橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレマネーロンダリング入門といっても、別にマネーロンダリングの指南書というわけではない。要は、現金という実態のあるはずのお金が、いかにして数字と化し、その数字が世の中を巡るか、というお話だ。
国際的なお金の話であるため、銀行や海外送金の仕組みなども説明される。これを読んだ当時は、ちょうど経理関係の仕事に関わっていたため、コレスポンデント口座の説明などはとても参考になった。
カシオ詐欺事件、ライブドア事件、五菱会事件など、現実にあった事例を引き合いに出して、金融の仕組みを説明してくれる。
この様な仕組みが考えだされるということは、それを必要とする人々がいるということだ。どうして必要な人々が -
Posted by ブクログ
・世の中のお金のカラクリを制度面などから書いた本(橘氏らしい語り口)
・借金を踏み倒すことで失うものがひとつだけある。それが「信用」だ。それによって失うものの大きさを考えれば、実は借金は返すほうがはるかに得である。
・「大数の法則」によって、サンプル数が多ければ実数は統計上の予測数値に収斂する。保険会社は事前に死亡保険金の支払額を予想し、これに経費利益を上乗せして保険料を決めている。
・消費者金融を利用する理由:バカに取っては、年利10%も29.2%も変わらない
・所有権に比べて、債権ははるかに弱い権利
・リゾートマンションは管理費を取ることが目的
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Posted by ブクログ
国家にも企業にも依存せずに自分と家族の生活を守ることのできる経済的基盤をもつことを「経済的独立」とし、「経済的独立」をより早く確立することが人生のゴールとした場合の観点から、日本の社会制度や多くの人が経験するであろう保険やマイホーム購入といった金融イベントの仕組みを分析する。
『臆病者のための株入門』と重複する部分もあったが、こちらは法や社会制度も対象として捉えていてためになる。
『自由に生きるために一定量の貨幣が必要なら、与えられた資源を有効活用し、最短距離で目標に到達することで人生はより豊かになるはずだ。経済合理的に行動すべき理由がここにある。ーー』P142より
Introductio -
Posted by ブクログ
橘玲が綴る40の物語。
厳しい現実を淡々と、クールに、気持ちいいくらいビシビシ突きつけてくれます。
マイホームご購入、生命保険加入を検討中の方にご一読頂きたい。
どちらも考えてないけど、年金がもらえるのか心配な方も是非。
名言だと思った部分を一部抜粋。
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・生命保険というのは、身も蓋もない言い方をするならば、宝くじの一種である。保険料は宝くじ代金の分割払いであり、自分が死ぬと保険金という名の当せん金が支払われる。
さらに、一般