橘玲のレビュー一覧

  • 専業主婦は2億円損をする

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    前著人生は攻略できるの内容とほぼ同じ。
    専業主婦が日本で存在する理由、経済的自立することで、人生が豊かになる内容が記載されていた。
    日本の少子化問題など。

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    2025年08月25日
  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

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    テクノリバタリアンというか、デジタル至上主義的な思考というのは、効率性追求社会において徐々に当たり前の考え方になってきており、これは一面では、「アナログを馬鹿にして、その社会に着いてこれない人間を置き去りにするような」現代の優生学的ムードだと思う。教育の普及、識字率が高い事が前提だが、しかし、アプリケーションの基礎的リテラシーに欠くため、その認知レベルの狭間で、気付かぬ詐欺的な搾取、思想誘導の被害にあっていくのだ。

    いわば、「デジタル寡頭制」ではないか。
    そしてそのプラットフォーマは、資本主義的な錬金システムとも相まって覇権を広げていく。

    本書はそうした構造的な話を個人単位まで落とし込み、

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    2025年08月23日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    知っておいて損にはならない考え方や、法則が紹介されており参考になりました。
    いくつか、それってほんと?という部分もありましたが、お金持ちになるってどういうことか、お金持ちは幸せか。幸せとは何かについて経済という切り口で、語り考えてゆくことは、変でも何でもなく、むしろ必要だし、なぜ義務教育で扱わないのか。と常々思っていたので、ぜひこのような分野の勉強も義務教育に入っていくといいなと思いました。

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    2025年08月14日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

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    オーディブルにて。
    この著者は過激な書き方もするが、どっちもどっち論と題するだけあって、他方から新たな視点を提示してくれるという意味では参考になった。

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    2025年08月14日
  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

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     ひとは自由に生きるのが素晴らしい

     これに対して、リベラリズムは若干の修正を加える。

     ひとは自由に生きるのが素晴らしい。しかし平等も大事だ

     自由主義に対抗する思想として「共同体主義(Communitarianism: コミュニタリアニズム)」があるが、それとても「自由」の価値を否定するわけではない。彼らはいう。

     ひとは自由に生きるのが素晴らしい。しかし伝統も大事だ

     たったこれだけで、現代の政治思想の枠組みが説明できてしまった。アメリカの共和党と民主党が典型だが、二大政党による政治的対立というのは、「自由」をどのように修正するのか(あるいはしないのか)のアイデンティティ闘争な

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    2025年08月10日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    なんかあったのかな、、と思わされるほど辛辣でストレートな言い方。性質への理解はできたが、バカ、という表現以外で表せたらいいなあ。認知の欠如、とか、バイヤスがかかってる、とか、硬直マインドセット、とか。。

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    人間がなぜ愚かな行動をとってしまうのかを、進化心理学や脳科学の視点から解き明かす本。

    * 「バカ」と「無知」の違い:
    * 無知: 単に知識がないこと。学べば解消できる。
    * バカ: 自分がバカであることに気づいていないこと。客観的な事実を提示されても、それを正しく理解できないため、自分の評価を修正することができない。
    * ダニング=クルー

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    2025年08月09日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    昔の本の改訂と理解せぬままに買ってしまった。注釈は入るものの出てくる年号が古すぎてところどころで冷めてしまう。

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    2025年08月03日
  • マネーロンダリング

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    金融や租税回避の知識がふんだんに散りばめられたミステリー。
    犯人は比較的早い段階で察しがつくため、純粋なミステリーとしての意外性は薄いものの、秋生とメイの微笑ましい関係や、見えない“何者か”にハラハラさせられ、気づけば一気に読み進めてしまった。

    こういうお金の稼ぎ方や隠し方に、どこか憧れる気持ちがある一方で、実際にその度胸は自分にはない
    そんな読後感だった。

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    2025年07月31日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    この世は不都合なことや、倫理的に正しくないことを世の中に発信しづらいと思っている。
    この著書を通して、人間学の真実を少しでも触れることができた。だから、これから不条理なことや納得できないことがあっても、真実の情報を集めて、少しでも自分が納得して解釈した世界をつくりたい。

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    2025年07月30日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

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    上級国民という言葉が世に出てから久しい。

    3部構成で、第一部はバブル崩壊後の平成の労働市場がどのように下級国民を生み出したのか。
    第二部は「上級国民/下級国民」が「モテ/非モテ」につながることを論じる。
    第三部は日本だけでなく先進国を中心に世界中で、「上級国民/下級国民」の分断が進んでいる背景を論じる。

    良くも悪くも、団塊の世代が全てあの世に行ってからが、日本の後期近代の始まりとなるか。

    第三部からが非常に興味深い。
    明確な数字を元に表を見せられると、究極のリベラル化した世界もあながち夢物語ではなくなるのだろうか。

    人工知能が人間の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)は2045

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    2025年07月30日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    敏感なのは、不安や抑うつだけじゃなく、幸福にも敏感。環境や相手に影響を受けやすいランのようなもの。高コンテクストなコミュニケーションのなかで育った敏感な性質とうまく付き合って、そして、それを長所として活かせるように、咲ける場所を探して行きたいと思った。

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    2025年07月17日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    ネタバレ

    期待して読んだが、面白かったが何を学べたのかわからない印象。

    【旧版】ティッピング・ポイントの3原則(2000)
    1. 少数者の法則(The Law of the Few)
    社会的感染を引き起こすのは、ごく少数の「特別な人物」である。

    この「キーパーソン」は以下の3タイプに分類される:

      Connectors(コネクター):多数の異なる社会圏をつなぐ人
      Mavens(メイヴン):知識の豊富な情報通
      Salesmen(セールスマン):人を説得する力のある人

    2. 粘りの要素(The Stickiness Factor)
    情報が拡散するには、「人の記憶に残る」「再生されやすい」特

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    2025年07月14日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    おもしろいテーマや、それに関連する研究やデータがあったので、そこから自分なりにいろいろと考えることができた。仲間や所属ってやっぱり大切だなー。

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    2025年07月13日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    マイクロ法人の入門書。

    橘玲氏の本は、十数冊かそれ以上、かなり読んでいる。本書で提案されているマイクロ法人の概念は、氏の本で何度も読んできたが、本書が一番詳しく載っている。
    内容は、現行の仕組みを的確に利用することで、惜しみなく奪われているサラリーマンより、有利になるといもの。現在個人事業主で、法人化を考えている人は一読の価値がある。

    本書を読んだからと言って、「雇われない生き方」ができるようになるわけではない。節税がメインテーマであり、ビジネスのアイデアが得られるものではないからだ。本書は実践ガイドではない。マイクロ法人という概念が得られるだけだ。それは本書のあとがきにも書かれている。

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    2025年07月12日
  • しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか?  いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法

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    ネタバレ

    確かにこれを知ることである程度楽に生きられるようになる人もいるかもしれないけど、
    個人主義を加速させる内容だとも思った。

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    2025年07月12日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    バカは自分のことをバカだと気付かない。自分より優れたものは損失、劣ったものは報酬。マウンティングしてくる理由。自尊心の仕組み。トラウマ、PTSDについて。差別。これらの人間の行動を様々な論文や研究を紹介して、論理的に説明した本。

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    2025年07月07日
  • マネーロンダリング

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    橘さんらしい本。読めばマネーロンダリングについて学べます。前書きに注意として本の中のやり方は必ずしも今は通用しないと断り書きがあったりする。たしかに今は使えなさそうだ。ストーリー、そうだなあ。わだつみを読んだ後だとやっぱ男性作家らしい都合のいい女が多いぞと思ってしまう。あと精神病院に主人公が訪ねていってペラペラと患者について話されてしまうのは、関係者として読むといくらなんでもありえんと。まあそこに目をつむりつつ、後半は結構面白かったです。

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    2025年07月05日
  • 人生は攻略できる

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    すごく特別なことは書いていないし、ほかの著作で書かれているような内容。
    がんばろうという気にはなった。

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    2025年06月25日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

    購入済み

    へえ〜

    顔のデカさや指の長さや脈拍数が、ある特徴それぞれに関係している話が興味深かった。
    すべてがそうでなくても今後そういう目で探ってみたい。

    人年齢は高いけど、へえ〜って思うことばかり。

    #タメになる

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    2025年06月17日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

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    DD論の定義が最初に分かり易く書いてあるので、まず読む前にこの本はこの位の気持ちで読み進めばいいのか、と目安になる。

    発刊当時の時事ネタについて、引用も多く、少し時間が経った現在からすると、そんなこともあった、とかいつまんで把握できた。

    さて、DD論。どっちもどっちは、ほんまそれ。
    使い古されている表現だが、置かれた立場から見た、考えた、その景色からの評価、考え方、認識でしかない。
    と、みんながみんな思えればいいけどね!

    その当人にとっての、その場の平和的解決方法がその言動であり、
    その時点を離れたらまた複数の選択肢が現れる。
    多数の人間が集合することで、様々な知が入り乱れ、統率は難しく

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    2025年06月17日