橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
の本では経済的に合理的に動く事について自分では一番強く感じました。
たとえば、これからデパートで何かを買おうとしている人が
仮にデパートの目の前の金券ショップで商品券が95%で売っていて
且つそれがお釣りが出る商品券だったときに
何人の人が実際にその金券ショップに行って商品券を使うでしょうか?
ちょっとトイレに寄るくらいの時間でデパートの全ての商品が5%引きで
買えるという事実を知っていても実際に行動をとる人は少ないでしょう。
5%って聞くと消費税分かよって思うかもしれないけど、1万円だったら
500円も節約出来ます。500円あったら、今日は豪勢にハーゲンダッツを買うぞ!
とかもできちゃ -
Posted by ブクログ
ようやくテクノリバタリアニズムに主軸を置いた新書が出た。類似の題材を扱っている木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』が取りこぼした箇所についても概説されており、テクノリバタリアニズムを知るにはちょうどいい一冊。ただ「世界を変える唯一の思想」という危うげな副題の通り、著者の橘玲がテクノリバタリアニズムに対して少々前のめり気味な点には注意が必要だ。
優生思想との謗りを受けがちなテクノリバタリアニズムだが、千葉聡『ダーウィンの呪い』によれば、20世紀初頭のダーウィニズムは「科学への関心が高く、道徳意識の強い」功利主義的リベラルによって推進されたものだという。こうしたダーウィニズムに最も強く反対し -
Posted by ブクログ
「伽藍を捨ててバザールに向かえ!恐竜のしっぽの中に頭を探せ!」
勝間和代に代表される自己啓発、能力向上を促す思考法、実践法が本屋で平積みされているが、個人の能力は遺伝に大きく左右されるという行動遺伝学での科学的事実(知能の70%、性格の50%は遺伝の影響)が示されている以上、努力で能力を伸ばして夢を叶えるという幻想にすがるのは酷である。
才能のない人間はこの残酷な世界でどのように生存戦略をとるべきか。
筆者が示すのは「伽藍を捨ててバザールに向かえ!恐竜のしっぽの中に頭を探せ!」という考え方である。
1.伽藍を捨てて、バザールに向かえ
伽藍(従来の終身雇用の会社、地域のムラ社会などの閉鎖的共同