橘玲のレビュー一覧

  • 臆病者のための億万長者入門

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    投資とは何かを学び始めるのに最適な一冊。
    超基本的なことから分かりやすく、非常に読みやすく纏まっていました。

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    2020年05月13日
  • 不愉快なことには理由がある

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    不愉快になる理由を進化論の立場から明快にせt明する。いつものように不都合な真実や言ってはいけないことを言いまくる。つい読んでしまうのは、自分自身がそれを正しいと感じているからなのだろう。そんな作者がコロナ禍を見たときどう思うのか?医療崩壊を招くから検査数を抑えている? 結局、誰がそのお金を払うことになるのかに触れず野党や与党が政府に対し給付要求合戦を行うのはなぜ?私権の制限は嫌だ、マイナンバーでの管理は嫌だ。でも効率よく移動は制限してほしいし給付金は早く欲しいという自分勝手な理屈をどう考える?聴きたいものだ

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    2020年05月09日
  • 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    もう 10 年くらいの本。記載されている制度などについては多くが変わっているのだろう。ただ、根底にある「独立」についての考え方については、まだまだしばらくは変わらないのだろうな。

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    2020年05月04日
  • 永遠の旅行者(下)

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    現代版『罪と罰』といったところ。

    上巻の20億円を1円の税金も払わずに相続させる手法が詳らかに。
    統合失調症。描かれた描写が戦慄を覚える。
    間近に見たきた人間なら、よく分かるはずだ。

    孤独ゆえの自由か。

    爽やかに終わりを迎えるが、一抹の哀しみは拭えない。

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    2020年05月03日
  • 永遠の旅行者(上)

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    働いた分に対する所得税、モノやサービスで得たものに対する消費税、不動産や有価証券等に対する資産税は分かる。
    故人の財産に対する相続税。こいつに対する租税論理ってのは実に曖昧だな。三途の川は六文銭しか持てないからか?

    さて、本編、20億円の資産を息子ではなく孫に相続させたい。ただし、一円の納税もせずに。
    そんな元弁護士に元シベリア抑留者からの依頼が舞い込む。しかし、この孫娘、統合失調症で精神病棟へ収監中、父は蒸発し行方不明、母は首を切り落とされ限界をとどめぬ程の惨殺。
    税法を抜けるため、タックスヘイブン各国を飛びながら、父の跡を追う...下巻へ。

    前作までの『タックスヘイブン』『マネーロ

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    2020年05月01日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    コロナ蔓延により、リモートワークが拡大し、働き方も今後変わってくるだろうな。

    進化心理学では、人間の脳は進化的適応環境(EEA=Environment of Evolutionary Adaptedness)に最適化されると考えられている。EEAは、大雑把には狩猟採集の石器時代のこと。
    社会環境は物凄い勢いで変化してゆくが、進化の速度はおそろしくゆっくりだ。その結果、我々はDNAに刻まれた、石器時代のこころを持ったまま、情報が光速で飛び交う超近代都市のアスファルトジャングルで暮らさざるを得なくなった。

    標高5000メートルの高地にも、深さ6000メートルを超える超深海にも生き物は暮らし

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    2020年04月24日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    * 若い内は人的資本が最も大きい
    * 長く+いっぱい働こう
    * うまい話には罠がある
    * 熱心に勧誘するウマそうな話はすべて無視する
    * 騙されやすい商品
    * 不動産、保険
    * 儲け話
    * 早い思考、遅い思考 => ゆっくり考えることのできるひとだけが資産運用に成功する
    * 個人はリスクに弱い
    * インデックス投資
    * 為替は、自動的にバランスされる。(金利が低いと、為替は上がる)
    * デフォルトのリスクを考える
    * 国債の金利up => 円安/インフレ => デフォルト
    * 一瞬で起こる

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    2020年04月13日
  • 「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する

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    後に『言ってはいけない』へと続く論理展開。読まなくてもいいのは、自然科学の進歩によって、その存在意義を失った哲学やフロイトの精神分析など古い認識・考え方で書かれた本。人生は短く、読める本は有限だからこそ、本を選ぶ必要性を教えられた。進化論ではヒトの不合理な経済行為まで説明し得る。各章末のブックガイドで、また読みたい本が増えた!

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    2020年04月06日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    買ったのはずいぶん前で積読状態だったが、コロナ引きこもりでついに読みました。
    コロナ感染拡大で今までの金融市場の価値観すら一変しそうだけど、少なくともここ最近までの金融業の光と影が描かれていて楽しい。また、少し前にシンガポールに行ったため、物語に出る地名が自分の記憶と鮮明に紐づいてイメージできたのもより入り込めた理由かもしれない。
    世の中には本当に一般市民が知り得ない様々な利権が渦巻いているんだと思う。経済をネタにした小説を今後も定期的に読み、感覚を研ぎ澄ましたいと思った。

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    2020年04月04日
  • 専業主婦は2億円損をする

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    専業主婦になった今読むより、新社会人、もしくは将来を考える学生の頃に読むのに丁度いいかもしれない。

    以下メモ
    ・シャドーワークは専業主婦を奴隷の立場から解放するもしれないが、その代わり家政婦にしてしまった
    プライスレスをプライサブルにしてしまった
    ・欧米から見た専業主婦の概念、進んでいる欧米とそれを追いかける日本、専業主婦の末路、時代の見方
    ・子育ては今「失敗の許されないプロジェクト」になっている
    果たしてそうか、原始時代の例を見るとどうか、比較
    ・インドネシア;月10万で家政婦が認知症の母(同居)の世話をしてくれる。日本でも同じことができれば介護で苦しむたくさんの人が救われるのになぁ
    ・お

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    2020年03月29日
  • ダブルマリッジ

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    ネタバレ

    知らぬ間に、自分の戸籍に知らぬ外国人女性が
    「妻」として載っている。
    さらには「身に覚えのない」息子まで。

    しかも元々「普通に結婚した」妻と娘がいるので、
    完全に「重婚」状態となっている。
    これが、実際に起こりうる、いや起きていることとは。
    法律の盲点を突いたような、
    なんとも言えない不気味な事件に巻き込まれ...

    ...と思ったら、以外とその後の展開が
    「しょーもない」感じに流れていって(^ ^;

    息子には覚えがないが、妻として記載された女性とは
    思いっきり「身に覚え」があったとは(^ ^;

    夫婦の不仲、親子の確執、意外な裏切り者、
    娘の意外な「恋心」と行動力などなど...
    内容的に

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    2020年03月12日
  • 2億円と専業主婦

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    以前より著書・橘玲さんが主張していた人的資本、金融資本、社会資本の3本柱を活用してこの世知辛い世の中を生き抜くという主張を当著書では女性にフォーカスを当てています。”はたらく妻の生涯賃金は2億円!"という副題がついている通り、主に金融面での格差について語られておりますが、女性も働きに出る事により、子どもにも良い影響が出る事のデータも掲載されておりますのでとても参考になると思いまます。共働きの環境を作る為に夫もしっかりと妻を支えていかなければ成りませんね!

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    2020年03月10日
  • ダブルマリッジ

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    在日フィリピン問題、二重結婚と衝撃的な内容で、法律はノンフィクションと非常に勉強になる作品だった。やっぱり橘玲、面白い!

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    2020年03月07日
  • 日本人というリスク

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    橘玲氏の著書です。
    氏の思想、訴えている事柄について、総覧としてまとめられています。
    この本は特に、自営業を選択した私に価値のある物に思えます。
    「自由とは選択肢の多い事」というのは共感出来る事柄です。
    また金融資本と人的資本のリスク分散は、私も現在進めている過程なので、励ましになりました。

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    2020年02月28日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

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    今のアメリカの価値観を理解するのに好適。
    すべて市場原理に委ねるというのが最善とはいえないと思うが、だからといって今の日本がそれより良いとはいえず悩ましいところ。

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    2020年02月24日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    もちろん、タイトルに釣られました(笑)。

    ただ内容はタイトルから想像するような表層的なものではなく(著者も冒頭に断っていますが)、非常に深い。

    現代日本の保守派とリベラル派の行動が逆転している現状を戦後から分析したうえで、世界的に考察を広げて深く保守派とリベラル派を深掘りしている。

    橘玲さんの著作は好きで結構読む。こういう政治的な姿勢を深掘りした著作は必ずしも100%合うわけではないので賛同できない面もあるが、その豊富な知識と卓越した考察には毎回張り倒される。

    不思議の国、日本を冷静に考えることができる一冊である。

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    2020年02月23日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

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    リバタリアンの考え方からすると、税金を巻き上げ、規制をし、市場を歪める国こそが悪で、悪者とされる不道徳な仕事に就いている人々は、むしろそれを是正しようとしてるヒーローだと。
    理想論に聞こえるけど、強ち間違ってはないと思う(思わされてしまった)。

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    2020年02月22日
  • 2億円と専業主婦

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    やっぱり女性は働いたほうが良い。2億円以上!も損するのは衝撃的だけど、自立と社会との繋がりが持てる点はプライスレス。プレゼントは自分の稼いだお金で買いたいしね。専業主婦になってみて、数日で旦那との会話が固定化。こりゃマズイと思い転職。給料と残業が減ったので今は副業でトライ&エラーをしつつ、副業を本業にするが目標。お金は in>outを一日も長く続けること。これは母の教えでもある。題名に惹かれて読者が増えることを願います。

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    2020年02月20日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    仕事でAMLと言う単語が飛び交うようになり、手に取った一冊。ヤクザがプライベートバンクを使う話から始まり、テロ組織、個人レベルのマネーロンダリングも出てくる。国際送金の話は普段の生活でも触れる話であり、仕組みが学べたのは良かった。また2006年の本だが、イーゴールドの紹介の中で、中央集権でない仕組みがあれば超通貨が出来るだろうとあり、ブロックチェーンと暗号資産も示唆されていたように見える。

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    2020年02月09日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    ネタバレ

    金融と裏社会がつながったドロドロの事件…
    そこに愛情やら友情やらが絡み合ってすごい小説。

    金融犯罪を題材に、印象としては裏社会の怖さを前面に感じる一冊でした。終始ハラハラが止まりません。

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    2020年02月09日