橘玲のレビュー一覧

  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    著者は、本書で正義とは何か、自由とは何か、差別とは何かを問うている。
    天国と地獄が一体のものならばこの世界から抜け出す方法はない。世界の仕組みを正しく理解し、うまく適応することだけだろうと結論付けている。

    特に印象に残ったのは、北朝鮮から脱北し、コロンビア大学に入学した女性が『北朝鮮は狂っていた、しかしこのアメリカほどではなかった』と述べた事だ。パクヨンミ『生きるための選択』
    自由の国アメリカで、極端な思想が溢れている事に狂気を感じた。

    0
    2026年01月16日
  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

    Posted by ブクログ

    自由を失った今のリベラルに対して、自由原理主義を意味するリバタリアニズム。イーロン・マスクやピーター・ティールと、その次の世代の人々。
    究極の自由社会を求めると、無政府主義に繋がるが、それが求めた理性的な個人が存在しない以上、どのように社会を維持するのか?ゴドウィン以来の歴史とテクノロジーの監視による選択肢、そして功利的な統治者という選択肢。X-MENのミュータントと並べながらの紹介は知らないながらも分かりやすい。

    0
    2026年01月15日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

    Posted by ブクログ

    この社会をどう生きるのか合理的なのか書いてる指南書。わかりやすい。投資や具体的なお金の使い方は書いていない。どう考えるべきか、どう動くべきかが書かれている。

    0
    2026年01月14日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

    Posted by ブクログ

    マイクロ法人を作れば、人は貧乏になる。そしてそれがお金持ちへの第一歩だ。その上「雇われない生き方」を選択すればクビになることもない。

    ファイナンスにおいて最も大事なのは一旦書いたお金を約束通りきちんと返すこと。これが信用となって、次はさらに大きな資金を借りられるようになる。
    前回の融資を完済した実績は次回以降の審査に反映される。これはつまり利子を払って信用を買うということ。

    年間家賃÷自己資金がキャッシュフロー

    0
    2026年01月23日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

    Posted by ブクログ

    遺伝的な根拠が示されている部分は、合点がいき、今まで知らなかったことがわかって良かった。
    生物学的な違いがあることを無理して、平等感を押し付ける最近の傾向は違うと思った。
    ただ、そういう根拠が示されない仮説に近い章は、作者の偏向を感じて、ガッカリ感がある。

    0
    2026年01月10日
  • しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか?  いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法

    Posted by ブクログ

    お金、仕事、資産形成、人間関係といった様々な悩みに対して、解決法のヒントを提示してくれる本。

    相談者と回答者の対話形式で、一問一答となっているため、気になったテーマについて気軽に読める内容になっている。

    20代、30代を想定した本で、30代までに◯◯しておいたほうが良い、といった記載が多いが、40代以上でも参考になる内容になっている。

    0
    2026年01月09日
  • シンプルで合理的な人生設計

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    SNSに迷い込まないために近い人に時間を使って実生活での社会的ステイタスを上げる。未来の自分に優しいほうを選ぶ。ギバーになる。変えられないものを受け入れて変えられるものを変える。愛情や友情は時間をどれだけ使うか。リスクを適度にとってトライアンドエラー、サティスファイヤーよりサティスファイザー、後悔の最小限化。ベイズ。毎日25分の散歩、ぼーっとする。

    0
    2026年01月09日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

    Posted by ブクログ

    こういうタイトルの本はあまり好きではないのだが、思い切って手に取ってみた。
    ほんとに気が滅入るような、それ言ったってどうなるのさ、という内容もあるのだが、人間の性や遺伝、社会について、驚くべき様々な指摘や洞察を与えてくれる。

    へー!と思った箇所の抜粋
    ・人は外見から相手の性格だけでなく知性レベルも推測できる
    ・女の子は暖かい色のクレヨンで人の絵を、男の子は暗い色のクレヨンでロケットや車の絵を描くのは、男女で網膜と視神経のつくりが異なり、女の子は人物に、男の子は動くものに注意が向くからだ
    ・男女が区別され別々の仕事をしていた時代と、男女の区別なく仕事を選択できる現代とでは、男性の仕事の満足度に変化はないが、女性の満足度は低下している
    ・左脳の役割は自己正当化、つまり左脳自身に都合の良いウソを無意識下にでっちあげて意識のスクリーンに映し出すことだ

    とはいえ、いちばん納得したのは、この本の企画を思いついた理由を記した「あとがき」である。
    『誰も不快にしない表現の自由なら北朝鮮にだってあるだろう。憲法に表現の自由が定められているのは、ひとが嫌がる言論を弾圧しようとした過去の反省によるものだと思っていたのだが(略)』
    なるほど、そうかもしれない。

    0
    2026年01月08日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

    Posted by ブクログ

    Part.0
    世界の様々な問題が「正義」と「利権」がコインの裏表のような状態にあるため、最初は被害者だったものが後々加害者に変わることがある、ロシア・ウクライナやイスラエル・パレスチナ。被害者を守ることは大切だが、それを口実に被害者利権に走る最低な人達はいる。
    日本もヒロシマナガサキの悲劇をアウシュビッツと同化することで自国を被害者と信じることが出来るため、『夜と霧』『アンネの日記』はそれぞれ発売後日本で最初にベストセラーとなったらしい。確かに日本は戦争に関する特番、教育を行っているがどれも被害者目線にしか立っておらず、被害は分かるがどのような悪業を行ったかを知らない日本人も多いと思う。

    Part.1
    同性婚どうたらについて色んな感情的な議論があるようだが、そもそも子供がいる場合のみ制度的な優遇を与えればいいんじゃないだろうか。結婚によるビザ発行なども子供がいないとできない、というようにすれば形上の婚姻は出来るわけだし。差別どうこう抜きにして、異性婚含めて人口を増やす助けをしない人達を税金で支援する訳は分からない。

    Part.2
    犯罪者の扱い、精神異常や病気の犯人の動機は理解し難く、一般人からは自分勝手な異常者としか見えない。
    認知能力に問題がある人は犯罪を犯しがち、何が間違ってるか理解しにくいからどうしたらいいのやら。

    Part.3
    日本には超少子高齢化という問題があり、若者世代全体に将来への漠然とした不安がある。著書にも書いてあったが高齢者を若者が助ける、という構造を見直して高齢者の中で富裕層が貧民層を助ける、という構図も取り入れるのはいいと思った。
    金持ち老人を貧乏若者が助けなければならない今の構造に誰かメスを入れてくれ。

    Part.4
    橘さんは偽善的で風見鶏のようなメディアというものが大嫌いなんだなあと思った。スポンサーのため視聴率を稼ぐためならどんな立場にもたって人々の興味を煽るのは昨今のYouTuberの再生数稼ぎにそのまま引き継がれたんだなあ。注目を集める=成功って構図が変わらない限り多くの人を騙す詐欺のような注目集めは無くならないだろう。

    0
    2026年01月07日
  • 残酷すぎる人間法則

    Posted by ブクログ

    面白い。けど、結論を出すことが主ではないから、対人関係に役立てようと思うなら、その類のハウツー本を手にした方がよい

    0
    2026年01月06日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

    Posted by ブクログ

    大衆が背を向けたり触れてはいけないような問題ににエビデンスで論破してくる。
    学力や美貌格差、後半の性については結構面白くて興味深いものばかり。文章が読みやすくて入り込んでくから全て腑に落ちてしまう感覚に。「まあ世の中そんなもんだよな」って思わされる一冊?

    #2026

    0
    2026年01月03日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    理論ガチガチな統計や心理の本、というところだろうか。

    いわゆる、世間で言われがちだけど、実際は違うよね〜な内容が集まっているやつ。

    人を叩くのは快楽がある
    バカは自分をバカと知らない
    美人は特別に自尊心高いわけではない

    お金があると合理的な行動に繋がりやすい
     村社会の繋がりが不要になるから
    偏見を持つなと伝えるほど偏見強くなる
     シロクマ効果、
     連想しないで、と伝えても考える
     脳は判断できない

    トラウマの記憶を捏造して親を訴えるブーム
     アメリカで起きた
     3年以内に思い出した記憶ならOK
     親を訴えるのを手伝う弁護士リストがあった

    0
    2026年01月01日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    「カモ」にされないための方法、という言い方よりは、他人を食い物にする人間が熟知しているであろう「人間の基本的な機能」を知る本。
    無意識下では抗えない基本機能をこの本を通して知ることで対処する準備ができるのと同時に、その機能や行動をどの程度許容するか、つまり、リスクをどの程度とって行動するかを意識的に決めることに繋がるものと受け取った。
    同ジャンルの本を追加で読んでさらに高めていきたい。

    0
    2025年12月29日
  • シンプルで合理的な人生設計

    Posted by ブクログ

    人によって幸せの定義は異なるのでこの考え方を取り入れていこうと思えた。
    自分の限りある資源を金融資本、人的資本、社会資本にどう振り分けるかを考えていきたい。

    0
    2025年12月29日
  • 臆病者のための億万長者入門

    Posted by ブクログ

    久しぶりに投資の勉強をしようと思い読みました。

    アベノミクスの時代(2014年)に書かれたものであり、感想を書いている2025年とは状況は変わってきていますが、改めて金融の基本を思い出させてくれる1冊だと思いました。

    私は、常日頃から楽して生きていきたいと思っている。

    その答えは何かと追い求め不動産投資、株等の本を読むようにしている。

    知り合いで不動産投資している人がいいなぁと思い調べるけれど結局は良い投資とは私は思えず株投資を選んでいます。

    その理由がこの本で整理できたかと思います。
    1 わからない業態には手を出さない
     不動産は、誰でも同じ情報を得ることが出来ない。不動産業者が有利であることが多く、一般の人に伝わるころには、おいしい話ではなくなっていることが多い。
    2 買うものが分からないならETFが無難
    株の下がり時、上がり時は誰も読むことは出来ない。だったら、全部買い(オルカン)など無難
    3  複利を活かす
     1年で利益を出そうと焦らずコツコツ積み立てて10年後を見据える。
    4 リスクの責任は自分
      友達の紹介で買ったり、雑誌の情報を鵜 呑みにしたりすることはよくある。結局、損して勉強代と思い自分だけの論理を組み立てる。

    この4つを常に忘れないことが資産運用の秘訣だと思だと思います。
    これがホントに難しい…

    0
    2025年12月29日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子どもを持つ親として、子どもの教育のために。
    そして同時に、自分自身の金融リテラシーを学び直すという意味でも、とても有意義な一冊だった。

    難しいテーマを、子どもにも伝えられる言葉で、しかも感情論ではなく合理的に説明してくれる。
    全体を通して「人生=ゲーム」という比喩が一貫しており、読みやすさも抜群。

    印象に残ったポイントはいくつかある。

    お金が大事な理由
    → お金があれば、トレードオフ(何かを諦める)問題を解決できるから。

    なぜ勉強が必要なのか
    → 知識は複利で差がつく。
    → AIが発達しても、「良い質問」ができる力は人間に残る。

    なぜ親の言うことを聞く必要があるのか
    → その方がコスパがいいから。
    自分で一から考えるより、長年の経験から得たルールや知識を学んだ方が、時間を大きく節約できる。

    期待値が同じゲームなら、リスクの小さい方を選ぶ
    → 負けたときに致命傷にならず、次のゲームに参加できることが重要。

    金利とは「タイムマシンの乗車賃」
    → 現在価値と未来価値の差をこう表現するのは、とても腑に落ちた。

    ほとんどのゲームはマイナスサム
    → プラスサムになるのは市場取引だけ。
    → 市場全体を買うインデックスファンドが、経済合理的に見て最適解。

    また、比較優位・比較劣位の考え方は、部下を持つ立場として特に参考になった。
    自分より能力が劣っていたとしても、その人の中で相対的に強い分野があるなら、任せた方が合理的。
    「自分でやった方が早い」と思いがちな場面こそ、意識していきたい。

    親にも子どもにも、そして管理職にも刺さる。
    「お金の本」でありながら、実は人生全体の攻略本でもある一冊だった。

    0
    2025年12月25日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

    Posted by ブクログ

    日々耳にする投資詐欺や国際ロマンス詐欺や振込め詐欺等、「自分なら絶対に引っかからない」という思い込みがすでに詐欺師の術中に嵌ってしまっているかもしれない、って感じの事例が紹介された本。日本人による論文の捏造も紹介されており、軽いショックを受けてしまいました。兎に角、甘い話には飛びつかない事ですよね。

    0
    2025年12月23日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

    Posted by ブクログ

    マイクロ法人の入門書。
    入門書だが、後半は私には難しくて良く理解できなかった。
    会計、税務、ファイナンスの知識が必要だということは良くわかった。

    0
    2025年12月20日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

    Posted by ブクログ

    わかりやすく書いているようで
    私にはまだ難しすぎて半分も理解できてないかもしれない。
    結局年収1000万円を超えないとマイクロ法人化しても節税にはならない。

    0
    2025年12月20日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

    Posted by ブクログ

    旧版が大変良かったので新版も読んだ。
    大幅加筆修正と書かれているが、9割以上は同じように感じる。たまに入っている新版駐というツッコミが加筆部分なのだろう。というか現在では変わっている法令や手続き類も多いので注意。書き直さないのになんで新版を出したんだろ。
    マイクロ法人に興味ある人なら読めばいいと思いますが、読みやすさと持ち運びやすさで文庫版(旧版)をおすすめします。

    0
    2025年12月14日