あらすじ
お金のヒミツと世の中のカラクリ。知っているか否かで、人生は決まる。すべては経済合理的に考えよ! 『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『マネーロンダリング』の橘玲がすぐに使える金銭哲学を伝授。
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Posted by ブクログ
読み物としてとてもおもしろい。
得する生活と言うよりは、
日本の経済の裏側
日本の社会の裏側を解説した本
クレジットカードとマイラーに
以外に苦労している闇金の話と読んでいて飽きない。
「黄金の羽根の拾い方」
同様私は強く思った
考えて生きろと。
Posted by ブクログ
お得な情報について知りたくて読書。
この手の情報はマスメディアで流れた時点で賞味期限が切れていることが多い。価値ある情報は、常に自分が居心地が悪い世界で生きるような人やそれぞれの分野の達人たちの中でやり取りされている。
基本的にローンは組まない。リボ払いなんて論外。
できるだけ負債は抱えないのがいい。
確かに情報は古いけど、13年後に読んでそれを書くのはやや卑怯か。
達人たちから少しは学ばせてもらったマイルはもっと上手に活用したい。
読書時間:約1時間15分
Posted by ブクログ
・クレジットカード チェックアンドチェッククラブに委託されており会員カード保持者は、レストランで2割ほどの優待が受けれる。ダイニング・ア・ラ・カードはキャッシュバックシステム
・リゾート交換ネットワークRCI
Posted by ブクログ
小説も新書も読んだのですが、この人の本は本当にわかりやすい。そして知っていれば本当に得する話というか、金融業界の裏事情、金融行政の至らなさが手に取るように分かります。大学の経営学部や商学部で教科書として用いられているのも納得。
銀行がどうやってお金を搾取しているか、なんていうのはなんとなく分かっていたわけですが、ここでは極めて具体的に綴られているし、身近な話題としてクレジットカードのポイントであったりリゾートマンションの値段の裏側にある事実とか、新聞や広告などの内容を鵜呑みにしているととんでもない目に遭ってしまうこともあるのだな、と。
最近、また面白い本を出されたようなので楽しみです。
Posted by ブクログ
の本では経済的に合理的に動く事について自分では一番強く感じました。
たとえば、これからデパートで何かを買おうとしている人が
仮にデパートの目の前の金券ショップで商品券が95%で売っていて
且つそれがお釣りが出る商品券だったときに
何人の人が実際にその金券ショップに行って商品券を使うでしょうか?
ちょっとトイレに寄るくらいの時間でデパートの全ての商品が5%引きで
買えるという事実を知っていても実際に行動をとる人は少ないでしょう。
5%って聞くと消費税分かよって思うかもしれないけど、1万円だったら
500円も節約出来ます。500円あったら、今日は豪勢にハーゲンダッツを買うぞ!
とかもできちゃうと思うんですよね。
ただ、この時、めんどくさいっていうものがどのくらい
その人の中で評価されているかがKeyになるでしょう。
「その行動を取った事による利益」>「その行動のめんどくささ」
だったときに人は行動を起こすだろうから。
何かが出来ない人っていうのはめんどくささっていうものがすごく
ウェイトを占めているからなのかもしれないなと思いました。
ちなみに、こんな時自分は前ボブ@UTのBlogに書いてあったように
自分の一時間をいくらと時給換算しておいて
それを元に比較をします、
もう二つパターンがあると思うんですが
上に書いた斜線部分を考える事も人によっては労力ですよね。
だから一つ目は
「どっちがより利益的か考えるめんどくささ」>「その行動を取った事による利益」
っていう人もいるでしょう。
最後の一つは
金券ショップに行くと安く売ってる事すら知らない人。
この場合は比較以前の問題ですね。
こんな感じで世の中には知識がある人と無い人では差が出来るように
なっているようです。
この事がこの本には面白い例を挙げて書いてありました。
昔、銀行がそれまで消費者金融がやっていた個人向けローンを
消費者金融は年利29.2%、銀行は10%でまた貸し出し基準を下げた事があったそうです。
経済的合理性から考えると同じお金なんだから、銀行からお金を借りる人
が増えて、消費者金融は淘汰されるはずでした。
ところが、今の世の中を見ればわかるように、そんなことは起こりませんでした。
それはなぜかって言うと
1.同じ金を借りるなら金利が安いほうが有利だと気付くのは賢い消費者である。
2.賢い消費者はそもそも高利の借金などしない。
3.賢い消費者にとっては年利10%でも十分高利なため
多少金利を下げたところで、金を借りたりはしない。
ということです。
結論としては消費者金融があんなに儲けを出しているのは
賢くない消費者な人たちが支えているおかげということですね。
ここで、願い事をかなえてくれる生物の入った小瓶を
自分の言い値で買うことが可能だけれども、願い事を叶えたあとは
自分が買ったときより安い値段で売らなければならないという話を
しましたが、これ数学的帰納法で考えると結局売れなくなるから
買えなくなってしまうんですね。
これも、全ての人間が経済的に合理的な行動をしたときに
初めて成り立つ話でしょう。
現実にそんな小瓶あったら買いますw
自分は必ずしも経済的に合理的に行動しなくても良いから
合理的な選択肢には気付く人間になりたいなと思いました。
Posted by ブクログ
★4.5!
・人間が完全ではない以上、市場は常に少しだけ歪んでいる。他人よりも早く市場の歪みを発見し、それを賢く利用することで、超過剰利潤が得られる。
・生きる目的は、他人の認証を得ること。
・与えられた有限の時間の中で、自らの人的資本を最大限に活かしより多くの効用を獲得すること。
Posted by ブクログ
お得かは分かりませんが、お金の勉強にはなりました。
一番大事なお金の教育をちゃんと受けてないので、なぜか「貸金業者=悪」みたいなイメージが植え付けられていたけど、もとはと言えば、お金を借りなければいけない状況になった本人が悪いという当たり前のことを当たり前に思えてなかった自分に気づけました。今さらですが。
マイラーの話とかクレジット、銀行の話など知らなかった内容なので、雑学的に読んでもタメになる本だと思います。
Posted by ブクログ
金融リテラシーについて、色んなジャンルについて幅広く書かれた本。
おもしろい経済小説をたくさん書かれている橘玲さんの作品だけあって、カバーする分野の広さもさることながら十分なリサーチがされてて読み応えのある内容になっていた。
内容としてはすぐに生活に役立つ知識!というよりも世の中のお金のシステムの裏側を解説するよ的なお話。これでお金持ちになろうとか考えるよりも、読み物として楽しむのがよさそう。
Posted by ブクログ
知っている人だけが得をする事って世の中に沢山ありますよね。知らなくても損をしているとは感じないのですがちょっと勿体ないですよね。そんな事がこの本には書いてあり橘玲さんの持つ独特のテンポで語られている作品です。
Posted by ブクログ
知らないと損するようなブラックな情報を知ることが出来た。
特に金券ショップが成り立つカラクリには長い間の謎が解けた。
ただそこまでしてやるかとなると疑問。
労力をお金に換算した結果が得であれば実行したいと思う。
また不動産の売買の仕組みやサラ金の仕組みも非常に分かりやすいので難しい専門書を読むよりもとっつきやすいと感じた。
既に10年前の内容なので今とは状況がかなり異なっていると思うので似たような新書があれば是非購入したい。
Posted by ブクログ
トイチ→貸金業者更新3年、都(1)
成功者ほど他人を信頼、貧乏人ほど猜疑心が強い。
固定資産税縦覧制度
固定資産税課税台帳閲覧制度→借地人・借家人が閲覧できる。
不動産業の新規参入は容易。
Posted by ブクログ
・世の中のお金のカラクリを制度面などから書いた本(橘氏らしい語り口)
・借金を踏み倒すことで失うものがひとつだけある。それが「信用」だ。それによって失うものの大きさを考えれば、実は借金は返すほうがはるかに得である。
・「大数の法則」によって、サンプル数が多ければ実数は統計上の予測数値に収斂する。保険会社は事前に死亡保険金の支払額を予想し、これに経費利益を上乗せして保険料を決めている。
・消費者金融を利用する理由:バカに取っては、年利10%も29.2%も変わらない
・所有権に比べて、債権ははるかに弱い権利
・リゾートマンションは管理費を取ることが目的
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Posted by ブクログ
何がどう得をするのかは不明だが、この人はぐいぐいと読者を引っ張っていく。サラ金の話やリゾート地の話は面白かったものの、本全体がタイトルに負けている。どうにかならないものかな。