橘玲のレビュー一覧
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行動というサイコロの試行。
統計の本ってことで、いいかな。
設計図(ブループリント)とは、誕生時に各人に与えられた地図のようなもの。最初の基本であり、唯一であり、自身により書き直すことも、環境からの影響によったりして修正も少々なら可能か?という代物。
そこから如何に自分自身の運を、最適な間引きや篩にかけるか、サイコロを振る、振り続けられるか、なのか。それすらも遺伝ということになるんだろうが。
性格は株式のチャートの移行変位のようにも感じるな。かなり気まぐれ感がありつつも、統合的。
人生ってバクチなのね。いい鉄火場を探すのも大事。
安藤さんは意外と、古典教養好きか。 -
Posted by ブクログ
"難易度が高すぎてクリアをするのが不可能なゲーム"のことを「無理ゲー」と言うそうです。
本書では、キーワードである「自分らしさ化」のルーツと変遷から始まり、「能力主義(メリトクラシー)」がもたらす格差とその解消策について、「ベーシックインカム」などの実例を交えて論じられています。
しかし、いくら有効な施策を打ち出して経済的な格差を解消しても、また次の格差にシフトするのではないか...というような展開になっていきます。
富の再分配で、誰もが「自分らしく生きる」権利を得ても、結局次から次へと格差が生まれるというのは身も蓋もない、まさに「無理ゲー」と言えますね。 -
Posted by ブクログ
人間関係なんて傾聴すればいいんでしょと安易に考えてはいけまそん。テロリストや情緒不安定な人には傾聴が有効だが家族に傾聴は効かない。
人生においてただ一つ、本当に重要なものは他者との関係だ。
バーナム効果→占いなどの結果をあたかも自分のことを言われていると感じること。人は世界があたかも理に適っているようでありたい。そのため真実ではなくてもストーリーを必要とする。
人の心を読み解くには興味、モチベーションを上げること。それにプラス外的利益や損失が加わればさらに上がる。女性の方が興味関心を抱きやすいから男より敏感。
真実を知りたければ親切にして相手に長く喋らせること。
- 共感とは何か。自己と他者の間の境界線が曖昧になること。どこまでが自分でどこからが他者なのか混乱するようになること。
- 親密さとは何か。あなたの自己のイメージの中に他者を内包すること。
- 友人とは何か。もう1人の自分、あなたの一部。
友達になる方法は2つ。
1. 膨大な時間をかけること
2. 弱さを見せること
結婚
パートナーが自分をより良い面白い人間にしてくれてると思えるといっそう愛が深まる。
刺激的で挑戦的なことをする。ふれあいや挑戦、遊び。
孤独とは1人でいることではなく、意味のある繋がりを感じられないこと。ソリュートとロンリネスの違い。
子供の頃に人気がある人は、学校で成績が良く強い絆で結ばれた結婚生活を送りより良い人間関係を築きより多くの収入を得る。地位と好感はトレードオフの関係。好感を追い求める方が幸福度高い。 -
Posted by ブクログ
橘さんと言えばTwitterで有名な人、という印象がある。
この人が書籍を執筆しているの知ったのは、つい最近のこと。そして小説を書かれていたのを知ったのは、この本を手に取った時。
果たして、すごい小説なのだとは思う。
単なる学校の教科書的な知識だけでは、こういう本は絶対に書けない。
海を超えたマネーロンダリングのお話。関係者は、証券マン・警察・政治家・裏社会の人物…など。
すごいものを読んでいるなぁと思いながら読んだけれど、正直なところ難しさはあった。
少し時間を置いて読んだためか、内容に理解できない部分はあった。
このひとは知識量はすごいと思うんだけど、ストーリーテラーかと言えば微妙かもしれない…。
一流の小説家のような、読み手をワクワクさせたいという心意気は感じられなかった。この人の世界を覗いているような感じ。ただ、見せられているような感じ。
それから、女性の描き方がちょっと典型的というか… 男性作家だなぁと感じさせられる。
総評としては星3つくらいになる。
面白さはあるのだけど、人におすすめできるかと言われたら、うーむ…