橘玲のレビュー一覧

  • 臆病者のための裁判入門

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    これを読んで自分が裁判を起こした時の事を思い出した。あの時お願いした弁護士さんにも言われたけど、良い裁判官に恵まれたから勝てたんだな~とあらためて思った。あと、当然ながら、良い弁護士さん達がついてくれたのも大きな理由。

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    2012年12月01日
  • 亜玖夢博士のマインドサイエンス入門

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    サイエンス続きで借りたが
    マインド寄りだった
    いくら科学が発達しても人間の心は
    そうすぐには進化しないと言うことだ

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    2012年11月23日
  • 臆病者のための裁判入門

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    【論理的であり論理的でない世界】
    いつわれわれも裁判沙汰に巻き込まれるかわからない時代になりました。しかし、法の世界は複雑で専門性が必要となります。そのため、われわれが勉強して専門性を養うより、リーズナブルで良心的な専門機関を知っておく必要性があります。この本はそういう意味で非常に役に立ちます。

    「法にかかわる世界は何を生み出しているのでしょう」このような疑問がわいてきます。
    非常にお金と時間がかかるわりに実は何も生み出してはないのではないか。生産性という観点からは何もないのではないかと思えます。結局は高い人件費を払っているだけと理解することもできます。

    素人から見ると、ないといけないが複

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    2012年11月23日
  • 臆病者のための裁判入門

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    2012/11/03
    最後の原発事故に関する部分だけでも読む価値あり。もちろん中身読んだほうが理解しやすいから時間あるなら全部読むべし。
    風評被害の賠償が認められるならもうなんでもありやな。そういえば国に保障してもらうために作った農作物を捨ててる農家のテレビを見たなー。
    モラルハザードを当然の権利のごとくテレビは報じる。。

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    2013年12月23日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    行動経済学、囚人のジレンマ、ネットワーク経済学、社会心理学、ゲーデルの不完全性定理……概説を読もうにもなかなかとっつきにくい素材なのに、珍妙で非現実的なキャラクターとシチュエーションで分かりやすく読ませてもらいました。続編も読もう。

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    2012年11月02日
  • 臆病者のための裁判入門

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    相変わらずの面白さ.実体験での行きつ戻りつ感が,いままでの明快さと違っているのが特に面白い.裁判というシステムは伏魔殿のよう.最後の東電損賠の話は考えさせられる.

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    2012年10月29日
  • 臆病者のための裁判入門

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    実際にオーストラリア人の代理人として民事裁判に臨み、日本の民事裁判とは何ぞや?ということを書いた本。

    日本ではこれから原発損害賠償という過去最大の民事裁判を抱えているため、あらためて民事裁判とは何かということを考える良い機会を本書は与えてくれる。

    一応、法治国家の日本では争いを解決するための最終手段は民事裁判となっている。
    しかし、あくまでもそれは一つのシステムでしかなく、万能ではない。

    あらゆる問題に白黒決着をつけることなど不可能なのだから、どうしでも遺恨は残ってしまう。
    その上、公的な制度である以上かけられるコストにも限界がある。

    はっきり言って法律は絶対的な正義ではなく、ただの治

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    2012年10月28日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    経済学、なんすかそれ?南国のおいしい果物ですか〜〜?
    レベルのあたしの頭じゃどうかな?と思いつつ、
    大学生の頃からずっと使い続けてるジャポニカ学習帳に似た装丁に、
    思わず手にした一冊。

    余談ではあるが院生のとき、TAしていた固有名詞井田先生もたまたまジャポニカ。
    先生は国語をご愛用で、あたしは(今もだけど)算数を利用。
    通りかかった固有名詞安冨先生に、
    「お、井田君は日本語ができないから国語で、
    (注:井田先生はドイツ留学が長く嫁さんがドイツ人)
    XX(あたしの本名)は論理的じゃないから算数か」
    と、いわれたことを思い出す‥ 

    閑話休題。

    第一講から五講まで、
    ・行動経済学
    ・囚人のジレ

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    2012年09月06日
  • 亜玖夢博士のマインドサイエンス入門

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    シリーズ第2巻。今度はマインドものでした。結構難しい概念に思えるが、何とか平易な説明?になってて、かつストーリーにはまっているので面白く読めた。空恐ろしい技術のようにも思える洗脳など技術的視点でみて、かいつまむことができた気になれた。

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    2012年08月24日
  • 得する生活 お金持ちになる人の考え方

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    小説も新書も読んだのですが、この人の本は本当にわかりやすい。そして知っていれば本当に得する話というか、金融業界の裏事情、金融行政の至らなさが手に取るように分かります。大学の経営学部や商学部で教科書として用いられているのも納得。
    銀行がどうやってお金を搾取しているか、なんていうのはなんとなく分かっていたわけですが、ここでは極めて具体的に綴られているし、身近な話題としてクレジットカードのポイントであったりリゾートマンションの値段の裏側にある事実とか、新聞や広告などの内容を鵜呑みにしているととんでもない目に遭ってしまうこともあるのだな、と。
    最近、また面白い本を出されたようなので楽しみです。

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    2012年08月14日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    新書なので淡々と書かれていますが、マネーロンダリングという一般人に取って雲をつかむような話題をぐっと身近に引き寄せてくれる一冊です。
    特にバチカンのローマ法王の怪死のエピソードだったり、アフリカの虐殺の話など、現在の社会問題やら宗教問題、もちろんアルカイダの話も含めて現代史の複雑怪奇な部分までこの本からかなり読み取ることができてしまうという意味では珠玉の一冊。
    途中のタックスヘイブンの使い方だったり、複雑な金融スキームを解説しているところは専門的な知識がないと挫けそうになってしまいますが、悪いことをやる人は儲かるんだな、ということと、簡単な儲け話なんてそうそうない、って言うことは端的にわかりま

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    2012年08月14日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    この方の本は読んだことがなかったんですが、愛読しているブログの著者がオススメしていたので乱読してみよう、と1冊目に選びました。
    行動経済学とかゲーム理論とか、大学の授業でこういうふうに教えてくれればもっと興味を持って取り組めたのになぁ、と頷いてししまう一冊。内容的にリアリズムを求めてはいけないので、フィクションとして、理論を理解するための副読書としては非常に興味深いです。
    ここまでエンタテイメント食を出しながら内容も伴っているということは、筆者のバックグラウンドの知識と筆力がたぐい稀なものであるとの証拠。推理小説以外で「早く続きが読みたい」と思った久々の本です。

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    2012年08月14日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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    ”世界”をこういう斜めから切り込んで意見を述べる人って純粋に面白いと思う。
    基本的には経済についての記述であるが、こ難しい理論などではなく、純粋に”橘さんの意見”。
    価値観に触れるという意味で、オススメ出来る。

    ”人生”や”自由”、”国家”・・・
    私たちの”生き方”は、多様なのです。

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    2012年03月25日
  • 「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計

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    サラリーマンは税制面では有利なこと、ただ保険、年金で不利を強いられている。
    土地を運用資産として考えた際に、コストがかかり面倒なこと。保険は結局元が取れないもの、自分で運用できるんだったらそっちのほうが確立的に得。
    住宅ローンを組むにしても、第二の運用住宅でも金利の変わない政府系がいいこと。
    今社会で信じられている虚事を、その理由から解説してくれている。
    本書から学びえたことは不動産投資の難と、保険の不必要さ、そして税制の知識である。

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    2012年03月18日
  • 「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計

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    命の次に大事とされているが、あまり深く勉強する機会がない「お金」について、税金や年金など基礎的な知識から説明されている。中でも、普通のサラリーマンでは家のローンや奨学金以外には馴染みが薄い「借金」についての項は非常に興味深い。

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    2012年02月25日
  • 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

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    儲けた自慢話の発展途上国や海外投資を推奨するだけの指南本ではない。
    ネット証券
    海外旅行の手軽さ
    インターネットによる情報革命
    による従来の国家の枠組みが変化をしつつあることを硬派に著述されている。真のグローバル化を予見。

    論拠、最新情報も補足されて、結構刺激的な内容。

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    2012年02月14日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    ネタバレ

    「行動経済学」を皮切りに、よくありがちなトラブルを抱えた人間の悩み解決を絡めて経済学を解説した、経済小説集。
    めちゃくちゃ、わかりやすい!!

    いや、シャブの売人の悩みも登場してるから、よくありがちな、とは言いがたいか・・・。SFっぽい描写も多い。割と重い悩みも登場するが、登場人物がコミカルに描かれているため深刻さはゼロ。ただ、ちょっとした描写がさらりとエグい。

    話の展開も小気味良くて、読むのが楽しかった。ページをめくるのがもどかしいほど。しかし最終章は、いきなり家出した女子高生目線で物語が進むため雰囲気が変わる。私は第三者的目線で淡々と語られる方が楽しめたな。

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    2012年01月21日
  • 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

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    ネタバレ

    橘玲著。

    タイトル通りのない内容ではないけど、
    美味んぼの「究極vs至高」を投資において、シュミレーションし、人的資本が日本なら、金的資本は海外にってとこや、
    「ノーマネー・ノーフリーダム」ってこと、
    みんなは自分より正しいってことなど・・・・

    うん、橘玲。

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    2011年12月11日
  • 永遠の旅行者(上)

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    ネタバレ

    「自由」の理想系。

    大手弁護士事務所のジュニアパートナーの座を目前にした主人公は、その身分をなげうって自由を手に入れる。
    彼は「非居住者」としてオフショアを転々とし、どの国家にも納税しない、独立した個人だ。

    冒頭の会話が秀逸。
    バカンスでハワイのビーチにやってきたNYの弁護士ビルとの会話。

    ひとしきりわが身の不幸をしゃべり散らしたあとでビルが訊いた。
    「ところで君、なにしてるの?」
    「海の見える場所を旅してるんだよ」
    「それに何の意味があるんだい?」
    「なにもないよ」
    「どういうこと?」
    「人生に意味があるとかないとか、そんなのうんざりだよ」
    「なんてことだ!」ビルは叫んだ。「君は俺の人

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    2011年11月29日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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    ネタバレ

    経済合理的に生きましょう!って本。


    ・サラリーマンの人生は定期預金に似ている。
    ・人生は、日々の積み重ねの延長線上にある。
    ・未来への言い知れぬ不安。それを人は「希望」と呼ぶ。
    ・自分と家族の幸福を守るために生きている。

    「自分のことは自分でやるから放っておいてくれ」
    と言える基盤を作りたい。

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    2011年10月22日