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日本がいちばんきらきらしていたあの時代、
ぼくは、ひたすら地に足をつけたいと願った。
その後ぼくは、「世の中の仕組みはどうなっているのか」とか、「どうやったらもうちょっとうまく生きられるようになるか」というような本を何冊か書くが、そのとき気づいたことを最初から知っていればまったくちがった人生になったと思う。でもそれは、ものすごくつまらない人生だったかもしれない。(「あとがき」より)
バブルの足音からその絶頂、そして崩壊まで、1982年から1995年までの長い長い“80年代”の青春。
Posted by ブクログ 2024年02月23日
大学卒業後の1982-1995までを中心にした、橘玲の自伝。(彼が元編集者だと知らなかった)
当時の出版業界の勢いや破天荒さが面白い。
そして過ぎ去った時代に対するノスタルジーも心地良い。
今のスーパー売れっ子の彼がどうできたかが興味あったが、大学卒業までは適当であり、その後出版業界で多くの経験を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月01日
とてもおもしろく興味深く読み終えてしまった。橘さんの本は今までいろんな文献の読破や調査からくる「事実」の圧倒的な重みが素晴らしい、と思っていたのだが、この「80's」を読み、それを支えているのはこの筆力なのだと(なぜか)初めて気がついた。この人なら恐らく、何を書いて面白いだろう。他にも読ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月18日
現役ベストセラー作家の青春自伝。
なんとなく大学生活を過ごし、なんとなく入ってしまった出版業界で編集者として月収10万円でスタートした著者の1980年代。今で言う、ワーキングプアだが、当時の著者は社会の底辺にこそ真実があると信じていた。
今の作家、橘玲からすれば、物事をわかっていないかわいそうな...続きを読む
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