橘玲のレビュー一覧

  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    こちらも、読書家の先輩からのご推薦。「高学歴発達障害」と合わせて読むと、非常に理解が深まった。

    1.運すら遺伝している。
    環境を選ぶのも正確に起因する。例えば、リスクを取りがちな人は、交通事故に合う可能性が高くなるなど。だから、このように直接的に遺伝子に刻まれていないことも遺伝子が環境を選ぶということが起こり得る。

    ビッグファイブ;性格を記述するスタンダードな方法
    外向性(社会性)、神経症傾向(慎重性・繊細性)、協調性、堅実性(勤勉性)、経験への開放性(開放性。文化性)、

    遺伝子と性格の関連性の例
    脳内のセロトニン輸送体の多型で、脳内のセロトニン濃度が変わる。セロトニン濃度が高いと陽気(

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    2025年05月17日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    親子でお金の勉強をするために、よいツールになると思いました。
    所々大人の私でも難しい所がありましたが、比較的平易な言葉で説明されているのでわかりやすかったです。

    金融教育が高校でも始まっていますが、お金について学ぶのは若ければ若いほどいいのではないかと思っています。作中でも書かれていますが、勉強も複利効果で、するのとしないのでは差が広がっていくからです。
    普段の暮らしの中で、親が子どもに伝えていくことができればベストですが、そのためには親がきちんとお金の勉強をしておかなければいけないと改めて思いました。

    本書の合間合間で子どもが
    「お金はなぜ大事なの?」
    「なぜ宿題をしないといけないの?」

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    2025年04月27日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    ネタバレ

    ・4章くらいまでは前作の繰り返し的な内容が多く退屈に感じた。それ以降はまあまあ。
    ・差別的言論とは、相手が不快に思うかという情緒的な判断ではなく、アカウンタビリティ(証拠によって合理的に説明できる)で判断するのが原則。
    ・日本人の三分の一は読解力がない(日本語が読めない)、三分の一以上は小学4年程度の数的思考力しかない。でも先進国の中でもこれでもマシな方。→そりゃあフェイクニュースを信じる人が多いし、論理的思考できる人は少ない、ポピュリズムが台頭する
    ・すべてのヨーロッパ人の共通祖先は600年辿れば1人の男か女にたどり着く。すべての地球人の共通祖先は3400年前という説→人類みな遠縁は遺伝子的

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    2025年05月13日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    ネタバレ

    ・知能(IQ)は遺伝の影響が8割、2割が環境。→直接的な認知能力教育ではなく、生活習慣や性格など、非認知能力をのばす環境におくべき
    ・精神障害は遺伝率が8割、身長と体重の遺伝率は7割
    ・ユダヤ人は知能が高いと言われるが、検査でわかったのはアシュナケージ系(ドイツの)ユダヤ人だけで、スペイン系のセファルディや中東のミズラヒムなどは平均的。アシュナケージはヨーロッパの厳しい差別があり禁忌の金貸しで生計を立てていたり、婚姻も制限があり数十世代で遺伝的変異があった可能性がある。その裏付けで遺伝病率が高い。一方でイスラム圏のユダヤ人は人口も多く金融業に特化するわけではなかった。
    ・心拍数が低い、発汗しな

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    2025年04月21日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

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    DD 「どっちもどっち」わかりやすいけど、もっといい言葉ないのかな 

    ぱーと0以外はネット記事とかの再掲みたいです
    まとめて読めるのはいいんだけど、見たことあるフレーズが頻繁にでてくる

    この本読むひとは作者をある程度知ってるひとだと思うので、同じような感想になると思う

    善悪二元論かどっちもどっち、私たちはどう選択するのか?

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    2025年04月19日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    ★ふつうに生きていたら転落する!?
     ハックを目指してふつうの奴らの上を行け!

    キレ味抜群な本を多数出版されている橘玲さんの著書。
    今回も抜群な内容でした。
    「1億総中流社会」は終わり、貧富の格差が広がる現代。
    ハックしてロングテールの上級国民を目指しましょう!

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    2025年04月18日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    ネタバレ

    経済ニュースが散りばめられていて、興味深いと思った。でも、難解で簿記知識が無いと読んでて辛いところもあったので、そこは読み飛ばした。
    終身雇用と正社員に拘らず、マイクロ法人、助成金、業務委託、小規模企業共済、iDeCo、NISA等税金対策をしつつ今の世の制度を活用していけたら良いなと思った。

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    2025年04月13日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    Audibleにて
    現代社会でのHACKの例とHACKの勧めの本。思わぬところにHACKの種が存在している。それを指摘されて納得するようではもう遅い。HACKすることに注意深く生きて行くことに気付かされた。

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    2025年04月09日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    一冊目が良かったので2冊目も購入。
    一冊目からの流れにより、人種によってもIQレベルに傾向がみられ、東アジア地域については押しなべてIQが高い傾向になる。
    IQの向上には遺伝によるものと本人の努力によるもの。その努力が報われる時期は比較的早い時期にピークを迎えるようだ。
    よって、高等教育を無償化する効果については限定的である可能性がありしっかり見極める必要がある。ただ、正論で議論すること自体無理だろう。
    二冊目は著者のエビデンスの乏しい政治的スタンスの偏りの部分がどうしても目についてしまい敢えて星の数は減らさせていただいた。

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    2025年04月09日
  • マンガ 投資のことはなにもわかりませんが、 素人でも株でお金持ちになる方法を教えてください

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    株式取引やnisa,投資信託をやってみたいと言う初心者向けに、インデックス投資の有効性を説明した本。マンガの部分が多く難しい言葉は少ないが、最低限知っておくべき内容となっているので、真剣に読めば基礎の部分は理解できるだろう。立花玲子なる美しい女性が出てくるが、橘玲氏をもじったものであろうことは明白である。

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    2025年04月06日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

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    0/100で分別しきれない複雑な問題で溢れかえっている現代。そんな中で無理のある善悪二元論を振りかざすから、平行線の議論や要らぬ争いが生まれてしまう。
    昨今のトレンドテーマである「正しさ論」から、世を騒がせている闇バイト・頂き女子まで、スパイスとしてのバイアスを多方面から掛けて語られていて面白かった。これが仮に一方向からだけならつまらなかったと思う。
    多くの章の中でも、犠牲者意識ナショナリズムについては、国家から私自身に抽象化して置き換えてみて腑に落ちる部分があったからブログ化したいと思う。

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    2025年04月06日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    タイトル 裏道を行け ディストピア世界をHACKする
    著者 橘玲
    発行 2021年12月20日 第一刷発行

    HACKという切り口から取り上げ、まとめていく範囲は膨大。一つ一つのトピックへの描写は割とあっさりしているが、よくもそれをこれだけスムーズに繋げていけるなと驚く。そのストーリーメイクに価値がある本だと思う。特に、60年代ヒッピーカルチャーが現代のトランスヒューマニズムにつながる物語になるのかは、割と腑に落ちる流れ。

    もう何冊か、橘さんの本を読んでみたくなった。

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    2025年04月03日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    細かいトピックが数多く挙げられ羅列された書籍。橘玲のこの類の書籍は比較的似たようなトピックを扱うので、目から鱗のような発見はなかった。ただ、自尊心の話は腹落ちした。日本人の優秀層でよくある「腰が低いようにみせて、内心では相手を見下している」が心理学的に説明されているのは面白い。

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    2025年03月30日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    初回の”言ってはいけない”に、自分の興味を引くことばかり書かれていたせいか、こっちはあまり興味が湧かず。
    読めば学ぶものになると思うが自分には合わず。
    気になるところを少しずつ読んだ感じですぐ終読。


    しかし、遺伝と教育と環境要因の分野に興味がある人からすると大変興味深い本だと思う。
    大きな声では言ってはいけないことを、はっきりと書かれている本である。

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    2025年03月26日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    自己啓発本というものがどうにも好きになれなかった私にはしっくりくる内容だった

    わたしは変えられない
    やってもできない
    だから「伽藍を捨ててバザールへ向かえ」
    環境に自分を合わせるのではなく、
    自分に合った環境を探す
    そして自分の好きなジャンルでショートヘッドになる

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    2025年03月25日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

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    キャッチーな邦題だが、中身は比較的堅実。原題は”Nobody’s Fool: Why We Get Taken In and What We Can Do about It(誰にも騙されない(抜け目のない)人:なぜ我々はだまされるのか、どうすれば防げるのか)”。
    著者のダニエル・シモンズは心理学者。クリストファー・チャブリスは認知科学者。
    2人は2004年、「見えないゴリラ実験」でイグノーベル賞を受賞している(イグノーベル賞2004年受賞者(英語))。「白と黒の2チームがあります。白いTシャツを着ている人たちがボールをパスをする回数を数えてください」と被験者に求めると、彼らは課題に集中するあま

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    2025年03月24日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    “地雷原に突っ込むな”

    これが全てかな。多様性を強調されるに従い、段々とめんどくささと分断を感じる今日この頃。良し悪しはあると言え、昔の方がまだ生きやすかったのはあるかもしれない。

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    2025年03月19日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    自分らしく生きながら、評判と性愛を獲得するというゲームは苦しそうに感じた。このゲームから逸脱する道はないのだろうか。ステータスゲームから逃れられないのだろうか。

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    2025年03月18日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではない――だが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!


    「不愉快な現実」を直視してみました。
    まぁ、そうなんだろうなぁと うすうす考えてはいたけど 

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    2025年03月16日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    読みやすかった。シンプルに書かれているが難しく感じるところもあった。
    改めてよく考えてみると強い武器になるかも。

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    2025年03月14日