作品一覧

  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    〔転売屋は社会に役立つ〕ヤク中、ダフ屋、売春婦、悪徳警官……「不道徳」な人々を憎悪し、袋叩きにする現代社会。本当は彼らこそ、国の抑圧を耐えぬき我々に利益をもたらしてくれる「ヒーロー」なのに! 自由という究極の権利を超絶ロジックで擁護し大論争を呼んだ全米ベストセラーを、人気作家・橘玲が超訳

ユーザーレビュー

  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

    Posted by ブクログ

    アメリカの事例を日本に置き換えていて分かりやすいです。
    物事を別の視点からも知ることができて良かったです。

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    2020年08月20日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

    Posted by ブクログ

    うーん。

    出てくる話には、ちょっと納得させられてしまう所はありますね。上手いレトリックです。ですが、あんまり真に受けてはいけないんでしょうね。リバタリアンの理論ですから。

    でもまじめな話、今のアメリカの混とんとした政治状況を理解するのには、役立ちました。なるほどな。リバタリアンって、そう言う事なんですね。

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    2020年06月12日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

    Posted by ブクログ

     アメリカを代表するリバタリアン(自由原理主義者)であるウォルター・ブロックによって1976年に発表されベストセラーとなった『擁護できないものを擁護する』を、現代(初版は2006年)に合わせ超訳した本。

     今日、世界は強大なテクノロジーの力を手に入れ、限られた一部の選ばれし者が、自由競争の理論のもとで莫大な利益を手にするという時代に突入し、経済的に裕福な生活を手にするか、貧困に陥るかは本人の努力次第という自己責任の考え方が広がりつつある。

     そのような中で、かつて自由原理主義者のバイブル的な存在だった本書を読むことで、次第に存在感を増している自由原理主義者の論理に触れ、好む好まざるにかかわ

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    2022年10月25日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リバタリアニズムという、考え方を知れたのがよかった。また、社会の悪者とされている人々を経済の視点から養護しているのが新鮮で面白かった。特に印象に残ったのが麻薬を規制する法が麻薬の末端価格を引き上げ、麻薬中毒者が麻薬を手に入れるのを困難にし、そのことが悲惨な事故、事件を引き起こしているという指摘だった。全体的に面白い内容だったがリバタリアニズムには完全には賛成できなかった。もしリバタリアニズムが実践されれば、市場の原理によりある程度は秩序が保たれるだろうが、貧困層や社会的弱者は今より悲惨な目に合うと思う。

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    2022年02月03日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

    Posted by ブクログ

    序説「これからのリバタリアニズム」について

    本稿はウォルター・ブロックの『不道徳な経済学』の訳者である橘 玲によって書かれた序説である。橘 玲は小説からビジネス書まで幅広く手掛ける作家。

    本稿では、他の政治哲学との比較からリバタリアニズムを独自の視点でわかりやすく説明している。また、アメリカ社会において、なぜ敗者であるプアホワイトと勝者であるリバタリアンが手を組むのか。政治思想の構図を交えて説明する。さらにリバタリアンから進化したサイバーリバタリアンにも説明は及ぶ。リバタリアンはテクノロジーの力を手に入れ、より過激なサイバーリバタリアンへと進化した。彼らは、選ばれしものだけの究極に自由な世

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    2021年03月28日

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