで納税回避をするなどが挙げられている。
Posted by ブクログ
若干古い本だが、いつの時代も使える知識。
収入を増やす、支出を減らす、効率の良い運用をする。この3つのうち3つ目を丁寧に書いている本。
読むのがめんどくさかったら、「難しいことは分かりませんが お金を増やす方法を教えてください」を読めば大体同じ知識が手に入る。
Posted by ブクログ
15年以上前の本であり、税制及び環境が変化したことで現在ではできない(もしくはしづらい)ことも増えてはいるが、お金を手元に残す上で必要な知識を得ることができるのではないかと感じた
制度の抜け穴は今も昔もあるのだろうが、その知識を得るには自ら行動しなければならない
サラリーマンとして一生を過ごす際に負担しなければならない税負担は今後も増加していくことになるのだろう
ただ、個人でできることには限界もあり、サラリーマンはサラリーマンでなければ出来ない仕事もある
何をリスクと感じ、どの点でリスクを取りつつも、どのような生き方を模索するかは、個人個人で常に考えていなければならないと強く感じる一冊であった
Posted by ブクログ
政治とは、税金として集めたお金を元にして、合法的に市場に歪みをつくりだす一面がある。
補助金とは市場の歪みの表れである。
もちろん、市場の失敗をカバーする場合もあるだろうが、自らつくりだしている面もある。
Posted by ブクログ
サラリーマンの搾取ぶりがひどい。
税務署の話が笑った。
でも、仕事辞めて(高額所得サラリーマンを辞めて)生活コストは激減したよなー(・ω・)、と実感。
自分もまた、制度の歪みの中で暮らしている。
Posted by ブクログ
"古本屋で購入。日本人向けの経済的自立を目指している方への本。制度の歪みから生じる恩恵を「黄金の天使の羽根」と呼んでいる。
法人となった場合に受ける恩恵(主に税金制度)などよくわかる。海外投資やトラベラーとしての生き方などにもふれている。"
Posted by ブクログ
合理的でない不公平な年金,健康保険,そして税金…。なぜ政治家は問題にしないのか? なぜ官僚は変えようとしないのか? なぜサラリーマンは黙っているのか? 全て消費税で賄うのが一番公平でシンプルで普遍性があるような気がする。
Posted by ブクログ
人生で一番大きな買い物である住宅、住宅程ではないが長年払っている民間保険、サラリーマンだと会社を通して強制的に徴収されてしまう厚生年金や保険等、生きていく上で半ば諦めてしまっているこれらの支出について橘玲さんの鋭い視点で分析されています。読んでおいて損はない名著です。
Posted by ブクログ
情報は皆手に入れることはできるがほとんどの人が知らない。
知っている人が黄金の羽を拾っている。
10年以上前の本ですがなるほどと思う内容です。
Posted by ブクログ
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』 / 橘玲 / ★★★☆☆
本書を一言でまとめると「まだサラリーマンで消耗してるの?」です。無条件に税金を徴収され、返ってくるあてのない年金も搾り取られ、サビ残で家族と向き合う時間もなく、使えない上司と文句しか言わない部下に体も心もすり減らしながら税金を納めない国民のために働くのがサラリーマンという存在。
でもそれでいいのです。それらすべてと引き換えに日本人が愛して止まない安定が手に入るから。まあ今の時代、サラリーマンに安定が保証されているかどうかはまた微妙ですが。
いやいや、私は自分の人生のコントロールを取り戻したい。それならまずはサラリーマンを辞める。法人を作って合法的に納める税金をコントロールする。つまり黄金の羽根を拾う。その先に経済的独立が待っています。
サラリーマンを辞めるかどうかはさておき、住宅ローンはレバレッジをかけた信用取引であるなどファイナンシャルに関する物事の捉え方などは参考になります。
Posted by ブクログ
著者が2009年に出版した「貧乏はお金持ち」と別のタイミングで読んだ。本書は2002年初版なので、内容的にそのまま2013年現在に当てはめると、非現行な部分がありそうなので確認が必要だろうが、おおまかな税制度や融資制度は変わってなさそうだ。「貧乏はお金持ち」に比べて、一般の人にも読みやすく、具体的に独立を考えている人以外は本書の方がおすすめ。
良く言えば著者の意見が一貫しているので、両書の内容は大体同じ。ただ本書の方がマイホームの購入や生命保険について等、サラリーマンにも役立つ情報がある。
マイホームは経済的に見て大きな負担であること、生命保険は損をすることに意味がある宝くじ(病気/怪我で大金がもらえる制度)であるが、実際には保険は最低限のもの(共済系)にして、他の資産運用に当てたほうが効率的だということは勉強になった。
Posted by ブクログ
海外投資について知りたくて読書。
知人が激しく勧めてくれた著者。発売は10年前であるが、現在でもほぼ通じる内容と古さを感じない。帯にある通り、金持ち父さんと類似テーマではあるが、日本人が日本の現状とマクロを踏まえて書いている。やや過激な言動もがあるが、日本の税金、金融システムについて勉強になる。
PTは20代前半からの理想的な生活スタイルの1つ。日本に不動産も大した貯金もないので、実践しやすいかも安易に考えてしまう。
最後のエピローグは考えさせられた。なぜなら、外資系に入社以降、独立した現在に至るまでずっと心の片隅に抱えてきた闇だったから。
現在の自分の知識ではスッキリと理解できない部分が多い。今後、複数回読んで、理解を深めたいと思う。
読書時間:約1時間20分
Posted by ブクログ
多少強引さを感じる記述が見られたが、資金を守るための考え方は勉強になった。
【メモ】
・国民年金は利回り1.8%に対し、厚生年金の積立資金は国民年金の補填に回されている。また国民年金の未加入者が100万人、未払い者が260万人いる事には驚いた。
・平均的に年収の約25%納税している。
→サラリーマンは自営業に比べて圧倒的に納税額が多く、お金持ちになれない理由が良くわかった。
・個人が法人を利用して合法的に節税する方法
1.所得税の発生しない範囲で給与を決める
-国民年金と小規模企業共済で最大年間160万円
の非課税積立
2.所得税の発生しない範囲で家族を雇用する
-妻を103万円の年収に設定すれば最大700万円
の無課税収入
3.生活費を法人の経費に振替える
-自宅の一部を事務所にし法人に賃貸する
-電話代、ネット接続料、新聞、書籍、パソコ
ン、飲食、旅行など仕事に必要だと説明できれ
ば経費になる
4.個人資産を法人名義で運用する
→いつか経営者になったら再読したい。
Posted by ブクログ
改訂版は読んだので、ある意味再読。やはり10年以上前の本ということで、今とだいぶん変わってる箇所有り。税制とか会社設立とか。だが本質的な部分は変わってない。法律をしっかり勉強せよ。とサラリーマンは損だということである。復習になった。
Posted by ブクログ
制度のゆがみから生じる恩恵を「黄金の天使の羽根」と読んでいる。
この制度から必然的に得をする人損をする人がでてくる。
おもに税金について、損得を説明している。
著者は最速の資産形成の方法としえ税金を支払わないことを上げている。
株も、不動産も、保険、年金も一長一短。コストを頭にいれなけでば損をする。
会社員だと当たり前のように税金を支払っているがこれを節税できる対策として、法人化をすすめる。
ロバートキヨサキの金持ち父さん同様に
無知ほど怖いものはない。知っているからこそ視野を広げて知的な人生設計ができる
Posted by ブクログ
要するに、景気の動向を経済専門家に聞いても無駄だということです 適正株価は誰にもわからない 家を買うのは、株式に投資するのと同じである(持ち家は賃料が発生しない不動産投資である) 市場経済では賃貸と持ち家に優劣はない 保険とは損をすることに意味のある商品です できるだけ税金を払わない できるだけ多く再配分を受ける 自分で登記する人が増えた結果、司法書士はすっかり食えない資格になってしまった 最適年収の計算方法①所得控除を合計する②国民年金基金と小規模企業共済に加入する③給与所得控除を加える 身も蓋もな言い方をするならば、国家の機能とは、金持ちから金を巻き上げて、貧乏人に分配することなのです
Posted by ブクログ
地道にお金を貯める方法を薦める本。少し情報が古いので(2002年の本です)、気になるところもありますが、投資関係の本といっても、株式投資や不動産投資などを挙げて、「これがいいです」というタイプの本ではありませんから、問題ないと思います。「黄金の羽」を制度のゆがみから生じる恩恵と定義し、日本の制度(健康保険や年金など)の歪みをうまく利用するための方法を指南しています。内容はよく分かるのですが、実際に即使えるというタイプのものではなく、制度の歪み、税金(税務署や税理士等の実態)、会社を使った節税等の解説が中心で、基礎知識というか心構えというか知っておくべき最低限のものを解説している印象です。なので、一発逆転を望むような人は向かない本だと思います。しかし、着実に純資産を積み重ねて金持ちになるための基本知識を身に着けたい人は読んでおくべきでしょう。
Posted by ブクログ
○評論家で作家の橘氏の著作。
○サラリーマンの資産運用や投資のあり方などについて、具体例を交えながら解説したもの。
○古い本ではあるが、現在でも通用することも多く、とても勉強になる。他の著書も読んでいるが、これからもフォローしてみたい。