橘玲のレビュー一覧

  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

    匿名

    購入済み

    「言ってはいけない」の補完

    「言ってはいけない」の続編のような形でより深い内容を期待していましたが、本編と少し内容が被っている部分もあります。
    詳細を求めない人は本編だけでもいいかもです。

    #ダーク #ドロドロ

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    2024年03月14日
  • シンプルで合理的な人生設計

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    私自身も大好きな「合理的」という言葉(笑)

    タイトル名である「シンプルで合理的な人生設計」
    という私の心を響かせる単語ばかりで読まずにはいられなかった本です。

    読んでみて…
    著者のあとがきが2ページくらいがこの本の言いたいことかと思いました。

    私も読み進めながら「合理的」に生きるって、
    シンプルに生きるって、そんな人間簡単にできてないなと思い知らされました…

    著者も言及してますが、
    「合理的」を深堀している内容で、
    私の求めている答えは出ませんでしたが(もともと期待もしてなかったのですが…)、それでも面白かったです。
    あらためて、「合理的な人生」について考える良い機会になりました。

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    2024年03月08日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    これまで橘玲氏の著作は多く読んできたが、本書は他の進化心理学、人類学とは少し趣が異なる内容。
    キャンセルカルチャーや人種差別、リベラル化など現代の社会問題が主なテーマ。

    タイトルの世界はなぜ地獄になるのか、に対する回答は最後の最後に一言で示されている。

    他の著作と比べてテーマが分散気味であり、最後の結論もイマイチ弱く、全体としての主張が理解しづらく感じた。

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    2024年03月07日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    ガランを捨ててバザールへ向え。
    恐竜の尻尾の中に恐竜の頭を探せ。

    知識社会で重視される、言語的知能や論理数学的知能に恵まれない人々は、努力によってそれらの知能を向上させることはできないので、諦めて好きなことをマネタイズできるニッチな市場で自分の生きる場所を探せ、という主旨。

    橘玲さんの他の著作も色々と読んできたので、内容が重なる部分も多く、理屈ではよく理解できた。
    ただ、知識社会に適応できないレベルの知能の人が、自分自身で自分の好きなことをマネタイズできるか?というと甚だ疑問。それもできなければマックジョブに人生を捧げるしかない、というのは残酷ながら真実かも。

    とはいえ、このような本をき

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    2024年02月28日
  • 専業主婦は2億円損をする

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    タイトルが印象的だったので読んでみた。
    2億円は女性が60歳まで働いた場合の平均的な収入合計からきているが、金銭的な面だけではなく、専業主婦には精神的な面でも不利になることが多いと思った。

    自分は結婚して子供が生まれても正社員として働いているが、働くということにはすがっていこう思う。
    結婚前またはまだ子どもがいない女性にぜひオススメしたい本。

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    2024年02月24日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

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    テクノロジーの発展やグローバル化に伴って日本の働き方の見直しが迫られている

    「フリーエージェント」化は憧れもするがハードルの高さも感じられる。
    自分が会社の看板なしに何をギブできるか?
     
    この視点を持っておけば今後働き方がどう変わっても
    適応できるのかなと感じた

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    2024年02月24日
  • ダブルマリッジ

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    国際的な二重結婚について取り扱った意欲作。
    フィリピンと日本の法律の隙間をついて実際起こりうる問題を扱った。
    主人公は二人。父と娘。
    過去にあったことをもう少し掘り下げて書いてもらうと「父」の気持ちにも共感できたかもしれないが、表面だけ読むと「なんて野郎だ!」と思わなくもない。
    娘が思い切ってフィリピンのスラムまで行って相手の女性と交流するという、ちょっとありえないようなことがこの作品を面白くしている。
    息子の心のうちももう少し書いてもらっていれば星を後一つ足せたかな。

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    2024年02月19日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

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    男性向けモテ指南本。
    進化論的な味付けで説明されているけど、エビデンスが書かれているわけではないので、「それってあなたの感想ですよね」と思うところもあったり無かったり。

    一般に言われているモテ要素を裏付けるような説明が多く、意外さや驚きは少ないかも。ただ、そういうモテ要素をハックしようとするナンパ指南本よりは、誠実な内容だとは言えよう。

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    2024年02月17日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    行動というサイコロの試行。
    統計の本ってことで、いいかな。

    設計図(ブループリント)とは、誕生時に各人に与えられた地図のようなもの。最初の基本であり、唯一であり、自身により書き直すことも、環境からの影響によったりして修正も少々なら可能か?という代物。

    そこから如何に自分自身の運を、最適な間引きや篩にかけるか、サイコロを振る、振り続けられるか、なのか。それすらも遺伝ということになるんだろうが。
    性格は株式のチャートの移行変位のようにも感じるな。かなり気まぐれ感がありつつも、統合的。

    人生ってバクチなのね。いい鉄火場を探すのも大事。

    安藤さんは意外と、古典教養好きか。

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    2024年02月14日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    昨今のキャンセルカルチャー、世界の分断、炎上の問題など、最新の研究を紹介しながらよく整理されている。その結果、「地獄」になっていくが、現代の私たちはテクノロジーを手にして幸福な生活も送っている二面性。地獄に向かう世の中に対する著者なりの処方箋も。
    いっぽう、最近の著者の作品は、さまざまな研究の紹介が多く、少しわかりづらいと感じることもあり。それだけ世の中が複雑化しているということかもしれない。引用されている原本にあたり、再び氏の著作に戻ることで、よりすっきりするのかもしれない。急がば回れか。

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    2024年02月13日
  • 人生は攻略できる

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    これを読む前に他の本で似たような内容を読んでいたので再確認という感じだった。とはいえ、私は幸福に生きるには危うい側の考え方、働き方をしているので危機感は更に募った。考えなければ。

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    2024年02月10日
  • シンプルで合理的な人生設計

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    初めてこの著者の本を読みました。興味深い内容がたくさん書かれていました。今すぐ社会をうまく渡り歩けるようになる方法を探している人はこの本ではなく別の本が良いかもしれません。成功や幸福を手に入れる端的な答えを探している人にはあまり薦められる本ではないです。
    自分自身を理解してその土台に合わせた人生設計を早いうちから作っていく、ということなので、答えは人によって様々。トライアンドエラーを繰り返して自力で見つけていくしかないですが、ここでは資本や人間関係、稼ぎ方、自分の得意を活かし方など、通常とは違う切り口の考え方がそこかしこに散りばめられており、それのどれかが読み手の心にうまくヒットすれば、マイン

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    2024年01月21日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

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    上級国民と下級国民に分断されているのが、日本だけではなく世界で起きていることだとは…その分断がなぜ起きているのかを、分かりやすく記してある。

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    2024年01月16日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

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    進化心理学の学説などを加味した男性向け恋愛アドバイス

    変な恋愛本よりはまともかも。
    特に若い男性は読んでおいた方が良い気もする自己啓発本。

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    2024年01月12日
  • 永遠の旅行者(下)

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    ハワイを舞台とした日本人の元弁護士が主人公。
    思わぬ依頼を弁護士ではなくアドバイザー(資格を失ったので)として引き受けることに。
    日米を舞台に、そしてシベリア抑留に端を発した事件。
    これらを弁護士のように人に会い、現場に出かけて解決をしていく。
    最後まで飽きずに読み切れました。

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    2024年01月02日
  • 人生は攻略できる

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    タイトルだけで購入したら、若者向けだった。
    もっと若い時に読めばまた違う感想かもしれないが、参考にはなった。

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    2023年12月31日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    海外のメンバーと一緒に仕事をしているが、考え方やパーソナリティに関する事は、少なからず遺伝も影響があると言う事が理解出来た。良く優れた点を比較しがちであるが、裏を返せば弱点でもあるのであまり気にしないで自分の道や、己のやり方を見つけていきたいと思った。

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    2023年12月29日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    "難易度が高すぎてクリアをするのが不可能なゲーム"のことを「無理ゲー」と言うそうです。

    本書では、キーワードである「自分らしさ化」のルーツと変遷から始まり、「能力主義(メリトクラシー)」がもたらす格差とその解消策について、「ベーシックインカム」などの実例を交えて論じられています。

    しかし、いくら有効な施策を打ち出して経済的な格差を解消しても、また次の格差にシフトするのではないか...というような展開になっていきます。

    富の再分配で、誰もが「自分らしく生きる」権利を得ても、結局次から次へと格差が生まれるというのは身も蓋もない、まさに「無理ゲー」と言えますね。

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    2023年12月19日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    橘氏、安藤氏ともに切れ味鋭い見解を示してくれるので、彼らの著書を読んでいると気持ち良い。今回もタブーとされている遺伝子に関するものだが、対談という形の本であった。お二人ともに知見が豊富で、遺伝学の素人で読解が苦手な私にとっては、かなり読み進めることが困難であった。内容的にも、それぞれが以前書かれていたものと大きな違いはなかったように思われ、新しい気づきはそこまでなかった。

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    2023年12月12日
  • 残酷すぎる人間法則

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    人生において本当に重要なもの、それは他者との関係。最初はなるほどと思って読んでいたが、途中からだんだんついていけなくなってしまった。自分の語学力、理解不足が原因かもしれない。

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    2023年12月12日