橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
20代向けの橘玲入門書。わかりやすさ優先で少し極端な文章も散見された。
著書の本を何冊か読んだ今となっては特に読む意味はない。
以下、メモ。
人生の土台には「お金・仕事・人間関係」の3つがあります。
それぞれを資本にたとえると、1つ目のお金は「金融資本」。
イヤな仕事を断れるだけの経済的基盤をつくって、人ははじめて自由になれます。
2つ目は働いて稼ぐ力の「人的資本」。
仕事を通して自己実現することを求められる現代社会では、自分らしく生きるために不可々な資本です。
3つ目は人や社会とつながる力、人的ネットワークの「社会資本」。
家族、恋人、友人はもちろん、仕事仲間やSNSのフォロワーも含めて、自分を認めてくれる人たちの存在が私たちを幸福にしてくれます。
3つの人生の資本のうち2つあれば幸せに生きられる。
キラキラの学歴や肩書よりも、人として魅力的な物語や実績を持っている人の方が評判を集めやすく、本人の幸福度も高くなる。
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Posted by ブクログ
バカと無知を読み、興味深かったのでこちらも読みました。
半分歴史の授業です。バカと無知ほどセンセーショナル差がないので、正直退屈で、小難しいです。
割と経済用語や哲学用語みたいなものがサラッとでてくるため、読むためにある程度の教養がいります。
私は単語を検索しながら読みました。
言いたいことは一貫していて、知識の遺伝性について、目を背けるのではなく、一つの要素として受け入れた方がいいのでは?というものです。
原始人の大陸移動に際しての適応から形成されたIQ差があるということを理論的に説明してくれてます。
そこに触ると必然人種、性差、宗教などに触れるため、タブー視されるんだろうなと思いました。
IQは社会的構造物である。
というフレーズがすきです。
高ければ偉い、幸せ、とは違いますよね。これも人間が勝手に群れのルールで作ったものですから -
Posted by ブクログ
「なんでこれが流行るの?」と感じたことがある人に、この本は刺さります。
25年前に“流行の爆発点”を解き明かしたグラッドウェルが、現代のルールで書き直したのが本書。大きな変化はひとつ、マスから精度の時代へ。かつては広く届けることが鍵でしたが、今は「誰に、どう届けるか」で結果が決まる。特定のコミュニティや影響力の強い個人を起点に、一気に広がる構造が描かれます。
特に印象に残ったのは、「空気感(オーバーストーリー)」という視点。人は自分の意思で選んでいるようで、実は“みんなが信じている物語”に強く引っ張られている。この前提に気づくと、SNSのトレンドやニュースの広がり方が、少し違って見えてきます。
前作のワクワクする成功法則とは違い、今回はどこか冷静で現実的。それでも、「仕組みを知ることで振り回されなくなる」という意味で、読む価値は十分にあります。
流行を追う側から、流行を読み解く側へ。そんな視点の変化を与えてくれる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
橘玲さんの本は4冊目ですが、
いつも痛快なほどの一撃を食らわされる本で、
なるほどなーと思う反面、凄まじい焦りとともに、自分を見直すことになる本ばかりで、
そんな橘玲さんの本は、確かに少し難しいものがおおかったり、エビデンスがちゃんとしてる分、ごちゃごちゃした細々した字が多くて、本を読みなれない人にはよみづらいのはある。
そこで登場した、こちらの本。
もっと簡単に対話形式でお伝えする橘玲さんの本。
わたし、ずーっと、タチバナレイさんだと思ってて、すごい気が強目の灰汁の強い女だろうなぁ。
著者の橘さん。
って思ってたら。
橘玲 タチバナアキラさんで、多分?男性?
どうなのかわからないけど、読み方間違ってた。
まぁ、それはそうと、中身は確かに読みやすく、噛み砕いてて、対話形式で話が進むので、漫画のように読めます!
わたしが1番衝撃を受けたのは。
モテない男の話で、
今現在
20代の男性の7割が彼女や妻なし。
ついでに、およそ4割がデートしたことない。
ええええええええ!!!!!!!!!!
まじか!?
じゃ、いつデートすんの?
ってか、40超えてとかから初めてのデートとか!?
ぎゃ!
それは、、、、それは、、、
大丈夫か!?日本!?
少子高齢化どころか、、、、
もう、精子バンクもすぐそこだろうな。
女性の就職率が上がって、女性が活躍するようになり、女性が求める男性へのハードルが上がった。
のもあるし、なんなら、一人でもやったるわ。
っていう女性が増えたのもある。
そして、進化論学者が言うには、愛は4年で消えるから。子育てが終わったら、また新しい伴侶を、探して暮らすのが1番いい形だってさ。
笑!!!
それ、なんかわかるわぁーって思った。
彼氏彼女の男女間と。
旦那さん、奥さん、子どもたちの男女間。
子育て終えて、ふーってなったときの男女間って。違うよね。絶対。笑
そうしたら、子育て終わった隊で新たな出会いを考えても、特段普通というか、むしろその方が幸せでいれそうな気もしないでもないよなぁ。
まぁ、子育て終わったから、お互いまたフリーで。って考えもいいしねぇ。
子育ては一緒にやって、子どもが飛び立った瞬間に、じゃ、みんな元気でねー!!って鳥のように飛び立ちたいお母さんたくさんいるんじゃないかと思うし、そこの制度整ったら、サクッと結婚できる女性も増えるんじゃないかなぁ?
生涯健やかなるときも病める時も。
は。
人生長いもん。ちょっと重いよな。
20代とかで、残りの80年約束すんのとか。
なが!ってなる気持ちもわかる。
笑
夫婦も最初は20年、その後から5年更新くらいの感じでよさそうだよね。
笑
日本人は、この先どんどんいなくなる未来が見える、そんな一冊でした。
#橘玲
#男性だったのかな?
#4割デートしたことない男
#結構じゃない? -
Posted by ブクログ
2025/11/8(土)
『幸福の「資本」論』橘玲・著(2周目)
【要約】
幸福の条件を3つの資本=「金融資産(自由)」「人的資本(自己実現)」「社会資本(共同体)」と定義し、そこからさらに8つの人生パターン(①超充 ②リア充 ③旦那 ④金持ち ⑤退職者 ⑥ソロ ⑦プア ⑧貧困)に分類。人生の土台を固めるために、幸福インフラをいかに自由な選択で構築していくか、論理的に導き出してくれる一冊。
【感想】
「幸福になりたければ、3つの資本のうち、2つ以上は満たしたい」という思いが本書を通じて備わる。現状、健康や身体能力に恵まれているが、自分に何(の資本)が欠けているか、自己分析が明確に浮かび上がる。自分自身の生き方を、現状の金融資産に照らし合わせるための基準となるのは、紛れもなく人的資本の向上だ。まずは、自分自身への投資を行い、人的資本を高めていくことに専念したい。
「慣れ」は怖いと思う。当たり前を当たり前の様に享受してはならない。自分への投資の重要性を説く一冊。そして幸福のインフラを整えていくためには、他力本願ではなく自らの行動に責任を持つことが大切だ。自分がいかに恵まれているかを意識し、苦労をいとわず、それが機会だけではない、外部環境を整え、所持しているかどうかを再確認させてくれた一冊である。 -
Posted by ブクログ
進化心理学の観点から、遺伝の強さを説く。私は変われないし親の教育は子供の能力・人格形成に関係ないし…
統計的に正しいのだろうし、新しい考え方で興味深いけど、そうやって考えて諦めて努力しないで成功してる人を妬んだり他責にするのは自分の生き方に合ってないから、そうかと思うに留まった。自分の遺伝子の範囲内で頑張っていけるとこまで行きたい。
ただ頑張れない人を下に見たり根性論で語らないようにしようとは改めて思った
以下印象に残った部分
・幸福の新しい可能性を見つけたいのなら、崩れかけた伽藍を出てバザールに向かおう
・幸福とは旅の目的ではない、旅の方法である
・子孫を後世に残すのに成功したのは、異性を獲得する強い衝動を持ち、子どもを産み育てた個体だけだ。だからぼくたちは、性や愛を激しく求める。 ところが科学が進歩し、食糧が安価に生産できる飽食の時代を迎えると、ヒトの幸福は奇妙なねじれを起こすようになった。アメリカの貧困地域では、いまや飢餓ではなく肥満が大きな社会問題になっている。社会的な成功への方途をすべて奪われ、その一方で安価な食糧が無尽蔵に手に入るのなら、もっとも簡単に「幸福」を感じる方法はひたすら食べつづけることだ。 豊かな社会では子育てに大きなコストがかかるから、ひとびとは性を繁殖から切り離し、純粋な快楽として楽しむようになった。
・マサイ族が幸福なのは、家族や仲間との強い絆(愛情空間と友情空間)のなかで暮らしているからだ。それに対して貨幣空間の成功者である大富豪は、その成功ゆえに愛情や友情から切り離されて幸福を感じられなくなってしまった。人生にとって大事なもの(愛情や友情)は貨幣空間では見つからない。
・開かれた空間ではポジティブ評価が大事で詐欺を未然に防ぐが、閉じられた空間ではネガティブ評価が大事
・べつに生まれつきアメリカ人がポジティブで、日本人がネガティブなのではなく、情報の流通する場によって態度を使い分けているだけなのだ。
・多様性と流動性のあるバザールでは、ネガティブな評判を恐れる理由はない。不都合な評価を押しつけられたら、さっさとリセットして自分を高く評価してくれる場所に移っていけばいいだけだ。だからここでは、実名でポジティブ評価を競うのがもっとも合理的な戦略になる。 一方、いったん伽藍に閉じ込められたら外には出られないのだから、そこでの最適戦略は匿名性の鎧でネガティブな評価を避け、相手に悪評を押しつけることだ。日本はいまだに強固なムラ社会が残っていて、だからぼくたちは必要以上に他人の目を気にし、空気を読んで周囲に合わせようとする。
・幸福の絶対基準なんてものはなく、愛情空間や友情空間の構成は一人ひとり異なっている。それは遺伝や子ども時代の環境で決まる、運命としかいいようのないものだ。
・グローバルな能力主義の世界では、マックジョブが嫌なら「好き」を仕事にするしかない。とはいえ、好きなことで大金を稼げるのはビジネス能力に恵まれたごく一部のひとたちだけだ。これはものすごく不公平なことだけれど、しかたのないことでもある。 それでも能力があろうがなかろうが、誰でも好きなことで評判を獲得することはできる。だとしたら必要なのは、その評判を収入につなげるちょっとした工夫だ。
・人生は「わたし」と環境との相互作用だ。環境に合わせて「わたし」を変えられないのなら、あとは「わたし」に適した環境を探すしかない。これが「伽藍を捨ててバザールへ向かえ」で、これ以外に合理的な人生設計の戦略は原理的に存在しない。