橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
"難易度が高すぎてクリアをするのが不可能なゲーム"のことを「無理ゲー」と言うそうです。
本書では、キーワードである「自分らしさ化」のルーツと変遷から始まり、「能力主義(メリトクラシー)」がもたらす格差とその解消策について、「ベーシックインカム」などの実例を交えて論じられています。
しかし、いくら有効な施策を打ち出して経済的な格差を解消しても、また次の格差にシフトするのではないか...というような展開になっていきます。
富の再分配で、誰もが「自分らしく生きる」権利を得ても、結局次から次へと格差が生まれるというのは身も蓋もない、まさに「無理ゲー」と言えますね。 -
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Posted by ブクログ
人間関係なんて傾聴すればいいんでしょと安易に考えてはいけまそん。テロリストや情緒不安定な人には傾聴が有効だが家族に傾聴は効かない。
人生においてただ一つ、本当に重要なものは他者との関係だ。
バーナム効果→占いなどの結果をあたかも自分のことを言われていると感じること。人は世界があたかも理に適っているようでありたい。そのため真実ではなくてもストーリーを必要とする。
人の心を読み解くには興味、モチベーションを上げること。それにプラス外的利益や損失が加わればさらに上がる。女性の方が興味関心を抱きやすいから男より敏感。
真実を知りたければ親切にして相手に長く喋らせること。
- 共感とは何か。自己と -
Posted by ブクログ
橘さんと言えばTwitterで有名な人、という印象がある。
この人が書籍を執筆しているの知ったのは、つい最近のこと。そして小説を書かれていたのを知ったのは、この本を手に取った時。
果たして、すごい小説なのだとは思う。
単なる学校の教科書的な知識だけでは、こういう本は絶対に書けない。
海を超えたマネーロンダリングのお話。関係者は、証券マン・警察・政治家・裏社会の人物…など。
すごいものを読んでいるなぁと思いながら読んだけれど、正直なところ難しさはあった。
少し時間を置いて読んだためか、内容に理解できない部分はあった。
このひとは知識量はすごいと思うんだけど、ストーリーテラーかと言えば微妙