橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生を幸福に生きるための攻略法・若者向け
意外と現実的かつ具体的に書かれていて、これはできそう、やりたいとか気づきがあった。
共働きで生涯2億円得するとかは、確かにと思って働き続けたいと思ったし、
ポジティブゲームに持っていくというのもこれから忘れがちになりそうなので、たまに読み返そう。
1番良かったのは、最後のあとがき。
幸福にも慣れてしまう私たち、だからこそ今すぐに幸福になる必要はない。少しずつ幸せになればいいんじゃないか。と。
この本を読んでいると、こんなことできる気がしないよ〜ここまでしないと成功じゃないの?と詰められているような気がしてしまったけど、最後の言葉で肩の力が抜けた -
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Posted by ブクログ
ネタバレ再読。
DNA(遺伝子)解析の成果をポリティカル・コレクトネスの配慮無しに著者なりに整理した本。「もしそれが不愉快に感じられたなら、知識社会そのものが不愉快で残酷なのだ」
人種とは、ある母集団内でしか交配してこなかった結果、他の集団と区別できる遺伝的傾向を持った集団。歴史的に、偶然や環境要因から「交雑」が多い集団と少ない集団があって、少ない集団ほど特徴的な傾向が際立つ。ふむふむ。
歴史的には、戦争(侵略)が「交雑」を進めてきたんだろう。グローバル化も「交雑」を促進する機会だとすれば、人種をよりどころにしてる国家や集団は反対するよね。それに反発して民族浄化のようなことをロシアが今やってるんだろ -
Posted by ブクログ
おもしろい。
とくにタブーとされているような内容を言語化されて思考が非常にスッキリする。
つまり盛んに生活保護を叩いたり、中韓をバッシングしたりする層とトランプ支持者は構造的に同じであるということ。
プアホワイトがマジョリティでありながら、アンダークラスに所属しており、マジョリティとして受けれる利益を享受しきっていない、むしろ他のマイノリティが受けるようなフォローも受けられてないと、不満をため、自身の唯一のアイデンティティである白人であることにしがみつき、他を非難すると。
確かにこの構造はあり、リベラル化によりこの流れはさらに加速する。つまり中間層が消滅する。
このリベラル化によりグロ