橘玲のレビュー一覧
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橘玲を何冊も読んでいる者としては、おなじみの内容。幸せは人的資本、金融資本、社会資本の3つから成り立っていて、その攻略法が書かれている。
・日本人はネガティブ度が高い。意識的にポジティブになったほうがうまくいくことが多い。
・アメリカは日本より学歴社会。有名高校に1点足りなくて不合格になった学生と、1点差で合格した学生を集めて、その後の人生を比較。不合格した学生も一流大学に入学したり、一流企業に就職していることがわかった。先進国は肩書や学歴ではなく、実績で個人が評価され、ちょっとした不運はいずれなんの影響もなくなる。そう考えれば若い時は失敗を恐れることなく、いろんなことを体験した方がいい。( -
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人生は配られたカードで決まる。リベラルな社会は、努力すれば報われる自由を志向してきましたが、現実はより格差が強化する世の中になってきています。生まれた家庭環境や遺伝情報といった先天的な資質を、教育投資や人間関係の後天的な獲得環境が強化していく「親ガチャ」から始まり、「学校ガチャ」「教師ガチャ」「会社ガチャ」「上司ガチャ」という流れ。持つ者は富み、持たざる者は窮するのが機会均等を目指した社会の現実です。
明確な人生プランが描きづらくなった世の中だからこそ、夢や目標を持つのが大事だと教えられて教育課程では他人よりも高い評価を得ることを是とする偏差値競争が繰り広げられます。それが生み出すのは膨大な -
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ひとは自由に生きるのが素晴らしい
これに対して、リベラリズムは若干の修正を加える。
ひとは自由に生きるのが素晴らしい。しかし平等も大事だ
自由主義に対抗する思想として「共同体主義(Communitarianism: コミュニタリアニズム)」があるが、それとても「自由」の価値を否定するわけではない。彼らはいう。
ひとは自由に生きるのが素晴らしい。しかし伝統も大事だ
たったこれだけで、現代の政治思想の枠組みが説明できてしまった。アメリカの共和党と民主党が典型だが、二大政党による政治的対立というのは、「自由」をどのように修正するのか(あるいはしないのか)のアイデンティティ闘争な -
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上級国民という言葉が世に出てから久しい。
3部構成で、第一部はバブル崩壊後の平成の労働市場がどのように下級国民を生み出したのか。
第二部は「上級国民/下級国民」が「モテ/非モテ」につながることを論じる。
第三部は日本だけでなく先進国を中心に世界中で、「上級国民/下級国民」の分断が進んでいる背景を論じる。
良くも悪くも、団塊の世代が全てあの世に行ってからが、日本の後期近代の始まりとなるか。
第三部からが非常に興味深い。
明確な数字を元に表を見せられると、究極のリベラル化した世界もあながち夢物語ではなくなるのだろうか。
人工知能が人間の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)は2045 -
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ネタバレ期待して読んだが、面白かったが何を学べたのかわからない印象。
【旧版】ティッピング・ポイントの3原則(2000)
1. 少数者の法則(The Law of the Few)
社会的感染を引き起こすのは、ごく少数の「特別な人物」である。
この「キーパーソン」は以下の3タイプに分類される:
Connectors(コネクター):多数の異なる社会圏をつなぐ人
Mavens(メイヴン):知識の豊富な情報通
Salesmen(セールスマン):人を説得する力のある人
2. 粘りの要素(The Stickiness Factor)
情報が拡散するには、「人の記憶に残る」「再生されやすい」特 -
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マイクロ法人の入門書。
橘玲氏の本は、十数冊かそれ以上、かなり読んでいる。本書で提案されているマイクロ法人の概念は、氏の本で何度も読んできたが、本書が一番詳しく載っている。
内容は、現行の仕組みを的確に利用することで、惜しみなく奪われているサラリーマンより、有利になるといもの。現在個人事業主で、法人化を考えている人は一読の価値がある。
本書を読んだからと言って、「雇われない生き方」ができるようになるわけではない。節税がメインテーマであり、ビジネスのアイデアが得られるものではないからだ。本書は実践ガイドではない。マイクロ法人という概念が得られるだけだ。それは本書のあとがきにも書かれている。