橘玲のレビュー一覧

  • マネーロンダリング

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    マネーロンダリングなんて自分には縁がないけれどと読み始めたのに、あっという間に引き込まれた。
    途中、怖くてハラハラしながら読んだ。
    畳みかけるような展開で、金融の知識がない私でもぐいぐい読み進めてしまった。
    男性キャラはそれぞれ魅力的なのに、女性キャラの描き方が男性好みな感じで単調に感じるのは、著者が男性だからかな。
    知らない世界を味わい、ひととき物語の世界に浸るとあう小説の醍醐味を久しぶりに味わうことができた。

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    2021年07月28日
  • 女と男 なぜわかりあえないのか

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    面白かった。
    論文の引用が多かったが、今の男女の姿は壮大な過去に基づいて設計されている。
    要は男は単純なのだ。

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    2021年07月22日
  • 国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版

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    日本がもし国家破産することになったら?を題材にどのように投資すべきかが学べる本。世界は成長し続けるを信じて、先進国インデックスファンドを買うことしか信じてない私にとっては参考になる内容。債権の仕組をあまり知らなかったのでその辺も勉強になった。騙されないためにも読むべき本

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    2021年07月20日
  • 「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する

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    絶望とともに、希望をもたらす一書。複雑系・進化論・ゲーム理論・脳科学・功利主義という「知のビッグバン」は、諸学をそれ「以前」と「以後」とに明確に分けてしまう程のインパクトを持っていた。それ「以前」に拘泥している私は、これからどうすればいいのだろうかw

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    2021年07月09日
  • 女と男 なぜわかりあえないのか

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    男女の恋愛なるロマン()を科学の俎上で論じた本。
    いつもながら淡々とファクト準拠で語られていて小気味良い。
    女性でも男性でも、データに基づいて性差について考えたことがない方は一読の価値あり。
    読むと数字を頭に入れなくとも、異なる利害関係のある生き物であるとわかるはず。

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    2021年06月17日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

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    今まで数多くの自己啓発書を読んできたがエビデンスに基づいた本だけあって本書はエピソードを交えて説明されており、自分の知らない実験やデータが数多く使われていておもしろい内容でした。

    エピソードも一見、テーマに関係ないと思えば、テーマを解説するために必要なものなので、何が言いたいのかを想像しながら読むとおもしろいかもしれないです。

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    2021年05月17日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    リベラルとか、保守ってなんだっけ?いかにしてなるもの?というものを調査結果を用いつつ明らかにしている本。
    リベラルとか保守、いまいちよくわからんという方には一読の価値あり。

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    2021年05月05日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    楽しく学べる経済学。日本語の文章が読めれば、各話のお題に沿った概念がなんとなくわかるはず。学習の足掛かりとなる一冊。

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    2021年05月02日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    お金を蓄えたり増やすにあたって大切な原理原則が簡潔に書かれた本。ただし、原理原則を実践し続けるのは困難。よって、時折読み返すと役に立ちそう。

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    2021年05月02日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    投資全般を考えるにあたり、読む価値のある本です。
    私の場合は特に、不動産投資をしているので、不動産投資の前提は納得するものでした。

    【不動産投資の前提】
    ①株式は市場で取引されるが、不動産は相対取引
    ②株式市場では時価が瞬時に公開されるが、不動産取引では売り手の希望価格しか分からない
    ③株式投資では特定の投資家だけを優遇できないが、不動産投資では顧客を差別する事が当たり前である
    ④株式市場ではすべての情報が公開されるが、不動産取引では最低限の情報だけしか教えて貰えない
    ⑤株式取引の手数料は低いが、不動産仲介手数料はかなり高い

    不動産投資のノウハウとは、いかにしてインサイダーになる事であ

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    2021年05月02日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    中公新書の「戦後民主主義」を読んで、民主主義の来た道、行く道を考えるには、「戦後民主主義」の気分を作ってきた朝日新聞研究だろ、と思い開いた本です。書名から完全に感情的朝日ディスリ本パターンかな、と思い積読本にしていたのですが、内容は全然違う目鱗な本でした。初・橘玲です。ミチコ・カクタニの「真実の終わり」でショックを受けたポスト・モダンが反知性主義を生んだ、ということが端的に論理的にピシッピシッと語られています。そして、「保守」がなぜ「リベラル」に勝つのか、の説明に用いられる「道徳の味覚」というロジックも衝撃。しかし、グローバルでは結果的に「リベラル」が「保守」を凌駕するという再転現象も納得。ビ

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    2021年04月30日
  • 女と男 なぜわかりあえないのか

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    本当の意味で男女平等を目指すなら、読むべき一冊。性差を進化人類学の視点から分析している点がおもしろい。

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    2021年04月26日
  • マネーロンダリング

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    マネーロンダリングの専門性があるところが、読み応えあり、また面白い。
    若林麗子には会いたいので、TV化を望みます!

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    2021年04月22日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    マイクロ法人を使った節税方法と低利子での融資の受け方についてを主に書いている。

    同年収代のサラリーマンに比べて、法人を持つ自営業者は税収上で有利な立場にあり、かつ低リスクで融資を受けることが出来るから、サラリーマンに比べてかなり多くのキャッシュをある程度自由に使うことが出来る。

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    2021年04月22日
  • 残酷すぎる成功法則

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    自信がありすぎる勘違い野郎って最強だなって思ってたけど、この本を読んでそれが虚構であることに納得できた。本当に仕事ができる人はそんなのではないと論理的に説明してくれて、ありがとうございます!

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    2021年04月20日
  • 80’s エイティーズ ある80年代の物語

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    不良少女雑誌作り
    雑誌発行差止事件
    士農工商は部落差別語か
    オウムの取材
    海外宝くじ購入代行会社

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    2021年04月17日
  • 2億円と専業主婦

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    M字カーブに代表される就業スタイルから、専業主婦の幸福度まで。

    国別の幸福度等若干こじつけ臭い部分もあったけど、なかなか興味深い内容だった。

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    2021年04月16日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

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    モテ/非モテをサルを使って説明した部分が
    すごく腹落ちした。

    内向きで階級を気にして浮気をする男性を
    生物学的に説明している部分がおもしろい。
    そんな男たちは、その性質がゆえに
    壮年になると孤独になるという悲しさも持ち合わせている。

    性の資本主義にもとても納得して悲しくなりました

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    2023年03月14日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    市場は効率的。
    ただし、利害関係、社会システムの経年劣化と伴うルールの複雑化。これらにより市場に合法的な歪みが形成され、この歪みを活用することでお金持ちになれるという話。
    例としてはマイクロ法人はじめ税負担を合法的に回避したり、制度を使った資金調達を行なったり、世界各国の税法を活用することで納税回避をするなどが挙げられている。

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    2021年03月31日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

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    序説「これからのリバタリアニズム」について

    本稿はウォルター・ブロックの『不道徳な経済学』の訳者である橘 玲によって書かれた序説である。橘 玲は小説からビジネス書まで幅広く手掛ける作家。

    本稿では、他の政治哲学との比較からリバタリアニズムを独自の視点でわかりやすく説明している。また、アメリカ社会において、なぜ敗者であるプアホワイトと勝者であるリバタリアンが手を組むのか。政治思想の構図を交えて説明する。さらにリバタリアンから進化したサイバーリバタリアンにも説明は及ぶ。リバタリアンはテクノロジーの力を手に入れ、より過激なサイバーリバタリアンへと進化した。彼らは、選ばれしものだけの究極に自由な世

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    2021年03月28日