橘玲のレビュー一覧

  • 人生は攻略できる

    Posted by ブクログ

    人生を幸福に生きるための攻略法・若者向け

    意外と現実的かつ具体的に書かれていて、これはできそう、やりたいとか気づきがあった。

    共働きで生涯2億円得するとかは、確かにと思って働き続けたいと思ったし、
    ポジティブゲームに持っていくというのもこれから忘れがちになりそうなので、たまに読み返そう。

    1番良かったのは、最後のあとがき。
    幸福にも慣れてしまう私たち、だからこそ今すぐに幸福になる必要はない。少しずつ幸せになればいいんじゃないか。と。

    この本を読んでいると、こんなことできる気がしないよ〜ここまでしないと成功じゃないの?と詰められているような気がしてしまったけど、最後の言葉で肩の力が抜けた

    0
    2022年08月06日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

    Posted by ブクログ

    タックスヘイヴンが題名だが、「マネーロンダリング」ほどテクニカルなスキームの詳細が無く、シンガポールを中心にして東南アジアの歴史や観光地、グルメを紹介する観光小説みたいで、元駐在員としては映像が浮かんできたので、それはそれで面白かった。ヘマが多い殺し屋や、行動が不可解なヒロインが気になってしまった

    0
    2022年08月02日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    橘さんの本は、男女の問題に重点を置くことが多い。
    本の中で語られている貧困の連鎖は、若い時は分からなかったが今ならよく分かる。

    両親ともにエリートではなく、地域全体が中流であれば、子供もその価値観に染まるのは当然のこと。
    貧困の連鎖を断ち切るには、物心つくまえに環境を変えることだと思う。

    アメリカの白人で問題になっている格差問題、ホワイトカラー白人とブルーカラー白人の分断が、まもなく日本でも起きると、この本は予想する。

    社会全体が豊かになったとしても隣の人が自分より、より豊かになっていれば心穏やかでいられないのが人情というもの。

    0
    2022年07月13日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

    Posted by ブクログ

    タイトルと関係のあるような遺伝学的な記述は少ない。
    ごく穏当な内容のモテるためのテクニック本
    自信を持つ。
    女性の立場(何を恐れているか)を理解する。
    健康な肉体。メンタルヘルス。EQ的な意味の賢さ。意志力。優しさ。
    シグナリングとしての、財力、権力、名誉、見かけ。
    ロマンチックプルーフ(一途であるというシグナル)。
    男女比の低い(男の少ない)場所を選ぶこと。

    0
    2022年07月12日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

    Posted by ブクログ

    「不条理な会社人生から自由になれる」がサブタイトル。
    読んだからといって自由になれるわけではない。
    分かっているけどね。

    「『やればできる』グロテスクな未来」「『好きなことで生きていく』しかない残酷な世界」の内容あたりが、最近感じていることと整合しはするが、もう一歩踏み込んで考えたいところ。

    今、小坂井敏晶さんの「格差という虚構」も同時に読んでいるところ。
    一歩踏み込んだ内容が著されているが、どちらかというと哲学的な本なので、少し違う分野の本なのかも。

    0
    2022年07月03日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    世の中は上級国民と下級国民に分かれてしまった。それはなぜか?これからの経済戦略はどのようにしたらよいか。

    0
    2022年05月26日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    自己家畜化 P.212

    P.30 社会に適応できない国民→ポピュリズム→社会混乱
    知識社会の経済格差=知能の格差

    共有環境と非共有環境
    ゲイ遺伝子
    同性愛者男性の母方の親族だけに多産の傾向

    統計的実在

    遺伝学的なアフリカ系統とユーラシア系統の二分化
    人種は存在しない

    宗教改革
    阿部謹也「居酒屋学習」

    速水融「勤勉革命」
    東アジアの稲作型ムラ社会→複雑な人間関係が強い淘汰圧→対処できるコミュ力が選好

    アシュナージ系ユダヤ人

    P.174

    日本に華僑財閥はなぜないのか?

    P.236

    0
    2022年05月25日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

    Posted by ブクログ

    抄訳。あんまりめくる気にもなれず。でも非モテの人はいちおう読んでおきなさい。

    「(女子は)彼女とのデートのためにどれだけ努力したかも評価するのだ」「(大半の男性は)自分たちでは「カジュアルっぽさとリラックスした雰囲気を重視」と思っているが、彼女たの目には「無頓着で無関心」に映る。

    0
    2022年07月03日
  • 女と男 なぜわかりあえないのか

    Posted by ブクログ

    眉唾的な話も多くあったし、文化や人種の違う欧米の研究がそのまま日本に当てはまるかは微妙だが、男と女の異なる性戦略
    男は単純で、女は複雑
    という話は納得できる。

    0
    2022年05月21日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

    Posted by ブクログ

    金融インテリジェンス小説として興味深く読みましたが、インテリジェンスが強すぎ、また登場人物の関係も複雑で、私には難しかった感じです。残念でした。

    0
    2022年05月14日
  • 専業主婦は2億円損をする

    Posted by ブクログ

    ●依存する人生は楽しくない
    専業主婦は生活の全てを夫に依存しています
    「幸福とは自由(自己決定権)のことであり、そのためには経済的に独立していなければならない」

    ●スペシャルな仕事をずっと続けて「生涯現役」
    ダブルインカムで超充実を目指す


    専業主婦なので旦那に依存しているなと身に染みます、、、
    大学卒業後、就職できましたが一般職。
    資格、専門性も無いので今からできる“スペシャリスト”を探しています。

    ・FP
    ・整理収納アドバイザー
    ・ベビーシッター
    の資格を取っていき、自分に合う方向性を探していこうと考えています。

    0
    2022年05月13日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。
    DNA(遺伝子)解析の成果をポリティカル・コレクトネスの配慮無しに著者なりに整理した本。「もしそれが不愉快に感じられたなら、知識社会そのものが不愉快で残酷なのだ」

    人種とは、ある母集団内でしか交配してこなかった結果、他の集団と区別できる遺伝的傾向を持った集団。歴史的に、偶然や環境要因から「交雑」が多い集団と少ない集団があって、少ない集団ほど特徴的な傾向が際立つ。ふむふむ。
    歴史的には、戦争(侵略)が「交雑」を進めてきたんだろう。グローバル化も「交雑」を促進する機会だとすれば、人種をよりどころにしてる国家や集団は反対するよね。それに反発して民族浄化のようなことをロシアが今やってるんだろ

    0
    2022年05月04日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    おもしろい。
    とくにタブーとされているような内容を言語化されて思考が非常にスッキリする。

    つまり盛んに生活保護を叩いたり、中韓をバッシングしたりする層とトランプ支持者は構造的に同じであるということ。

    プアホワイトがマジョリティでありながら、アンダークラスに所属しており、マジョリティとして受けれる利益を享受しきっていない、むしろ他のマイノリティが受けるようなフォローも受けられてないと、不満をため、自身の唯一のアイデンティティである白人であることにしがみつき、他を非難すると。

    確かにこの構造はあり、リベラル化によりこの流れはさらに加速する。つまり中間層が消滅する。

    このリベラル化によりグロ

    0
    2022年04月24日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    【1冊フォトリーディング】【マインドマップ】
    上級国民・下級国民/橘玲

    ひとはひと、自分は自分 ではダメなのかな?
    なぜ、下級国民は、上級国民を非難するのだろう? 比較するのだろう?
    今の地位、職業、立場、所得は、過去の自分が作ってきたものではないのか?
    自分以外の、誰かのせい、環境のせい、日本政府のせいにしている時点で下級国民を脱することはできないのでは?
    生まれながらにして、上級国民/下流国民って決まっているわけではないでしょ。
    個人の努力が何の役にも立たないって冷酷な自然現象って捉えれいる人は、それを言い訳に下流国民で居続けるのだろう。

    0
    2022年04月20日
  • 亜玖夢博士の経済入門

    Posted by ブクログ

    笑うセールスマン風のブラックユーモアある話が続いていく。内容は行動経済学などがベースとなっており、相談者からの相談に亜玖夢博士をはじめとする癖の強いキャラクターが応対していく。小説としては面白いが、経済学の本としては内容が物足りない。

    0
    2022年04月17日
  • 臆病者のための裁判入門

    Posted by ブクログ

    前半は著者の実体験に基づく少額裁判の現実を描いたドキュメンタリー。裁判は公平という迷信を崩した内容で嘘でもその嘘を反論できない時点でそれが真実になってしまう。正直者がバカを見る世界であることも知った。後半は現代裁判についての著者の見解が綴られている。

    0
    2022年04月15日
  • 臆病者のための億万長者入門

    Posted by ブクログ

    億万長者になりたいなら読むべき…ではなく、貧乏になりたくないならば読むべき本だった。どうしたら世の中の詐欺(といっても銀行や証券会社を含め)に引っかからないかが書かれた本。

    0
    2022年04月06日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

    Posted by ブクログ

    シンガポールが舞台の金融、ヤクザ小説。面白かったけどマネーロンダリングほどグイグイ引き込まれなかったのが残念。少し難しかった気も。コバと榊原での続編を期待。

    0
    2022年03月21日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

    Posted by ブクログ

    対人ルールの長期的視点での最適解は、ゲーム理論で有名な「しっぺ返し戦略」。
    まずは協調。ギバーたれ。自分からは先に裏切らない。協調であれ裏切りであれ、相手にそっくり返す。そして許す。
    シンプルで、頭の良し悪しにも関係ない、最強の処世術。

    物事をやり抜くためのテクニック。
    自分が粘り強くやりたいことが、まだぼんやりしているなら、答えを見つけるためにたくさんのことを試す。
    興味の焦点が見つかったなら、WOOPで実行計画を立て、その夢が妥当かどうかはかる。
    あとは「楽観主義」と、「自らに語るストーリー」を持ち、「ゲーム感覚」で、エネルギーを集中させる。また、自分の時間の5から10%を小さな試みにベ

    0
    2022年03月18日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

    Posted by ブクログ

    年功序列・終身雇用は
    私たちを豊かにさせているようで
    もしかしたらそうではないのかもしれない

    守られているようで
    苦しくなっている部分がある

    人生100年時代に
    60歳で退職となるとお金に余裕がなくなる

    だからといって
    退職制度をなくしてしまうと
    年功序列によって企業はお金を多く使うことになる

    なんだか難しい問題なのだと思った

    もうこの際
    他国と同じように年功序列・終身雇用を
    やめてしまえばいいのでは?と思った

    いつまでも会社に縛られる必要はない

    自分がしたいことを仕事にして
    続けていけると幸せなんだろうなと思った

    0
    2022年03月06日