80’s エイティーズ ある80年代の物語

80’s エイティーズ ある80年代の物語

660円 (税込)

3pt

日本がいちばんきらきらしていたあの時代、

ぼくは、ひたすら地に足をつけたいと願った。

その後ぼくは、「世の中の仕組みはどうなっているのか」とか、「どうやったらもうちょっとうまく生きられるようになるか」というような本を何冊か書くが、そのとき気づいたことを最初から知っていればまったくちがった人生になったと思う。でもそれは、ものすごくつまらない人生だったかもしれない。(「あとがき」より)

バブルの足音からその絶頂、そして崩壊まで、1982年から1995年までの長い長い“80年代”の青春。

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80’s エイティーズ ある80年代の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月23日

    大学卒業後の1982-1995までを中心にした、橘玲の自伝。(彼が元編集者だと知らなかった)
    当時の出版業界の勢いや破天荒さが面白い。
    そして過ぎ去った時代に対するノスタルジーも心地良い。

    今のスーパー売れっ子の彼がどうできたかが興味あったが、大学卒業までは適当であり、その後出版業界で多くの経験を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月01日

    とてもおもしろく興味深く読み終えてしまった。橘さんの本は今までいろんな文献の読破や調査からくる「事実」の圧倒的な重みが素晴らしい、と思っていたのだが、この「80's」を読み、それを支えているのはこの筆力なのだと(なぜか)初めて気がついた。この人なら恐らく、何を書いて面白いだろう。他にも読ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月09日

    何となくあまり期待せずに読みだしたのですが
    面白く読めました。
    自分の年代にはピッタリの内容で
    大阪で学生と所謂プー太郎していた時の
    バブルの感じと、東京へのあこがれみたいなものが
    よみがえる内容でした。
    著者の本はもう少し違う本を読んでみようと
    思いました。

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    Posted by ブクログ 2023年05月18日

    著者の自伝的小説。80年台の熱みたいなものが感じられる。著者の非凡さと、身を置いていた出版という世界の華やぎが面白い。ジャイアント馬場に関する小論は面白すぎた。内田樹氏とニアミスしてるのも面白い。現在全く異なる立ち位置にいるので。

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    Posted by ブクログ 2020年01月29日

    最近読むようになった橘玲。作者の20〜30代の追憶。大学、出版社、雑誌編集の歩みと、関係する人間模様を読んでいると、楽しそうだなあ。青く見える隣の芝生。

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    Posted by ブクログ 2019年01月25日

    青春の書。
    著者は今や、どう賢く生きるか? という本をいくつも記しているが、そんな事を考える間もなかった、若き日々を送っていたことがわかる。
    その焦点は短く、考えは浅い。そんな日々こそが、振り返れば愛おしい。
    時代と結びついた、自分の青春を思い返せる本だった。

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    Posted by ブクログ 2018年03月03日

    【灰色】
    橘さんの著書はいくつも読んでいますが、自叙伝的なものは初めてです。
    おもしろいです。

    著者に関わりのあった人が、みなグレーゾーンで勝負しているところがすばらしいです。
    まさに生きるか死ぬかの世界です。

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    Posted by ブクログ 2020年10月10日

    『言ってはいけない』がおもしろかったので、著者をもう少し知りたくて手に取る。もともとは『宝島』の編集者だったということも知らなかった。
    80年代、知ってることも知らないこともいっぱい書かれていて、その時代に編集者だったら面白かっただろうなと。

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    1959年生まれの著者、ぼくの「記憶の中の物語」。大学〜社会人修業時代、露文で求職活動放棄、小さな出版社に就職、独立・解散、フリーランス編集者。長い80年代がぼくの青春だった。

    橘玲の作られ方。出版に勢いがあったバブルの頃の体験記。夢をもつことが人生を蝕むっていうのがさすが。

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    Posted by ブクログ 2018年04月18日

    現役ベストセラー作家の青春自伝。

    なんとなく大学生活を過ごし、なんとなく入ってしまった出版業界で編集者として月収10万円でスタートした著者の1980年代。今で言う、ワーキングプアだが、当時の著者は社会の底辺にこそ真実があると信じていた。

    今の作家、橘玲からすれば、物事をわかっていないかわいそうな...続きを読む

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80’s エイティーズ ある80年代の物語 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    太田出版
  • ページ数
    280ページ
  • 電子版発売日
    2018年01月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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